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ヤマレコ

記録ID: 1283191 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走槍・穂高・乗鞍

横尾経由涸沢カール往復

日程 2017年10月07日(土) 〜 2017年10月08日(日)
メンバー
 kwskyk(CL)
 PierreHM(記録)
天候1日目:雨 2日目:晴れ
アクセス
利用交通機関
電車バス
05:20 新島々発 バス
06:20 上高地着
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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歩くペース 1.3〜1.4(ゆっくり)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち49%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
15:30 上高地BTで整理券ゲット
17:00 上高地発(16:45発予定のバス)
17:56 新島々着
18:01 新島々発
18:31 松本着
コース状況/
危険箇所等
危険個所等なし

装備

個人装備 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ ポール

写真

上高地BTのトイレ前。
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上高地BTのトイレ前。
徳沢。晴れてきた。
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徳沢。晴れてきた。
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雨だが登山道は整備されているので歩きやすい。
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雨だが登山道は整備されているので歩きやすい。
まだ紅葉は見えない。
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まだ紅葉は見えない。
紅葉が見えてきた。
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紅葉が見えてきた。
雨で沢ができていた。
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雨で沢ができていた。
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降ったりやんだり。気温高め。レインウェアちょっと暑い。
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降ったりやんだり。気温高め。レインウェアちょっと暑い。
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カールの紅葉の中。ピークは過ぎたもののまだ楽しめる。
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カールの紅葉の中。ピークは過ぎたもののまだ楽しめる。
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これから涸沢小屋へ行く。
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これから涸沢小屋へ行く。
到着。雨なのでテラスが使えず喫茶スペースは大混雑。席をゆずってもらい、コーヒーとビール。
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到着。雨なのでテラスが使えず喫茶スペースは大混雑。席をゆずってもらい、コーヒーとビール。
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天気が回復して来た。明日は晴れそう。
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天気が回復して来た。明日は晴れそう。
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ポークソテー!おいしかった。
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ポークソテー!おいしかった。
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涸沢カールのテント場。晴れて来て月も見えた。
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涸沢カールのテント場。晴れて来て月も見えた。
朝ごはんはお弁当にしてもらった。
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朝ごはんはお弁当にしてもらった。
喫茶が開いていたので紅茶を飲む。ポットで出てきた!
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喫茶が開いていたので紅茶を飲む。ポットで出てきた!
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明けの明星。もうすぐモルゲンロート。涸沢小屋を後にして、カールのテント場へ向かう。
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昨日と打って変わっていい天気。モルゲンロート直前、沈む月が見えた。
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赤く染まり始める。
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赤く染まり始める。
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写真で色を出すのがむつかしい。
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みんな同じ方向を見てる。
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みんな同じ方向を見てる。
涸沢を後にして下山する。
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涸沢を後にして下山する。
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しばらく穂高の景観はお預け。次は河童橋で観られるか。
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しばらく穂高の景観はお預け。次は河童橋で観られるか。
本谷橋まで戻ってきた。
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本谷橋まで戻ってきた。
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晩秋から初秋に戻ってきた。
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晩秋から初秋に戻ってきた。
横尾まで戻った。朝ごはんの残りを食べ、横尾山荘でコーヒーを飲み、上高地を目指す。
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横尾まで戻った。朝ごはんの残りを食べ、横尾山荘でコーヒーを飲み、上高地を目指す。
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上手に積んである。
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上手に積んである。
明神橋。南から北側へ渡り、散策路を歩くことにする。ここからは観光も兼ねて。
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明神橋。南から北側へ渡り、散策路を歩くことにする。ここからは観光も兼ねて。
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明神池。拝観料300円。
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明神池。拝観料300円。
ロールシャッハテスト。(明神の二ノ池。こちらの方が風景が面白い。)
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ロールシャッハテスト。(明神の二ノ池。こちらの方が風景が面白い。)
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嘉門次レリーフ。この向かいに嘉門次小屋。観光客で賑わってたのでパス。
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嘉門次レリーフ。この向かいに嘉門次小屋。観光客で賑わってたのでパス。
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紅葉が始まっているところもあった。このあたりはまだ圏外。河童橋付近でバスの時刻を調べることにする。
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紅葉が始まっているところもあった。このあたりはまだ圏外。河童橋付近でバスの時刻を調べることにする。
温泉に入る予定だったが、意外と時間がなく、バスの整理券も何とかギリギリ。バスを待つ間ケーキセットを食べる。
帰りの松本電鉄。東急時代のつり革広告が。(見渡したところ、これ一つだけ。)
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温泉に入る予定だったが、意外と時間がなく、バスの整理券も何とかギリギリ。バスを待つ間ケーキセットを食べる。
帰りの松本電鉄。東急時代のつり革広告が。(見渡したところ、これ一つだけ。)
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感想/記録

