藤野駅から鷹取山・倉子峠・佐野川峠を越えて生藤山

2017年10月05日(木) [日帰り]

• GPS: 06:33
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,283m
• 下り: 1,057m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:58
• 合計: 6:33

9:39 藤野駅
9:46 9:53 藤野神社
10:18 10:20 岩戸山
10:42 10:44 小渕山
11:07 11:07 ヤキバ(第六天)
11:25 11:25 牛尾根
11:39 11:50 鷹取山
12:00 12:00 金比羅山
12:03 12:05 鷹取山登山口
12:30 12:32 倉子峠
13:44 13:53 佐野川峠
14:27 14:31 三国山
14:37 14:50 生藤山
14:56 14:57 三国山
15:48 15:53 軍刀利神社
16:12 井戸バス停

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：藤野駅から歩き
復：井戸16:38→17:00上野原駅（富士急山梨バス）

コース状況／危険箇所等

〇藤野駅〜藤野神社〜鷹取山〜鷹取登山口：ちゃんと道標を見ていれば問題ありません。急坂にはロープが設置されています。ほとんどすべてのピークには巻き道があります。小渕山〜鷹取山間は予想以上に登り下りがありますが、ここも全部巻くことができます。
〇鷹取登山口〜倉子峠：鷹取登山口前の車道から老人ホーム前を通る集落の舗装路を進む。地理院地図を見ながら道なりに歩けば倉子峠に行き着きます。
〇倉子峠〜鎌沢方面合流点：昭文社地図ルート記載なし。倉子峠にある芭蕉の句碑の後ろの急坂を登って行きます。始めは道形不明瞭ですが、尾根を外さずに登って行くと、次第に踏み跡が濃くなってきます。この区間蜘蛛の巣めっちゃ多し。
〇鎌沢方面合流点〜三国山・生藤山〜井戸バス停：登山道・道標とも良く整備されていて、問題ありません。

写真

10/5 9:35

森と湖からのメッセージ「緑のラブレター」の藤野駅スタートです。

10/5 9:41

線路沿いに相模湖方面に戻り、踏切を渡ります。

10/5 9:42

陣馬山へはこの長いトンネルを潜りますが、鷹取山はこの手前を右折

10/5 9:43

少し先に見えるこちらのトンネルで中央自動車道を潜ります。

10/5 9:44

ぶつかったT字路を右折、標識に導かれて舗装路を登って行くと

10/5 9:48

藤野神社の鳥居。鷹取山へはこのすぐ先を左折しても良いのですが、朝一の仕事には超キツイ急な石段を登り詰めて

10/5 9:51

藤野神社に山旅の無事をお頼み申し上げてから、神社左手の登山道に進みました。

10/5 10:01

気持ちの良い尾根歩き

10/5 10:07

ガマズミ（莢蒾）の赤い実が輝いていました。

10/5 10:09

送電鉄塔のところで展望が開け、南面には左から蛭ヶ岳・檜洞丸・大室山

10/5 10:07

南西には懐かしの石老山が見えています。

10/5 10:18

ほどなく藤野町十五名山の岩戸山

10/5 10:18

先ほどの鉄塔からと同じ景観です。北面は樹々に遮られて良く見えません。

10/5 10:26

少し行ったところで北面が垣間見られ、生藤山（左）、陣馬山（右）が望まれました。あそこまで歩いて行くのです。

10/5 10:28

さしたる起伏もなく年甲斐もなくルンルンです。

10/5 10:37

巻き道が随所にありますが、常に稜線を行きます。

10/5 10:42

藤野十五名山、小渕山。時節柄展望はありません。ここは魔の山です。ここで休憩してはいけません！

10/5 10:57

以前Tさんとの山行で、ここを小渕地区に下ってしまい引き返したことがあります。今回もまっすぐ行けば良いものを、なぜかまた左折、前回同様、あるはずのない鉄塔で引き返すことになりました。

10/5 11:14

ここでは右の巻き道に行ってしまいました。そのまま行こうかとも思ったのですが、引き返して稜線に復帰しました。

10/5 11:26

コウヤボウキ（高野箒）

10/5 11:38

鷹取山山頂。後方に、生藤山から陣馬山への山並みが望まれます。

10/5 11:39

陣馬山の帰りにいつも利用させて貰っている一ノ尾尾根

10/5 12:04

車道に下りて来ました。正面は老人ホームです。

10/5 12:05

鷹取山登山口。

10/5 12:09

シロヨメナ（白嫁菜）

10/5 12:04

始めは昭文社地図赤線ルートで御霊バス停から佐野川峠に上がろうかと考えていたのですが、地理院地図を見るとクラゴ峠から尾根伝いに行けそうに思えました。
車道（手前）から老人ホーム前の舗装路（中腹）を左奥に向かいます。

