記録ID: 1240697
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ハイキング
奥秩父
滝川右岸道(和名倉山中腹道)は釣橋小屋まで通じていますか?
2017年08月24日(木) 〜
2017年08月25日(金)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,279m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
<所要時間>
川又→5:40→金山沢→5:10→川又
川又→5:40→金山沢→5:10→川又
天候 | 晴/晴一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・18年前に金山沢を遡行中の朝方、右岸から釣り人が降りてきました。地図(昭文社94年版)を見て、黒文字橋の先から橋を渡って来る道の延長かと思いました。今回、この道は釣橋小屋跡の直近に降りるのではないかと期待して、行きはこちら・帰りは左岸道の予定で出かけました。結果は金山沢で行き止まりでした(この時点ではここを槇ノ沢と誤認していました、帰ってからネット上で更に槇ノ沢へ続く概念図を見ましたが、この時は私の目に止まりませんでした)。槇ノ沢に冠する情報は持っていおらず、手持ちの簡易高度計では1170mと下までの距離も長く、この付近は急峻に見えるということで、安全第一で引き返すことにしました。 ・吊橋 ネットでの下調べでは「封鎖はされていないが立ち入り禁止看板が出ている、渡る気がしない状態、沢を渡れ」となっていました。吊橋はもう一つあるという記述もネット上で目にしましたので、そちらのことかもしれません。こちらは立入禁止看板は出ていませんし、橋の状態にも問題があるようには見えません。但し、相当に揺れますし、手摺の高さは中央部では膝ぐらいしかありません。高所恐怖症気味の私は、膝を屈めて三点確保で進みました(安全確保ではなく恐怖心緩和のため)。帰りは沢を渡ろうと思ったのですが、手間との兼ね合いでまた橋を渡りました。 ・右岸道は基本的には荒れた道です。先に行けば行くほど酷くなり、一歩一歩慎重に足を運ぶ必要がある踏跡になっていきます。とは言え、迷うこともないでしょうし、大きな危険を感じることもないでしょう(あくまで上級者にとっては)。補助のロープが数箇所に設置されていますが、迂回が必要な崩壊地や倒木もあります。 ・復路は注意が必要です。ルートがまっすぐ続いているので下降点を見落としやすいです。踏跡はずっと続くようですが、上流側と比べてもずっと荒れた状態です。 ・滝川軌道跡 吊橋に降りていくと林道と交差しました。こんな道があったとは驚きです。川又側に進むんで行くと登山道状・山道状となり藪っぽい箇所も出てきます。川又まで25分の放流看板が事実上の終点です。途中に「豆焼沢」なる道標がありましたが、上流はどこまで続いているのでしょう?。ともあれ車道を歩くよりずっと快適です。時間的にはほとんど変わらないようですが。 |
その他周辺情報 | バスまで時間があったので、すぐ近くの旅館の食堂(営業中であるかのような貼り紙をそのままに、シャッターを半分閉めていました)で缶ビールを売ってもらいました(350ml=\250)、営業中であるかのような貼り紙をそのままに、シャッターを半分閉めていました)。「誰も来ない場所になっちゃったよ」とのことでしたが、そうなのでしょうか?。上には蕎麦屋があったようですし(定休日なのか閉まっていましたが)、やりようによっては…。道について尋ねると、「自分も山の関係者なので事故を誘発しかねない情報は提供できない、今月も3件遭難があった」と断られてしまいました。私みたいな安全第一の人ばっかりじゃないと思うけどなあ。「じゃあ実際に行ってみるしかないか」と思う人もいるんじゃないかなあ、などと。 |
写真
撮影機器:
感想
・川から400m登った後は水平道と楽観していましたが、バス停からカウントして4:40でバテバテになりました。倒木(+幅10mに満たない土砂崩れ)を前にして、この状態での通過は避けるべきと判断。少し戻って、山の斜面に1×2mに満たない場所を見つけて一夜を明かすことにしました(準備はありました、金山沢はずっと快適に幕営できます)。
・沢小屋沢手前で、動物が一声うなり声を上げて逃げていく音が聞こえました。野犬だったらいいなあ。
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