ドMな後立山連峰全山縦走(扇沢→針ノ木→親不知・日本海)
shira-ga
体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 76.7km
- 登り
- 7,228m
- 下り
- 8,583m
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8月5日:キレット小屋5:00-5:59北尾根ノ頭-7:13五竜岳-7:48五竜山荘―9:14唐松頂上山荘-9:43唐松岳-10:11不帰二峰の南峰-10:21不帰二峰の北峰-11:00不帰一峰―天狗の大下り-12:11天狗の頭-12:25天狗山荘-13:24鑓ヶ岳-14:00杓子岳-14:47白馬頂上宿舎(泊)-15:22白馬岳(ピストン)
8月6日:白馬頂上宿舎2:22-2:46白馬岳-3:08三国境-4:06雪倉岳避難小屋-4:34雪倉岳-7:10朝日岳-7:24吹上のコル-7:55アヤメ平-8:31黒岩平-8:57黒岩山-9:36サワガニ山-10:26犬ヶ岳-10:31栂海山荘-12:35白鳥山(白鳥山荘)-13:33坂田峠-14:57親不知・栂海新道登山口-15:13日本海
| 天候 | 8月4日小雨〜曇り 8月5日快晴その後曇り 8月6日曇りで小雨を繰り返す |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 タクシー 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
■概要:針ノ木峠から親不知までを後立山連峰といいます。ウェストンが白馬岳に登ったときに親不知まで訪れてここが日本アルプスの起点であると記載したそうです。南端は諸説あるようですが針ノ木峠のようです。日本三大雪渓である針ノ木雪渓を登り、八峰キレット、不帰キレットといった難所を通過し、高山植物のメッカ白馬・朝日で癒され、そして2932mの白馬岳から栂海新道をくだり日本海まで縦走するというロングルートです。朝日までは北アルプスらしく営業小屋が多数ありますが栂海新道は無人小屋が2つでエスケープも少なく、ハードな降りとなります。 ■コース状況: ・全般:岩場・鎖場が数えきれないくらい沢山あります。登山道のマーカーは扇沢から吹上のコルまでは多いです。開けたたところでガスるとわかりにくい場所は岩や石のマーカーを忠実に探す必要があります。もっとも、極端だと数歩おきにマーカーがあったりするのでほとんど大丈夫ですが。逆にマーカーがしばらくなかったらよく確認する必要があります。私は、雪倉からの降りで花に夢中になっていたのか、間違って沢状の部分を降ってしまいました。ここから登れずもう少し降ってからザレた急斜度の斜面を稜線に向かって両手も使いながらはいあがるはめになりました。なお岩稜部で岩場のマーカーで×マークのほうにいくと大変なことになりますからご注意を。 ・雪渓歩き:大雪渓以外では白馬〜雪倉で2か所、天狗山荘からに1か所ですが特に問題ありません。栂海新道にもありますがここは少し下を迂回できます。 ・ロープ場:栂海新道に多数あります。多くは使用しなくてOKですが下駒ケ岳・白鳥山への急登では手を使わないと登れない場所があり補助として必要なところもあります。 ・栂海新道は黒岩山までは穏やかな湿原・高原歩きといった感じで別天地です。黒岩山あたりから印象が一変してアップダウン激しい稜線歩きとなります。そして栂海新道下部は樹林帯が多く、ぬかるみも多いのでスパッツは必須です。どんどん標高を下げていくと気温はぐんぐん上がり、夏場は過酷な条件となり熱中症・脱水に要注意です。ありえないほどのド汗かきました。思った以上にアップダウンが激しく汗かかせられます。Tシャツを代えてもすぐにびしょ濡れになり着替えをあきらめました。水のご利用・補給は計画的に。栂海新道下部でアブがいまして、立ち止まると噛んできます。また栂海新道でちいさめですがマムシ数匹みました。 ・栂海新道は基本踏み跡もかなりあります。ちょっと迷いやすい箇所をあげると、�…皇了撹婉瓩�開けているので、ガスがでたとき注意が必要です。ここはロープが張られており、そのロープが終わったあたりから右側に向けて路があります。��黄蓮ノ水場部:稜線を進む路を行きます �Ｄ粒せ柿颪�らは山荘の裏の路を下ります。山荘の右手のほうの路はトイレ(かなりの豪快な感じ)です �つ粒た憩仕仍蓋�が近付くと鉄塔を2つ通過します。鉄塔1つめに左の案内標には「青梅○○」と記載されており、こちらでなく右手のしっかりした路を行きます。2つめの鉄塔を過ぎても少しで路が2つありますが、左手の「下山道」(下山方向だとわかりづらい)を行きます。ここの右手の路には「火の用心」と記載されていますので作業道? ・栂海新道の「山と高原の地図」のCTはあくまでも個人的な感想ですが小屋泊者にとってはゆとりが持たれて計算されています。これは重装備の長期縦走の方を想定してだからと思います。ただこのあたりは当然その日の気象条件・体力等々でかなり差がでます。エスケープがほとんどないので十分な準備で入りましょう。中俣新道がエスケープとして記載されていますが分岐からみる限りでは踏み跡はかなり薄いです。 ★ビビリの私が思う要注意個所 �� 針ノ木雪渓:ベンガラが途中でなくなります。雪渓状況と夏道への移行を針ノ木小屋に問合せてから挑みましたがそれでもわかりづらく、夏道の移行が最初わからずに迷って斜面を間違って登って降ることになりました。また雪渓端など崩壊しており危険でした。雪渓上部は斜度がきつく滑落注意です。私は軽アイゼン使用しました。なおキレット小屋で隣になったかたは数日前に針ノ木雪渓下ったそうですがやはりベンガラきれていてわかりにくかったそうです。 �� 赤沢岳手前のガレの登り:滑落注意です。 �� 八峰キレット:キレット入口から鹿島槍側から行くと梯子登ったところが一番危険と思います。ここは東側が切れ落ちて下が見えない程です。その他木1本を歩くところが2か所ありますが鎖もしっかりしています。キレット小屋がみえても鎖場が連続しますので気を抜かずに。 �� 五竜への鎖・岩場:鹿島槍方面からの場合は登り基本なのですが長い鎖もあります。鹿島槍北峰〜五竜まではストックしまっておいたほうがいいです。 �� 唐松山荘手前の牛首の岩場:トラバースする鎖が数か所あり滑落しないように要注意です。確か今夏死亡事故が起きていたと思います。 �� 天狗の大下り:登りではさしたる危険ありません。降りで使うと長い鎖もあり、ガレの急下りなので注意が必要です。 �� 不帰ノ瞼(二峰北から):本当の危険箇所は、「二峰の北峰」の看板から「滑落注意」の看板までの短い(が時間はかかります)区間です。それ以外の箇所は地図上は点線になっていますが普通の岩場・登山道です。唐松方面からは降りになるので怖いです。2か所ほど怖い鎖トラバースがあります。有名な空中梯子は鎖が低い位置にあるので重心を落として歩くとよいです。この空中梯子直後の鎖トラバースが一番の難所と感じました。下記HP(YatsuJuninさんのレコに記載があり知りました。感謝です)に詳しく記載があります。意外に登山者が多いので、安全な場所で譲り愛ですれ違いを。 