北アルプス表銀座（燕〜大天井〜槍）

2017年08月10日(木) 〜 2017年08月12日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 38.2km
• 登り: 2,964m
• 下り: 2,900m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:12

6:18 中房温泉
6:18 6:18 中房温泉登山口
7:06 7:06 第２ベンチ
7:33 7:33 第３ベンチ
7:59 7:59 富士見ベンチ
8:21 8:21 合戦小屋
11:41 11:41 燕山荘
11:44 11:44 イルカ岩
12:02 12:02 燕岳
12:40 13:20 燕山荘
13:20 13:20 大下りの頭
14:57 14:57 小林喜作レリーフ
15:02 15:02 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
15:30 15:30 大天荘
15:30 大天荘

2日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:38
• 合計: 6:16

4:04 大天荘
4:32 4:32 大天井ヒュッテ
8:28 8:28 西岳
8:42 9:00 ヒュッテ西岳
9:30 9:50 ヒュッテ大槍
10:20 10:20 槍ヶ岳
10:20 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:12

8:03 槍ヶ岳山荘
9:02 9:02 槍沢・天狗原分岐
9:51 9:51 赤沢岩小屋（ババ平）
10:10 10:10 槍沢ロッヂ
10:10 10:10 槍見河原
10:10 10:10 宿泊地
11:00 11:00 横尾 (横尾山荘)
11:41 11:41 徳澤園
12:19 12:19 明神館
13:00 13:00 河童橋
13:15 上高地アルペンホテル

2,3日目の写真のタイムは2時間ズレています。（サマータイム現象）

天候

10日：晴れ〜ガス　11日：ガスガス＆ガス　12日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR豊科駅→自遊空間あずみ野店（前泊）→安曇野の里バス停→中房温泉
帰り：上高地→松本駅（新島々経由）

コース状況／危険箇所等

中房温泉〜燕岳
合戦尾根をひたすら登ります。最初は家族連れも多く渋滞。ひたすら樹林帯なので熱中症注意。
燕岳〜大天井
裏銀座と槍を眺めながらの稜線歩き。景色に見とれてるとハイマツに突っ込む。
ところどころ狭いところがあるので注意
大天井〜槍
縦走路最後のキツイところ。ナイフリッジや長いはしご，浮石落石に注意な場所が所々。アップダウンが激しいので体力も必要。

その他周辺情報

1泊目：大天荘
槍方面に行くなら大天井岳下の大天井ヒュッテが一般的の模様。大天井にも登りたかったため大天荘にしたが，常念方面に行く人がほとんどだった。
2泊目槍ヶ岳山荘
幸い，１人一枚布団がもらえた。それでも狭かった。部屋によっては暖房が届かず寒い場所があるかも。

写真

8/10 6:18

中房温泉には既にたくさんの人が

8/10 8:28

合戦小屋名物スイカ。1人で8分の1カットはデカすぎた

8/10 11:11

槍が見えてきた！

8/10 11:31

もう少し！

8/10 11:32

絶景の瞬間

8/10 11:33

女王の風格

8/10 11:44

イルカ岩

8/10 12:03

8/10 12:03

歩きたみがすごい

8/10 12:03

8/10 12:04

8/10 12:04

これから進む尾根

8/10 12:11

北鎌尾根もくっきり

8/10 13:53

ガスが上がってきた

8/10 16:32

大天井は真っ白でした

8/11 6:32

朝は天気が持つという予報に一縷の望みを託し日の出前に出発

8/11 7:04

8/11 7:06

燃える雲

8/11 8:47

常念方面。何かが降臨しそうな雰囲気。

8/11 9:10

結構高さがある

8/11 9:41

8/11 10:04

ナイフリッジ。アップダウン多すぎィ！！

8/11 15:27

午前中だけでも晴れてほしいという願いを打ち砕く乳白色

8/11 20:12

と思ったら18時ぐらいから20分だけ晴れた。
わずか20分の晴れで7時間の苦労が報われる。

8/11 20:18

穂高もみえた

8/12 6:36

翌朝，晴れたので再び槍の穂へ。
3回目という人もいた。

8/12 6:39

ブロッケン

8/12 6:48

雲を纏う穂高。簡単に人を寄せ付けないオーラがある。

8/12 6:50

8/12 7:03

虹が見えた！

8/12 7:40

絶景を惜しみつつ上高地へ向かいます。

8/12 8:24

さらば槍

8/12 9:22

救助ヘリ。初めて見た。

8/12 9:26

槍沢カールが遠ざかる

8/12 13:06

夏休みの上高地。数時間前まで槍の肩にいたことを忘れるほど。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ20 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ

感想

mjima

初めての北アルプスは王道ルートで行こうと思い，表銀座。
テントがなかったので，小屋に二泊素泊まりした。
お盆の連休の直前だったので，小屋もそこまで混むことなく，コースも渋滞することはなかった。（それでも槍ヶ岳山荘は狭かったけど）

初日，合戦尾根を登りきり，裏銀座の山々が見えた瞬間の感動はニペソツ級だった。

2日目は朝から暴風＆ガスガスの中，アップダウンを繰り返す苦行の末，たどり着いた槍は絶望の乳白色でどこに槍の穂があるのかすらわからない。
しかし，夕方，奇跡的に雲が取れた。槍の肩に人々が集まり，感動を共有する瞬間だはやはり素晴らしい。時間にしてわずか20分だけだったけど，時間の苦労が報われるには充分すぎたと思う。
途中，東鎌尾根で福岡と名古屋のお兄さんとルートを共にし，槍ヶ岳山荘では，なんと初日に合戦尾根でお会いしたおじさんと再会。
3人と槍の穂にご一緒させて頂き，談話室でもいろんな山の話ができて良かったです。ありがとうございました。

3日目の朝は風は強いが晴れたのでもう一度槍の穂へ登り，その後はひたすらひたすら上高地へ下りました。