【後立山連峰】扇沢→爺ヶ岳→鹿島槍→五竜岳→唐松岳→白馬鑓温泉（テン泊）→白馬岳→小蓮華岳→蓮華温泉（1泊2日）

2017年09月23日(土) 〜 2017年09月24日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 40.6km
• 登り: 4,636m
• 下り: 4,586m

コースタイム

1日目

• 山行: 13:25
• 休憩: 1:01
• 合計: 14:26

3:15 扇沢駅
3:30 3:30 柏原新道登山口
5:31 5:31 種池山荘
6:04 6:04 爺ヶ岳南峰
6:14 6:14 爺ヶ岳中峰
6:40 6:40 冷乗越
6:46 6:46 冷池山荘
8:05 8:05 鹿島槍ヶ岳
8:26 8:26 鹿島槍ヶ岳北峰
9:01 9:01 八峰キレット
9:13 9:45 八峰キレット小屋
11:47 11:47 五竜岳
12:17 12:46 五竜山荘
14:21 14:21 唐松岳
14:46 14:46 不帰嶮（不帰二峰南峰）
15:03 15:03 不帰キレット
16:27 16:27 天狗ノ大下り
17:17 17:17 天狗山荘
17:41 17:41 鑓温泉分岐
6:57 白馬鑓温泉小屋

2日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 0:38
• 合計: 7:04

7:03 白馬鑓温泉小屋
8:23 8:23 鑓温泉分岐
8:48 8:48 鑓ヶ岳
9:34 9:34 杓子岳
10:42 11:20 白馬山荘
11:33 11:33 白馬岳
11:52 11:52 三国境
12:19 12:19 小蓮華山
12:41 12:41 船越ノ頭
13:01 13:01 白馬大池山荘
13:26 13:26 天狗ノ庭
14:07 14:07 蓮華温泉
14:07 ゴール地点

天候

9/23　霧雨のち曇り
9/24　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

都内→扇沢（Notteco：\3,000-）
蓮華温泉→糸魚川駅（バス：\2,100-）
糸魚川駅→東京駅（北陸新幹線：\11,000-）

写真

9/23 3:15

3:15 扇沢に到着。

9/23 3:16

前泊組のテントがいくつか張られていました。

9/23 3:16

日中は賑わうきっぷうりばも静寂に包まれていました。

9/23 3:17

黒部ダムへのバスターミナル付近の看板。

9/23 3:22

駐車場入り口の看板。

9/23 3:30

マイカー登山者への注意書き。

9/23 3:30

9/23 3:31

3:30 真っ暗な中、柏原新道を登り始めます。

9/23 4:30

9/23 4:49

9/23 4:53

9/23 4:58

9/23 4:59

9/23 5:23

9/23 5:28

稜線に出た辺りで空が白んできました。

9/23 5:31

5:31 種池山荘到着。

9/23 5:35

水を分けてもらいます。確か1リットル150円。

9/23 5:54

9/23 5:58

9/23 5:59

稜線の頭だけ、ガスがかかってます。

9/23 5:59

奥が爺ヶ岳南峰。

9/23 5:59

後ろ立山連峰の稜線が霧で覆われています。

9/23 6:02

爺ヶ岳南峰への分岐。
スルーするか迷いますが登ります。

9/23 6:02

9/23 6:04

南峰山頂。

9/23 6:14

中峰山頂。

9/23 6:15

この日はガスでさっぱりで、これが午前中のベストショット。
爺ヶ岳からの鹿島槍。

9/23 6:15

9/23 6:15

9/23 6:40

9/23 6:46

6:46 冷池山荘到着。

9/23 6:47

9/23 8:05

鹿島槍ヶ岳山頂。

9/23 8:05

9/23 8:26

鹿島槍ヶ岳北峰。

9/23 8:32

9/23 8:32

9/23 8:48

9/23 9:01

この奥が八峰キレットだったみたい。(後でキレット小屋で写真に写っているハイカーさんに教えてもらう)