http://www.tok2.com/home/pokopoko110/newpage223.html ■水場:各小屋で有料で購入できます(上記2小屋は宿泊者無料)。無料の水場は、天狗山荘前、黒岩平、シキ割の水場(今回確認したところのみ) ■登山届:扇沢登山口にポストあります。栂海新道入口にはありません。 ■携帯電話:唐松頂上山荘で一瞬通話可能になりましたがその後ダメでした。白馬頂上宿舎では入口でDOCOMO通じるようですが私のDOCOMOはダメでした。坂田峠と親不知でも私の携帯はダメでした。 ■山小屋:初日キレット小屋:1泊2食9100円。乾燥室あり。当日かなり宿泊者いましたが布団一人一枚。朝食第一陣5:00ですが実際は4:45頃に呼ばれました。2日目白馬頂上宿舎:1泊2食(朝弁当)9000円。乾燥室・洗面所あり。ここは白馬山荘より混雑しないと聞いていましたがこの日も布団一人一枚で、16人の部屋に確か6人しかいませんでした。ただ、私が部屋の場所を間違えたため(下段の4とだけみたのですが、4にも右側・左側があったのに気付きませんでした)ご迷惑をおかけしました。他は空いているのにここだけ布団1人2枚?としばらくなっていました(汗) ■下山所もろもろ: ・下山所での温泉:親不知観光ホテルにて外来入浴可能です。親不知駅までのバンでの送迎込で1500円。送迎は親不知駅の電車に合わせての電車発着の10分前程度の出発になります。送迎のみは750円。タクシーを呼ぶなら糸魚川タクシー ・海岸への降り方:栂海新道を降りたら当然海岸まで降りたいものです。ホテルの駐車場の東側に階段の路があります。ここから80mくらい(看板によると登り20分降り10分)で海岸です。 ・ウェストン像:ホテル入口前の路をレストラン側へぐるりと回りこむように1分ほど進むとあります。 ■下山後の立ち寄り温泉:大町温泉郷・薬師の湯 21時までの営業で、20時30分までの入館までです。600円ですが割引券で500円。タクシーの運転手さんにお願いすると割引券くれます。もしくはJAF割引を使用です。 |
写真
※すみません あとで教えて頂けるように
わからないお花番号付けています^^;
8/8追記、教えて頂きました
チングルマの果穂
何も見えなくて…夏
By M-WALK
8/8追記、教えて頂きました
紫がイブキジャコウソウ と白い花はコゴメグサ?シコタンソウ?
8/8追記、教えて頂きました
シナノキンバイ
8/8追記、教えて頂きました
→訂正でテガタチドリ
とりあえず、ハレオのonsenさん方面にお祈りしたら少しガスとれてきました
鹿島槍(南)山頂、1年ぶり!なんとなしにしたポーズですが
自分では以外に気に入りました。
今回もこの帽子多くの方に褒めてもらいました
御一方はそれ俺も買おう、と。
ありがとうございます!
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なんとなしにしたポーズですが
自分では以外に気に入りました。
今回もこの帽子多くの方に褒めてもらいました
御一方はそれ俺も買おう、と。
ありがとうございます!
右側はすんごい切れ落ちています。
ここが最大の危険箇所か?
小屋前に沢山人がいましたが、
「こんにちは」ではなく、「お疲れ様」のご挨拶でした^^
本当にすごい場所におったてたものです。
お世話になりました。
ご来光を浴びて全身に力(ドM魂)みなぎります。
鹿島槍が綺麗な双耳峰をみせてくれました
siriusさんの仰るとおりみる者を魅了します。
五竜岳で剱岳をバックに撮って頂きましたこのポーズしたら
沢山いる山頂の皆さんから失笑が
「皆さんもこのポーズでいかがですか?」とは言えませんでしたw
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このポーズしたら
沢山いる山頂の皆さんから失笑が
「皆さんもこのポーズでいかがですか?」とは言えませんでしたw
唐松、白馬が見えます。
ワクワクする一方で不帰の不安が・・
難所を前に元気にこのポーズ
ガクッではなくジャンボです「オー!」
このあたりですれ違った方は
「アスレチックみたいで面白かった」と。
マジですか?
あそこに登ってから降りが核心部分ですが
東側を通るのでこちらからは見えません。
怖いです。
下から登ってくる方がいる場合は右手の土のところで待ちます。
足場があまりなく、切れ落ちており、
慎重にトラバースします
を見上げます。通過しようとしている方が見えますね
鎖が低い位置なので注意。
この直後にかなり怖かったトラバース�△任后�
いや〜マジで怖かったです。
八峰より断然怖いです。
一峰です。事故は難所ではなく何でもないようなところで起きるといいますから、気を抜かずに行きます。何でもないようなとこが 危険だったと思う
何でもないようなとこ 二度とは戻れないよ〜
(って戻れなくては困るのですが)
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何でもないようなとこが 危険だったと思う
何でもないようなとこ 二度とは戻れないよ〜
(って戻れなくては困るのですが)
登りで使う分には怖さはまりないですが
登山者多いので譲り愛で。
わからないと帰宅して本を見て知りました
近くの人が言います「これは写真では伝わらないんだよな〜」
その通りだと思いました。
白馬岳でもこのポーズこの周り、今までになく沢山の方がいましたw
しかし山頂ポーズもバリエーション増やしたほうがいいですね・・
前から思っているのですが
山行には事前の準備が必要なのです
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この周り、今までになく沢山の方がいましたw
しかし山頂ポーズもバリエーション増やしたほうがいいですね・・
前から思っているのですが
山行には事前の準備が必要なのです
宿舎の夕食バイキング形式なので少しずつとって
おかわりしていくのがよいですね
それにしても美味しく、山小屋の食事の域を超えています。
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バイキング形式なので少しずつとって
おかわりしていくのがよいですね
それにしても美味しく、山小屋の食事の域を超えています。
東の空が染まっていきます。
ご来光狙いの場所です。
白馬もうっすらと
雲のために中途半端なご来光でしたが雨・曇予報でしたからこれでも満足です。
一人静かな山の朝を感じます
ちなみに白馬岳・丸山でもご来光見えるはずですが
雪倉岳も大展望でグッドです。
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雨・曇予報でしたからこれでも満足です。
一人静かな山の朝を感じます
ちなみに白馬岳・丸山でもご来光見えるはずですが
雪倉岳も大展望でグッドです。
このあたりに多かったですがこれが一番大きかった
→訂正、オタカラコウ
8/9訂正、教えて頂きました
控えめにそっとうつむいています
そんな大人にワタシモナリタイ
興奮して栂海新道に入ります!
