強者だらけの平ヶ岳(鷹ノ巣ピストン)
- GPS
- 10:23
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,832m
- 下り
- 1,815m
コースタイム
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:23
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小出IC→銀山平までは県道50号で約25km。途中からはながーいトンネルです。景色がないので水平が分からず、路面の傾斜が全く分かりませんが、かなり勾配があるようです。トンネルの中で標識に従い右折すると銀山平です。 銀山平から先は国道352号線です。酷道と表現する人もいますが、道はきれいに舗装されていますし、道幅も車がすれ違うのに十分な広さです。ただ、カーブがRの小さなカーブが多く気が抜けない山道です。行き帰りで60kmを走ったわけですが、すれ違ったのは1台だけでした。 この道で注意しなければならないのは、道を横切る沢の部分です。簡単に言うと、川を車で渡るのです。沢自体は細い沢なので、雨の後でもなければ水溜りを走るくらいの感じ。 問題は、この沢の部分の道がV字に窪んでいるため、道路に大きな段差が作られています。いいスピードで入っていくと、車を傷めることになりますので、沢の前では必ず減速するように注意しましょう。 沢の数は30kmの行程中に20本近くあったと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山奥で、小屋もない山なのですが、整備は行き届いています。 コース全体を通して、登山道の崩落による危険や道迷いの懸念などは全くないのではないでしょうか。 登山口⇔下台倉山 登山口の標識から20分ほどで見通しのいい尾根に上ります。 見え方によって恐怖感は違いますが、この区間はずっと細尾根です。 傾斜は急ですね。登るときはあまり感じないのですが、降る時にかなり急だったと驚くと思います。 下台倉山⇔台倉山 標高的にはほとんど変わりませんが、2度ほどアップダウンあります。 燧ケ岳を左に望みながら歩く区間です。 台倉山⇔白沢清水 樹林帯の中を歩く区間で2kmほどあると思います。 木道が敷設されている所は歩きやすいですが、ところどころに泥濘があります。 ここも2つほど丘を越えていく感じで、地味にアップダウンがあります。 白沢清水⇔池ノ岳 白沢清水を過ぎると池ノ岳への登りが始まります。樹林帯を抜けると平ヶ岳を左に見ながら標高をあげていきます。 この区間も急な登りの区間です。 池ノ岳⇔山頂 ほどんどの区間に木道が敷設されています。 池ノ岳から一旦鞍部に降り、平ヶ岳の山頂まで登り返しとなります。 池ノ岳⇔玉子岩 全区間に木道が敷設されています。 行ったときは、ちょうど補修作業をしてました。 距離は長いですが、全体的にコースは整備されていて歩きやすいです。道に迷うようなところも1つもありませんでした。 |
その他周辺情報 | 清四郎小屋でバッジ購入(\500)入浴もできるようです。 銀山平キャンプ場で入浴(\500)タオル1本\100で売ってました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
|
---|
感想
3連休は北アルプスに行きたかったのだけど、台風がいらっしゃるようで天気が良くない。日本全国どこもかしこも雨予報の中、唯一、16日の新潟県だけは雨の心配がなさそう。
となると、甲信越の100名山で残すは平ヶ岳のみ。移動距離・登山距離ともに長いので優先順位は低い山だったけど、いい加減行ってこいということか。
天気予報は曇りなのでスカッと晴れることもなさそうだけど、片道10km以上歩くのなら太陽に照らされ続けないのがベストな天気かもしれない。
という訳で土曜に日付が変わった直後に自宅を出発。
8月に越後駒ケ岳に登ったので、銀山平までの道はばっちり把握。
あのトンネル、初めて行ったら夜中に通りたくないかもしれませんね。
直前のレコでは、鷹ノ巣登山口の駐車場は朝方には満車で止められないという情報があったので心配しながら行きましたが、結果的には余裕を持って止めることができました。天気が悪いから山登りを中止した人も多かったのでしょうね。
さて、山の感想ですが、やっぱり距離は長いし想像以上に急登の多いキツイ山です。
皆さんのレコで急登だという情報は何度も見ているのですが、10kmで1200mの標高差だから雲取山とそんなに変わらないなという経験からの思い込みと、平ヶ岳という名前と多くの山頂写真からのイメージもあり、実は行ってみたらそれほどでもないのでは?なんて考えていました。
すべては大間違い。癒し系なのは山頂台地だけで、道中はハードな体育会系の山です。
この山は小屋もなく日帰りが大原則。鷹ノ巣登山口を使うのならば20km以上の距離を歩かなければならないので、足に自信がない人は行っては行けません。(それでも、という方はプリンスルートを使われた方が良いでしょう。)
私自身も足に自信がある方ではありません。かといって遅くもないし健脚の部類に入ると思うのですが、この山に登る人たちのスピードは皆凄い。どこの山へ行っても、道を譲ることより譲ってもらうことの方が多いのに、ここでは1日歩いて道を譲るだけで終わりました。
猛者が集う山って感じでしたね。
初めまして
台風一過で天気がいいので急に思い立って行ってきました。
事前に情報収集、denodenoさんのレポが大変参考になりました。
あの不気味なトンネル、嫌ですねえ…
銀山平への曲がりを間違って直進しダムまで行ってしまいました(*_*;
地図を確認し分岐まで戻ったあとのあの細切れなカーブの道…
真夜中に走ったんですが、疲れました…
山に登る前に疲れました。
でも頂上付近の景色に癒されたので、満足でした。
詳細なレポ、思い出しながら頑張りました。ありがとうございました。
kyou1010さん。
お疲れさまでした。
レポがお役に立って何よりです。
あの道を夜中に走るのはしんどいですね。寝不足だった事もあり、自分で運転してるのに気持ち悪くなりました(^^;;
私が言った時は高曇りでしたが、青空の下を歩けたなんて羨ましい限りです。
疲れを癒して、次の山ですね!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する