沢上谷(高原川支流)紅葉遡行
- GPS
- 04:17
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 864m
- 下り
- 856m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・五郎七郎滝から戻る際に本流に戻る最後の7mはロープを使ってもよい。 ・蓑谷大滝の高捲きは工事用道路まで出るまで偽の通路もどきがあるので、注意。人工的なしっかりした通路があるので、そこまで登り上がること。下降ポイントは残置ロープがあるのでわかる。ここは懸垂下降するつもりでロープを持って行ったが、木を使って降りることができると判断した。実際は泥濘るんでいて、何回か滑り、尻餅をついた(木があるから止まるが)。 ・最後の10mのナメ滝は残置ロープがあるが、古いので、使わないようにした方がよい。私は左岸の登れそうなところをルーファイして登ったが、メンバーによっては、上からロープ確保する必要がある(今日は問題なかった)。 |
その他周辺情報 | 荒城温泉恵比須之湯がおススメ。550円なり。1158ppmの遊離炭酸温泉は一度訪れる価値がある。内湯は42度。露天風呂は源泉26度と加温した40度の風呂があり、都合三つの温度が楽しめる。 |
写真
装備
個人装備 |
クマ鈴
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
タイブロック
渓流シューズ
クマベル
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共同装備 |
Lは30mロープ一本及びクマスプレーを持参する。
|
備考 | 午後から雨が降る予報だったので、若干急ぎ気味に行動した。本来ならロープを出して練習も兼ねて確保してもよかった。 |
感想
今年の沢の〆としてシンモンさんと紅葉の沢上谷に行ってきた。入渓地点から気持ちよく進み、最初の分岐で五郎七郎の滝を目指して左に入る。ここは直登できずにやや左から踏み跡を参考に登った。あとはナメとゴーロ地帯を進み、五郎七郎の滝の左岸側の高捲き道を上部まで登った。景色を堪能し、本流まで戻る。
ここからも2〜4m程度の小滝がいくつかあり、あとはナメとなる。しばらく遡行すると二股になり、ここも岩洞滝目指して、左に入る。ここの前半は素晴らしいナメで、後半は苔むしたゴーロとなる。苔萌えのシンモンさんは大喜びだった。岩洞滝はなかなかの迫力で景色を堪能しながら休憩とした。
本流に戻りしばらく進むと蓑谷大滝となる。ナメの親分みたいな滝だが、ここから高捲きに入る。左岸を少し戻り気味に登り、踏み跡を発見。これを忠実に追いかけて、作業道まで一気に登る。ここから少し進むと下降ポイント。ロープを出す程でもないので、木につかまりながらなんとか本流まで降りた。
本流をさらに進むと二股になり、今日の一番の核心部の10mのナメ滝となる。残置ロープもあるが、頼る気にならないので、とりあえず右側の樹木のあるところを際どく登り、あとはホールドスタンスを確認しながら登った。シンモンさんは私のヘナチョコクライムを見て、ルートを確認し、颯爽とついて来てくれた。本当に大したもんだ。
ここからは紅葉も色が濃くなり始めて、素晴らしいナメも続くので至福の時間を過ごした。楽しいことはあっという間に終わり、橋が見えてきて、離沢ポイントになった。帰りは県道を入渓地点まで世間話をしながら戻った。
Chikauさんに沢初心者のトレーニングとしてお願いしていた山行、時期と難易度から沢上谷に連れて行って頂いた。
まず苔萌え〜な自分は天気が曇りやガスの中の苔岩にかなりテンションアップ。やっぱり苔は薄暗い鬱蒼としたところが似合うのです。
一人でほっといたら紅葉放り出して苔岩写真だらけになったことでしょう。
国土地理院地図には載らないような名も無き枝沢に地図では無名の滝。しかし3-40mもの落差があり、それぞれが違う顔。
わずかな登りでこれほどの景色が楽しめるいい沢でした。
沢はおよそ一枚岩の上に土砂や岩が転がっているようなところやただひたすらナメのところが多く、滑りさえしなければ気持ちよく歩けるところが多い。
肝心の紅葉は、少し早すぎる印象。もう1-2週ほど先が最適かも。それでも所々燃えるように赤いところでは見とれてしまいました。
場所の選定、ルーファイなど頼もしく引っ張ってもらえましたChikaさんに感謝です。
さて、そろそろ雪が恋しくなってきました。初滑り!?をした方もいらっしゃるようですしそちらの方もうずうずです。
コメント
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チカさんシンモンさんおはようございます!
素晴らしいナメの連続ですね〜蓑谷大滝って一見堰堤のようですがこれが自然の岩というのにびっくりされられます
これで紅葉が進んで青空が出たら卒倒しそうです!そういや寒くはなかったでしょうか??
モモちゃんおはようございます。
沢全体(山全体?)が岩でナメって感じなのでしょうか。水が流れたところの土砂岩がなくなって露出している感じです。
御山谷は雪解け水でかなり冷たかったですが、ここはそうでもなかったですね。
警戒して上半身は沢用ベースにpatagoniaのキャプ4シャツを着ていきましたが、動いていれば寒さは問題なしでした。帰りの林道は出力も下がるので少し冷えましたが。
しかし沢で遊んでいる人もいれば初スキーの人も…
山って面白いですね
モモちゃん、まいどです。ナメもいっぱいですし、ちょっとキノコもありました。これに青空があれば、最高!おっと、最後に雪渓があれば、モモちゃん的には昇天ですね〜。😍
ちなみに水温はザブンしないぶんには大丈夫です。
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