 7月に表銀座縦走をした後、次にどこに行こうかとリーダーと相談した。リーダーは数年前に涸沢で紅葉と満天の星空の絶景を見てきたので、是非見せたいという。ならばということで、一度は見ておくべき涸沢の紅葉を見に出かけた。今回は助っ人氏は諸般の都合で参加できなかったので、リーダーと記録係の筆者の二人パーティである。天気予報は6日から7日の午前中は雨。直前までどうするか迷ったが、7日の午後から晴れるとのことだったので、8日が晴天という期待を持って決行することにした。
 行程上我々の脚力では前泊が必要だったので、新島々駅近くのいつもの旅館に泊まることとした。筆者はこの日は年休をとったので早めに旅館に到着し、食事も旅館で取ったのだが、リーダーはこの日もフルタイムで仕事をし、予定より遅い列車で駆け付けるという強硬軍だ。旅館はいつも通り親切で居心地がよかった。さらに改善された点もあり、風呂が適温だったのだ。以前はぬる好きの筆者にとってはとんでもなく熱かったので、これだけがこの旅館のウィークポイントだなと思っていたのだが、より完璧に近づいた。これからも利用しますのでよろしくお願いします。
 翌朝は新島々からバスで上高地へ。朝早いのでちょっとうとうとしているうちに到着。トイレと準備運動を済ませ出発である。雨は小雨だったが、先は長いのでゲーターも装備して出発した。リーダーが猿を見たと言って写真を撮っていた。横尾までは概ね平坦な道である。我々のゆっくりペースではどんどん抜かれるが気にはしない。1時間ほどで明神館に着き、徳沢園に向けて出発。途中ちょっと晴れ間も見えて予報より早く雨が上がる期待が出てきた。徳沢園からは概ね平坦ではあるが少しアップダウンも出てくるようになる。予定より少し早めの時間で横尾まで到着した。横尾でちょっと長めの休憩を取り、雨具も脱いで、さあこれから本格登山である。出発地点のつり橋は意外に揺れた。
 本谷橋まではまだなだらかな登りである。しばらく行くと樹林帯の切れ目から屏風岩が見えてきた。山と高原地図によれば国内最大級の岩場だそうである。見たところ登っている人はいないようだった。本谷橋に着き、ここでもまたつり橋である。これがまた揺れた。高所恐怖症の筆者にとっては試練である。リーダーからは何でこの程度のものが怖いのかという顔をされるが、怖いものはしょうがない。家の近くの歩道橋ですら怖いのだ。でも怖くても渡るのだ。怖い怖いと言いながらホラー映画を見るのと一緒である。まあなんとか叫び声とか上げずに橋を渡り切り、対岸の河原で休憩を取った。
 本谷橋を出ると本格的な登り、というか急登である。この3か月近くトレーニングらしきものはほとんどしていなかったので、ちょっと心配である。ここでもゆっくりに越したことはない。横尾本谷と思しき谷を望む場所に来ると谷全体に紅葉が広がっているのが見えてこれからの景色に期待が高まる。と、また雨が降ってきた。再度雨具を着込み、Sガレを通過し、涸沢小屋が見えるところまできた。山小屋って見えてからが遠いんだよねー、とか言いながら登り続けたが、このころから雨脚が強くなり、おいおい予報と違うじゃないかと内心舌打ちしつつ、涸沢小屋と涸沢ヒュッテの分岐点まで来た。涸沢小屋はここからが遠かった。テント場を抜けあと数百メートルが遠い。びちょびちょになってようやく小屋に到着。予定よりは45分ぐらい早く着いたことになった。
 雨でテラスが使えないため、小屋の喫茶コーナーは大混雑であった。早い時間帯の夕食が始まってからもう一度来てみたがやはり大混雑。でもどうしてもビールが飲みたかったので缶ビールを買って立って飲んでいたら、親切な人が席を譲ってくれた。ありがたく代わりに座らせてもらって、北海道土産の「じゃがぽっくる」をつまみに、ぷはー。よく見ると周囲で生ビールを飲んでいる人のジョッキにはマムートのマークが入っているではないか。涸沢小屋がマムートとのコラボをしているようでTシャツなんかも販売中。リーダーはコーヒーを頼んでいたが、マムートジョッキと一緒に写真を撮りたかったと言うので、ならばもう一杯ジョッキで頼もうとしたが、止められた。じき夕食になり、メニューはポークソテー。リーダーによると山小屋で洋食系で充実しているのは珍しいとのことで、大変美味しかった。