登山道にロープはってありますが、ロープから抜けたところで
ガスっている時は広々しているので要注意です。
とっても開放的で素敵な場所
こんなところが黒岩平まで多いです
アヤメといっても、花被片に縦の白い筋があるので
カキツバタでしょうか
こんな感じでいい雰囲気の路です鼻歌でも歌いながら行きましょう♪
ひとは誰でも 刺激を探す山人のようなもの〜
希望の山にめぐりあうまで歩きつづけるだろう〜
きっといつかは君も出会うさ すごいドMに〜
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鼻歌でも歌いながら行きましょう♪
ひとは誰でも 刺激を探す山人のようなもの〜
希望の山にめぐりあうまで歩きつづけるだろう〜
きっといつかは君も出会うさ すごいドMに〜
右手の中俣新道はどうみても踏み跡はわずかで
エスケープルートとしてはかなりの不安な感じ
1グループ先行者いらっしゃいました。
栂海新道、それ程登山者多くないですが
思ったよりは多い、といったところでした。
基本稜線が多いので迷うことはありません。
日本海に抜けるにはこの真ん中の白鳥山を越えなくてはいけません遠く、大きく見えます。山頂の小屋が目印。
実際は1200m程なのですが
距離感と山の大きさから、塔ノ岳からみた大山を思い出しました。
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遠く、大きく見えます。山頂の小屋が目印。
実際は1200m程なのですが
距離感と山の大きさから、塔ノ岳からみた大山を思い出しました。
真ん中やや左よりのピークが白鳥山
白鳥山より少し左に日本海が見えます。
ソロの方がお一人いらっしゃいました。
あともう少しです。
でもここからもアップダウンが・・
登山口、やりました!下山時丁度、山ガールお二人が記念撮影しているところだったので写真お互い撮りあいました。もはや羞恥心はないのでこんな感じでw
真夏の栂海新道を歩ききった人の特徴
・ド汗で全身びしょ濡れ
・アブの噛み跡あり
・スパッツしていても雨具ズボンが大腿まで泥だらけ(もはやスパッツもずり下がり)
・シェ〜の角度が甘い
・どや顔ではなくて変顔
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下山時丁度、山ガールお二人が記念撮影しているところだったので写真お互い撮りあいました。もはや羞恥心はないのでこんな感じでw
真夏の栂海新道を歩ききった人の特徴
・ド汗で全身びしょ濡れ
・アブの噛み跡あり
・スパッツしていても雨具ズボンが大腿まで泥だらけ(もはやスパッツもずり下がり)
・シェ〜の角度が甘い
・どや顔ではなくて変顔
いつのまにか夏らしい空となっています
ウェストン像の前でしばし物思いにふけります。素晴らしいだけではなく、苦手な怖い鎖場、ド汗かく暑すぎる栂海新道、路間違い、などなど厳しい事もたくさん有りましたが・・・以下のように思いました。
本当の自然の美しさはドMの中にある(嘘)
(to4さんのパクリです・・)
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素晴らしいだけではなく、苦手な怖い鎖場、ド汗かく暑すぎる栂海新道、路間違い、などなど厳しい事もたくさん有りましたが・・・以下のように思いました。
本当の自然の美しさはドMの中にある(嘘)
(to4さんのパクリです・・)
感想
「未開の山稜に、自分たちの手で岩盤を削り、木を伐り、藪を刈って登山道を開設しよう。(中略)高嶺のお花畑から日本海まで縦走してドボンと海へ飛び込むのだ。(中略)単純な我々はそんな夢にワクワクした。」
〜栂海新道を拓く〜夢の縦走路にかけた青春 小野健著 より〜
栂海新道。アルプスから海への縦走路。一山岳会が10年かけて開拓して1971年に開通した新道。詳細な経緯については上記の本を読まれることをお勧めします。その歴史を知って歩くとまた違った感慨があるかと思います。
昨年鹿島槍〜五竜を縦走してその怖さと素晴らしさを実感しました。熊二も会えましたし。開口健の「もっと遠く!」ではありませんが、より遠くへ、ということで次は栂海新道を歩きたいと思っていました。そしてどうせなら全山つなげて歩きたいと思い、今回の計画となりました。今回はちょっと反省点が多い山歩きとなりましたが反面充実した縦走になりました。当初計画ではキレット小屋、天狗山荘、朝日小屋の3泊予定で場合によりキレット小屋と白馬での2泊、でしたが結局2泊となりました。
8月4日:
さて暗い扇沢を出発します。暗くても明らかにガスっている扇沢。まあ仕方ないと明るんできたところで雪渓を歩く予定で2:15スタートです。雪渓ではちょっと上述の失敗をしました。小雨も降ってきて展望なしのまま針ノ木岳に到着です。お一人先行者が。その後はぐるっと回るように稜線を進みます。天気が悪いのでお花を愛でながら進みます。途中、雷鳥君が癒してくれます。赤沢岳手前の危険箇所は岩が濡れており慎重にクリア。以後も静かな縦走路を進みます。ガスが少しとれて立山方面がちら見しますがここからの黒部湖はおがめませんでした。その後雨はあがりそれだけでもよかったです。
種池山荘に着くと一気に登山者が増えます。柏原新道を登ってきた方々でしょうか。ここから爺ヶ岳へ。視界がだいぶましになりましたが鹿島槍はその姿を隠したままでした。鹿島槍ヶ岳南峰でとりあえずポーズ。ここから再度キレットに向かいます。鹿島槍ヶ岳北峰では大阪からの先行者の方。キレットは30年ぶりとのこと。この方とは小屋でもいろいろお話させて頂きました。1年ぶりの八峰キレットですがやはり緊張します。前回と違い雨後で濡れていましたから。でも風はなく2回目なので以外に行けました。でも3度目はないでしょう。
キレット小屋は結構賑わっており、ここでは「こんにちは」ではなく難所をこえてきたためか「お疲れ様」が挨拶なのですね。ジュースを購入して山荘前でおしゃべり。明日の天気が話題になりましたが関東南の低気圧が台風にかわった?という話もありちょっと心配。夕食は美味しかったです。小屋の隣の方はテント縦走で6泊目とのこと。針ノ木のベンガラがきれているのことなどお話しました。
8月5日:
普段は朝弁当をお願いする私ですが、今日は天狗山荘までの行程ですし、当然鎖場のナイトハイクはありえないので、キレット小屋で朝食を頂いてからの出発です。快晴で皆さんと朝焼けの剱岳に満足します。5:00丁度に出発。鎖場・梯子・岩場をこなしていきます。五竜が近付いてくると逆からの縦走者とすれ違うようになりました。早朝はガスっていた鹿島槍ですが徐々に美しい双耳峰を見せてくれるようになりました。元気がでますね。本当に来てよかった、と思います。五竜岳への鎖場も去年はもっと怖く感じたのですが少し慣れたのでしょうか。
