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記録ID: 1249326
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ハイキング
九州・沖縄

英彦山 虚空藏の磨崖板碑 & 窟巡り

2017年09月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
06:05
距離
5.2km
登り
344m
下り
330m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:14
休憩
0:52
合計
6:06
8:18
27
スタート地点
8:45
8:48
183
11:51
12:40
34
13:14
13:14
49
行者滝入口
14:03
14:03
21
14:24
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R500沿い鷹ノ巣原駐車場から。
コース状況/
危険箇所等
 虚空藏左の谷にも高い岩壁と無名窟がありました。岩壁を直登することは無理だが、谷を詰めて後方から岩壁の上に上がれる場合が案外あるようです。目印や踏み跡がなく足場が悪いところもあり、慎重に無理をせず足元を確かめながら歩きました。
目指すは虚空蔵の磨涯板碑
(参考)「英彦山を探る」(添田町役場編)より抜粋
目指すは虚空蔵の磨涯板碑
(参考)「英彦山を探る」(添田町役場編)より抜粋
坊跡の杉林で親子の鹿を見かけた
1
坊跡の杉林で親子の鹿を見かけた
虚空蔵入口手前の木漏れ日の射す坊跡で・・
1
虚空蔵入口手前の木漏れ日の射す坊跡で・・
何気に見上げた左の崖の上に岩がある・・

何気に見上げた左の崖の上に岩がある・・

あの岩はもしや・・
あの岩はもしや・・
小谷左側斜面の踏み跡らしいのを登る
途中で下の坊跡を見下ろす
小谷左側斜面の踏み跡らしいのを登る
途中で下の坊跡を見下ろす
長方形の縁取り、写真で見た”磨崖板碑”、こんなに早々に出合えるとは・・
2
長方形の縁取り、写真で見た”磨崖板碑”、こんなに早々に出合えるとは・・
前回は見当外れの谷の右側を探していた、玉屋谷の陽岩壁磨崖板碑もこんな感じだろうか・・
1
前回は見当外れの谷の右側を探していた、玉屋谷の陽岩壁磨崖板碑もこんな感じだろうか・・
記述通り3m程のオーバハングした岩(場所表記が分かりにくかったけど)、早々に目標を達成したので谷を探索してみよう・・
記述通り3m程のオーバハングした岩(場所表記が分かりにくかったけど)、早々に目標を達成したので谷を探索してみよう・・
谷の途中に落ちた標識、以前、表参道から歩いた旧観察路がこの小谷を横切り観察小屋横から虚空蔵への石段に続いていた
谷の途中に落ちた標識、以前、表参道から歩いた旧観察路がこの小谷を横切り観察小屋横から虚空蔵への石段に続いていた
左の高い岩壁近くへ、岩壁の高いところに窟みたいな窪みが見える
左の高い岩壁近くへ、岩壁の高いところに窟みたいな窪みが見える
岩壁先端の急斜面を登って行くとかすかな踏み跡?・・、さっきのとは別の小窟らしいのが見える
岩壁先端の急斜面を登って行くとかすかな踏み跡?・・、さっきのとは別の小窟らしいのが見える
岩壁側へ登ると小窟の側面に出たが、行けそうにない
虚空蔵はすぐ向こうかな? 、谷の景色を眺め引き返す、
岩壁側へ登ると小窟の側面に出たが、行けそうにない
虚空蔵はすぐ向こうかな? 、谷の景色を眺め引き返す、
これは”コオニユリ”の実かな?
これは”コオニユリ”の実かな?
キノコ達
暗い谷に戻り左の岩壁沿いを登る、谷の右側に別の岩尾根の終端が見える *
暗い谷に戻り左の岩壁沿いを登る、谷の右側に別の岩尾根の終端が見える *
”クサアジサイ”、ソバナがあるかもと思ったが無かった・・
”クサアジサイ”、ソバナがあるかもと思ったが無かった・・
谷を詰めると岩壁の後方から登れそう
谷を詰めると岩壁の後方から登れそう
岩壁上に上がれた

岩壁上に上がれた

先に出ると展望がよい露岩、奥に障子ヶ岳、手前は811mかな・・イヤ、絶壁が見えるので白岳みたい *
先に出ると展望がよい露岩、奥に障子ヶ岳、手前は811mかな・・イヤ、絶壁が見えるので白岳みたい *
白岳手前の学問神社の岩壁 **

白岳手前の学問神社の岩壁 **

玉屋見口につながる展望露岩が見える *
玉屋見口につながる展望露岩が見える *
名前が分からない山々・・
名前が分からない山々・・
露岩の先に出ると、さっき傍まで登った小窟が下方に見えた

露岩の先に出ると、さっき傍まで登った小窟が下方に見えた

こちらの崖下のギボウシはまだツボミ
こちらの崖下のギボウシはまだツボミ
展望露岩から引き返し、谷の右側を下ってみよう、縦縞のトカゲがじっとしている
展望露岩から引き返し、谷の右側を下ってみよう、縦縞のトカゲがじっとしている
隣の岩壁沿いを下る

隣の岩壁沿いを下る

横長の窟が目の高さに見える、手前の崖に木がへばりついて伸びている
横長の窟が目の高さに見える、手前の崖に木がへばりついて伸びている
窟の終端、微妙な段差 ちょっと登れないナ

