岳沢から前穂高岳

2017年09月09日(土) [日帰り]

• GPS: 09:55
• 距離: 18.9km
• 登り: 2,600m
• 下り: 2,544m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:03
• 休憩: 2:52
• 合計: 9:55

5:14 上高地バスターミナル
5:17 5:17 河童橋
5:17 5:18 無料トイレ
5:22 5:22 日本山岳会上高地山岳研究所
5:29 5:29 岳沢湿原・岳沢登山口
5:51 5:53 7番標識
6:51 7:05 岳沢小屋
8:54 10:53 紀美子平
12:29 12:57 岳沢小屋
14:03 14:11 7番標識
15:09 ゴール地点

GPSデータを無修正で登録しています。
紀美子平へザックを置いたので山頂までのデータはありません。
同じ道を歩いたのにデータが異なっています。前日に起きた太陽フレアの影響かもしれません。

天候

晴れ夕方雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡バスターミナル前の駐車場を利用。24時間自動対応。600円/日
午前4時の到着時点で上段の駐車場は満車(障害者用を除く)、下段はまだ余裕がありました。

沢渡〜上高地、シャトルバス往復2,050円。
タクシーは(片道)は沢渡⇒大正池3,500円、⇒上高地バスターミナル4,200円の定額。
午前4時40分発の一番バスはほぼ満員でしたが、最初に並んだ乗客は全て乗れました。
バスチケット売場は午前4時20分頃に開場しました。
☆上高地から路線バス(新島々や松本行き)に乗る場合には乗車券と別に整理券が必要となります。(シャトルバスでは不要)

コース状況／危険箇所等

○上高地-岳沢小屋
整備された歩き易いコースです。標高の表示された標識多数。木道部分は濡れていると滑りやすいです。
○岳沢小屋〜紀美子平(重太郎新道)
ハシゴ・鎖が連続する急登。一枚岩の斜面やトラバースもあります。
三点支持のため両手を空けた方が良く、ストックは危険。
見晴の良い休憩適地が程よくあります。
○紀美子平〜山頂
急登に変わりありませんが、重太郎新道よりはやや易しい感じでした。

その他周辺情報

島々に近い、竜島温泉 せせらぎの湯を利用しました。
https://ryushima-onsen.jp/
土曜日の夕方というゴールデンタイムに行ったのですが、かなり空いていました。
しかしアルカリ温泉(ph9.0)の泉質は良く、料金も510円と安く、自販機の瓶牛乳の種類が多く、食事が安くて美味しい。
最近リニューアルしたので館内はとても綺麗です。
惜しいのは、入口が分かり辛いのと上高地からやや離れていること、大広間に座布団が無く寝にくいことです。
島々にある安曇野支社前バス停の対岸にあって距離的には近いのですが、延々と迂回するので車が無いと行きにくいです。
食堂の営業時間は11:30〜14:00となっていますが、17:00〜18:00もやっていました。
今は梨のデザートが付きます。

写真

9/9 5:18

2012年以来5年ぶりの上高地を出発します。

9/9 5:20

吊尾根

9/9 5:29

岳沢入口

9/9 5:56

本当に冷風が出ています。
どんな原理なのか不思議です。

9/9 6:19

稜線に陽が当たり始めました。
今年で一番良い天気！

9/9 6:45

岳沢小屋。
アイスも売っています。

9/9 6:54

トイレはとても綺麗でした。
靴のまま利用出来ます。100円。

9/9 7:03

上高地は朝靄の中です。

9/9 7:03

山に囲まれて

9/9 7:51

カモシカの立場から。
一番左が西穂独標でしょうか？

9/9 8:29

山頂はまだ先にあります。

9/9 9:05

紀美子平からは空身で。

9/9 9:16

警察ヘリのようですが、長野県警？
それとも応援の機体ですかね？

9/9 9:22

トウヤクリンドウの蕾です。
この花が咲けば山の秋到来です。

9/9 9:43

三度目の正直でようやく立てた前穂の山頂。
ずいぶん時間が掛かったので感激です！

9/9 9:44

山頂にはビバークサイトがいくつかありました。

9/9 9:46

奥穂高岳(左)と涸沢岳。
ここまではほぼ快晴でした。

9/9 9:48

涸沢カールです。
槍・北穂方面はガスで見えませんでした。

9/9 9:52

一等三角点にタッチ。

9/9 10:09

上高地の靄は取れました。

9/9 10:58

ジャンダルム方面

9/9 10:59

西穂高岳方面

9/9 12:06

重太郎新道で一番長いハシゴ

9/9 14:40

上高地へ戻りました。
この頃から空模様が怪しくなってきました。

9/9 17:59

竜島温泉 せせらぎの湯
穴場の良い日帰り温泉でした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough オリンパス

感想

JA12V

2011年に北鎌の練習で西穂-奥穂を歩きました。
そのときは日差しにバテて涸沢へ降りてしまいました。
翌年に白出のコルから再挑戦しましたが今度は雨で撤退。
三度目の正直でようやく前穂高岳の山頂へ立てました。
これで未踏の穂高ファミリーは北穂高岳だけになりました。
今季の夏はどうにも天候が良くなかったですが、今週末は晴天予報。
こんなときに家で過ごせません。
天候が良いうちに念願の前穂へ登ることにしました。
まず、沢渡が様変わりしているのに驚きました。
新設されたバスターミナルの綺麗なこと。
始発バスの時刻も早くなった気がします。
重太郎新道は慎重さを要求されますが眺望の良い楽しめるコースでした。
岳沢小屋の設備の良さもこのコースの好材料でしょう。
穴場の日帰り温泉を見つけられたのも収穫でした。