朝で賑わう五竜山頂で例のポーズ。失笑が周囲からもれますが気にしません。それにしてもいい展望です。唐松頂上山荘でメールしてみようとしますがうまく電波つながらず。難所に備えて水を補給しますが生水はわかさないとだめとのことでペットボトルを販売機で購入することになり、1.5L補給で900円^^; さて唐松山頂について白馬方面を眺めます。あそこへ歩いて行くんだとワクワクする一方で不帰は本当に大丈夫かな?と。唐松から眺めるかぎりでは危険そうにみえないのですがね。さて気合いをいれてスタートです。ここらですれ違いの方に聞くと・・・楽しかった的に話される方と結構大変と言われる方と、まあ人それぞれです。不帰二峰の北峰にきていよいよ核心部。鎖場の詳細は写真のとおりですが・・・とにかく降る鎖も怖いのですがトラバース鎖がかなり怖いです。空中ハシゴよりトラバース鎖が怖かった。なんとかクリアしてやったーと。もう2度と来ないと思います(笑)。
さて天狗の大下りを登ってしばらく歩くと天狗山荘です。本来は3泊4日で、行程・体力によっては2泊3日と考えていましたが、昼過ぎの到着ですから先に進みます。難所をこえてほっとして空腹感もでてかけうどんを頂きました。美味でした。水もじゃんじゃんでていますし、従業員の方も感じよく、白馬より空いてそうですからいつか泊まってみたいですね。さてここからガスがかなりでましたが午後は仕方ありません。
鑓ヶ岳、杓子岳と登り、一旦降って丸山への登り。大学生のグループが走って登って行きました。元気ですね。思ったより早く白馬頂上宿舎に着きました。受付をして荷物置いたあと、白馬岳をピストンしますが凄い人ですね。白馬岳周辺は。
宿舎の夕食はバイキングで豪華、牛タンシチューが激ウマでした。食堂の大型TVをみると明日は3時雨、その後曇りで午後からまた雨。まあ仕方ありません。明日は樹林帯ですから涼しい方が気を取り直します。さて夜ですが小屋の窓に雷の光が繰り返し、明日早朝雷だったら遅出で3泊予定での朝日小屋までにしようかなあと思案します。
8月6日:
朝起きてみると雷はありません。わずかに小雨がありますがカッパもいらないくらい。そっと起きて1階で準備をして雪倉でのご来光狙いで2:22に出発します。予報に反して空には星が見えます。これはご来光期待化と思いましたが三国境あたりで小雨がぱらつきカッパきます。真上にも星が見えるのに小雨はなんでだろうと思いつつ。この日は小雨と曇り繰り返して来たり脱いだりでちょっと忙しい。ところで、この日の朝、またハイドレーションの吸入口から水漏れトラブルがありました。ごく小さい穴がサイドにあいたようです。キズパワーパットで巻いてことなきを得ましたが・・・強く噛みすぎなのですかね・・・。
さて雪倉岳への雪渓を通過、その後わかりにくい場所がありましたが慎重にマーカーを探して進みます。雪倉岳避難小屋には明かりがあり、誰かいるようです。東の空が染まりはじめて日の出前に雪倉岳到着です。振り返ると白馬もうっすらとピンクに。360度の展望を楽しみます。東の空は雲があり、ご来光はちょっと中途半端でしたが予報を考えると上出来しです。ここから朝日には降りますがここでお花が多く、夢中になっていたためかこれほどマーカーが多いルートで間違いをしてしまいました。大反省です。ここで20分くらいと体力をロス。
朝日岳へはガスの中の急登で、山頂についてもガスガス。やはり栂海新道に向かうお二人がいました。ここから少し降ると吹上のコル。蓮華温泉へのルートを分け、「日本海」の岩へのペンキをみてボルテージがあがります。
ここから黒岩山までは湿原やお花畑など多く、開けた別天地。天気がよければさぞかし、と思いつつも曇っていても雰囲気はよいです。驚いたのは栂海新道を進む人が思ったより多いこと。とはいっても初日・2日目と比べると全然少ないですが。黒岩平で冷たく美味しい水を満タンにします。黒岩山では白鳥小屋まで行かれるグループがいらっしゃいました。さてここからは今までと雰囲気が異なります。稜線をアップダウンを繰り返しながら進み、どんどん汗をかきます。ほぼ無風状態であり、半端な位汗です。たまらずTシャツを着替えますがほどなくド汗にまたびしょ濡れになり、あきらめます。ズボンもびしょびしょ。時に小雨もありますがどっちにしてもびしょ濡れなのでもうTシャツでいきます。標高を下げるとどんどん暑くなります。下駒ケ岳・白鳥山への急登ではもう暑さで参りました。ようやく白鳥山へ。
白鳥山からはほぼ降りだと少し安堵するもここからもアップダウンは激しく、あまりの汗に残りの水が気になります。黄蓮で補給しとくべきだったかなと思いましたが水は余裕もってシキ割で補給できました。水の心配がなくなるとちょっと元気がでて進みます。激降りをこなしてようやく坂田峠。思ったより早く着きます。糸魚川20時の電車を考えていましたが、その1本前の16時35分のに乗れるかも、と欲が出て(1本違いで帰りの温泉に入れるかの大きな違いがあります^^;)ここから頑張ってちょっと急ぎます。日本海が木の間からチラチラ見えます。樹林帯をどんどん降り、車の音が聞こえてきて、急に車の音が大きくなったと思うとすぐ国道がみえ、国道と平行するように少し歩くと15時前に親不知・栂海新道登山口に着きました。ネットでよくみる例の看板ではなくなっていました。
登山口で記念撮影をしてもらい、親不知観光ホテルでタクシーを呼びたい旨をお伝えすると、温泉入らなくても送迎してくれるとのことでそうすることにします(新しいシャツと短パンはあったものの靴を含めてあまりに汚れた状態で、また海までいくこともありここでの温泉はやめました)。
さて海まで降ります。そこで一気にドボン、と飛び込むことはなく、やった〜と叫んだあとおごそかに足を海に着けました。日本海に来るのは10年以上ぶり。感慨深く縦走を終えました。
さて、温泉を済ませた男性お二人組とともにバンで親不知駅(無人)に送って頂き、ここから車を回収します。電車から日本海と晴れた空を眺めて、縦走を振り返りました。信濃大町駅につくと小雨がぱらついていましたが、蓮華岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍とシルエットをみることができました。車回収後、温泉に入り、ラーメンを途中2杯、仮眠を1回して8月7日の2時30分過ぎに自宅に着きました。
今回、やればできるんだなあ、と思いましたが一方で反省点が多くちょっとやりすぎ感は否めません。今後の山歩きによく生かしたいと思います。
総括(ポM) :
「全山縦走」という響きゆえに憧れるの? アルプスから海という凄さから?
