初めての八ヶ岳(赤岳〜横岳〜硫黄岳)

日程 | 2017年09月09日(土) 〜 2017年09月10日(日) |
---|---|
メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 晴れ/曇り |
アクセス |
利用交通機関
往路:JR茅野駅から美濃戸口 タクシー 5300円
電車、
バス、
タクシー
復路:美濃戸口からJR茅野駅 バス 930円
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|
地図/標高グラフ

表示切替:
コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 4時間50分
- 休憩
- 2時間34分
- 合計
- 7時間24分
- 2日目
- 山行
- 5時間0分
- 休憩
- 2時間50分
- 合計
- 7時間50分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2017年09月の天気図 [pdf] |
---|
装備
個人装備 | 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 行動食 非常食 ライター 地図(地形図) コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ |
---|---|
備考 | グローブ必要 |
写真
感想/記録
by cano
普段は奥多摩・奥武蔵辺りを日帰りしてる低山ハイカーの、年に一度のビックイベント夏の山小屋泊。登山歴7年目で初めて八ヶ岳へ登った記録を1年ぶりのヤマレコ投稿です。
中央線始発でJR茅野駅へそこからタクシー、運転手さんは御柱について熱く語ってくれましたが、美濃戸までは行ってくれず美濃戸口で下車。
美濃戸口から美濃戸までは車道でもあるので、あまり面白みもなくウォーミングアップをしている感じ。美濃戸で分岐を南沢へ、途中の道ははっきりしないところもあり森の小道と石ゴロゴロの涸れ沢?どちらを通っても良いみたい。
行者小屋で昼食。ここから予定では文三郎尾根を通る予定だったのだけど、山小屋からのメールに出来るだけ3時までに到着してくださいとあったので地蔵尾根を行くことに。地蔵尾根は階段や梯子が続き一気に登っていく。標高が上がるたびに景色に感動、本当に晴れて良かった。
地蔵尾根を登りきり地蔵の頭に出れば赤岳天望荘はすぐそこ。もう着いた気分の私の横で同行の友人が謎のハイテンションに。両側が切れ落ちた稜線上だと高所恐怖がでるらしく、てっきり楽しいのかと思ったら本気で怖いんだそう。
今夜泊まる赤岳天望荘に到着。受付を済ませ荷物を置いて赤岳へ登る。急な斜面を鎖を使って登りきると赤岳頂上山荘が。ここから見る阿弥陀岳への道が絶景でやっぱり文三郎尾根を通ってくれば良かったな。細い稜線を見て友人は阿弥陀岳には登らない宣言をしていた。赤岳山頂は山荘前の北峰より狭く混雑していたので写真を撮って北峰へ戻る。すぐ降りるのももったいないのでお菓子を食べつつ粘ったけど風が寒い。
赤岳天望荘には荷揚げのヘリコプターが何度も来ていて、輸送費を考えたら山小屋の値段が高いのは仕方ないんだろうなと納得してしまった。9月とは言え休日なので大混雑しないかと心配していた大部屋は、隣のグループと寝袋二つ分間隔が空いていて安心した、それでも宿泊者は100人くらい居るらしい。
食事は着いた順番で食事時間が決まるらしく私達は夕食5:30朝食5:00のグループ、バイキング方式で忙しない気もするけど食べる量が自分で調整できて良いかも。夕食は何を食べても薄味に感じたのは自分が塩分不足だったのかな、朝食はそうでもなかった。天望荘が売りにしているコーヒーお茶飲み放題や五右衛門風呂はあまり期待していなかったのだけど、実際利用してみたら快適だった。特にお風呂は風で冷えた体が温まり極楽。
夕方からだんだんと曇ってきて夕焼けや星空はほぼ見れなかったけど、十分山小屋泊を満喫した。でも一番の心配事は眠れるかどうか、結果あまり眠れなかった。気分が高揚してるのと、高山病なのか頭痛がしたりトイレが近かったりで寝つきが悪く、朝は4時から電気が点灯し目が覚めてしまった。でも一泊二日なので気合いでどうにか。
二日目、日の出は残念ながら雲の中、きれいな朝日が見れた去年の雲取山はついていたのかな。今年の夏は本当に雨が多かった。
