立山-剱岳（別山尾根）「岩と秋の殿堂！」の巻

2017年09月23日(土) 〜 2017年09月24日(日)

• GPS: 29:18
• 距離: 17.9km
• 登り: 2,173m
• 下り: 2,177m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:20

9:44 室堂
10:28 10:30 一の越山荘
11:25 11:25 雄山
11:39 11:48 立山
12:17 12:26 大汝休憩所
12:36 12:38 富士ノ折立
13:05 13:05 真砂岳
13:52 14:02 別山南峰
14:48 14:49 剱沢キャンプ場
14:54 14:57 剱澤小屋
15:04 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 9:09
• 休憩: 1:18
• 合計: 10:27

4:36 剱沢キャンプ場
4:41 4:43 剱澤小屋
5:00 5:04 剣山荘
5:27 5:29 一服剱
6:10 6:10 前剱
6:33 6:33 前劔の門
7:03 7:03 平蔵の頭
7:15 7:22 カニの横バイ
7:37 7:39 カニのハサミ
7:47 8:08 剱岳
8:18 8:19 カニのハサミ
8:28 8:37 カニの横バイ
8:59 9:07 平蔵の頭
9:20 9:20 前劔の門
9:37 9:39 前剱
10:10 10:12 一服剱
10:28 10:32 剣山荘
11:05 11:16 剱澤小屋
11:23 11:24 剱沢キャンプ場
13:01 13:02 剱御前小舎
13:53 13:54 浄土橋
14:28 14:28 雷鳥沢ヒュッテ
14:35 14:35 雷鳥荘
14:50 14:50 みくりが池温泉
15:03 室堂

天候

23日：ガスのち晴れ
24日：晴天

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■ 北陸道「立山 I.C」- 県道6号線「立山駅」まで
■ ケーブルカーとバスで室堂ターミナルまで（大人：4,310円／往復）
※ バス乗車時、大型荷物の追加料金はなくなったようです

立山発　ケーブル始発　6:00
室堂発　バス最終　17:05
※この時期のバスの最終便の時間に注意
　http://www.alpen-route.com/

写真

9/23 8:04

仕事が終わって車を飛ばし3時30分の時点でギリギリ駅前駐車場に停められました

9/23 8:06

8:06の立山駅。さほど混雑はありませんでした。

9/23 9:40

期待を胸に室堂ターミナルを出ると
あちゃ〜、どうも立山とは相性が悪いようです・・・

9/23 9:57

一抹の不安を抱えながらとりあえず雄山へ

9/23 9:58

お花も終盤。当たり前か

9/23 10:00

ヤマハハコって息が長いんですね。てか、いつもこれ咲いているのかどうなのかよう分からん

9/23 10:01

晴れろなんて贅沢言いません。ガスさえ切れればと祈ります

9/23 10:28

一の越山荘

9/23 10:35

まずは、雄山をめざしてGO！

9/23 10:42

キキョウ？

9/23 10:47

結構渋滞していますが今日は慌てずノンビリ歩きましょう

9/23 11:26

案の定、ガスガスの雄山。

9/23 11:31

もはや雲の中です

9/23 11:47

立山で一番高い大汝山。とりあえず登っておきました

9/23 12:07

大汝小屋でお昼。定食って何ですか？て聞くと「ん〜、一度考えてみます」て答えが返ってきた。　えっ！考えるって・・・汗）
で、創作料理みたいなのが出てきた。でも美味しかったですよ