9/23 9:08

鎖のトラバース。

9/23 9:11

キレット小屋発見。

9/23 9:14

9/23 9:18

カップヌードルを頂く。

9/23 9:18

この時間、ご飯はどん兵衛かカップヌードルの二択。

9/23 9:45

9/23 10:03

鎖場を下ります。

9/23 10:32

9/23 11:00

9/23 11:04

9/23 11:10

9/23 11:22

痩せ尾根

9/23 11:30

9/23 11:47

11:47 五竜岳山頂。
絶景の剱岳を期待してましたが眺望ゼロ。

9/23 11:54

景色は諦めて下ります。

9/23 12:17

9/23 12:17

12:17 五竜山荘到着。

9/23 12:25

チャーハン\700-とキノコうどん\700-。
どっちにするか悩んで、結局どっちもオーダー。

9/23 12:44

12時で布団1枚に二人以上確定の混雑ぶり。

9/23 12:44

日の入りは17:56。
まだ標準タイムで10時間以上の道のりなので先を急ぎます。

9/23 13:14

9/23 13:20

9/23 13:35

ガスって何も見えないので、ひたすら黙々と進みます。

9/23 13:58

9/23 14:21

14:21 唐松岳。

9/23 14:22

唐松岳まではハイカーが多かったのに、ここから不帰嶮に向ってからはスレ違いは二組だけでした。

9/23 14:46

不帰2峰南峰

9/23 14:56

凄いところに鎖が…。
実際は使わなくても大丈夫。

9/23 14:56

9/23 14:58

9/23 15:03

不帰嶮の看板。

9/23 15:05

9/23 15:06

9/23 15:09

9/23 15:13

横にかけられたハシゴ？は、下が見えるので怖いです。

9/23 15:19

ガスの切れ間。

9/23 15:19

9/23 15:32

不帰1峰の頭

9/23 15:44

9/23 16:10

9/23 16:27

天狗の大下りの看板。

逆方向だったので大登り。

9/23 16:31

9/23 16:43

ハイマツの中に雷鳥。

9/23 17:01

天狗の頭。

9/23 17:14

天狗山荘が見えてきました。

9/23 17:18

水は豊富です。

9/23 17:18

天狗山荘。
今年は雪で潰れて営業してないようです。

9/23 17:18

テン場の向こう、白馬鑓方面のガスがきれました。

9/23 17:32

絶景の白馬鑓。

9/23 17:33

9/23 17:33

9/23 17:41

9/23 17:41

鑓温泉分岐。

9/23 18:22

18:22 日が暮れました。

9/23 18:22

9/23 18:29

真っ暗な中、下りの鎖は神経を使います。

9/23 19:53

18:57 白馬鑓温泉到着。
到着が遅いと怒られる事もなく、スタッフの皆さんは親切でした。
今日はどこから？と聞かれたので扇沢と伝えると、そんなやつはなかなか居ない、明日は親不知まで抜けるのかと聞かれました。
(後から調べてみると鑓温泉から約30時間、今日の工程約24時間でヘロヘロなので、荷物を軽くしないと到底無理ですが、興味を持ちました)


