上河内岳-聖岳-赤石岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 4,249m
- 下り
- 4,070m
コースタイム
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:40
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:20
天候 | 1日目:晴れ、2日目:晴れのちガス、3日目:晴れ、4日目:ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
家から沼平までは渋滞もなく4時間で着く。 |
その他周辺情報 | 白樺荘のお食事処は15時まで。 |
写真
感想
【初日】
年齢のせいか、去年から膝が痛くなり、不安の中、南アルプスに向かう。
渋滞もなく、4時間で沼平に着く。
今年の夏は雨が多いせいか、畑薙湖もウソッコ沢も水量が多い。
4年ぶりの横窪沢小屋。テント場は快適、トイレもきれい。
以前はテント場から携帯がつながったけど、今年はつながらない。
茶臼岳方面にちょっと登るとつながる。
夜には雲もなくなり、満天の星空、流れ星も。
【2日目】
朝からよく晴れている。尾根に出ると、ガスが出て曇ってきた。
尾根に吹き上げてくる風が寒い。上河内岳の山頂は、ガスってて何も見えない。
上河内岳近くで、雷鳥の親子に出会う。その後、どんどんガスが出てきて、
聖平はすっかり霧の中。聖平小屋で700円のカレーを食べる。おいしい。
晴れの聖平小屋は気持ちいいところだけど、この日は風が強く寒い。
昼間からテントの中で寝袋に入る。不安はあるけど、膝は痛くない。
【3日目】
暗闇の中、聖平小屋を出発する。今日は百間洞までの長い道のり。
2009年に百間洞から聖平小屋まで歩いたときの辛かった記憶から不安がつのる。
夜が明けてくると上河内岳の大きな山容が見える。
そして聖岳の大岩壁。山頂にガスがかかっている。
聖岳の急登で下山してくる若者とすれ違う。
聞いたら1時半に百間洞を出てきたとか。その体力がうらやましい。
聖岳の山頂は風が冷たい。赤石岳の大きな山体が見える。
今日は先が長いので奥聖はあきらめて、百間洞に向かう。
聖岳の下りで、トレイルランナーのフルサワさんと会った。
トランスジャパンアルプスレースへの出場を目指して、
富山からここまで来たとのこと。昨晩も1時間しか寝てなくて、
岩が人の顔に見えるって。すごいとしか言いようがない。
何とか来年のレースに出場して完走して欲しいと思った。
よく晴れて気持ち良く歩く。兎岳、子兎岳、中盛丸山と順調に歩く。
百間洞下降点に荷物をデポして大沢岳に向かう。
大沢岳は立派な岩峰を持ついい山だった。
無事、百間洞に着き、ビールで乾杯。無事着いてほっとする。
夕飯に、念願のとんかつをおいしくいただく。
百名山まであと10座という方と、山岳ガイドの方と同じ寝床。
テントと違って、山小屋ではいろんな人と山の話ができて楽しい。
山小屋に泊まるのが久しぶりだったせいか、疲れているはずなのに寝付けなかった。
【4日目】
昨夕は雨が降っていたけど、雨は上がっている。お弁当のおにぎりを受け取って
出発する。まだ今日の目的地を決めかねていた。千枚小屋まで行くか
諦めて赤石小屋にするか、悩みながら歩く。朝焼けの中、百間平を進む。
赤石岳の大きな山体を見て、ご飯を食べないともたないと思う。
茂みを見つけておにぎりをいただく。同宿の人も同じことを考えたようで、
一緒の朝食となった。この頃からガスが出てきて風も強くなる。
赤石岳の登りでは、何も見えない。赤石岳とは相性が悪いのか、
前回同様、ガスの中。風が強くて寒い。こんな天気の中、千枚小屋まで
歩いても楽しくないので、下山することにした。
赤石小屋分岐を過ぎると風はやみ、ガスも消える。
赤石小屋でカレーとコーラをいただく。椹島への下り、痛かった膝とは
逆の膝が痛くなる。長い下りがつらい。
心地よい充実感とともに椹島に着く。バスが来るまでの間、生ビールを
飲んで過ごす。椹島は気持ちいいところだ。
リニア新幹線の工事に伴い、今年の秋から林道の舗装工事が始まるとのこと。
バスがくぼみを越えるたび体が宙に浮く。宙に浮くのも今年限りかも。
ちょっとさびしい。白樺荘で親子丼セットを食べ、久しぶりの風呂に入る。
初めて南アルプス井川観光会館に寄るも休館日。残念。
井川ダムでダムカードをもらい帰路に着く。楽しい山旅だった。
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