9/23 12:29

ご飯を食べて外に出るとガスが切れてる！

9/23 12:51

と思ったらまた、、、天気に一喜一憂されます

9/23 12:54

内蔵助カール。これが一番少ない時期の雪の量なんでしょうね

9/23 13:08

しばらく歩くと真砂岳。

9/23 13:08

ガスの中を黙々と歩くだけ・・・

9/23 13:11

赤いのはクロマメの木でしょうか。もう、すっかり秋ですね

9/23 13:25

ナナカマドが赤く染まっていてキレイ！なんて思っていると

9/23 13:33

おぉー！　ガスが晴れた！

9/23 13:46

振り返って雄山方面を。おお！良いやんか！

9/23 13:47

室堂の方まで見えるようになりました

9/23 13:55

で別山。そこから振り返ると！

9/23 13:55

アレレ・・・剱岳だけがガスのベールに見事覆われてしまっています。

9/23 13:57

しばらく待ってみましたが

9/23 13:58

一瞬、頭だけ出して終わり・・・　涙）

9/23 14:15

フン、待ってろよ！　今回はオレの方からそっちに行ってやるわ

9/23 14:26

カールの紅葉がストライプみたいで面白い

9/23 14:33

キャンプ場まで地味に長いです

9/23 14:51

ようやく剱沢キャンプ場。ここで受付を済ませます。500円也。
ここは何も売ってないので下の剱澤小屋までさらに降ります

9/23 14:50

剱岳の情報が。フムフム、、、よう分からん。

9/23 14:52

でビールを買いに剱澤小屋まで。

9/23 15:00

剱澤小屋。

9/23 15:36

シオガマ系でしょうか

9/23 15:41

キャンプ場の様子。剱澤小屋から登り返してくるとヘロヘロ。おまけにビールもぬるくなってるし。

9/23 15:46

ま、何はともあれ今日の行程終了。記念に1枚。

9/23 15:51

ん〜、やっぱり恥ずかしいのか顔を出してくれません

9/23 15:55

仕方ない、水場でキンキンに冷やしたビールで剱に向かって乾杯！

9/23 16:10

キャンプ場を少し散歩していたら眠くなってので、少し昼寝を

9/23 19:36

あ、寝過ごした！と思ったらまだ夜の7時半。ビックリした〜
お腹空いたので晩ご飯にしました

9/23 19:49

はぁ〜、何と星がキレイなんでしょ！

9/24 4:19

で、朝4時過ぎ。既に登山道には街灯のようにヘッデンの灯りが続いています。自分も準備して出発

9/24 5:08

5:08 けんざん荘横を通過。辺りが白み出してきました

9/24 5:23

さぁ、いよいよです！ って、写真は鎖No2でスミマセン 汗）

9/24 5:28

振り返り、剱沢カールもぼんやり明るくなってきました

9/24 5:28

ピークを目指す人も多くなってきました

9/24 5:53

あ、いつの間にかお日様が

9/24 5:55

剱沢カールを照らし出します。
うゎ〜、キレイ！ サイコー！

9/24 5:55

さぁ、頑張って登るゾ〜

9/24 6:13

前剱にとうちゃく

9/24 6:14

そこからの剱岳。実に良い感じ

9/24 6:14

富山の街の方は雲海が広がっていました

9/24 6:22

お、これが良く見る場面の所ですね

9/24 6:23

なんかワクワクしてきましたよ

9/24 6:25

この橋は想像していたよりしっかりしているので、上手く渡れました。

9/24 6:25

バンドを歩きます。足元もしっかりしていて不安はありません

9/24 6:29

しばらく安定した道が続きます

9/24 6:30

そして、横を見ると！　影剱だ〜！

9/24 6:53

これは平蔵の頭だったと。右が登り用で左が降りのルート

9/24 7:00

チムニーぽい縦に割れ目がある岩を降りていきますが鎖もホールドもあるので難なく降りれます

9/24 7:02

この辺りで山頂を見上げたら、初めて岩山を登ってるんだと実感が湧いてきました。

9/24 7:05

歩いて来たコースを振り返り。平蔵の頭がなんともカッコイイ！
からのー！

9/24 7:10

でたー！ カニのたてばい

9/24 7:14

渋滞のため、取り付くまで10分ほど待ちましたが周りの景色を見たりハイカーの方と談笑したりであっという間。

9/24 7:14

で、いよいよ自分の番です

9/24 7:21

同じ鎖を持たないように鎖1つ分というのかな？空けて登りましょう。

9/24 7:24

カニのたてばいの最後は気持ちヨコばいも

9/24 7:26

また登る。大した登りじゃないけどムダに体力を使わされます

9/24 7:36

岩屑がゴロゴロ。つまずいたり浮石に乗らないように

9/24 7:43

おっ！もう少し

9/24 7:51

07:51 剱岳にとうちゃこ〜！

9/24 7:54

昨日の天気とは打って変わって〜
空前絶後の〜、超絶ピーカン男！　サンシャイン！た・む・ち・や〜ん！　いええぇぇぇぇぇ！

9/24 7:59

北アルプスが全部丸見えです

9/24 8:01

立山の向こうには槍がクッキリハッキリ

9/24 8:04

右が薬師岳で左が黒部五郎でしょう

9/24 8:09

右が笠岳、左は、え〜と鷲羽？　野口五郎？

9/24 8:12

こっちは白馬に多分唐松岳とか・・・段々自信がなくなってきた 汗）

9/24 8:15

おお〜、富山湾も見えます。
