戸隠竹細工の森

2017年10月01日(日) [日帰り]

• GPS: 04:28
• 距離: 4.9km
• 登り: 110m
• 下り: 104m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:04
• 合計: 4:27

10:13 戸隠キャンプ場バス停
14:35 14:39 戸隠キャンプ場バス停
14:40 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸隠キャンプ場入口P

写真

戸隠キャンプ場ウェルカムセンター前で開会式
井上戸隠中社竹細工生産組合長のご挨拶と組合員の皆様

いよいよ竹細工の森へ

40分ほど歩くと、周りはいつの間にかクマザサが根曲がり竹(チシマザサ)に　このブナの大木の下で作業が始まります

10/1 17:49

井上組合長が「背負子」の代わりに「　　　」を使って背負って山を降りると話してくれたのに　名前が？

すでにひごの状態になっている物も見せていただきました。
あそこまで出来るようにならないと、何も作れません。

担当の曽根原さんの後に付いて脇の竹藪に入り、竹の取り方や、帰り道が分かるように取った竹を歩いてきたように置いておくことや、持って帰り方等教わったら、曽根原さんがさっそく加工を始めました。

見ているとサクサク簡単そうにやっていますが、これが出来ないそうです。

四ッ割にした物の中側を削り取り、表面だけを使います。

「キノコ汁用の菜箸がほしい」との要請に、そいだ内側をサクサク切って削って、「はい」　ってあっという間に作っちゃう！　かっこいい！

鎌の刃をなまして穴を開けた物を使って、ひごの幅を整えて出来上がり　ここまでが速い！

お昼は、超豪華な「花籠弁当」に天こ盛りの「キノコ汁」　籠は、もちろん組合員の方の製品　お弁当を包んであった風呂敷も戸という文字が一つだけ隠れているという「戸隠風呂敷」

お弁当の中身は、画像ではわかりませんが、おむすびの下に二段重ねのおかずやデザートがギッシリ！まるで料亭で出てくるような物ばかりでした。とってもおいしかったです。　

現場で作ったのは、竹で編んだリング。後にあるような竹籤を編んでその場で作れました。(この作品はひどすぎますが)

最後に竹で編んだドリッパーでコーヒーブレイク。何とも優雅なひとときです。ほしいですが、好評で今は手に入りません。組合長さん、ほしいです！よろしくお願いします。

感想

oinokura

戸隠竹細工の森保全活動体験会というイベントに参加してきました。竹籠に入ったお弁当がいただけるといううたい文句に誘われて参加したのが本音。でも、期待以上に職人さんたちの熱意が伝わってきて、戸隠の竹細工をもっと知りたくなりました。竹を取ってくるだけでも大変で、さらにそれを編めるように削るのがなかなか出来ないことがさらに分かり、どうやって残していけるのか考えなくてはと思いました。