丹沢/世附川悪沢・熊沢
- GPS
- 04:53
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 776m
- 下り
- 767m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:53
天候 | 晴れ(23℃〜20℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
浅瀬ゲートから400m程手前の駐車場を利用。公衆トイレあり。自動販売機あり。 西側のスロープを伝って堰堤下の河岸に降りることが出来るが、駐車場からも階段が通じていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・林道:特に危険箇所は無い。 ・椿丸南尾根:踏み跡は薄く、道標も無い。三叉路的な分岐も多いので地図読みが必要。テープはいずれのルートにもあるので余り当てにはできない。 ◆登山ポスト 登山ポストは見当たらない。 |
写真
感想
名前からすると険悪な渓相を思い浮かべるが、真逆の長閑な沢だった。水位計も設置されていたから大雨の時には相当に荒れるのだろう。沢登りと言うよりはウォーターウォーキングの一日。
世附の駐車場にクルマを置いて歩き、浅瀬橋を越えて暫く行くと対岸に滝が見えてきた。最初のうちは一番下の部分が見えていただけだがそれでも結構なスケール。ところが歩いて行くうちにその上の部分が見えてきて滝がほぼここから望まれる最高点まで続いていて驚かされた。黒い姿はヌメリも想像させるが、岩屑は少ないので岩は安定しているかもしれない。数段に分れていて数ピッチ、全体の高さは良く解らないけれど100m級だろう。後で地図で調べると夕滝と言うらしい。結果的には今日の一番の出来事は夕滝との出逢いだった。
駐車場から歩いてちょうど40分で悪沢の対面の入渓点に着いた。ここで沢装備を身に着けて、世附川を渡渉して入渓。スリット型と言うのだろうか、変わった堰堤を越えて悪沢に入る。浅瀬の入漁券販売所の掲示では入渓者は0だったけど、一人釣り人がいた。悪沢は両岸が割合と切り立った中を蛇行しながら下る沢のようだが、滝らしい滝は無くステップ状のナメと小滝と釜がひたすら続く長閑な沢だった。
山神沢を分けると倒木が目立って来る。沢は相変わらず滝らしい滝がなく、熊沢に入って漸く2-3mの滝が幾つかある。ここでF1?とか思わず口に出る。倒木の極め付きは685mの三俣分岐の先で渓が完全に埋め尽くされている。尤もここが沢の終了点で沢装備を解いて急登の支尾根を登って行く。100m位を一気に登りやや勾配が落ちるとすぐに椿丸南東尾根に出た。
椿丸南東尾根はこの間歩いたのでアップダウンが多いのは織り込み済みだ。でも織戸峠からに比べると2/3程度の距離なので今回はそれ程消耗せずに降りて来られた。降りて来て東に歩くとすぐに浅瀬橋、夕滝を偵察しそびれてしまったことに漸く気が付いたけど、まあまた来れば良いか。
滝が無いので下降路にも使えそう。
日差しの明るい開けたところの多い沢だが、倒木が多いのが残念。
スリット型堰堤は大量の倒木が下流に流れるのを防ぐためか?
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