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Yamareco

記録ID: 1259676
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰三山 北岳⇒間ノ岳⇒農鳥岳

2014年08月23日(土) 〜 2014年08月24日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
24.5km
登り
2,504m
下り
3,188m

コースタイム

1日目
山行
5:40
休憩
1:10
合計
6:50
6:10
6:30
0
6:30
6:30
140
8:50
9:00
0
9:00
9:00
0
9:00
9:00
110
10:50
11:00
0
11:00
11:00
45
11:45
12:15
0
12:15
12:15
0
12:15
12:15
45
13:00
2日目
山行
9:40
休憩
1:30
合計
11:10
4:00
150
6:30
6:30
0
5:30
5:45
55
6:40
7:00
30
7:30
7:35
25
8:00
8:20
30
8:50
8:50
130
11:00
11:30
120
13:30
13:30
40
14:10
14:10
0
14:10
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】
高速バス:新宿 22:00 ⇒ 甲府 0:10(\2,000)
バス:甲府 3:00⇒奈良田⇒広河原 6:15(\2,050)

甲府駅からの登山バスは、必ず全員が着席できるよう増発されます。
通常は4時発で芦安経由で広河原へ向かうルートですが、台風による林道の崩落で通行できないため、奈良田経由での運行となっていました(出発も通常より1時間早くなってます)
3時間という長時間の乗車のため、途中でトイレ休憩が2回ありました。

【往路】
車:奈良田⇒鰍沢
電車:鰍沢⇒甲府
電車:甲府⇒新宿(特急かいじ)
コース状況/
危険箇所等
【広河原⇒大樺沢二俣】
樹林帯の中を上っていく登山道です。大き目の石をガシガシ上っていく感じですが、勾配はさほどでもありません。
それでも時間的には2時間近く歩いたと思います。

【大樺沢二俣⇒小太郎尾根分岐】
足元はフラットになりますが、所々に短い階段があります。斜面の勾配はきつくなりますが、九十九折れの登りなので極端な急登という感じはしません。

【小太郎尾根分岐⇒北岳肩の小屋】
いよいよ稜線に乗っての歩きです。勾配は緩やかになりますが、所々に岩場が出てきます。晴れていれば景色の綺麗な所だと思いますが、残念ながらガスがかかって眺望はありませんでした。

【北岳肩の小屋⇒北岳山頂】
大きな岩の上を歩くようになります。登山道を示すマーキングがしっかりしていますが、下ばかりを見ていると見失うかもしれません。
肩の小屋からは山頂を見ながらのルートだと思いますが、ガスの中だったので自分の位置が全く分かりませんでした。

【北岳山頂⇒北岳山荘】
トラバース気味に歩く登山道です。足元はフラットで危険を感じる場所はありませんでした。北岳山荘が見えるようになってからの稜線は来て良かったと思える景色だと思います。

【北岳山荘⇒間ノ岳】
序盤はザレの登山道ですが、途中から岩が多いガレの登山道となります。気分的にとても長い感じがしました。

【間ノ岳⇒農鳥岳】
ガスがかかって全く自分のいる場所が分からず高度感も感じませんでした。間ノ岳から農鳥小屋までは大きく降り、小屋から山頂まで一気に登り返すようになります。
急登を終えると何度かニセピークにだまされながらゆるゆると上っていく感じになります。

【農鳥岳⇒大門沢下降点】
小さなアップダウンを繰り返しながらの登山道です。下降点にはおなじみの鐘がありますので、通り過ぎてしまうことはないと思います。

【大門沢下降点⇒大門沢小屋】
一気に降っていきます。個人的には登りに使いたくないルートです。
登山道自体は明瞭ですが、所々に大きな段差ができてしまっていて降りるのにも難儀するような所がありました。

【大門沢小屋⇒奈良田】
標高差は大きくないものの距離が長くて飽きてしまう区間です。何度か沢を渡る所があります。全て橋が架けられていますが、丸太橋なので滑るし傾いていたりするので結構危険かもしれません。
その他周辺情報 【温泉】
奈良田温泉

