白髪老人、シラヒゲさんに会う：塔ノ岳〜ユーシン

2017年10月10日(火) [日帰り]

• GPS: 08:41
• 距離: 22.5km
• 登り: 1,399m
• 下り: 1,347m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:11
• 合計: 8:41

7:07 大倉バス停
7:12 7:12 大倉山の家
7:18 7:18 丹沢クリステル
7:36 7:37 観音茶屋
7:54 7:57 雑事場ノ平
8:00 8:00 見晴茶屋
8:17 8:17 一本松
8:33 8:33 駒止茶屋
8:42 8:42 堀山
8:48 8:55 堀山の家
9:16 9:16 天神尾根分岐
9:41 9:50 花立山荘
10:00 10:00 花立
10:06 10:06 金冷シ
10:27 10:29 塔ノ岳
10:29 10:30 尊仏山荘
10:30 11:00 塔ノ岳
11:02 11:02 尊仏山荘
11:03 11:06 塔ノ岳
11:22 11:23 不動の水
12:12 12:13 尊仏ノ土平
12:53 12:53 オガラ沢出合
13:06 13:12 熊木沢出合
13:33 13:37 鉄砲沢
13:44 13:44 茅ノ木棚沢
13:49 13:49 ユーシンロッジ分岐ゲート
14:00 14:00 雨山橋
14:14 14:15 同角沢
14:31 14:32 玄倉ダム
14:40 14:40 新青崩隧道
14:48 14:48 女郎小屋沢
15:13 15:13 玄倉林道ゲート
15:24 15:25 小川谷出合(白井平)
15:48 玄倉駐車場

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往：渋沢駅6:48→7:03大倉バス停
復：玄倉バス停16:06→16:49新松田駅

コース状況／危険箇所等

・大倉〜塔ノ岳：良く整備された登山道です。
・塔ノ岳〜尊仏ノ土平：塔ノ岳西尾根をほぼ尾根に沿って下る、まずまず整備された登山道で、問題ありません。
・鍋割沢渡渉点に道標があり、少し下った対岸にも道標があります。
・渡った少し先から林道となります。途中、崩落個所がいくつかありました。急いで通過しましょう。
・シラヒゲソウは玄倉林道、熊木沢出合とユーシンロッジ分岐の中間あたり、昭文社地図に✿マークのあるところです。
・とにかく長い林道歩きですが、花々を愛しみながらなのであまり苦になりませんでした。
・玄倉側から二つ目の隧道は、長い上に折れ曲がっているので、電灯必須です。