初めて栂海新道を知ってからこの風景とドM観(感)に触れたくて
お花と鎖場だらけの縦走路がこんなにも険しく美しく 奇跡のように思うのです
ここにはドMがある そういう景色に見えるのです
(※mermaidさんから使用の御許可頂いております・・・)
○最後に・・・ロングハイクのススメ
私はロングトレイルに憧れますが皆さんはどうでしょうか? 今までの自分よりロングに歩くのには工夫が必要だと思います。このあたりはMATSUさんの日記を参照です。難しいこと(心拍数管理等)は私にはできませんが、試行錯誤しつつ自分なりの準備・工夫はします。shira-ga流アンチエイジングを少々・・・。私は体力が特にあるわけでもなく、持久系の運動の経験もありません。数年前に久しぶりに山歩きを再開(といっても昔もちょっとしたことのみですが)した直後は、バカ尾根での塔ノ岳まで3時間かかっていました。それでも山歩きをボチボチ続けて、また早出と工夫とドM魂で憧れのロングトレイルを歩けるようになってきました。皆さまももっと刺激を求めてロング、どうでしょうか・・(笑)
※全山縦走シリーズは作者取材のためしばらくお休みします
※次回はソフトMな山歩きを楽しみたいと思っています。
※業務連絡:ソフトM企画ですが、すみません。ロクな考えが浮かびません。一案としては富士見下から日帰り・・もとい1泊2日で尾瀬二山を周回というのでどうでしょう?個人的な予定で恐縮ですが9月23-24日か10月1-2日だとおそらく大丈夫と思うのですが。って皆さんドン引きの予感が^^;
こっそり拍手
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今度は日本海まででしたか！
今週の土日天気予報がはっきりしなかったので、
山には行きませんでした
お疲れさまでした。
麦わらのshira-gaさんのドＭな山行いつも拝見していますが相変わらずハードですね
扇沢ではなく八方尾根から登っていれば、麦わらのshira-gaさんにお会いできたかもしれませんね
次回からはソフトなドＭ歩き（ハードは無理なので）ということで、山行の参考になりそうです
日本海でのラブ注入、いつもよりかわいく見えますね
お花も多くて素敵な記録です
お疲れさまでした
後立山縦走お疲れ様です。
気が遠くなりそうな距離ですが、今回は鎖場も多く、距離以上に大変だったと思います。
今回のレポを見て、私は絶対に無理だなあと思いました。
やはり夏山の展望は朝ですね。
朝の立山連峰が素晴らしいです。
今回も車回収が大変でしたね。
扇沢までタクシーですか
こちらも気が遠くなりそうです
距離も距離ですがルートがまたすごいですね。。。
しかもあの鎖場って写真を見る限り悪いところは普通にIV級(-)くらいあるんじゃないですかね。
「ガツンと降ります。 」の写真、草の生え具合からして上から見下ろしてるようにも見えますが、その先に青空ってのが恐い…
トラバースも悪そうだし、これが一般ルートってのがすごいです。
ところでshira-gaさんのスタイルって、どちらかというとロングトレイルに近いようですが、なんか独自のもののような気がしてます。
おそらくタイムは二義的要素でしかないようなので山岳耐久とも違うようですし。
なんとなくですが、新しい縦走の楽しみ方というか、できる限りライトにでもウルトラライトとは違う、そして長い距離をみたいな感じですかね。
縦走ってそれぞれの目的目標によってすでに細分化されてますが、その中でもちょうど空白になっている部分を開拓されているような気がします。
kanemaru
shira-gaさん、おはようございます。
いつもいつも読み応えのあるレコ、有難うございます
山行そのものの内容といい、労力を厭わずボケを練り上げるドM根性といい、毎回shira-gaさんならではのレコには圧倒されます
ところで後立山連峰の縦走は、僕もいつも天気が悪くあまり晴れた思い出が無いのです。晴れた時は1泊2日のショートの場合のみですね。まあ1泊2日の場合は、雨そうだったら翌週に延ばすから晴天率が高いともいえますが。
こういった連休の山行は、機会があまり無いので天候にかまってられない為、どうしても晴天率が低くなるのですかね。。。
でもやり遂げた後の満足感は大きいですよね。ただ日本海に飛び込まなかったのは、今回のレコの残念な所でした。是非飛び込んだ写真が見たかったです
お疲れ様でしたー、荒れた天候にならなくてよかったですね！
日程はさておき、このコースは歩きたいなぁ。
つないでいくルートって楽しいと思うもの。
栂海新道はとっても気になるし。
shira-gaさん、ドMな山旅、お疲れ様でした。
いやはや全く凄い山旅が再び現れましたね、信じ難い行程です。
私にはとても真似できませんし、とても挑戦しようとも思えないのですが、
今回、shira-gaさんとすれ違ってるんですね、ちょっと驚きです。
shira-gaさんは8月5日14時47分に白馬頂上宿舎に到着されてますが、
私は反対方向から、白馬岳山頂を同じ日の14時過ぎに下山し、
白馬山荘で用を足してから天狗山荘に向かいました。
大雪渓分岐14時32分、頂上宿舎テン場上でテントの様子を写真に撮ったのが14時35分。
恐らく、shira-gaさんとは丸山辺りですれ違ったと思われます。
カップル一組とソロの男性二人ほどすれ違ったのでいずれかがshira-gaさんだったのでしょうね。
お一方は確かダブルストックだったような気がします。
私はテント泊装備を背負ってました。
先日の0m→Fujiに参加していれば shira-gaさんだと直ぐに分かった筈ですが・・・、
残念でした！
それにしても日本海まで、気が遠くなるような長旅ですね、恐れ入りました。
と云うか、ご無事に生還されてなによりでした。
また、車のピックアップ、先日の南アルプス同様に目の玉が飛びでしょうな金額でしょうね。
まだ先日のタクシー代、聞いてませんでしたが！
私のレコもあとでアップします。
先週の金曜日に休んでいるので今朝から仕事に追われてまして・・・
また今週も木曜の夜から七倉ダムより裏銀座へ徘徊するので仕事をこなしておかないと・・
shira-gaさん、こんばんは。
計画のタイトルは見ていましたが、ほんとに最初から
最後までだったのですね
後立山連峰の歩き方は難しく、いつもどう歩くのが
よいか？（どのタイミングでテントを張るか）
といつも悩んでいるので、全行程、とても参考になり
ました。
二日目は天気に恵まれ、写真もすばらしいですね。
栂海新道でのド汗。。。厳しそうです。
やはりこの時期標高1500メートル以下のロングルートは
かなりの覚悟が必要ですね
しかし、日が長い今がチャンスですよね。。。
shira-ga さん こんばんは。
ほんとに全部だったのですね。
初日の「種池山荘に着くと一気に登山者が増えます。」ですが、普通はここで１日目終了ですよ