窟の終端、微妙な段差 ちょっと登れないナ

岩壁沿いを下りながら横長の窟を見上げる
岩壁沿いを下りながら横長の窟を見上げる
岩尾根の先端を回り込むと、反対側に溝が続いている、こっちから何とか登れそう
岩尾根の先端を回り込むと、反対側に溝が続いている、こっちから何とか登れそう
岩壁がグルリと抉れている *
岩壁がグルリと抉れている *
遺物はない、窟を回り込むと下で見た岩壁にへばりつく木が見えた
遺物はない、窟を回り込むと下で見た岩壁にへばりつく木が見えた
窟から降りて谷を横切り、隣の虚空蔵の岩尾根へ移動する
窟から降りて谷を横切り、隣の虚空蔵の岩尾根へ移動する
少し開けた岩壁(崖の上が痩せ尾根になっている)

少し開けた岩壁(崖の上が痩せ尾根になっている)

岩壁沿いを登ると錆びた空き缶、枝に引っかけた樹脂コップはこの辺を歩く人の印か・・
岩壁沿いを登ると錆びた空き缶、枝に引っかけた樹脂コップはこの辺を歩く人の印か・・
登り上がった岩場から”智室窟”を見下ろす、土砂が手前まで崩れ込んでいる様にも見えるが、こんなだったかな?
登り上がった岩場から”智室窟”を見下ろす、土砂が手前まで崩れ込んでいる様にも見えるが、こんなだったかな?
そのまま岩尾根の先から痩せ尾根の露岩へ出る
そのまま岩尾根の先から痩せ尾根の露岩へ出る
一段高い痩せ尾根の先端へ、先は切れ落ちている
一段高い痩せ尾根の先端へ、先は切れ落ちている
右向こうはさっき登った高い岩壁、直下に窟らしいのが見えるが見に行くのは無理だろう、その向こうはさっきの小窟の岩壁

右向こうはさっき登った高い岩壁、直下に窟らしいのが見えるが見に行くのは無理だろう、その向こうはさっきの小窟の岩壁

(参考)16/11月、玉屋見口手前の展望露岩から撮った写真に2つの岩壁が写っていた *
(参考)16/11月、玉屋見口手前の展望露岩から撮った写真に2つの岩壁が写っていた *
痩せ尾根に戻り景色を眺めながら昼食、遠くの長い尾根の山は・・嘉穂アルプスと手前の長い無名尾根?・・ **
痩せ尾根に戻り景色を眺めながら昼食、遠くの長い尾根の山は・・嘉穂アルプスと手前の長い無名尾根?・・ **
何かの実かと思ったら、一部色付いた葉っぱだった、秋が始まっている
何かの実かと思ったら、一部色付いた葉っぱだった、秋が始まっている
色付いた木の実
昼食後、虚空蔵の岩壁上部に背後から上がってみた **
昼食後、虚空蔵の岩壁上部に背後から上がってみた **
虚空蔵の智室窟に降りて参拝
虚空蔵の智室窟に降りて参拝
右手に1枚板の板碑がズラリと並んでいる

右手に1枚板の板碑がズラリと並んでいる

時間があるので行者滝方面へ、岩壁沿いを窟巡りしてみよう
時間があるので行者滝方面へ、岩壁沿いを窟巡りしてみよう
この窟も横に長い、中の石は窟巡りの人が積んだのかな
この窟も横に長い、中の石は窟巡りの人が積んだのかな
次の無名窟、その次の無名窟、その次のこれは窟と言えるかな・・
次の無名窟、その次の無名窟、その次のこれは窟と言えるかな・・
そして最後は、以前案内してもらった観音扉の窟、正式な名前があるのかナ・・”相有窟”?と聞いた気がする、「英彦山総合調査報告書」の写真には”鶯窟”とあるが岩屋公園に鶯窟の案内板があり、個人的には間違いだと思う・・ *
そして最後は、以前案内してもらった観音扉の窟、正式な名前があるのかナ・・”相有窟”?と聞いた気がする、「英彦山総合調査報告書」の写真には”鶯窟”とあるが岩屋公園に鶯窟の案内板があり、個人的には間違いだと思う・・ *
大きな蜂の巣が落ちて潰れ、スズメバチがブンブン飛び回っていたので早々に撤退する

1
大きな蜂の巣が落ちて潰れ、スズメバチがブンブン飛び回っていたので早々に撤退する

行者滝へは行かず、沢を下る
行者滝へは行かず、沢を下る
虚空蔵入口、一回りして戻って来た

虚空蔵入口、一回りして戻って来た

坊跡から朝の磨涯板碑の岩が見える、こんなところにあるとは思いもしなかった・・
坊跡から朝の磨涯板碑の岩が見える、こんなところにあるとは思いもしなかった・・
ベンチで一休み

山椒の実、粒々に見えるが全部くっついた様な不思議な”コブシ”の実(袋果)、今日の締めは”ゲンノショウコ”・・ *
山椒の実、粒々に見えるが全部くっついた様な不思議な”コブシ”の実(袋果)、今日の締めは”ゲンノショウコ”・・ *
いつもと違う道を走ってみた
いつもと違う道を走ってみた

装備

個人装備
地形図 GPS 昼食 行動食 飲料 その他

感想

 前に一度、虚空蔵の磨涯板碑を探したが見つけられなかったので、今回は時間をかけてじっくり探すつもりでした。が、思わぬ場所で早々に見つかりました。そのため、ついでに昼なお暗い谷を探索し、無名窟や見晴らしの良い露岩に出合いました。せっかくなので久しぶりに以前歩いた岩壁沿いの窟巡りをして帰りました。
 今回、磨崖板碑の現物を目にしたので、玉屋谷陽岩壁の磨崖板碑についても再トライしてみたい。

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