 さすがに三連休ということで宿泊者は多かったが、外国人の方も結構多かった。中国語と思しき言語も飛び交っていたし、欧米系と思われるカップルも泊まっていた。ちょっと前に見た新聞によると外国人に日本のどこに行きたいか、と聞いたところ1位は東京。2位はなんと京都を抑えて富士山だったそうで、葛飾北斎の影響を感じたりもする。北斎は1999年に米LIFE誌が掲載した「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」という企画に唯一選ばれた日本人だそうで、確かに浮世絵、とくに北斎が海外に与えた影響というのは計り知れないものがあるのだろう。この100人をざっと見たところ、音楽家ではベートーベンのほか、モンテヴェルディが選ばれていた。バッハやモーツァルトワーグナーやシェーンベルクを押しのけての選出である。モンテヴェルディなくして今のオペラはない、ということだろうか。今年はモンテヴェルディ生誕450年のいうことで、オペラはじめ様々な企画がなされているようだ。
 閑話休題。涸沢小屋から見る夜のテント群は幻想的で美しかった。星空は明日の未明に期待してさっさと就寝。なかなか寝られなかったが、リーダーに言わせると「しっかり寝てたじゃん」。筆者は日ごろ全然寝てないと思っているのに実は寝ているケースがあるのだろうか。電車の中とか、テレビを見ているときとか、本を読んでるときとか、え、まさか会議中?
 翌朝3時ごろ起きてみると、空は晴れており、星も出ていた。しかしその日は満月に近い月がこうこうと輝いており、星の見え方はいまいちであった。星空目当てで山に来るときは暦も確認しなければならないですな。でも曇ったらそれまでだし、そんなに何回も山に来られるわけでもないし、一期一会ということだろう。歳をとるとこの言葉がずしりと来る。そのうち東の空に金星が見えてきた。これは美しかった。さすがビーナスに呼ばれる星である。そういえば探査機「あかつき」というのは一度金星の軌道に入るのに失敗して、何年もかけて軌道再投入をしたそうで、一度の失敗でめげてはいけないと思う次第。
 当初、2日目の朝は早く出発するつもりで朝食はお弁当にしてもらっていたが、天気も良くなったので、リーダーからモルゲンロートを見てからいこうとの提案があり、ゆっくり目の出発とした。涸沢小屋を5時半ごろ出て、テント場の当たりから穂高の山々が赤く染っていくのを堪能した。ちょうど月が西に沈んでいくところで、モルゲンロートと月、めったに見られない光景である。これも一期一会だろう。月はあっという間に沈み、山はどんどん赤くなり、人々は写真を撮りまくっていた。みんなこれを見るため(だけではないが)苦労して山道を登ってくる。苦労が報われる瞬間でもある。
 そのまま、涸沢ヒュッテのテラスに立ち寄った。下山してからその日の新聞をみると、ちょうど涸沢ヒュッテのことが出ていた。コルビュジエの弟子の吉阪隆正氏がヒュッテの新館を設計したそうで、普通は「雪崩の巣」になるカールの底に山小屋を作るようなことはしないらしい。案の定、雪崩の被害を受けたが、雪崩を「受け流す」発想でヒュッテを整備・拡張していったようなことが書いてあった。先人たちの努力があって多くの人がこの朝の絶景を見られるのだろう。
リーダーに穂高の山々の名前を教えてもらって下山を開始した。当初パノラマコースにチャレンジしようかとも思ったが、日ごろの鍛錬度合いや遅い出発のことを考慮して、登ってきた道を戻ることにした。下山道の先に広がる紅葉と振り返ると明るさを増していく穂高の山々を見ながらゆっくり歩く。ナナカマドやダケカンバの紅葉が見事である。漢字で書くとナナカマドは「七竈」でダケカンバが「岳樺」なんですね。なかなか面白い。
 1時間余りでSガレに到達。落石注意の看板がなくとも落石が怖い場所である。ここを通過しているタイミングで絶対地震は来ないでほしい、と思いながら通過し、急な坂道を慎重に降りて本谷橋に到着した。ここでちょっと長めの休憩を取り、またしてもつり橋という難関に直面した。なんとなくメインの橋が登りの一方通行になっているような感じもあったので、リーダーは別の小さい橋を渡ったのだが、筆者は鍛錬のためにメインの橋を渡ることにした。向こうから人が来そうにないタイミングを見計らって渡り始めたが、結構揺れるのだ。情けないが下を見ることは出来ない。それでも何とか渡り切り、今回の山行の最大難所をクリアした。