自分も親不知から針の木までテント担いで
一週間かけて歩きたかった、、。
お休みはあったのにくやしいのぉ。
出発前に親不知抜いたんです。２本
shira-gaさん
ドMな全山縦走シリーズお疲れ様でした。
満足度、特大なルートですね！
アルペンムードたっぷりで、雲海がカッコいいです。
やっぱり白馬岳周辺は高山植物の種類、数、
凄いですね。この時期に咲く花が全部咲いてそうです。
栂海新道、ピークを巻こうとしないコース取り･･･
最後の体力勝負、ご苦労様でした。
コメントありがとうございます！
初日はちょっと残念なお天気でしたが2日目には大満足でした♪
太平洋から富士山の次は、アルプスから日本海・・
Ulmatsuさんもいかがですか？
コメントありがとうございます！
同じ縦走路を歩いていましたね、
お会いできず残念でした
ハードでも楽しい縦走が基本ですが
次回はソフトな感じで行きます
コメントありがとうございます！
お花は本当に多かったですね
帰宅して図鑑で調べるのも時間はかかりますが楽しくなってきました。
ラブ注入・・・お褒め頂き（？）ありがとうございます
コメントありがとうございます！
鎖場は不帰がやはり怖かったです・・・二度と行きません。
職場の経験者は「慎重にいけば大丈夫」と皆言うのですが（汗）
仰る通りやはり早朝ですね、とっても良い景色でした
タクシーは親不知からタクシーだと気が遠くなりそうな金額でしょうが
信濃大町駅から扇沢ですから
コメントありがとうございます！
不帰はビビリの私にとっては本当に怖かったです
kanemaruさんやonsenさんのようにクライミングのたしなみがある方なら
なんてことないのでしょうが・・
ガツンとの写真は降って振り返ったところです
私のスタイルですか・・・うーん、「楽しく・遠くに」って感じですが
独自とか開拓なんてとんでもないです
新しい山頂ポーズの開拓には貢献したいと思っているのですが
コメントありがとうございます！
ボケのところを褒めて頂く（？）のは大変ありがたいです
梅雨明けの3連休のように全て好天のことは珍しいでしょうね
今回も雨も小雨程度ですし、難所で風がなかったことなどラッキーだったのかもしれません。
本当に達成感・満足感が大きいです。確かに海にドボンが御約束ですよね、
ヤッターマン世代？としては御約束が大事なのですが・・・
今から思うとちょっと私も残念に思えてきました
コメントありがとうございます！
難所で天気が悪くなくて良かったです
そうですよね、つないでいくルートって楽しいですしロマンがありますよね〜
「気になる存在」ですよね、行きたいところに行きましょう、もっと刺激を求めて
コメントありがとうございます！
えっ、すれ違っていますか？？
丸山あたりのカップルは丁度、お花の話をしました。
↑で「写真では伝わらない」と仰られていた方が男性です。
あとS大学の学生さんグループとお話したりしましたが・・・
うーんどこですれ違ったかわかりません
私はいつもの東南アジア帽子＋ダブルストックで↑のように岳カラーのシャツでした
剱岳のレコで雰囲気はつかんでいたはずですが、気付かなかったのは残念です
noborundaさんのレコを楽しみにしています
あ、タクシーは今回は信濃大町〜扇沢ですから数千円ですよ（それでも公共交通機関より断然高いですが・・
shira-gaさん、こんばんは。
今回のレコは、いつもと違い
これでもか、これでもかと恐怖を楽しむドＭのようですね。
これだけロングで疲れていれば、事故も起こりやすいので気をつけてくださいね。
臆病な私は怖そうなところを飛ばし読みしてしまいました。
ところで、私もFutaroさんに１票。
日本海に飛び込んでほしかったな。
’日本海に飛び込むには・・・’で、
すごーく期待してしまいました。
コメントありがとうございます！
ビビリの私にとっての難所があまりに多いので
直前までの気持ちでと思っていましたが無事縦走できて良かったです
鎖苦手なのにわざわざ不帰を通るなんて自分でもやりすぎだなあと
でも「全山」には心身ともに充実している（と勝手に思っている）今しかないな、とも・・
テントですとキレット小屋以外となりますから確かに悩みそうですね
天狗山荘なんか雪渓残って水もあり、雰囲気良さそうでしたね〜
真夏の栂海新道は他の方のHPを帰宅して読むとやはり暑くて汗で全身びしょ濡れ、アブ、マムシ、がキーワードのようです
コメントありがとうございます！
不帰のレコ参考になりました、ありがとうございました
yasuhiroさんのように気が付いたら難所ぬけていたとはいかず、本当にビビリながらの通過でした
親不知から登るのはきつそうですが0mから歩いたら本当に充実した縦走になるでしょうね〜次回以降のお楽しみですね！
コメントありがとうございます！
満足度・達成感100％でした
お花に詳しくないので現地では夢中、帰宅して図鑑で調べるといった感じですが
こういうのも楽しいです
栂海新道をなぜ巻き道にせずに稜線を通るルートにしたのかを
上述の本で知って、やっぱり漢（おとこ）の路だな、と思いました
コメントありがとうございます！
海・・・そ、そうですよね、ここまできたら飛び込むべきですよね
私としたことが・・（泣）
私も鎖・岩場が大の苦手ですが、去年の槍や鹿島槍〜唐松でだいぶ慣れたような気がします。
ところでこのあたりですと扇沢から柏原新道で爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳（南）や、八方尾根での唐松岳、は途中鎖場はなく展望・お花もよく良いと思います
shira-gaさん、こんばんは〜。
遂に日本海まで到着ですね〜〜。
鎖場とか苦手って仰っていましたが、
実は好きなんじゃないかと疑惑が湧いてきました・・・。
YatsuJuninさんのHP。初めて拝見しました。
こんなに詳細に書いて頂けると、イメージ湧きやすいですね。
shira-gaさんの入念な下調べと詳細レポも凄いです。
次回からはソフト…。あまり信じていません〜
今までの山行と違って、鎖、梯子が盛りだくさんですね
お写真や説明、感想などでイメージを膨らませながら、じっくりと拝見させて頂きました。
そのためか、読み終わったら凄いド汗で・・・(嘘
この難所続きのルートにふと現れるアジアンテイストな帽子を被ったshita-gaさんのギャップに
今回は、shira-gaさんちのベランダの植物たちも帰りが待ち遠しかったでしょうね
shira-gaさん、こんばんは。
有言実行の北アルプス北部ドM山行でしたね。
ほんの少しだけ、このルートの最初を昨日登りましたがへろへろ状態で、こんな記録を目の当たりにするとクラクラしてしまいます
小野健さんの「栂海新道を拓く〜夢の縦走路にかけた青春〜」は読みましたが、やっぱり日本海から北アルプスへのルートは憧れちゃいます。
