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Yamareco

記録ID: 1253727
全員に公開
ハイキング
積丹・ニセコ・羊蹄山

積丹岬と神威岬

2017年09月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:32
距離
8.9km
登り
410m
下り
394m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:47
休憩
0:16
合計
5:03
9:31
121
11:38
11:39
11
11:50
12:02
26
12:28
12:32
10
12:41
12:41
119
14:40
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
どちらも立派な駐車場がありますが、ハイシーズンのためどちらもほぼ満車状態でした。
コース状況/
危険箇所等
柵内や遊歩道を歩いている分には危険箇所はありません。
その他周辺情報 道道と国道沿いに何件か温泉があります。飲食店は、地域柄寿司屋や海鮮食堂が多数あります。今回は岬の湯しゃこたんと中村屋を利用しました。
当初の目的であった積丹岳の山頂はスッポリ雲の中、道路情報では雷警報の表示もありアッサリ断念。他の山(両古美山)か、積丹半島ツアーかの選択を迫ると妻は「海が見たい!」…登山に来たのに(苦笑)
2017年09月10日 08:23撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 8:23
当初の目的であった積丹岳の山頂はスッポリ雲の中、道路情報では雷警報の表示もありアッサリ断念。他の山(両古美山)か、積丹半島ツアーかの選択を迫ると妻は「海が見たい!」…登山に来たのに(苦笑)
2年前にも来ましたが、今回は積丹岬編からスタートです。 気温18℃で風はやや強めです。
2017年09月10日 09:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:33
2年前にも来ましたが、今回は積丹岬編からスタートです。 気温18℃で風はやや強めです。
まずは、案内図でコースを確認します。女郎子岩まで歩きます、片道で1.9kmあります。観光客でそこまで歩く人はほとんどいません。
2017年09月10日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:34
まずは、案内図でコースを確認します。女郎子岩まで歩きます、片道で1.9kmあります。観光客でそこまで歩く人はほとんどいません。
積丹岬の灯台は赤と白ですが、神威岬の灯台は黒と白です。
2017年09月10日 09:44撮影 by  SO-03H, Sony
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積丹岬の灯台は赤と白ですが、神威岬の灯台は黒と白です。
接写に挑戦
2017年09月10日 09:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:46
接写に挑戦
灯台脇の展望台広場の看板と…
2017年09月10日 09:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:49
灯台脇の展望台広場の看板と…
その海岸を見下ろすポイントです。
2017年09月10日 09:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:48
その海岸を見下ろすポイントです。
カメラのホルダーはザックやベルトにつけることができて便利ですが、脱着に手間取りシャッターチャンスを逃します、ポーチなどに入れたほうが取り出し早いかも(苦笑)
2017年09月10日 09:51撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 9:51
カメラのホルダーはザックやベルトにつけることができて便利ですが、脱着に手間取りシャッターチャンスを逃します、ポーチなどに入れたほうが取り出し早いかも(苦笑)
途中柵もないところから見下ろす断崖
2017年09月10日 09:52撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 9:52
途中柵もないところから見下ろす断崖
遊歩道にはこんな緑のトンネルも。
2017年09月10日 09:52撮影 by  SO-03H, Sony
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遊歩道にはこんな緑のトンネルも。
遊歩道はきれいに草刈されています。この先秋のススキと夏のセミの声の競演で季節の境目を感じました。
2017年09月10日 09:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 9:53
遊歩道はきれいに草刈されています。この先秋のススキと夏のセミの声の競演で季節の境目を感じました。
灯台展望台から先は気持ちのいい稜線歩きですが、誰も行っていません。
2017年09月10日 10:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 10:00
灯台展望台から先は気持ちのいい稜線歩きですが、誰も行っていません。
この花は一輪のみで他にはどこにも咲いていませんでした。
2017年09月10日 10:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 10:02
この花は一輪のみで他にはどこにも咲いていませんでした。
素晴らしいロケーションですが、誰ともスライドしません。
2017年09月10日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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素晴らしいロケーションですが、誰ともスライドしません。
この下がたぶん笠泊海岸だと思われます。
2017年09月10日 10:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 10:07
この下がたぶん笠泊海岸だと思われます。
大きなキノコが両足のつま先に…
2017年09月10日 10:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大きなキノコが両足のつま先に…
終点の展望台です。
2017年09月10日 10:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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終点の展望台です。
十二単を着ているようと喩えられている女郎子岩です、優雅な佇まいです。
2017年09月10日 10:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 10:18
十二単を着ているようと喩えられている女郎子岩です、優雅な佇まいです。
今回は観光客ゾーンの終点から先に足を踏み入れてみます、1,5km先に幌武意側の入り口につながっているようです。
2017年09月10日 10:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 10:23
今回は観光客ゾーンの終点から先に足を踏み入れてみます、1,5km先に幌武意側の入り口につながっているようです。
ピリカ岬のあたりまで来ました、灯台が遠くに見えます。この先下りが続き見晴らしも良くないのでここから引き返します。ここまで2.6kmくらい歩きました。
