雨飾山花ハイク 雨飾高原キャンプ場からピストン
- GPS
- 08:28
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にトイレ、登山ポストがあります。特に危険個所はありませんが、あえて言えば、下山時の岩場でのスリップ、転倒は要注意です。 |
その他周辺情報 | 雨飾荘の下に寸志で入れる雨飾高原露天風呂があります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
山頂までが距離で11等分され、距離400m毎に標識があります。花の少ない時期かと思いましたが、思いの外楽しめました。最初の湿地ではオニシモツケやツリフネソウ等の咲く木道を進みます。湿地の途中に[1/11]の標識がありました。
湿地は[2/11]までで、ここからブナ平まで急登が続きます。登山道脇にはカニコウモリ、オクモミジハグマなど秋の花が咲き、オオカメノキやナナカマドなどの赤い実が目立ちます。登山口から1時間程、[4/11]を過ぎれば、名前の通り、ブナに囲まれたブナ平に到着、小休止としました。
ブナ平からはまた少し登って1500台地に達しましたが、特に標識も無く、ぬかるみの続く平らな道が続きます。荒菅沢への下りに掛かると、布団菱が目の前に迫る展望所に着きます。荒菅沢で休憩する登山者も見えます。
ここから50m程下って荒菅沢に到着します。途中、クロクモソウやズダヤクシュなどユキノシタの仲間やツルニンジンなどの花が見られました。荒菅沢の水量は少なそうで、何か所か渡渉できる場所があります。沢にはオオバミゾホウズキが咲いていました。大変気持ちの良いところで、平らな岩の上に座って大休止しました。
荒菅沢からは本格的な急登になります。登山道脇にはジャコウソウやヨツバヒヨドリ、ミヤマママコナ、トリカブトなどが花が多く見られました。後半の岩場は結構な急登で、岩につかまりながら登ります。梯子場が2か所現れ、傾斜が緩くなって笹平に達します。
笹平からようやく雨飾山の山頂が見えました。山頂には大勢の登山者が見えます。ここからは小さなアップダウンを繰り返し、笹原の中を進みます。その中にも、オヤマリンドウ、タムラソウ、ウメバチソウなどの花が見られました。
雨飾山への最後の急登の手前で荒菅沢を見下ろせる場所があり、渡渉点も見えます。途中、上り下りの方で少し渋滞する岩場を越えて双耳峰の中間点に達します。左に行けば標柱・三角点のある南峰、右に行けば石仏・祠のある北峰ですが、その間は1分もあれば行けそうなほどの近さでした。
山頂からの北アルプスの展望を期待していましたが、雪倉岳あたりが見えるだけで、他は雲で隠されて見えません。早目の昼食として待ちましたが、雲は晴れることも無く、むしろ下からガスが掛かってきました。
帰りは来た道を戻りました。登りには気付かなかった花や実も見られました。花の百名山には選ばれていませんが、十分に花の名山の資格が有ると思います。季節を変えて再訪したくなりました。
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