さぁ今日中に下山しないといけないので渋滞する前に降ります

9/24 8:33

登ってきたコースをしばらく降りていくと・・・
カニのよこばい待ち

9/24 8:37

振り返ると、押すな押すなの大盛況。遊園地のアトラクション並み

9/24 8:39

カニのよこばいプレート

9/24 8:40

カニのよこばい待ちの間に。見かけイカツイ平蔵の頭をパシャ！

9/24 8:42

やっている本人より見ている側の方がコワいです

9/24 8:44

右足から降りる。ですね。
YouTubeで何度もイメージトレーニングだけは積んできましたんで！　笑）

9/24 8:49

自然が創りだすアートな作品。どうしたらそうなるんでしょ？

9/24 8:50

で、梯子。こう見ると高度感アリアリですが

9/24 8:54

これ位の梯子って地元の低山にもあったりしますよね・・・

9/24 9:03

スラブのような平蔵の頭を今度は登ります。濡れていなければ見た目以上にコワくはないです

9/24 9:34

これは多分、早月尾根の早月小屋では？

9/24 9:37

この高度感というか山のデカさがなんとも良い

9/24 9:46

後は登って来たガレた道をひたすら降ります。ここも浮き石に乗ってスリップ注意。もちろん石を落とすのもダメ

9/24 10:10

振り返り剱岳の勇姿を

9/24 10:20

ボロボロになっていましたがハクサンフウロ。

9/24 10:21

小屋が見えた。このカールの景観もなんとも良い

9/24 10:24

ここまでくれば、もう安心

9/24 10:35

けんざん荘に帰ってきました

9/24 10:39

剱岳と剣山荘。剱岳ブルーが凄い！

9/24 11:03

ミヤマリンドウかな？　花を見ると何かホッとします

9/24 11:06

振り返り。行きしなは真っ暗で分かりませんでしたが、こんなガレた所を歩いていたんだ

9/24 11:07

で剱澤小屋に戻ってきました。
仙人池、行ってみたいな〜。体力と時間が・・・

9/24 11:09

剱澤小屋の前から鉄板の1枚。

9/24 11:11

そしてこれも！　一気に飲み干してしまった〜

9/24 11:23

もう少し時間に余裕があれば、あの池の畔でのんびりしたいのにな〜

9/24 12:18

テントを撤収し。さて、下山ですが、これを登り返さないといけないと思ったらゾッとします

9/24 12:54

牛歩ならぬ亀足で。ここが一番の核心部だったりする。ヒ〜ハー

9/24 13:04

やっとの思いで剱御前小舎。

9/24 13:17

そこからの立山。昨日と打って変わって絶景です！

9/24 13:17

そして見事な草紅葉！

9/24 13:17

奥大日への尾根もオレンジの色が一際鮮やか！

9/24 13:23

秋は秋でやっぱり良いですね

9/24 13:34

ん〜、見頃。今年初の紅葉狩りをさせてもらいました

9/24 13:35

青とオレンジのコントラストが見事です！

9/24 13:40

あっちもキレイ

9/24 13:43

雷鳥坂の道筋は紅葉街道でした

9/24 13:55

で雷鳥沢まで降りてきました

9/24 14:02

雷鳥沢キャンプ場で一休み。

9/24 14:03

降りて来た雷鳥坂。黄色とオレンジと緑と赤と・・・良いですね〜

9/24 14:22

ナナカマドの紅葉

9/24 14:23

ミヤマアキノキリンソウ

9/24 14:40

これは地獄谷からのガスで枯れたという訳？？

9/24 15:01

で室堂に帰ってきました。

9/24 15:26

美女平までのバス。凄い！天井まで窓がある。
あ、そうそうバスは行きは左側、帰りは右に座るのがオススメです！景色がキレイにみえますよ

撮影機器：

EOS Kiss X5 CANON

感想

tamu-chan

機は熟した！ と勝手に思い込み
剱岳へ行って参りました。

登った感想は、あれ？ 意外とこんなモンなの？？でした。
勿論、全てが良い条件だったことが前提です。
自分が登った前日は雨で濡れていたので危険だと判断し
途中で引き返してきたという話を聞きましたし、
ある程度、岩場に慣れていないと行程が長いので
ムダな筋力を使って最後まで持たなくなるかもしれません。
後、軽い落石ですが2回ありました。
2回とも登山者が落としたもので誰も被害に遭わなくて良かったですが
注意したいものです。

剱岳、こういうと語弊がありますが
大人のアスレチックでとっても楽しかったです。

コメント

うえはる

にぎやかな剱ですね
タムさん、やりましたね！
メジャーコースで剱岳
さすがにぎやかな人だかりですね
2日目の青空展望はとってもいい景色ばかりですね
自分もいつか正面から剱に登ってみたいと思います
（youtubeのイメトレ、自分もジャンのときしっかりやりました。
　映像よりはリアルは意外と○○○ですよね）

tamu-chan

Re: にぎやかな剱ですね
うえはるさん、コメントありがとです！

そうなんです、王道の別山コースで行ってきましたが
このコースはいつも人気があるようですね。
ひどい時は１時間待ちもあるとかで早起きしましたが
考えていることはみんな同じで結局渋滞
でも、そんなに渋滞していなかったので
息を切らして登ることもなく周りの景色も堪能できて良かったですよ
YouTubeでお勉強していたら、偶然うえはるさんもジャンのレコで
同じようなこと書いてたから、パクってやりましたー！