夜飯はカップスターとビール。

9/23 23:43

23:43 星空の中、鑓温泉を独り占めです。

9/24 0:09

初日35km位を一緒に旅したccレモンで喉を潤します。

9/24 5:41

朝、日か明けての白馬鑓温泉。

9/24 5:41

張れなくて諦めた人もいるくらい、テン場は賑わってます。

9/24 5:45

9/24 5:48

9/24 5:48

9/24 5:50

いつもの我が家。

いつもは5時くらいには出るのですが、お隣さんと盛り上がってしまい、7時出発になりました。
こういう会話も山の魅力。

お隣の方、ありがとうございました。

9/24 5:51

鑓温泉に浸かり朝日を見ている人達。人気の理由が分かります。

9/24 5:51

9/24 7:01

9/24 7:01

上からの混浴温泉(水着可)。右側にあるのが脱衣場。

9/24 7:03

7:03 快晴の中、出発。

9/24 7:03

9/24 7:16

昨日は怖かった鎖場の下りも、明るいうちの登りなので、苦にならず。

9/24 7:17

9/24 7:21

9/24 7:22

絶景かな。

9/24 7:27

9/24 7:27

9/24 7:57

9/24 7:57

9/24 8:23

8:23 分岐到着。温泉に入るために昨日下った道を登り返しました。

9/24 8:23

白馬鑓方面。

白くて綺麗。花崗岩でできた燕岳や鳳凰三山のオベリスクに似ています。

9/24 8:41

昨日とはうって変わって最高の天気、最高の景色。

昨日通過した後ろ立山連峰とその奥に槍ヶ岳、右には剱・立山。

9/24 8:48

8:48 白馬鑓山頂到着。

9/24 8:49

今から進む白馬岳方面。

真っ青な空のした、植物の緑と黄色が冴えてます。

9/24 9:14

杓子岳の登り。

9/24 9:34

杓子岳山頂到着。

9/24 9:35

杓子からの白馬。

9/24 10:42

10:42 白馬山荘着。

9/24 10:42

蓮華温泉発の最終バスは14:45。
先を急ぎたいのですがお昼は11時からという事で、20分待ちました。

9/24 10:53

綺麗なダイニング。

9/24 11:09

カレー\1,000-と玉子スープ\200-。
ミネラルウォーター\350-も買いましたが、買ったあとに水が豊富と知りました。。

9/24 11:33

11:33 白馬岳山頂。

9/24 11:35

お昼近くになり、小蓮華山方面はガスが上がって来てます。

9/24 11:46

9/24 11:52

分岐。
親不知に行く場合は左に曲がるようですが、今日は直進します。

9/24 12:10

緩やかな斜度で、歩いてて気持ちの良い稜線。

9/24 12:19

小蓮華山到着。

9/24 12:41

船越ノ頭。
晴れてたのにココだけガスで真っ白。
松居一代にYoutubeで執拗に口撃された時の船越英一郎の頭の中を表しているかのようです。

9/24 12:50

白馬大池。

9/24 12:59

12:59 山小屋が見えてきました。

この辺でバスは乗れると確信し、更に温泉に入れるかも？という欲が出て来て急ぎます。

9/24 13:58

長い下りでもう勘弁してくれ、と思って歩いてたところ、下に小さく蓮華温泉発見。

9/24 14:07

14:07 蓮華温泉到着。

本当は野天風呂が何個かあるのでそれが目的だったのですが、30分しかないので内湯にします。

9/24 14:42

蓮華温泉ロッジ。
立派な建物でした。

9/24 14:47

もしかしたら立ちかもと思ってましたが、余裕を持って座れました。

9/24 18:11

糸魚川の海岸からの日本海。
ちょっと霞んでいるのが逆に綺麗でした。

9/24 18:34

糸魚川駅到着。

お疲れ様でした〜。

撮影機器：

Xperia Z5 SO-01H docomo SONY

感想

toshibow

今回は紅葉と剱岳の展望に加え、温泉を目的に後立山連峰を縦走しました。

以前に猿倉から入って白馬、五竜岳、鹿島槍、そのあと扇沢から黒部ダムに移動して下の廊下4泊5日というルートをとったことがあるので、その逆です。

初日は扇沢から白馬鑓温泉まで、コースタイムで約24時間の長丁場ですが、鎖場が多いのでタイムも多目にとってあるだろうという甘い見積もりのもと出発しましたが、やはりコースタイム通り大変でした。
ただ、初日は幸か不幸か期待した展望がほとんど無く、紅葉も楽しめないので、ガスの中、連続する鎖場に集中出来ました。

宿泊地の鑓温泉は湯量も豊富で展望も良く、とても良い温泉でした。
テント場が斜めのところが多くあまり張れないため、到着時間によってはいっぱいの事もあるのと、人気の小屋のため山小屋泊の場合に混み合う事もあるのが玉にきずですが。

2日目は初日とうって変わって、朝から無風の快晴です。
すれ違うハイカー皆さんが剱・立山や遠く槍ヶ岳まで見渡せる展望にご満悦でした。
中には、景色が最高過ぎて白馬の山頂に二時間滞在したって言うハイカーもいるほど。
3,000m級の山ではもうすぐ冬を迎えるため、皆さん残り少ない無雪期登山を思い思いに楽しまれている様でした。
貧乏性の私には向いてませんが、猿倉から白馬鑓温泉までのテント1泊ピストン贅沢プランや、ワインボトルを担いで八峰キレットを通過し、しゃぶしゃぶ肉を持って上がってくる友達と五竜で合流し宴会を計画している方など。

初日の天候がいまいちだった事以外は満足の登山となりましたが、次回以降の積み残しが2点。

・蓮華温泉の野天風呂に入浴する事
・1泊2日で扇沢から親不知までの縦走を検討する事

登山データ
■1日目
行動時間 15:39 距離 32.2km 登り 3,511m 下り 3,168m
■2日目
行動時間 7:04 距離 16.9km 登り 1,444m 下り 1,965m

コメント

honnjinn

プランどおりですね
五竜ピークから少し並走させていただきました。
ほんとに鑓温泉まで着いちゃいましたね。扇沢から1日で鑓というプラン自体考えたこともなかったですわ。
でも扇沢から来たって聞いて日本海まで抜けるんかな？って思いました。
早々に実現しそうですね。

あと、蓮華温泉からのバス数本やったみたいですみませんでした。めっちゃバス通ってると勘違いしてました。

このプランいつか使わせてもらいますねー。

toshibow

Re: プランどおりですね
honnjinnさん

五竜登山お疲れ様でした。

蓮華温泉からバスが出てると教えて頂き、2日目のコースタイムを5時間くらい削減でき助かりました。ありがとうございます。

ご興味あれば扇沢から親不知、一緒にチャレンジしますか(笑)？

鑓温泉に降りちゃうと2日目厳しいですが、白馬で泊まれば充分可能だと思います。

honnjinn

Re[2]: プランどおりですね
いいですね！

今年は無理ですけど、来年扇沢から日本海。
ちょっとそれまでにもっとちゃんと岩場練習しときますわー。

toshibow

Re[3]: プランどおりですね
はい、タイミングが合えば是非。
日の長い季節に3時出くらいで行きましょう。

よろしくお願いいたします。