槍ヶ岳断念!上高地〜槍沢往復(あこがれの山探検隊)

2011年08月16日(火) 〜 2011年08月19日(金)

• GPS: 11:20
• 距離: 28.1km
• 登り: 406m
• 下り: 407m

コースタイム

8/16(火)
23:00新宿(バス発)

8/17(水)
5:45上高地BT(バス降車)〜6:10河童橋(朝食20分)〜7:15明神池(休憩10分)
〜8:15徳沢(休憩20分)〜9:45横尾(休憩20分)〜11:10一の俣〜11:20二の俣〜12:00槍沢ロッジ(チェックイン)　

8/18(木)
5:00朝食〜6:55槍沢ロッジ(出発)〜8:45横尾(休憩45分)〜10:30徳沢(昼食60分)〜12:20明神池(軽食40分)〜14:30河童橋・ホテル白樺荘(チェックイン)

8/19(金)
終日上高地散策〜16:00上高地BT(出発)

天候

8/17(水) 曇り時々雨、たまに薄日
8/18(木) 雨のち曇り
8/19(金) 雨のち曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

行き帰りともにさわやか信州号グリーンカーを利用。
帰りのバスは前日に公衆電話で予約(要クレジットカード)。

コース状況／危険箇所等

当然ながら槍沢までの道は全く問題ありません。問題は天気だけ。。。

写真

8/20 16:26

今回は忘れずに上高地BTにて登山届を提出。しかし、果たして計画通りに進むかどうか。

8/20 16:34

明日の朝まで晴れると信じる隊長だったが、どうも怪しい天気。

8/20 16:36

徳沢でポツリポツリと降ってくる。

8/20 16:41

横尾では、もう完全に雨だ。

8/20 16:45

一の俣の橋を渡る。

8/20 16:48

二の俣を過ぎる。

8/20 16:53

槍沢ロッジに到着。相変わらず天気は悪い。

8/20 16:53

12時到着時点で最後の個室をなんとかゲット。6人部屋を2人だけで使用したので、カイコ部屋の浪速のおばちゃん達に相当羨ましがられる。

8/17 16:22

雨が上がったのでロッジから5分の槍見岩まで散策する。

8/17 16:17

真ん中あたりに槍ヶ岳の穂先のみが見えるらしいのだが、そもそも木が茂りすぎている。

8/17 16:37

槍沢ロッジでヘリの荷揚げを見物する。狭い沢を低く滑空する飛行技術が素晴らしい。

8/20 17:03

翌朝はスコールのような雨。天気予報を見る限り、数日は晴れることはなさそうだ。

8/18 6:57

殆どの登山者が悩みながらも槍ヶ岳を目指す中、軟弱な我が隊は撤退を決断する。

8/18 7:17

霧に包まれる梓川上流を見ながら槍沢を下る。

8/18 9:22

横尾に到着。ヤマケイの若い女性記者とカメラマン達がさかんに名刺交換を行っていた。彼らもこの悪天候に取材を断念したとのこと。来月の山雑誌は大丈夫か?

8/18 10:47

徳澤園の公衆電話で本日の宿と帰りのバスを予約する。テレホンカードを使うのは何年ぶりかな。

8/18 12:48

いつものように明神池の嘉門次小屋で岩魚を食していると、帽子に色鮮やかなカミキリムシ(ハンノアオカミキリ)が訪れてくれた。

8/18 14:06

明神自然探勝道を歩く。今回は猿には出会うことはなかった。

8/18 14:32

本日の宿泊地、上高地ホテル白樺荘に到着。懐石料理と豊富な種類のお酒を十二分に楽しむ。

8/20 17:49

廊下には小さな食堂だった頃の白樺荘の写真が飾られている。

8/19 11:22

翌朝、穂高橋から見た前穂高岳。頂上が見えたのは10分程だけだったが、槍ヶ岳も晴れたのだろうか?

8/20 16:15

穂高橋の欄干に佇む赤ビロードに金の縁取りのゴージャスな蝶(キベリタテハ)。虫嫌いなはずのキャッシー隊員ですら見とれるほど美しかった。

撮影機器：

DSC-TX10 SONY

DSC-TX5 SONY

PMB SONY

感想

e-sansaku

日本の登山者なら誰でもあこがれる山 ― 槍ヶ岳。

我が隊は今年は槍ヶ岳登頂を目標に周到に準備を進めてきた。
しかし、今年の夏の天気は我が隊に味方してくれるようには思えない。

槍沢ロッジの夕食時では、明日の登山をどうするかで話が盛り上がる。
既に登頂を終えて下山した女性からは、景色が全く見えない上、風も強く、無理をしないほうが良いとの意見。3度目の挑戦という夫婦は今度こそは登頂したいとの熱い思いを述べる。親戚の小学生を連れた男性は、登山前に小学生にトレーニングもさせたのだが、天気次第では撤退も考えるとのこと。
それぞれが、槍ヶ岳登頂ひとつに思いを寄せる。

我が隊の判断は撤退。槍ヶ岳を登るなら、やはり天を突く槍を見ながら一歩ずつ登りたい。

久しぶりに上高地をのんびり散策し、キャッシー隊員と上高地スィーツで満腹にしながら、近いうちの槍ヶ岳再挑戦を誓うのであった。