 本谷橋から先はなだらかになる。すれ違う人が増えてきて、今日も涸沢の人では相当多いことを予想させた。しばらくして横尾に到着。筆者はコーヒー好きだが、トイレが近くなるので山行の際は控えることにしている。しかし、この先は1時間ごとにトイレがあるので心置きなくコーヒーを飲むことが出来た。十分休憩したあと徳澤に向けて出発。リーダーはここからおニューのストックを出して使い始めた。逆に筆者はストックをしまったところだったので、「坂が緩やかになるのにストックを出すのか?」と聞いたら「ここから時間的に長いのでくじけないようにストックを使うのだ」とのこと。歩き始めてリーダーの言うことももっともだと思えてきた。じわじわっとした登り降りがあるのだ。若干の後悔とやせ我慢をしながら歩いた。途中、丸々太った猿を何匹か見かけた。丸々太っているのは冬支度のせいだろうか、それとも食生活がいいのだろうか。徳澤に至り、名物のソフトクリームを食べTシャツを買った。荷物を少なくするため下山後の温泉での着替えのTシャツを現地調達することにしていたのだ。さらに明神橋に向けて下ったが、途中明神岳がとてもきれいに見えた。最初、焼岳か?なんて言っていたが、地図で確認。焼岳はそんなに近くはなかった。
 明神館に到着して、筆者が梓川の向こう側(北側)を歩きたいと提案した。明神岳が正面にどーんと見える明神橋を渡り、明神池に立ち寄った。拝観料300円。ちょっと高くないか、とリーダーがぶつぶつ言うのをやり過ごし、ロールシャッハテストのような風景を写真に撮り、嘉門次レリーフに立ち寄った。今夏、表銀座を縦走したときに喜作レリーフに気づかずに通過してしまったので、ここは必須である。写真を撮って一安心。散策路に戻って、河童橋を目指した。
 このあたりにくると歩行者の大半は上高地への一般観光客である。このあたりでも紅葉は始まっており、たくさんの観光客でにぎわっていた。しばらく行くと湿地帯になり木道が整備されていた。我々はごくゆっくりなので、観光客にもどんどん抜かれる。でも気にしない。十分時間をかけて河童橋に到着した。
 さあ、これから温泉だ! と勇んで出かけようとしたが、その前に温泉の営業時間を確認。えっ、あと30分もない。間に合わない。横尾でドコモが通じておらず調べられなかったのが痛恨である。日帰り入浴をやっているのはホテルなので、夕方になると宿泊客優先にするため日帰り入浴は時間を限定しているようだ。いろいろ調べたが、行けそうなところがない。どうしても温泉をあきらめたくないというリーダーの意見に従って、バスセンターの案内所で聞いてみるかということになり、歩き始めたが人が多い。途中から列ができており、えっ、これもしかしてバスの列?ということで、一同(二人ですが)に動揺が走り、一刻も早くバスに乗るべきだということになり、温泉は断念することを決断。うーん、せっかくTシャツ買ったのにー。でも早く並ばないとバスに乗れないかもしれない。トイレと簡単な荷物整理を済ませ、念のため新島々(松本)行がこの列でいいのか聞いたところ・・・違っていた。新島々行は整理券を取ることが必要で、窓口に行くと1時間後のバスに滑り込めた。3台出すバスの3台目の最後の方である。バスの保有台数を目いっぱい使っているのだろう。周囲は大混雑でバス会社の人が声をからして対応していた。ああ、なんとか今日中に帰れる。安心して喫茶店でケーキセットを頼み、15分前に乗り場で待機。外国人の方も多く、言葉の問題もあって苦労している雰囲気だった。そのうちの一人から松本行の乗り場はどこかと聞かれ、このチケット(整理券)を取らないとだめだよ、と教えてあげたつもりだが、筆者の英語で通じたのだろうか。当該窓口の方に行っていたが、整理券がとれたことを祈るばかりである。
 さてバスが来ていざ乗車となったが、整理券の確認に時間が掛かり、16:45発のはずが我々の3台目のバスは出発が17時ぐらいになってしまった。新島々で松本電鉄の18:01発を逃すと大きく予定が狂う。困ったなと思いながらバスに乗り込んだ。どこに行くのか分からないが、まだまだ長蛇の列を作っている人たちもいてちょっと心配になった。先日見た「ダンケルク」という第二次世界大戦初期の英軍救出作戦をテーマにした映画を思い出してしまった。バスは順調に走り、というか結構飛ばして、もう無理かと思われた18:01に間に合うように着いた。ああよかった。松本電鉄で松本まで行き、リーダーは特急「しなの」の指定席を取ろうとしたが、案の定満席。でもなんとかグリーン車をゲットした。筆者は絶対乗れるだろうと余裕をもって買っていた「あずさ」になんとか乗れたという状態。紅葉の時期の3連休は中日といえどもなめてはいけないことがよく分かった。
 リーダーと分かれ、ビールとつまみとおにぎりを買って列車に乗り込んだ。風呂にも入ってないし、歯磨きもろくすっぽしていないので隣の席の人には迷惑をかけたかもしれない。途中爆睡しながらなんとか新宿にたどり着いた。家では温泉に行けなかった分、松本駅で買い求めた入浴剤を入れてゆっくり風呂につかった。翌日が休みでよかった。

以上
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