とし0113

機は熟した！
tamu-chanさん、劔・別山尾根からの登頂おめでとう

タイミングよく日曜は快晴、眺めも岩も楽しんだのですね
五竜でお会いしたikajuyさんとtamu-chanさんの劔を噂してましたよ

で...「機は熟した！」・「大人のアスレチック」ですか
僕は何時まで経っても機は熟しません
絶対に大人のアスレチックには足踏み入れられないでしょうね
凄いなぁ〜 　僕ならチビリそうな岩場も楽々とは

tamu-chan

Re: 機は熟した！
としさん、コメントありがとうございます！

ハイ、剱岳行ってきました
機は熟し過ぎで食べごろが終わるとこでしたよ
としさんご夫婦もそうならない内にお早めに！
五竜と牛首を行かれたんだから問題ないですよ。
まぁ、あれが10回続くと思ったら
そうそう、いかちゃんに同行密着取材を受けたようですね！
要らんこと言ってなかったすか？？

okr

こんばんみ〜♪
剱の鎖場って
誰が言ったか定かでないが、（キャシャーンが言った？
最高難易度なんでしょ！　すげ〜な〜楽勝やん！
僕ちゃんも行けるかな〜？
もし行けたら
サブザックは暴れん坊のチビのザック背負って行くよ！

あとなんだっけ？
ミレーマッハGOGOGO〜　だっけ？
その新型雨具はどうだったん？　快適かい？

お疲れ様〜〜〜　早くコメ返せ〜〜！

tamu-chan

Re: こんばんみ〜♪
隊長、こめんとありがとです！

せっかく今回誘ったのに！
仕方ないので、たむちゃんがやらねば誰がやるで
サクっと行ってきたわ

難易度？　近くにいた関東からの人たちは
これだったら妙義山の方がコワいよなって言ってたけど。
これで難易度が分かる？
流石、老若男女が集うアルプスは
ジャンや大キレットとか以外は安全対策は万全なんじゃない？
その代わり一歩間違えたら、はいサヨナラだけどね

＞サブザックは暴れん坊のチビのザック背負って行くよ！
そう！　アタックザックはチビのが一番！
保育園で使っていた機関車トーマス柄とどっちにしようか迷ったほどだ！

いか十

おめでとうございます
水曜日くらいまで音沙汰なかったんで何かあったかと心配しましたよ 。
・・・といつもの早とちりだったりします（＾＾；。
登頂されたということで私としても感無量ですｗ。
タムさんも岩場なれしているというか間隔がマヒしてきてますね。
そのまま大キレットとかジャンダルムとか行ってしまうんじゃないかと
はらはらしているんですが・・・。
高度感はあっても岩場がしっかりしていて足取りをしっかりとれば
安心感があると思いました。

tamu-chan

Re: おめでとうございます
いかちゃん、コメントありがとう！

＞水曜日くらいまで音沙汰なかったんで何かあったかと心配しましたよ
せやろ〜、みんなを心配させようと
ウソウソ！　
仕事とかでなかなかレコが作れず「あー、レコ面倒くせー！」と
文句言いながらだったんで遅くなってしまった・・・

＞そのまま大キレットとかジャンダルムとか行ってしまうんじゃないかと
せやろ〜、こんな天狗になっている自分がコワい〜
でも、剱岳はホント登りやすくて面白かったよ

フルフル

剣登頂おめでとうございます☆
たむちゃん、こんにちは〜。

すごっ！
めっちゃ楽しんでますね〜
条件が整っているからといってこんなモンって思えるたむちゃん！
「大人のアスレチック」今までの経験がそう思わせたのでしょうか？
そうか、みんなYouTubeでイメージトレニンーグしてるんですね。

過去のコメントで、山は逃げないけど、年はとっていくから
のたむちゃんの言葉を思い出します。
行きたい山を行ける山にしてしまうたむちゃんカッコイイよ

tamu-chan

Re: 剣登頂おめでとうございます☆
ふるねえ、こめんとありがと！

めっちゃ楽しんできました！
強いて言えば、この気持ちを分かち合るパートナーが欲しかったな〜
てゲスな考えだが・・・
ふるねえ、待ってるよ〜

＞そうか、みんなYouTubeでイメージトレニンーグしてるんですね。
ハイ！　あと、通信教育でね

＞過去のコメントで、山は逃げないけど、年はとっていくから
アハッ､ありがとうございます。
そういう思いも、モチあってのことでしたよ