10/5 12:18

道なりに進んで行くと三方向の分岐があります。ここは左に登ります。

10/5 12:20

後ろに、あるときは右手に鷹取山を眺めながら歩いて行くと

10/5 12:31

ここが倉子峠、芭蕉の句碑があります。

10/5 12:30

春なれや名もなき山の春霞　はせを

10/5 12:45

二つ前の写真、石碑の後ろの急坂を登って行きます。始めは道形が不鮮明ですが

10/5 12:46

だんだん踏み跡が明瞭になってきます。

10/5 13:01

途中、下岩バス停への分岐が2箇所ありました。

10/5 13:02

ユウガギク（柚香菊）

10/5 13:04

ノハラアザミ（野原薊）

10/5 13:27

やっと、鎌沢からの道に合流できました。

10/5 13:28

ヤクシソウ（薬師草）

10/5 13:31

アキノタムラソウ（秋の田村草）

10/5 13:34

生藤山　桜のプロムナード、サクラの時期に是非来たいものです。軍刀利神社の鳥居が見えます。

10/5 13:34

まだアジサイが咲いていました。なにアジサイ？

10/5 13:36

軍刀利神社。今日は小銭をたくさん準備してきたので、先々も大丈夫です。

10/5 13:44

佐野川峠に到着。鷹取山からの赤線が繋がりました。

10/5 14:00

笹原と桜の大樹の中を揚々と行きます。

10/5 14:17

甘草水の説明板のところでしばし休憩。時節柄展望はなし。

10/5 14:30

三国山到着。

10/5 14:28

西面に扇山と権現山

10/5 14:28

オヤマボクチ（雄山火山）

10/5 14:28

アキノキリンソウ（秋の麒麟草）

10/5 14:29

三国山を後に生藤山へ向かいます。

10/5 14:37

藤野十五名山　生藤山

10/5 14:37

ヤマハギ（山萩）は盛期を過ぎていました。

10/5 14:37

風情のある山名標柱。展望は三国山に負けてます。

10/5 14:57

三国山に戻って、扇山と権現山。30分で夕の気配が増してました。

10/5 14:59

笹尾根を熊倉山方面に下ります。

10/5 15:03

今日はここを左折、軍刀利神社奥ノ院経由で井戸バス停に向かいます。赤線も延びます。

10/5 15:22

オケラ（朮）

10/5 15:23

カシワバハグマ（柏葉白熊）

10/5 15:26

サラシナショウマ（晒菜升麻）

10/5 15:34

シラネセンキュウ（白根川芎）

10/5 15:34

キバナアキギリ（黄花秋桐）

10/5 15:42

軍刀利神社奥ノ院と大桂

10/5 15:39

大桂に生命力を感じました。

10/5 15:41

タマアジサイ（玉紫陽花）

10/5 15:41

ミズヒキ（水引）

10/5 15:46

ツリフネソウ（釣舟草）

10/5 15:50

軍刀利神社

10/5 15:52

怖いほどの急階段でした。

10/5 15:56

10/5 15:59

シュウカイドウ（秋海棠）

10/5 16:01

ノコンギク（野紺菊）

10/5 16:05

井戸集落。右の道から下りてきました。右の高みは甘草水あたりでしょうか。三国山や生藤山はここからは手前のピークが邪魔になって見えません。

10/5 16:29

右手に雨降山・権現山を眺めながらバス停に向かいます。

10/5 16:12

井戸バス停到着。上野原駅前の一福食堂でカキ丼にしようか、カキカレー焼きにしようか、などと車内で楽しんでいましたが、お休みでした。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

naochan17

鷹取山〜佐野川峠間が未踏で前から気になっていました。藤野駅から歩き始め、藤野神社・鷹取山・佐野川峠を越えて生藤山まで歩こう、できれば、未踏の万六尾根も制覇したいなと考えていました。
ただ、時期的には晩秋・初冬の方が見通しが良く、楽しい山旅になるだろうと我慢していましたが、やってしまいました。
時節柄歩きながらの眺望はあまりよくありませんでしたが、たくさんの花々に会え、十分満足のいく山旅でした。