小野さんをはじめサワガニ山岳会の皆さんの尽力に感謝ですね。
栂海新道、憧れてます
コメントありがとうございます！
昨年の後立山のレコで日本海までとコメント頂きまして
1年かけてようやく歩けました〜
鎖場は苦手です。これ以上はありません（笑）
こちらのHPにはとても助けられました
イメージが最初からあるのとないのでは大違いです
あとは不帰通過時風もなく濡れているところもなく、
混まない程度に適度に登山者もいてお話したり・・
条件が良かったです
次回は間違いなくソフトな感じでいきます
コメントありがとうございます！
苦手な鎖・梯子・岩場で・・・違う意味のMでした
アジアンテイストな帽子、結構声かけてもらえますし、お勧めですよ！
ベランダ菜園は春はいろいろあったので御休みしているのです。夏に数日自宅あけるときは水がちょっと工夫が必要ですね。
秋からまた再開です
コメントありがとうございます！
おお、kusmmkさんも読まれていましたか！
実際歩いてよく10年で一山岳会でここまで路を通したなあと思いました
そのあとの整備も大変そうですよね、本当に感謝です
針ノ木あたりから黒部湖＋剱を眺めたかったので、次回に課題が残りました
危険箇所抜きでまた歩きたいです
おはようございます。
又すごいことやってくれましたなぁ。
写真で楽しませてもらいました。
次はどこやるんだろう？
shira-gaさん おつかれさまでしたぁ
タイトルのように行けば海に飛び込めましたね
次回はラスタカラーの海パン、お貸しします
shira-gaさんのマイマップを見ると…
表・裏銀座と後立山があとちっとで
繋がりますね…
まぁあんまり興味はなさそうですね 笑
栂海新道は前々から行きたいと思っています
鎖と梯子は避けて行く予定です 笑
さらにパワーアップして
ふたたびの、または帰ってきた全山縦走シリーズ
を楽しみにしてま〜す
ちなみに…
ロングハイクの楽しみ方？は
記憶力の悪さだと思っています
もうこんなに歩くのは嫌だ！と思っても辛さを忘れ
すぐまたたくさん歩きたくなる今日この頃です 笑
コメントありがとうございます！
山頂ポーズをもう少し増やさないといけないですね〜
次回もう一回北アルプスを考えていますが東北にも惹かれて・・
kenpapaさんも山歩き復活されたようで嬉しいです！
コメントありがとうございます！
うーん、飛び込まなかったことへの航海じゃなかった後悔が・・・
そうでしたね、to4さんのカラフルな海パンお借りすればよかったです！
赤線つなぎ、いいですよね
でも針ノ木から裏銀座つなげるルートってかなりハードみたいです
帰ってきた全山縦走シリーズ、充電してまた頑張ります
「細かくてわかりにくいポーズシリーズ」も帰ってきてください
ま、相変わらずのロングラン、おつかれさまでした。
つか、まずビビリな人が行くコースではないっしょ
実際、すんばらしい景色とドMっぷりをたのしませて頂いてはおりますが、
そろそろアタシの脳内にフィットするくらいな
ソフトなドMっぷりを楽しませてくださいな
限度をすぎると意味不明になってしまうぜよ
shira-gaさん、素晴らしい記録拝見しました。
お疲れ様でした。
お約束の小道具も持参されて山頂ポーズ、
感動しました。
栂海山荘の豪快なおトイレの写真も
見たかったです。
お花ですが、マルバダケブキ、とあるのは
オタカラコウだと思います
コメントありがとうございます！
いえ、真正のビビリですよ・・・
そして真正のMです
ご心配にはおよびませぬ、次回からはソフトな感じで、路線変更します
コメントありがとうございます！
お住まいのお近く？でしたかね〜
岳カラーでの五竜はちょっと失笑されましたね
お花、教えて頂きありがとうございます！
早速訂正します＾＾
shira-gaさん 毎度
日本海とは・・・
それにしても距離もさることながら、とにかくご無事で何よりです。
今回のコース・ルートかなり危険な箇所が多くて大変でしたね
そちら方面は苦手と聞いておりましたが、いよいよ行き着くところまで来たと言うことでしょうか？
下調べもしっかりされて素晴らしいです
素晴らしいレコじっくり堪能させていただきました
それにしても、これだけ凄いことをやっても注文がつくところが、さすがドＭの帝王は辛いですなぁ
それがドＭ帝王の宿命なのですかね
こんなハードはレコも、帽子とポーズで和ませてしまうところが一番凄いと思います
ドＭさん、いやshira-gaさん、こんにちは。
とっても凄いことなのに、サクッとクリアしちゃうので、
その凄さが伝わりにくくなってる感があります （笑）
が、凄すぎです
不帰の難所は、本当に怖そうですね
写真でも緊張感が伝わります。
生きてて良かったぁ〜
本当にお疲れ様でした
決して真似は出来ませんが、
お気に入りへ登録です
凄すぎるゥ〜
ドMもここに極まる！と言っても良いのでは！？
僕も親不知に抜ける栂海新道、遠い未来にいつかは必ず・・・と思っているルートです！蓮華温泉あたりから！
shira-gaさん・・・何かのプロになれるのでは！？といつも思ってしまいますが、きっとshira-gaさんは「ドMで充分です！」と断言されそうですねっ！
コメントありがとうございます！
危険箇所・・・かなりビビリながらの通過でした
怖さをなくすように声をだして「まじ怖え〜」「やばいよ」等々（苦笑）
そうですね、海に飛び込むのは御約束でした
残念でなりません。次回機会があれば、佐渡島まで泳ぐ心意気で行きたいとおもいます！
コメントありがとうございます！
不帰はちょっとビビリの私としては背伸びしすぎましたね
もう二度と行く機会はないでしょう（笑）
M旅をお気に入りにして頂くのはM仲間が増えたようで嬉しいです
もっとMを求めて
コメントありがとうございます！
「行きたいところに行きなさい」といいますので、遠い未来と言わず是非行っちゃってください！
そして私が果たせなかった、日本海に到着してドボン、お願いします！
実は私も不帰など怖いのでjimsonさん同様蓮華温泉からを最初考えていました。
プ、プロですか・・・既に大統領になっているのでこれ以上は（爆）
でも、「山頂ポーズ研究家」みたいなプロを目指しますかね〜
shira-gaさん、こんばんは。
どこまで行くのかと思ったら・・・。
そうでしたよね。あの本を読まれていたんですからね。
白馬から13時間で抜けられるのですね。
栂海新道は暑さと虫が嫌なので今秋にしようと思ってます。白馬から入って1泊2日でしょうか。
お花
shira-gaさんはしっかり歩いてなおかつお花も楽しんでいる。素晴らしいです。
ところでここだけの話ですが、扇沢〜親不知をやったら
次は中ノ湯〜親不知なんていうのはどうですか？
実はひそかに狙ってるんです
もちろん小屋泊まりですが。
何とか1週間でやれないものかと荘大な妄想？を頭の中で描いてます。