2017年09月10日 10:37撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 10:37
ピリカ岬のあたりまで来ました、灯台が遠くに見えます。この先下りが続き見晴らしも良くないのでここから引き返します。ここまで2.6kmくらい歩きました。
この花はいたるところに咲いていました。
2017年09月10日 10:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 10:38
この花はいたるところに咲いていました。
またまた大きいキノコ
2017年09月10日 10:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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またまた大きいキノコ
ゴリラの横顔のような地層ですね。
2017年09月10日 11:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 11:04
ゴリラの横顔のような地層ですね。
この花もここに2輪だけ咲いていました
2017年09月10日 11:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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この花もここに2輪だけ咲いていました
灯台が見えてきました、気持ちのいいお散歩でした。
2017年09月10日 11:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 11:13
灯台が見えてきました、気持ちのいいお散歩でした。
次は海岸に降りてあのトンガリを下から眺めましょう。
2017年09月10日 11:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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次は海岸に降りてあのトンガリを下から眺めましょう。
次に向う島武意海岸を見下ろします、積丹ブルーですが下に下りるとこんなに青くは見えません。
2017年09月10日 11:31撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 11:31
次に向う島武意海岸を見下ろします、積丹ブルーですが下に下りるとこんなに青くは見えません。
日本の渚100選です。
2017年09月10日 11:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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日本の渚100選です。
トンネルの高さは、大人の身長ギリギリです。
2017年09月10日 11:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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トンネルの高さは、大人の身長ギリギリです。
トンネルを抜けると…
2017年09月10日 11:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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トンネルを抜けると…
ステキな景色ですが、海岸に降りるには鬼のような階段を…
2017年09月10日 11:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 11:45
ステキな景色ですが、海岸に降りるには鬼のような階段を…
海岸に降りてグルリと見渡します。真後ろ
2017年09月10日 11:54撮影 by  SO-03H, Sony
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海岸に降りてグルリと見渡します。真後ろ
左側
2017年09月10日 11:54撮影 by  SO-03H, Sony
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左側
正面、この屏風岩の高さは64mあります。
2017年09月10日 11:54撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 11:54
正面、この屏風岩の高さは64mあります。
右側
2017年09月10日 11:55撮影 by  SO-03H, Sony
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右側
気温は24度ですが、風が3.2mなので涼しいです、積丹岳の山頂はきっと強風ですね
2017年09月10日 12:00撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 12:00
気温は24度ですが、風が3.2mなので涼しいです、積丹岳の山頂はきっと強風ですね
岩塔群を見に行きます。
2017年09月10日 12:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 12:05
岩塔群を見に行きます。
何度見ても不思議な景色です。
2017年09月10日 12:07撮影 by  SO-03H, Sony
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何度見ても不思議な景色です。
鋭いギザギザの岩が並んでいます。
2017年09月10日 12:12撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 12:12
鋭いギザギザの岩が並んでいます。
西側の岩山横から見ると奥行きありますね。
2017年09月10日 12:13撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 12:13
西側の岩山横から見ると奥行きありますね。
こちらの岩塔群は2年前はきれいな円錐が立ち並んでいたのですが、風雨にさらされて崩れていて残念。
2017年09月10日 12:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 12:15
こちらの岩塔群は2年前はきれいな円錐が立ち並んでいたのですが、風雨にさらされて崩れていて残念。
そろそろ戻ります。
2017年09月10日 12:20撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 12:20
そろそろ戻ります。
崩れたチップ状の岩肌が雪崩のように流れ落ちて堆積しています登ろうとしてもザラザラと崩れます。
2017年09月10日 12:21撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 12:21
崩れたチップ状の岩肌が雪崩のように流れ落ちて堆積しています登ろうとしてもザラザラと崩れます。
これもいたるところに咲いていました。
2017年09月10日 12:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 12:28
これもいたるところに咲いていました。
名残り惜しいので階段途中から撮影
2017年09月10日 12:31撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 12:31
名残り惜しいので階段途中から撮影