朝食を食べ支度を整え、6時過ぎに出発。晴れることを期待しているのだけどだんだんとモヤが出始める。日ノ岳辺りで一番視界が悪くなり、横岳で写真が撮っていると一瞬晴れて、再度モヤの中。でも硫黄岳山荘の少し手前辺りでモヤが消え始める、でもモヤを吹き飛ばす風が強くてすっかり寒くなり硫黄岳山荘で休憩することに。
硫黄岳山荘はトイレもきれいで館内も雰囲気が良く泊まってみたいと思った。注文した米麹の甘酒も美味しく、お味噌汁が自家製味噌だったりするようで食事も期待できそう。飲み物で温まり山小屋を出てみると、風は強いけど太陽が出て少し暖かくなってきた。
ケルンを目印に硫黄岳へ。硫黄岳山頂は噂通り広かった、想像よりも広くてなんだろう?山頂っぽさがない。爆裂火口もまさに爆裂!という大きさと深さでスケールがでかい。赤岩の頭の分岐から赤岳鉱泉へ下山、この道は行きの地蔵尾根と違い鎖や梯子がなく森の中をジグザグと降りていく。
赤岳鉱泉で昼食、前々からカレーを食べようと決めていたのにメニューを見たらパスタにしてしまった。でも友達のカレーが一口もらうととても美味しく、あまりに羨ましがってだいぶ分けてもらった、えへ。
赤岳鉱泉から美濃戸までの北沢ルートは橋が多くなんとなく楽しい。美濃戸につくと送迎のタクシーが何台か来ていたのだけど、その中に昨日の運転手さんを発見。行きは美濃戸口までしか行ってくれないのに、帰りは呼べばここまで来てくれるのかなー、どういうルールなんだろう。ここから美濃戸口までは行きと同じ道、行きはこれから登るわくわく感でさほど苦にならなかったけど帰りは単調で辛かった。しかも地図上のショートカットルートを探すも良くわからず時間ロス。
なんだかんだで、ほぼ予定の時間通りに下山。40分後にバスもあるけど、ここはやっぱりお風呂に入りたい。新しくできたと噂のJ&Nへ、レストランも利用すれば350円で入浴できる。さっぱりとして生き返った。湯上り後にはバスを待つ間のんびりお茶もできて最高。ご飯メニューも美味しそうなのでいつか食べたい。
そんな感じで始めての八ヶ岳縦走は終了。反省点は朝は冷えるのでグローブが必要だったのと、寒くなったらすぐに上着を着れば良かった。あとタクシーは茅野駅より富士見駅からの方が近かったらしい、少しだけどお金と時間を節約できたな。そして文三郎尾根を通って、赤岳鉱泉ではカレーを注文すべきだった(笑)。
でも今年も楽しく大満足の山旅でした、来年は燕岳か白馬岳に行く予定!八ヶ岳もまた来たい!
中央線始発でJR茅野駅へそこからタクシー、運転手さんは御柱について熱く語ってくれましたが、美濃戸までは行ってくれず美濃戸口で下車。
美濃戸口から美濃戸までは車道でもあるので、あまり面白みもなくウォーミングアップをしている感じ。美濃戸で分岐を南沢へ、途中の道ははっきりしないところもあり森の小道と石ゴロゴロの涸れ沢?どちらを通っても良いみたい。
行者小屋で昼食。ここから予定では文三郎尾根を通る予定だったのだけど、山小屋からのメールに出来るだけ3時までに到着してくださいとあったので地蔵尾根を行くことに。地蔵尾根は階段や梯子が続き一気に登っていく。標高が上がるたびに景色に感動、本当に晴れて良かった。
地蔵尾根を登りきり地蔵の頭に出れば赤岳天望荘はすぐそこ。もう着いた気分の私の横で同行の友人が謎のハイテンションに。両側が切れ落ちた稜線上だと高所恐怖がでるらしく、てっきり楽しいのかと思ったら本気で怖いんだそう。
今夜泊まる赤岳天望荘に到着。受付を済ませ荷物を置いて赤岳へ登る。急な斜面を鎖を使って登りきると赤岳頂上山荘が。ここから見る阿弥陀岳への道が絶景でやっぱり文三郎尾根を通ってくれば良かったな。細い稜線を見て友人は阿弥陀岳には登らない宣言をしていた。赤岳山頂は山荘前の北峰より狭く混雑していたので写真を撮って北峰へ戻る。すぐ降りるのももったいないのでお菓子を食べつつ粘ったけど風が寒い。
赤岳天望荘には荷揚げのヘリコプターが何度も来ていて、輸送費を考えたら山小屋の値段が高いのは仕方ないんだろうなと納得してしまった。9月とは言え休日なので大混雑しないかと心配していた大部屋は、隣のグループと寝袋二つ分間隔が空いていて安心した、それでも宿泊者は100人くらい居るらしい。
食事は着いた順番で食事時間が決まるらしく私達は夕食5:30朝食5:00のグループ、バイキング方式で忙しない気もするけど食べる量が自分で調整できて良いかも。夕食は何を食べても薄味に感じたのは自分が塩分不足だったのかな、朝食はそうでもなかった。天望荘が売りにしているコーヒーお茶飲み放題や五右衛門風呂はあまり期待していなかったのだけど、実際利用してみたら快適だった。特にお風呂は風で冷えた体が温まり極楽。
