火打山〜夏の終わりの1day
- GPS
- 09:05
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,410m
- 下り
- 1,393m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 9:05
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
笹ヶ峰登山口駐車場:無料。すぐ側のキャンプ場駐車場と会わせ相当数停められます。トイレ(水洗)有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体に整備が行き届いており特に間違いやすい場所や危険箇所はありません。 ぬかるみになっている場所もありますが、ほとんどの場所に木道がありますので歩きやすいです。 【笹ヶ峰登山口〜高谷池】 登山口のゲートをくぐりスタート、このゲートには登山、下山届けのポストが有ります。 (下山届けも必要です) 緩やかなブナ林の中木道が整備されて歩きやすい道が続きます。 途中黒沢を渡りますがここで給水出来ます。 黒沢を渡ると十二曲りの急登になります。 小さな曲がり角も数えているようで実際に12もあるとは思わないうちに十二曲りは終了します。 実際には十二曲り後の岩が多い急登の方が大変だと思います。 岩が多い急登を登り切ると広い尾根に出てここが富士見平。 黒沢池妙高山方面の道が分岐します。 急登はここまでで後は黒沢岳の中腹をトラバースしながら緩やかに高谷池に登っていきます。 高谷池ヒュッテのとんがり屋根は遠くからよく見えます。 高谷池(実際には高層湿原)には山小屋、テント場が有ります。 高谷池ヒュッテの前は高谷池と火打山、焼山のすばらしい景色が広がっています。 【高谷池〜火打山】 高谷池から緩やかな道を少し進むと天狗の庭。 高層湿原の池塘に逆さ火打山が写り、正に天上の楽園の様な場所です。 天狗の庭から一登りで雷鳥平。 このコースは終始樹林帯ですがここだけは草木が無く岩場が露出しています。 雷鳥平からやや急な登りになりますが、山頂はすぐそこです。 なお、コースはほとんど木道や木の階段などで整備されていますので、視界が悪くても道を間違うことはありません。 火打山は山頂直下まで草木が生えており、岩場はありません。 突然開けた場所に飛び出す感じで山頂に到達します。 山頂は広々しており、360度の大展望です。 【高谷池〜黒沢池〜笹ヶ峰登山口】 高谷池ヒュッテのすぐそば(火打山方面)に黒沢池への分岐が有ります。 分岐から茶臼山に向かって緩やかに登っていきます。 歩く人が少ないため笹が生い茂って登山道を隠している場所もありますが、ルーファイが必要な程の場所はありません。 茶臼山は標識だけ、特に山頂らしい感じはありません。 ここからは黒沢池に向かって下って行きます。 途中から広々とした高層湿原の黒沢池がよく見えます、特徴的な形の黒沢池ヒュッテも見えます。 黒沢池も高層湿原になっており、「池」はほとんどありません。 黒沢池ヒュッテの前が分岐点で妙高方面に向かう道と、笹ヶ峰登山口に向かう道が分かれます。 笹ヶ峰にはしばらく木道を進み黒沢を飛び石で渡ると黒沢岳の尾根に向かって緩く登って行きます。 尾根に登り着いた場所で笹ヶ峰から高谷池に向かう道と合流します。 |
その他周辺情報 | 高速インターに向かう途中の苗名の湯に入りました。450円。 やや狭く、露天風呂、サウナなどは有りません。 近いのが取り柄ですが特にお勧めではありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
好天に恵まれなかった8月も終わり9月になりました。
紅葉にはまだ早いですが、草紅葉は一足早く始まるため高層湿原の草紅葉を見に行こうと計画しました。
最近登っていない高層湿原の山として苗場山が最初に思いついたのですが、北アルプスがよく見える所から今年の夏山を振り返ろうと、火打山に行くことにしました。
当初の予定では高谷池にテントを張り火打と焼山に登ろうと考えていたのですが、なんと焼山は火山規制で山頂は立ち入り禁止。そういえばなんかそんな話も聞いたような聞かなかったような、、、、。
焼山をやめて妙高とセットで登ろうかとも思ったのですが、何となく妙高山の気分では無い為、今回は日帰りで火打山だけ行くことにしました。
笹ヶ峰に続く道は夜間通行止めとの情報を入手していたためずいぶん手前の黒姫野尻湖PAで車中泊、時間を見計らって出発し5時半頃登山口に到着しました。
ヤマレコで何度も見た立派な登山口のゲートをくぐり出発。
日帰り装備の軽さと整備の行き届いたルートに助けられ、快適に登りました。
途中の高谷池、天狗の庭は思った通り草紅葉が始まっておりすばらしい景色、特にこの日は天気も良かったため池塘に写る逆さ火打山も眺められ最高でした。
暑くも無く寒くも無く荷物も軽く、本当にハイキング気分で難なく山頂に立ちました。
天気はずっと良かったのですが、山頂に着いたときはあちこちから雲がわき残念ながらもう一つの目的「北アルプスを眺めながら夏山を振り返る」は出来ませんでした。
昼寝がしたくなるほど穏やかで広々した山頂でゆっくりお昼ご飯を食べ下山しました。
下山を始めると、ちょっと歩き足りない物足りなさが有ったので寄り道して黒沢池経由で帰りました。
この選択が大正解。人が多くてちょっと歩きにくい感じの有ったコースから、黒沢池のコースに入ると一気に人気が無くなり登山道も笹が覆い被さる様な状態。
黒沢池まで誰にも合わず静かな山が楽しめました。
黒沢池の高層湿原も草紅葉が始まっており、今回のテーマにぴったり。
約1時間の寄り道でしたが満足度は高かったです。
いよいよ夏山も終わる9月、今月中にもう1回アルプス登って行く夏を惜しみたいと思っています。
yamayaさん、こんばんは。
この週末は夏を感じた陽気でしたね、土日2日間は天気が良かったので間違いなく山に出向いているんじゃないかと思ってました
写真を見ていると空は夏、雲は秋に近づいている感じですね。天気も文句なく最後の夏山を十分に堪能し、色づき始めた高層湿原の草紅葉も楽しめて大満足な山歩きになった事でしょう。
でも火打山だけじゃ満足せず、黒沢池経由で下山されてくるとは...まあyamayaさんにとってはお散歩感覚ですからね〜
私は火打・妙高は訪れていないので歩いて見たい山域です、高層湿原があるので花の時期と秋の紅葉時期の2回は行きたいなぁ
私も山に行きたい所なんですが、なかなかタイミングがあいません
そうそう、今回は山頂でのyamayaさんの写真がありませんでしたよ〜
後日でも良いのでアップをお待ちしております!
opiroさんこんばんは。
以前のopiroさんの苗場山レコを見て秋になったら行ってみようと思っていたのですが、直前になって気が変わって火打山に行ってきました
単独行ですので直前に行き先が変わるのは良く有ることですが・・・。
(さすがに家を出るときに家族に伝えた山を変更することは有りません)
火打山も最近は(と言っても数年ぶりですが)雪の有るときばかり登っていたので、全く雪が無いのは新鮮でした。
草紅葉はちょっと早かった感じも有りましたが、明らかに夏とは違った景色で早めの秋を感じてきました。
アプローチがちょっと遠くて交通費もそれなりにかかりますので、出来れば泊まりで妙高山や雨飾山などと合わせて登るのも良いかも知れませんね
今回も山頂写真を撮って貰ったのですが、ちょっと気恥ずかしい写真になってしまいましたので割愛しました。次回に乞うご期待 と言うことで
opiroさんも仕事ばかりしてないで、たまには山で息抜きも良いですよ〜
いつもコメント有りがとうございます。
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