やはり高い所から見るときれいなブルーです。
2017年09月10日 12:35撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 12:35
やはり高い所から見るときれいなブルーです。
駐車場に戻り積丹岳の山頂を見るとクッキリ見えています。もし登っていたらこの時間帯で山頂から下界見えていましたね。
2017年09月10日 12:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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駐車場に戻り積丹岳の山頂を見るとクッキリ見えています。もし登っていたらこの時間帯で山頂から下界見えていましたね。
今回は2年前に食事をした「みさき」の隣の「中村屋」へ
2017年09月10日 12:50撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 12:50
今回は2年前に食事をした「みさき」の隣の「中村屋」へ
お店の人には「時期がらメニューから外れていますけどウニ丼出せますから」と嬉しい言葉が♪滑り込みセーフ!
2017年09月10日 12:58撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 12:58
お店の人には「時期がらメニューから外れていますけどウニ丼出せますから」と嬉しい言葉が♪滑り込みセーフ!
妻はカニとイクラとウニの三色丼です。
2017年09月10日 12:58撮影 by  SO-03H, Sony
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妻はカニとイクラとウニの三色丼です。
食事の後、神威岬に移動して第2部スタートです。
2017年09月10日 13:35撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 13:35
食事の後、神威岬に移動して第2部スタートです。
あの先端まで行きます、片道約1kmです。
2017年09月10日 13:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 13:42
あの先端まで行きます、片道約1kmです。
積丹岳の山頂は晴れてます、雷注意報はどうした!?往生際悪いですね(苦笑)
2017年09月10日 13:44撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 13:44
積丹岳の山頂は晴れてます、雷注意報はどうした!?往生際悪いですね(苦笑)
花を見ながら入り口に。
2017年09月10日 13:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 13:51
花を見ながら入り口に。
女人禁制の門、開いててヨカッタ。強風の時は危険なので閉まっていて通行止めになることがあるそうです。
2017年09月10日 14:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 14:33
女人禁制の門、開いててヨカッタ。強風の時は危険なので閉まっていて通行止めになることがあるそうです。
青い空に白い雲、そして積丹ブルー
2017年09月10日 13:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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青い空に白い雲、そして積丹ブルー
何度でもシャッターを押してしまう、積丹ブルー!
2017年09月10日 13:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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何度でもシャッターを押してしまう、積丹ブルー!
大勢の観光客が狭い「チャレンカの小道」上をゾロゾロ行列、北海道を代表する絶景ポイントを目指して歩きます。
2017年09月10日 13:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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大勢の観光客が狭い「チャレンカの小道」上をゾロゾロ行列、北海道を代表する絶景ポイントを目指して歩きます。
地層の三角山
2017年09月10日 14:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 14:05
地層の三角山
神威岩の向こうは、見渡す限りの水平線で地球の丸さが実感できます。
2017年09月10日 14:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 14:09
神威岩の向こうは、見渡す限りの水平線で地球の丸さが実感できます。
青とグリーン
2017年09月10日 14:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 14:11
青とグリーン
西側の海も充分に青いです。
2017年09月10日 14:15撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 14:15
西側の海も充分に青いです。
私の好きな撮影ポイントに妻は無反応
2017年09月10日 14:16撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 14:16
私の好きな撮影ポイントに妻は無反応
妻が好きな撮影ポイント、確かに迫力あります。
2017年09月10日 14:21撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 14:21
妻が好きな撮影ポイント、確かに迫力あります。
戻ってきました。
2017年09月10日 14:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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9/10 14:33
戻ってきました。
汗と潮風でベタついたので、「岬の湯しゃこたん」へ、とてもヌルヌルしたお湯でした。
2017年09月10日 15:02撮影 by  SO-03H, Sony
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9/10 15:02
汗と潮風でベタついたので、「岬の湯しゃこたん」へ、とてもヌルヌルしたお湯でした。
本日の飲み比べです。
2017年07月07日 00:16撮影 by  SO-03H, Sony
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7/7 0:16
本日の飲み比べです。
 2シーズンぶりにテニスの大会に復帰しました。足首の痛みは1回出ましたが、膝の痛みは最後まで出なくて幸せでした。
 このテニスコートの奥の遊歩道でヒグマの糞が見つかり、スタッフが警戒しながらの大会でした。(笑)
2017年09月11日 12:15撮影 by  SO-03H, Sony
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9/11 12:15
 2シーズンぶりにテニスの大会に復帰しました。足首の痛みは1回出ましたが、膝の痛みは最後まで出なくて幸せでした。
 このテニスコートの奥の遊歩道でヒグマの糞が見つかり、スタッフが警戒しながらの大会でした。(笑)

