初3000m級、南アルプスの女王様は雲の中。テントで前泊
- GPS
- 07:29
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,192m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 7:26
天候 | 下界はうす曇り、山はガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
スーパー林道のバス往復。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は明瞭で整備されている。 小仙丈〜仙丈は大きな岩のアップダウンあり。 藪沢〜大滝の頭の沢の渡渉はそれほど問題なし。 |
その他周辺情報 | 長衛小屋のテン場、日曜15時到着時は7〜8割。月曜朝は5〜6割、月曜下山時は2割くらい。 長衛小屋には公衆電話あり(衛星電話なのでタイムラグあり。最初は30秒で100円程度、その後はお安くなるようです) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
8月28日(月)〜30日(水)まで、山へ行くつもりで夏休みを取った。当初は新穂高から双六方面を考えていたが、テント装備で歩いたことが無いので体力的に不可能だろうと。新しいテントをゲットしたのでテン泊はしたい、週末は混んでいるのでテン場が埋まっていたら困る、で午後に北沢峠に行って重い荷物は10分背負うだけの長衛小屋キャンプ場に泊まり、翌日仙丈ケ岳に登ろうと。それでも準備が面倒くさくてなかなかに決心着かず、日曜9時過ぎから準備開始。仙流荘には1時間弱で到着した。
息の最終バス、14:15発だが15分ほど早く臨時便で出発。バス待ちをしているときに同僚の新井さんや片桐さん、元同僚の増田さん他6人グループ と一緒になりお互いにびっくり。みなさんは「こもれび山荘」に泊まって甲斐駒に登るそうだ。
バスの運転手はずーとガイドしてしゃべっている、面白かった。日曜日はお天気が良くてお山がくっきり、今シーズンは曇りがちだったので最高の日だったようだ。鋸岳の「鹿窓」も小さく見えた。
長衛小屋まで10分ほど、テン場は幸い空きあり。この後も下山して撤収していたので結局5割程度の埋まりかな。テントを立てたら早々に夕飯、ビールを飲んで焼酎飲んで、つまみは野菜炒め。主食はパスタを用意していたがお隣のおじさんから大福もちを頂いたのでそれで十分だった。
月曜朝、目覚まし掛けずに起きたのが4:30頃。前夜飲みすぎでした。二日酔い著しくいきなり歩き始めるのは不可能で、朝食(α米のわかめご飯、おいしかったが多くて残した)、目玉焼きとウィンナー3本を焼いて食べる。準備して出発は6時過ぎてしまった。
登るかわからなかったので登山届をまだ出しておらず、北沢峠まで戻って提出、上り始める。急斜面でもなく、日ごろの日帰り装備より歩荷は軽いのにだるくて脚が上がらない、それより気持ち悪くて仕方ない。二日酔いがひどいようだ。喉が渇いて水をガブガブ。二合目の長衛小屋の分岐から戻ろうかとずっと思っていた。ペースもむちゃくちゃ遅い、とても山頂へは行けそうにないのでどこで引き返そうか、登れなかった言い訳はどうしようか、そんなことをずっと考えながらグダグダ進む。
何とか五合目の「大滝ノ頭」に到着。皆さん休んでいるので私の腰を下ろす。朝食の残りのわかめご飯を食べて一服したら、何とか気持ち悪いのは改善してきた。帰りのバスの時間や撤収じかんを考えて、10:30引き返しで行けるところまで行こうかと、進み始める。
所々、開けた場所があり、後ろを振り返ると甲斐駒ケ岳が見えるんだが、ガスがかかって摩利支天だけが見える。結局ガスはどんどん上がり、週日拝めることは無かった。小仙丈への登りも亀のごとくゆっくり休み休み。でも、上り始めにごぼう抜きしてった人たちも、ここら辺からペースダウンの人がいて同じような歩みになっている。お互いにゆっくり進んで何とか小仙丈到着。ガスガス。山頂に着いたら風は強めでガスも濃くなるので余り休まず。引き返そうかとも思ったが、コースタイムからそれほど遅れているわけではなかったので前に進もう。ここからが結構岩が大きくて、下りは転げ落ちそう、怖かった。左手の雄大な小仙丈カールも辛うじて見えるくらい、行く先の仙丈の頂上はガスの中。3回ほど、100〜150m位のアップダウンにやられて、何とか仙丈ケ岳に到着。
頂上は更にガスが濃くなっており、風と寒さで長居はできない。補給食だけにして仙丈小屋へ下る。
当初の出発予定は5:30、それより1時間程度遅れの出発、更にペースも遅いので帰りのバスが心配になってきた。最悪、もう一泊すればいいのだが、、、それでも休憩時間を減らしてみようと、昼食用のカップラーメンも食べずに下る。
「馬の背ヒュッテ」でラーメンの用意をしようと思ったが、コバエがプンプンうるさくて止めた。けがだけ気を付けてたち休憩おうえいごやnを3回ほどで下山したら長衛小屋にはリミットと考えていた14時より前に到着できた。お腹もすいていたのでおでんとビールで休憩。テント撤収は1時間程度で何とかなった。軽くなったはずのくそ思いザックを背負ってバス停へ、30分ほど早い臨時便で下山できた。
下山後2日目、太腿の筋肉痛がさらにひどい。こんな事ではテン泊装備で縦走なんて出来っこなかった。
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