唐松岳【久々の北アルプス・牛首怖い】
- GPS
- 31:54
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,665m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 3:40
- 合計
- 6:40
天候 | 13日 晴時々曇 14日 曇後時々晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
夜行バス 新宿-白馬八方バスターミナル 6,100円 白馬八方アルペンライン 八方駅-八方池山荘 1,550円 復路 白馬五竜テレキャビン アルプス平-とおみ駅 1,000円 JR 飯森-新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト アルペンラインに複数有り 危険箇所 牛首。慎重に進めば問題なし。鎖、岩場が濡れている場合はとても怖い。 |
その他周辺情報 | 十郎の湯 600円 http://mall.hakubamura.net/juro/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
【1日目】
おおよそ2年ぶりの泊登山。森林限界超えるのも1年ぶり。東京に越してからなかなかいけなかった北アルプスに3年ぶりに訪れました。年スケールで時間が空いてしまうとは…
仕事終わりからバスタ新宿へ。久しぶりの夜行バス。登山に夜行バスを使うのは初めてで少し不安。と思ったけど、あっという間に白馬八方バスターミナルに到着。白馬到着時の天候は霧雨。考えていたよりも天候の回復が遅れてるなと思いつつ、ターミナルで装備の最終確認の後、八方アルペンルートへ。夏の運行期間がおわり8時の運行開始。それでもあっという間に八方池山荘(第一ケルン)。久しぶりの北アルプスー。この頃には、晴れ間も見えだして期待膨らみます。
八方尾根のケルンを数えつつ、ゆっくりと登ります。久しぶりなので焦ると体力の消耗が激しくてバテるので…尾根まで登りきると、後立山連峰の山並みが見えだしました。ただ、雲かかってる…八方池つく頃には取れていればいいのだけどと思いつつ登りましたが…取れませんでした。さざなみも立っていて期待通りの風景とはいえませんでしたが、久しぶりの北ルプスなので十分(笑)その後も、尾根沿いを歩きつつ、扇雪渓へ。お昼ごはんはご飯を炊飯してカレーにしようと思っていたので、水に浸そうとしたのですが、作業をミスって3分の1くらいこぼしました…ショック。ショックを抱えつつ、丸山へ。丸山ケルンからの最高。たいして登っていませんが、いい眺め。あと一息で唐松岳頂上山荘です。
久しぶりの森林限界を超え唐松岳頂上山荘についた後、早速、炊飯。お米の分量は変わってしまいましたが、なんとかうまく炊けました。山の上で食べるカレー最高。まわりからこいつ何やってんだ的な目でみられましたが。森林限界の上でも炊けたので今後どこでも米炊けそうな気がします。唐松岳頂上山荘のチェックインを終えた後、頂上向かいます。ちなみに頂上山荘では、北館をチョイスしました。本館からは離れていましたが、本館より空いててのんびり過ごせました。布団も一人でしっかり占領できましたし(笑)荷物をおいた後、唐松岳頂上へ向かいます。
頂上山荘から唐松岳頂上まではあっという間。20分もかからないくらい。頂上ついた頃には、唐松岳の雲はとれ視界もよくなりました。久しぶりの森林限界を超えた頂上からの展望は最高。北の白馬連峰、西の立山連峰、南には明日向かう予定の五竜岳、更に遠くには槍ヶ岳も確認できました。東はあまり良く見えませんでしたけど…なんやかんやで2時間ぐらい頂上いたと思います。本当に幸せな時間でした。頂上いる間に長野県のヘリが不帰嶮から唐松岳の沢を旋回していました。結構な回数旋回しており頂上いた人たちと心配していました。幸い、下山後のニュースでは今のところ事故のニュースを見ていないので訓練だと思いたいです…山の怖さを再認識しつつも頂上で非日常な時間を過ごせて本当に良かったです。
頂上から戻り夕御飯。夕御飯後はモルゲンロートが見れるかなと思っていたら…期待を裏切りガスに満たされてしまいました…夜も何度か確認しましたが、状況は変わらず…明日の朝はいかに…
【2日目】
AM4:00。ガスガスでした。状況は昨夜より悪く霧雨状態。モルゲンロートも望めず、仕方なく様子見。好転しなければ、そのまま下山しようと。AM6:00。外は明るくなり、ガスのやや晴れる。そのまま回復することを期待して、五竜岳方面へ。五竜岳方面で最初で最後のポイントは、牛首。事前のリサーチで気をつけなければならないことはわかっていましたが、霧雨の影響もあって、鎖・岩場は濡れて滑りやすくなっており、非常に怖かったです。久しぶりの鎖場ということも合ったからですかね。内心、生きた心地がしませんでした。晴れていればまた違ったんでしょうけどね。アメを舐めたりしながらなんとか牛首を通過。この時点で、出発も予定より2時間遅くなったし、精神的にも体力使ったし五竜岳の登頂は諦めて五竜山荘で降ろうかなと。
牛首通過後は、特に危険場所もなく大黒岳附近の最低鞍部も通過してAM08:30頃には五竜山荘到着。ここでもう一度五竜岳登るか検討。時間的にいけないこともないけど、最後にまた鎖場があること、山頂にかかるガスがなかなか取れていなかったことから諦めて下山することに。五竜山荘で山が好き酒が好きのTシャツ、山バッジも買おうかと思っていましたが、やっぱ登頂したときに買おうと今回は諦めました。次回五竜岳だけを目当てに来ようと思います。
AM9:30。五竜山荘をあとに白岳を経由して遠見尾根を下山することに。白岳到着時にはガスの切れ間からときより唐松岳、五竜岳が望めましたがやはりスッキリとは取れず。ただ、ときより見せる光景は十分に満足できる風景でした。ただ、ここで見た唐松岳が最後に見た唐松岳となりました…
その後は順調に遠見尾根をスイスイと下りあっという間にアルプス平に。途中、遠見尾根から見える五竜岳は勇壮で最高にかっこよく何度も後ろ髪を引かれました。これはまた絶対にリベンジに来なくてはならないと。中遠見山まで何度も振り返り五竜岳を見ながら帰りましたがそれ以降はガスに覆われ見えなくなりました。
AM12:00。アルプス平からはテレキャビンを独り占めして外界へ。あれ、下山速度早すぎね?と思いながら、エスカルプラザでそばを食べて、飯森の十郎の湯へ。地元のおじちゃんと白馬の話をしながら、外界で天国を味わいました。
久しぶりの北アルプスは、本当に素晴らしかった。あわよくば、アーベントロート、モルゲンロートのいずれかは見たかった。五竜岳にも登りたかった。ただ、夜行バスも結構いいなぁと気づけたので、これからは北アルプスに行くきかも増やしていけたらいいなぁと(といいつつ、今年度の運行はもうすぐ週末のみ、そして終了となるけど…)また、この風化に出会えることを期待して、ヤマレコを書く、少し遅めの夏休みでした。
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