槍沢・天狗池
- GPS
- 56:00
- 距離
- 41.5km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:54
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 7:33
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:02
天候 | 1日目:曇り後晴れ 2日目:曇り後晴れ 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備された歩きやすい道。 特段危険箇所は無いが、サルの糞が登山道に落ちている事が多かったので、踏まないよう注意を要する。 |
写真
感想
涸沢にも劣らない紅葉という噂だったので、天狗池まで紅葉を見に出掛けた。
バスターミナルを出発する頃は、雨上がりの曇り空でしたが、次第に晴れ間が広がっていきました。横尾まで登って道は幅広いのですが、登山者の多いこと。これから登る人、下山してきた人、そこに混じって観光客の姿もあり、多くの人が行き交い大変な人手でした。そんな混雑も横尾まで。横尾を過ぎると、グッと人が少なくなった。
槍沢ロッヂは、思いの外に宿泊者が少なく、気持ち良く眠ることができた。聞くところによると、当日、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋ともに超満員であったという。テント場も大混雑だったそうです。また、麓の横尾山荘も満員のようでした。
一つ残念だったのは、楽しみにしていた槍沢ロッヂの山バッジが売り切れていた事。写真にある案内板のデザインと、もう一つ小屋の姿のデザインの2種類あったそうですが、両方とも完売。来年まで無いそうです。一昨年の涸沢ヒュッテでも、やはり10月の紅葉シーズンに行きましたが、同様に売り切れでした。シーズン終盤の秋登山では、そういうリスクもある。(リスクという大袈裟な話じゃないけど…。)
3日とも雨に逢わず、特に、天狗池へ登る当日は、素晴らしい天気に恵まれ、紅葉の時期もドンピシャリで、最高の景色を堪能できた。最初は上部にガスが掛かっていたが、天気予報では晴れ。それを信じて登っていった。すると、展望地点に着く頃、ガスが急速に晴れ、山々が姿を現した。その中でも、真っ青の空に聳える槍ヶ岳の姿は、印象的であった。
それと、天狗池自体の素晴らしさ。風も穏やかで、水面に映る逆さ槍は、絵のような美しさであった。山頂でもない目的地を目指す登山者が多いのも(自分たちもそうなのだが)納得できる。いつまでもそこに居たいそんな場所だった。
その中で、美味しい弁当を槍ヶ岳を見ながら食べる事が出来たのも、良かった。槍沢ロッヂの押しずしは、今迄の食べた山小屋弁当の中でも、上位に入る絶品でした。
また、天狗池手前のカールから、紅葉のナナカマド越しの槍ヶ岳も、勝るとも劣らない絶景でした。また、下流側に続く木々の紅葉(というより黄葉)も、見事であった。紅葉を満喫して、槍沢ロッヂに下りて来ました。
3日目、横尾まで下り、今度は、北穂高岳が見える地点まで、涸沢を遡って行くことにした。途中、下山の人の多さには驚きました。北穂高岳が見える場所まで来ると、その格好良さに思わず見とれてしまいました。アップすると、北穂高山荘もハッキリと見えました。写真を撮っていると、思いがけず荷揚げのヘリコプターの様子を見ることができた。
今回の山行は、天気にも恵まれ、景色も楽しめた、とても印象に残るものとなった。
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