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 サブザック 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

 先週に続き実家の片付けに小樽へ行きました。今回は積丹岳を登ろうと事前に天気予報も充分にチェックし、積丹半島が最も早くに回復するだろうと勇んでやってまいりました。
 確かに現地の天候は急速に回復していましたが、国道の登山口入り口から見上げた肝心の積丹岳の山頂だけが分厚い雲に覆われ、その後方にも邪悪な雲が連なって続いていました。そして悪いことに、途中の道路情報の電光掲示板に「後志地方、雷警報」の表示が出ていました。
 
 積丹岳は、スタートから延々樹林帯の中を進むため全く景色が見えず、山頂近くの標高1,000付近からようやく視界が開ける山なので、この状況であればそこまで辿り着いた時は雲の中という恐れもあり、安全第一で断念しました。
 そこで、他の山(両古美山)への転進か、積丹半島ツアーかの選択を迫ると妻は「海が見たい!」とアッサリ観光を選択…登山に来たのに(笑)
 そして、登山でもなくハイキングでもなく、今回もノルディックウォーキングですらもないただの観光、2週連続の「じい散歩」決定です。(苦笑)

 今回のコースは、2年前の6月にも訪れているのですが、前回とは逆の順番で巡り現地でのコースも逆に辿ってみることにしました。

【 第1部 積丹岬編 】
 積丹岬は、神威岬に比べると訪れる人も少なく、ゆっくりと適度な距離と起伏によってハイキング気分を充分に味わうことができます。
 まずは、女郎子岩まで約2kmの遊歩道を歩きます。前回に比べると雑草は刈り払われてよく整備されていたので、気持ちよく歩くことができました。
 
 この遊歩道は3.5km先の幌武意までつながっているのですが、奥に行くほど山道のようになり、熊が出没することがあるとのことなので、熊鈴を携帯し見晴らしの利かないポイントでは笛を吹きながら歩いてきました。

 観光客向けの終点の展望台からは、最も美しいといわれる女郎子岩を見下ろすことができます。その先の登山道的な道に魅かれてピリカ岬の先まで歩いたので往復5km以上歩きました。

