手稲山と、奥手稲ルート探索 ＜47＞

1976年12月11日(土) 〜 1976年12月12日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 7.4km
• 登り: 158m
• 下り: 198m

写真

奥手稲方面を背に。

9/15 10:38

山ノートの記録。

感想

tanigawa

　前回に続いて、奥手稲方面へ、探索。
　今回は12月11日から一泊2日で、銭函から奥手稲をめざした。
　ところが、桂岡の登山口で出発準備をしたところで、オーバースパッツを忘れてきたことに気がついた。これでは、靴の中に雪が入って、凍傷になる。
　この日は行動を断念して、札幌へ帰った。

　翌12日。ワンゲルのSさんと2人で、今度は手稲山の側から、現地に偵察に。
　しかし、準備に手間取り、行動開始がやや遅れる。
　パラダイス・ヒュッテを経て、男子大回転のコースから、奥手稲への尾根道の入り込んで、新雪の深みの登りを越え、小さなピークに立ったときは、14時をまわっていた。
　ここから、山の家へまわるにしても、奥手稲山は、まだ4時間はかかる。
　私たちが、引き返しを決め、パラダイス・ヒュッテまで滑走してきたら、足元は夕暮れで、コブと深みも判然としなくなっていた。
　時々、転倒しながら、あえて千尺スキー場のゲレンデに入り込んで、滑走。
　ここは、ブッシュや土が出ている。へたな私は何度も転倒。
　やっとの思いでスキー場を越えると、長いアスファルトの道路が待っている。
　明るい街の灯が温かい手稲の街に着いたときは、夜7時近くになっていた。