今年の大雪山締めくくりは、緑から黒への縦走
- GPS
- 08:30
- 距離
- 14.4km
- 上り
- 1,287m
- 下り
- 1,001m
コースタイム
天候 | 曇り、晴れ。風強し! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
6:02 層雲峡発のレイクサイト行き。片道450円。 6:30 レイクサイト→高原温泉行き。片道500円。(2017年シーズンの運行最終日) 黒岳リフト片道400円。黒岳ロープーウェイ片道1,100円。 日曜日で観光客(ほとんど外国人)で大にぎわい。一回〜二回はロープーウェイ待ちでした。この日は、10分間隔で運行中。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
緑岳の山頂が突風でした。非常に危険を伴いました。いつものことながら風が強い場所ですけど、この日は厳しかった。 全行程、つぼ足で行けました。アイゼンは使用しませんでした。まだアイスバーンにはなっていない状態。しかしながら今後気温の低下のためアイスバーンがところどころ出てくるでしょうから、携行は必須になります。積雪もふきだまり以外は問題なく、スノーシューも必要ありませんでした。 黒岳のリフト側からの最後の10m程度の登り下りは危ないです。アイゼンあったほうがよさげ。かなり踏み固められており、滑るでしょう。8合目あたりからは軽アイゼン使用したほうが良いで状態にはなっています。 |
写真
感想
なんとか今年の大雪を登り納めたくて、片道縦走。高原温泉バス最終日なので、緑から黒を目指す。層雲峡からレイクサイトまでは自分のみで貸切。雪も積もり始めたし、軽アイゼンで間に合うかどうか、曇っているけど晴れるのか、雪の深さはどれくらいか、風が強そうだから大丈夫なのか、ちょっと不安もあり、久々に緊張感のある入山前。
レイクサイトでは、思ったぐらいのお客さんで賑わいを見せていて、バスを乗り継ぐ。沼紅葉めぐりがほとんど。マイカー規制もこの日で最終日。
紅葉は終わりがけの高原温泉。先発は1名いらして、すぐ目の前。後発もお一人、ほとんど3名で登っていく。緑のとっかかりになると案の上、強風にさらされ風との格闘がはじまる。思った以上に体力が取られるが、足元はまだ滑らない程度なので、問題ない。手袋上から少し指先が冷たくなってきて危険を感じはじめた。緑の登頂の手前の巻き込みのところがやや風が収まるため、そこで少し補給して手袋も手厚くはめ込んで、山頂の暴風に備えて体制を立て直す。
一気に雲が抜けて、視界が広がり、テンション上がるが、浮かれていると風でもってからそうになるので、うかうかできずになんとか山頂のケルンの影まで隠れる。先に登っていた二人とも写真を撮ってからすぐに下山するという。写真をサクッと撮ってから、指先を温め直し、体制を整えてから気合を入れて小屋まで向かう。分岐辺りでやや収まりはじめたので、ホッとした。結局この緑の山頂周辺が最も危険だった。
あとは楽しい山行に。ほぼ貸切状態でのんびり歩く。白雲分岐から北海岳を抜けて降りるまで道のりが強風と予測されるので、その体制を整えることを小屋でしておいた。おかげで全く問題ないし、緑の強風ほどではない。白雲分岐で一人すれ違いがいただけで、石室までは一人歩きが続いた。
予定では白雲ピストンも考えていたが、レンズや冬装備のため荷物が重く、つぼ足山行と強風との戦いで思った以上に体力が削られ、さらに白雲山頂も風が強いだろうし、、、と思って却下。この判断は正しかったと思う。
というわけで、2017年の大雪はこれにて終了。また来年。
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