本当の意味で北ア縦走となると、北端から南端までの
南北縦断になると思うのです。
これ以上のドＭはないと思いませんか？
扇沢〜親不知を3日なら行けるのではないかと思うのですが・・・・・。
半分冗談で、いや、本気で妄想しています。
コメントありがとうございます！
栂海新道、やはり暑さはきついですね
吹き上のコル〜黒岩平はあの本の写真をみると紅葉の時期良さそうですね
レコ楽しみにしています
中の湯って一瞬わからなかったのですが・・中の湯から？？？
いや〜それはロングすぎますし、西穂〜奥穂や大キレットがあるので
私には無理です。不帰も二度と歩けない感じですから（汗）
でもこれを歩けたら一生に一度の大縦走ですね
テントでがっつり歩かれているsiriusさんなら小屋泊装備にすれば1週間で
是非是非
シラガさん、おはようございまます。
すいません。今頃、拝見させて頂きました
凄いコースですね。
ここを二泊三日って・・・
後立山連邦のいわれや、その他にも、事前にルートに纏
わる話題を良く調べているなと関心します。
この栂海新道が開通したのが比較的新しい1971年とは、
知りませんでした
私なら栂海新道だけで3日はかかります。
全部で6日から7日は必要でしょう
今回は花の画像も凄い量で、また質も素晴らしいので
どうしたのですか？って言う感じです。
ロングコース＋メルヘン＝新しい登山
shira-ga さま
栂海新道、、、、逆に南下するならお槍さま、穂高、乗鞍までも行けますね。
すごい持久力です。
やはり普段の鍛練と食がなければできないことジャマイカ
あっぱれ
はっとりぜんしょうさんみたい
shira-gaさん、こんにちは
岩場は苦手と仰っていましたが、今回はがっつり岩場を越えていますね
写真を拝見するだけで、十分怖いです
北アルプスは、南アルプスよりも早く誕生したそうです。
その分、浸食によって岩がむき出しのところが多いんでしょう。
南アや奥秩父とは全く雰囲気が異なる山域ですね。
そういえば、今回もカメラは二刀流だったようですね。
NIKONの方が花の色が綺麗に写りこんでいるような気がします。
私の気のせいでしょうか？？？
次回からのソフトM企画も楽しみにしています
コメントありがとうございます！
臆病なので事前調査は比較的するほうでしょうか・・・
ネット（特にヤマレコ）で多くの情報が得られるのが
便利ですね
読売新道も比較的新しく1966年開通のようですね
私もメルヘンおやじ（？）の仲間入りです
ロングコース＋メルヘン＋山頂ポーズ＋オバマ＝私
コメントありがとうございます！
南下コース・・・やはり槍−奥穂−西穂が私には無理です
いずれ扇沢から南下も難所なしのところで赤線つなげたいとは思っていますが
小屋泊ですし軟弱なのでサバイバル登山家にはなれませんが
でも安全な範囲でＭを楽しみたいと思っています
コメントありがとうございます！
おそらく鶏冠山を登られたaottyさんならなんてことないと思いますよ
不帰も八峰も基本よく整備はされています
私は整備されていても危険を感じましたが
二刀流良く気づかれましたね 凄いです
NIKONのは暗くても良く撮れるのが特徴らしく
ナイトハイクにいいかなと思って（あと詳しい後輩に聞いて）購入したのですが
お花が思った以上に綺麗に撮れるのにビックリです
説明書によると240枚までと書いてあったのでこれで3日間は無理だなと思い
初日は展望ないからとサブカメラにしましたが、なんと400枚近くとってもまだ
バッテリーあり嬉しい誤算です
自分も先日栂海新道から親不知に行きましたが、白馬岳から親不知まで2泊3日で行きました。
あの距離を1日で行くなんて信じられません！すごすぎます！
コメントありがとうございます！
同じ日に日本海まで歩いています
chilliさんのレコも拝見しておりました
私は3日目は2時台スタートでフライングしていますので
凄くないですよ
6日の栂海新道は暑かったですね~
暑さとアップダウンできついため達成感も大きかったですね
shira-gaさん、こんにちは。
2〜3週間ぶりに過去記録を拝見したら、何と表現したら良いか分からないレコが並んでいますね
いつも陰ながら尊敬しているshira-gaさんなので、あえて書かせて頂きますが、、、「帝王shira-gaさんとしては、扇沢スタートはちょっと手ぬるい」のではないでしょうか
bikihanako
コメントありがとうございます！
て、手ぬるいですか
やはり休み・体力、あとは難所が大変苦手なので無理でしょうね
bikihanakoさんも長期縦走できる御休みがとれるようになるとよいですね
もし中の湯~親不知されたら本当に一生の思い出でしょう！
私はこれでももう一生の思い出になりました
それにしてももし、北アルプスのロング縦走をbikihanakoさんがされるとすると
山小屋が多すぎてバッジも多すぎて・・・それだけでもヨダレものなのでしょうね
こんにちわ。
最近ゆっくりレコが見れていないので、こんなに遅くなっちゃいました
今回は鎖あり、トラバースありの写真も多く、私もこれは怖いなぁと思いながら拝見しました。
それにしても朝日や雲海もきれいですし、青空のもと素晴らしいルートを楽しまれたようですね！！
素敵なレコをありがとうございました
PS 新しい記録は後日ゆっくり拝見しま〜す。
コメントありがとうございます！ ちょっと出かけていて遅レスすみません
後立山、怖さを除けば本当にいいところでした
まあ怖さは私がかなりのビビリだからではあって、
不帰も八峰も女性も比較的高齢の方も沢山いらっしゃいました。女性の方の不帰が「アスレチックみたいで面白い」発現には驚きましたが・・・
tamaoさんも是非日本海まで歩いてみてください
そして私が果たせなかった日本海ダイブを是非是非！
朝早くから連日大変でしたね。朝早く出るのが苦手な私にはその頑張りにびっくりです。
ところで、このコースの反対から穂高まで行った事がありますよ。もちろん、時間のある学生の頃で、ヒマラヤ遠征用の体力トレーニングでした。ただただ、暑くて荷物が重かった。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-124411.html
先日、ちょうど別の人の栂海新道の記録をよんだところでした。花のきれいなところは昔と変わってないようです。
次も頑張ってください
コメントありがとうございます！
pamir88さんの1982年の大縦走、拝見しました。
45kg背負って栂海新道ですか！
暑くて重くて大変だったでしょうがここから上高地まで歩くとは良い思い出ですね
親不知のお写真がどの場所かわかりませんでした。
普段は早起きは苦手なのですが山だと興奮しているのか？
早起きでも結構平気です
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