【バッジ】
北岳山荘、農鳥小屋、大門沢小屋
 それぞれの小屋でバッジは売っていました。



甲府駅からの登山バス
この日は5台も出ました。
2014年08月23日 03:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 3:49
甲府駅からの登山バス
この日は5台も出ました。
広河原のつり橋
いよいよ入山
2014年08月23日 06:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 6:23
広河原のつり橋
いよいよ入山
雨の後だったので水量多いみたい
2014年08月23日 07:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 7:23
雨の後だったので水量多いみたい
雨ではないけどガスが厚い
2014年08月23日 08:37撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 8:37
雨ではないけどガスが厚い
右俣を登りました
2014年08月23日 09:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 9:15
右俣を登りました
雪渓を上っている人の方が多かったかな
2014年08月23日 09:40撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 9:40
雪渓を上っている人の方が多かったかな
分岐に到達
2014年08月23日 10:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 10:14
分岐に到達
2014年08月23日 10:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 10:29
いよいよガスの中に入ったようです
2014年08月23日 10:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 10:45
いよいよガスの中に入ったようです
簡単な岩場がいくつか
2014年08月23日 10:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 10:46
簡単な岩場がいくつか
稜線歩きですが眺望がないのが残念
2014年08月23日 10:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 10:53
稜線歩きですが眺望がないのが残念
時折青空も見えるのですが、それもほんのひと時
2014年08月23日 11:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 11:04
時折青空も見えるのですが、それもほんのひと時
肩の小屋に到着
2014年08月23日 11:05撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 11:05
肩の小屋に到着
ここから先もガスの中
お昼には晴れてくるはずなのですが
2014年08月23日 11:25撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 11:25
ここから先もガスの中
お昼には晴れてくるはずなのですが
視界は100mほどしかないので、どこまで歩けば良いのか目標がありません
2014年08月23日 11:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 11:38
視界は100mほどしかないので、どこまで歩けば良いのか目標がありません
そんなこんなで歩いているうちに頂上に到着しました
2014年08月23日 11:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 11:46
そんなこんなで歩いているうちに頂上に到着しました
30分ほど山頂で粘りましたが、とうとうガスがなくなりませんでした
2014年08月23日 12:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 12:24
30分ほど山頂で粘りましたが、とうとうガスがなくなりませんでした
ほんの5分ほど降ったら青空出てきた
2014年08月23日 12:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 12:30
ほんの5分ほど降ったら青空出てきた
なんだかとても悔しいですが、ようやくどんな山だったか分かってきました
2014年08月23日 12:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 12:30
なんだかとても悔しいですが、ようやくどんな山だったか分かってきました
北岳山荘が見えてきました
2014年08月23日 12:37撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 12:37
北岳山荘が見えてきました
降りるころには別の山に北みたいな風景です
2014年08月23日 12:42撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 12:42
降りるころには別の山に北みたいな風景です
北岳山荘から北岳の全容を始めて見れました
2014年08月23日 13:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 13:44
北岳山荘から北岳の全容を始めて見れました
この日もテント泊
2014年08月23日 14:04撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 14:04
この日もテント泊
夕日に染まる北岳
2014年08月23日 18:24撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/23 18:24
夕日に染まる北岳
夜は風が強く、テントも大揺れでした
明けて翌日もガスガス
2014年08月24日 04:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 4:58
夜は風が強く、テントも大揺れでした
明けて翌日もガスガス
景色など何もないまま間ノ岳に到着
2014年08月24日 05:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 5:43
景色など何もないまま間ノ岳に到着
どんな道を歩いたのか、どんな場所にいるのか全く分かりませんが山頂にいます
2014年08月24日 05:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 5:44
どんな道を歩いたのか、どんな場所にいるのか全く分かりませんが山頂にいます
結構な急傾斜を1時間ほど降りたら噂の農鳥小屋が!
2014年08月24日 06:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 6:44
結構な急傾斜を1時間ほど降りたら噂の農鳥小屋が!
農鳥小屋から傾斜が急になりました
ガスの中なのでどこをどれくらい歩いたのか実感がありません
2014年08月24日 07:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 7:36
農鳥小屋から傾斜が急になりました
ガスの中なのでどこをどれくらい歩いたのか実感がありません
さらに進むこと40分ほどで最終目的地の農鳥岳に到着!
2014年08月24日 08:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 8:16
さらに進むこと40分ほどで最終目的地の農鳥岳に到着!
ここまで来ると、ほとんど人がいません
2014年08月24日 08:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 8:17
ここまで来ると、ほとんど人がいません
緩やかに降っていきます
2014年08月24日 08:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 8:53
緩やかに降っていきます
とても大きな山なんだということは感じます
2014年08月24日 08:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 8:54
とても大きな山なんだということは感じます
ガスがかかってなくて良かった
大門沢下降点が視認できました
2014年08月24日 08:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 8:54
ガスがかかってなくて良かった
大門沢下降点が視認できました
ここからが長い降りの始まりでした
2014年08月24日 08:59撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 8:59
ここからが長い降りの始まりでした
何度か渡渉となりますが、すべてに橋は架かってます
けど、落ちろと言わんばかりの橋が多いです
2014年08月24日 10:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 10:35
何度か渡渉となりますが、すべてに橋は架かってます
けど、落ちろと言わんばかりの橋が多いです
大門沢小屋で昼食にして、さらに歩くこと1時間半
やっと最後のつり橋です
2014年08月24日 13:00撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/24 13:00
大門沢小屋で昼食にして、さらに歩くこと1時間半
やっと最後のつり橋です
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 ハイドレーション ガスカートリッジ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ ポール テント テントマット シェラフ

感想

天気予報は微妙な感じ。でも行ってしまいました。
テント装備で1600mを登れるのか??という懸念はありましたが何とか登りきることができました。
通常、甲府駅からのバスは、芦安経由で広河原へ向かうルートですが、台風による林道の崩落で通行できないため、奈良田を経由しての運行でした。このため3時間という乗車時間が必要で、バスの出発時間は午前3時となっていました。
公共交通機関で動こうとすると、甲府への最終便は0時前後に到着するものばかり。バスまで3時間くらいなら、駅前で寝てしまうか?なんて考えて出発しました。
高速バスで甲府に到着したのが0時10分。駅前のコンビニで買い物してから、開いているスペースにテントマットを広げて横になりました。
山登りを始めてから神経が太くなったのか、こんな状況でも寝られてしまうようになった自分がたくましく感じます。
2時間ほど寝たところでバス待ちの列に並びました。ここからの登山バスは、必ず全員が乗れるように増便してくれるようです。私が行った日は人が多かったようで、5台ものバスを出してくれました。まあ、つまりの所並んで順番待ちをする必要はないって事ですね。

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