 駐車場に戻り今度は、日本の渚100選に選ばれるほど美しい「島武意海岸」を散策します。
 トンネルを抜けるとそこは絶景の宝庫で、まずは目に飛び込んでくるのは巨大な黒船にも見える高さ64mの屏風岩です。
 海岸に下りるために、九十九折の階段を降りていくのですが、相当な段数があるために多くの人が、上からの展望を楽しんで引き返していきます。

 海岸に降りると、正面の前浜辺りで静かな雰囲気を楽しんでいる人がほとんどで、私たちのように海岸を端から端まで歩いている方は誰もいません。
 たぶん海岸は大きめの石浜でとても歩きにくいことと、出岬からの奇岩の風景があまり紹介されていないために、わざわざ見に行こうと思う方がいないためだと思われます。

 まずは屏風岩方面に歩いていくと、大きな丸石で積まれた石垣がありその上方には、緑の斜面の合間に火山的な雰囲気の斜面が現れ、そのコントラストに目を奪われます。
 次に出岬方面に目を転じると、今度は逆に緑の斜面から突き出た火山様の斜面が、背景の青空によってクッキリと浮き立たせられています。

 引き寄せられるように近づいていくと、岩塔群が立ち並ぶ驚きの山容が現れます。ただ、残念なのは2年前はきれいな円錐形のものがいくつかありましたが、風雨にさらされ大きく形を崩していました。
 しばらく散策した後、海岸の佇まいに後ろ髪引かれる思いで階段を登り、再びトンネルをくぐり駐車場に戻ってログをみると距離は6.7kmでした。

 昼食は、次の目的地の途中にある地域の人気店が立ち並ぶエリアの「中村屋」を選びました。お店の人が、「もう時期外れで、メニューには載せていないけれどムラサキウニのウニ丼ならお出しできますよ。」とのことなので早速注文しました。ボリューム満点で甘いウニ丼を堪能できたことで、積丹岳登れなくても良かったかな?

【 第2部 神威岬編 】
 駐車場から、展望台を経て女人禁制の門の先の「チャレンカの小道」を通り、神威岬の先端まで約770mの遊歩道を進みます。
 雰囲気としては、稜線歩きに近い感覚で楽しむことができます。門に戻ってから、左手に登る展望台を経由して駐車場に戻ると、全体で約2kmの道のりを1時間〜1時間30分もあればのんびり散策を楽しむことができます。

 出発時、快晴で気温が25度と少し風が強いかな、という程度でこれ以上ないという絶好の条件です。
 それだけに観光客も多く、狭い通路をすれ違うのも頻繁でそれだけでも疲れてしまいました。

 景色は、イチオシの積丹ブルー、丸い水平線、複雑な海岸線と豊かな起伏、振り返ると雄大な積丹岳と余別岳などの山々、そして看板にも書いてあった「美味しい空気」、どれをとっても最高でした。
 写真ではなかなか高度感などが判りにくいので、興味のある方はぜひ一度訪れて、実際に見ていただきたいと思いました。

 山旅ロガーのデーターによると、最高点の標高135m、累積標高369m、行程6.7kmを3時間。これに神威岬の2.1kmの1時間を加えると、全行程8.8kmを4時間の行動時間でした。

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コメント

こんにちは〜
島武意海岸といえば、冬に一人アザラシの写真を撮りに行き、帰りあのトンネルを通るのが怖くて嫌で、山越えして車に戻った事を思い出しました(笑)
積丹は天気が良いととってもきれいですね!
それにしてもウニ丼、うらやましすぎます!
2017/9/13 16:53
Re: こんにちは〜
i-tomoさん、コメントありがとうございます。トンネルの上はよく見ていませんが、山越えできるのですね、結構険しかったようなおぼろげな記憶が…(笑)
本当は積丹岳に登りたくて山小屋のある登山口まで悪路(新しい砂利が入って雨裂は隠れていました)を通って行きましたが、次善のプランとしてはウニ丼を期待していなかった分だけ嬉しかったです!
2017/9/13 22:47
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