写真

10/10 7:08

ここから塔を目指すのは三年ぶり、胸キュンのどんぐりハウスと抜けるような青空〜

10/10 7:25

ツリフネソウがいっぱい咲いていました。

10/10 7:35

タマアジサイ（玉紫陽花）さん、おはようございます！

10/10 8:26

丹沢名物、階段のお出ましです。塔まで行けるかなぁ

10/10 8:38

表尾根を眺めながらゆったりと

10/10 8:38

ホソエノアザミ（細柄野薊）も賑やかに咲いていました。

10/10 8:40

こんな道、大好きです。

10/10 8:59

堀山を過ぎて、左手に富士山が顔を見せ始めました。

10/10 9:10

抜けるような青空、木々も少し色づいています。

10/10 9:25

ユウガギク（柚香菊）

10/10 10:01

花立からの富士山

10/10 10:02

花立からの塔ノ岳〜蛭ヶ岳

10/10 10:02

日が当たり暖かいのでしょう、リンドウ（竜胆）が花開いていました。

10/10 10:13

紅葉前線まじかですね。

10/10 10:23

この階段を登り切れば山頂です。

10/10 10:25

山頂に咲くフジアザミ（富士薊）。

10/10 10:27

ヤッターぁぁぁっ！三年前より30分遅れですが、万感の思いでここに立つことができました。

10/10 10:28

そして、360度の大展望。丹沢山と蛭ヶ岳

10/10 10:28

檜洞丸方面

10/10 10:28

鍋割山方面

10/10 10:29

大山へと続く表尾根

10/10 10:38

今日はもうユーシンに下るのみです。風もなく暖かで居心地の良いベンチ＆テーブルで、富士山を眺めながらまったりと過ごしました。

10/10 11:02

さて、未踏のユーシン・玄倉へ、一歩踏み出します。今山行の主目的・一番のお楽しみ、シラヒゲソウに会いに行くのです。期待で胸震えます。

10/10 11:04

色づき始めた木々の向こうに丹沢山と蛭ヶ岳。

10/10 11:07

少し朽ちかけた階段道が続きます。

10/10 11:07

富士山と鍋割山

10/10 11:08

ユウガギク

10/10 11:11

そこらじゅうに咲いていたホソエノアザミ、ズボンの上からでも痛いんですけれどぉ

10/10 11:13

リンドウもたくさん花開いていました。

10/10 11:14

どんどん下って行きます。富士山にもお別れの時が近づいてきました。

10/10 11:17

水場。冷たくっておいしかった。

10/10 12:16

何気なくガーミンを見たら、あれれっ！尾根からだいぶ外れている、それにトレースがぐちゃぐちゃだ・・・塔ノ岳西尾根をほぼ忠実に下っているはずなのに、また、道間違えたか！頭が真っ白（もともと白髪だけど）、顔面蒼白（たぶん）。でも、立ち止まって冷静に判断して、尾根道を下っているのは確かだし、しっかりした踏み跡もあるので間違いないはず。樹林帯に入って久しいのでガーミンのやつ位置をロストしたな。確信と不安を抱きつつ、この道を行く。
河原がぐんぐん近づき、尊仏ノ土平に到着。

10/10 12:15

「対岸へ渡る」の道標。

10/10 12:17

大したことなく、鍋割沢を渡れました。

10/10 12:31

対岸にも道標。

10/10 12:40

箒杉沢出合。奥は丹沢山のあたりでしょう。

10/10 12:53

シラヤマギク（白山菊）が一面に咲いていました。

10/10 12:59

イワシャジン（岩沙参）も

10/10 13:00

崩落個所は急いで通過しました。

10/10 13:00

ホトトギス（杜鵑草）

10/10 13:13

熊木ダム、ブルー

10/10 13:13

アキノキリンソウ（秋の麒麟草)

10/10 13:14

トンネルが現れ始めました。この先、8つのトンネルを潜ります。

10/10 13:21

ホトトギスもイワシャジンもたくさん姿を見せてくれるのですが、なかなか本日のお目当てが・・・
目を皿のようにして岩肌を探し求めていますとぉ

10/10 13:25

いたぁっ！シラヒゲソウ(白髭草）

10/10 13:26

シラヒゲソウさん、こんにちは！

10/10 13:26

岩面いっぱいに咲いています。

10/10 13:29

お会いできてとてもとても嬉しゅうございます！

10/10 13:35

ダイモンジソウ（大文字草）も

10/10 13:37

ここにも、シラヒゲソウ

10/10 13:40

これはツルニンジン（蔓人参）

10/10 13:47

ユウガギク

10/10 14:13

ヤクシソウ（薬師草）

10/10 14:18

ホトトギス一家

10/10 14:27

シラネセンキュウ（白根川芎）

10/10 14:30

エゴマ（荏胡麻）

10/10 14:31

水量少なく、ユーシンブルーではありませんでした。

10/10 14:38

玄倉方面から2つ目の隧道は、長く途中折れ曲がっていて真っ暗なので、昭文社地図に記載あるように、電灯必要です。

10/10 15:49

長い長い林道歩きで少し疲れましたが、大倉尾根も歩き通せたし、富士さんにもシラヒゲさんにもお会いできたし、初秋の山を満喫した素晴らしい一日でした。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

naochan17

レコを見ていて、シラヒゲソウに無性に会いたくなりました。
昭文社地図で、玄倉林道の熊木沢出合とユーシンロッジ分岐の中間付近にお花マーク✿があります。たぶんこのあたりだと思います。
玄倉から入るか、大倉から入るか思案しましたが、
玄倉からだと長〜い林道（12〜13キロ）歩きで疲れた体に塔ノ岳は自信がありません。で、大倉からにしました。
塔まで登り詰めてしまえば、あとはシラヒゲソウを目の前にぶら下げて下って行けば良いのですから。
熊木沢出合を過ぎてからは、見落としてはいけないと、目を皿のようにして歩きます。が、なかなかなかなか見つかりません。ひょとしてもう過ぎたんじゃないかとか思ったりもしました。ホトトギスやイワシャジンなどはふんだんに現れるのですが。
そして、ついに感動の出合い！