夕方からだんだんと曇ってきて夕焼けや星空はほぼ見れなかったけど、十分山小屋泊を満喫した。でも一番の心配事は眠れるかどうか、結果あまり眠れなかった。気分が高揚してるのと、高山病なのか頭痛がしたりトイレが近かったりで寝つきが悪く、朝は4時から電気が点灯し目が覚めてしまった。でも一泊二日なので気合いでどうにか。
二日目、日の出は残念ながら雲の中、きれいな朝日が見れた去年の雲取山はついていたのかな。今年の夏は本当に雨が多かった。
朝食を食べ支度を整え、6時過ぎに出発。晴れることを期待しているのだけどだんだんとモヤが出始める。日ノ岳辺りで一番視界が悪くなり、横岳で写真が撮っていると一瞬晴れて、再度モヤの中。でも硫黄岳山荘の少し手前辺りでモヤが消え始める、でもモヤを吹き飛ばす風が強くてすっかり寒くなり硫黄岳山荘で休憩することに。
硫黄岳山荘はトイレもきれいで館内も雰囲気が良く泊まってみたいと思った。注文した米麹の甘酒も美味しく、お味噌汁が自家製味噌だったりするようで食事も期待できそう。飲み物で温まり山小屋を出てみると、風は強いけど太陽が出て少し暖かくなってきた。
ケルンを目印に硫黄岳へ。硫黄岳山頂は噂通り広かった、想像よりも広くてなんだろう?山頂っぽさがない。爆裂火口もまさに爆裂!という大きさと深さでスケールがでかい。赤岩の頭の分岐から赤岳鉱泉へ下山、この道は行きの地蔵尾根と違い鎖や梯子がなく森の中をジグザグと降りていく。
赤岳鉱泉で昼食、前々からカレーを食べようと決めていたのにメニューを見たらパスタにしてしまった。でも友達のカレーが一口もらうととても美味しく、あまりに羨ましがってだいぶ分けてもらった、えへ。
赤岳鉱泉から美濃戸までの北沢ルートは橋が多くなんとなく楽しい。美濃戸につくと送迎のタクシーが何台か来ていたのだけど、その中に昨日の運転手さんを発見。行きは美濃戸口までしか行ってくれないのに、帰りは呼べばここまで来てくれるのかなー、どういうルールなんだろう。ここから美濃戸口までは行きと同じ道、行きはこれから登るわくわく感でさほど苦にならなかったけど帰りは単調で辛かった。しかも地図上のショートカットルートを探すも良くわからず時間ロス。
なんだかんだで、ほぼ予定の時間通りに下山。40分後にバスもあるけど、ここはやっぱりお風呂に入りたい。新しくできたと噂のJ&Nへ、レストランも利用すれば350円で入浴できる。さっぱりとして生き返った。湯上り後にはバスを待つ間のんびりお茶もできて最高。ご飯メニューも美味しそうなのでいつか食べたい。
そんな感じで始めての八ヶ岳縦走は終了。反省点は朝は冷えるのでグローブが必要だったのと、寒くなったらすぐに上着を着れば良かった。あとタクシーは茅野駅より富士見駅からの方が近かったらしい、少しだけどお金と時間を節約できたな。そして文三郎尾根を通って、赤岳鉱泉ではカレーを注文すべきだった(笑)。
でも今年も楽しく大満足の山旅でした、来年は燕岳か白馬岳に行く予定!八ヶ岳もまた来たい!
訪問者数:284人



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この記録に関連する本
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山/行った場所
- 赤岳 (2899.17m)
- 硫黄岳 (2760m)
- 横岳(三叉峰) (2825m)
- 硫黄岳山荘 (2650m)
- 二十三夜峰
- 赤岩の頭 (2656m)
- 台座ノ頭 (2795m)
- 日ノ岳
- 鉾岳
- 石尊峰
- 地蔵の頭
- 赤岳天望荘 (2739m)
- 赤岳頂上山荘 (2899.2m)
- 行者小屋 (2350m)
- 赤岳鉱泉 (2215m)
- 竜頭峰 (2860m)
- 美濃戸山荘 (1720m)
- 赤岳山荘 (1690m)
- やまのこ村
- 八ヶ岳山荘 (1502m)
- 大同心 (2715m)
- 小同心
- 真教寺尾根分岐
- 横岳(奥ノ院)
- 大同心沢(大同心ルンゼ)分岐
- ジョウゴ沢
- 堰堤広場
- 中ノ行者小屋跡
- 横岳(無名峰) (2829m)
- 美濃戸口 (1480m)
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