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Yamareco

記録ID: 1293059
全員に公開
沢登り
東海

沢上谷(高原川支流)紅葉遡行

2017年10月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:17
距離
9.5km
登り
864m
下り
856m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:42
休憩
0:36
合計
4:18
8:14
27
スタート地点
8:41
8:41
47
9:28
9:47
28
10:15
10:32
120
12:32
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
神岡町ー平湯R471沿いの駒止橋から上流へ3本目の橋を鼠餅集落の中に入り、右折して、高山への県道を進む。しばらく進むと左側に入渓地点。入渓地点に車は2台程度駐車可能だが、今日は少し先の通行の邪魔にならない路肩に停めた。
コース状況/
危険箇所等
・五郎七郎滝から戻る際に本流に戻る最後の7mはロープを使ってもよい。

・蓑谷大滝の高捲きは工事用道路まで出るまで偽の通路もどきがあるので、注意。人工的なしっかりした通路があるので、そこまで登り上がること。下降ポイントは残置ロープがあるのでわかる。ここは懸垂下降するつもりでロープを持って行ったが、木を使って降りることができると判断した。実際は泥濘るんでいて、何回か滑り、尻餅をついた(木があるから止まるが)。

・最後の10mのナメ滝は残置ロープがあるが、古いので、使わないようにした方がよい。私は左岸の登れそうなところをルーファイして登ったが、メンバーによっては、上からロープ確保する必要がある(今日は問題なかった)。
その他周辺情報 荒城温泉恵比須之湯がおススメ。550円なり。1158ppmの遊離炭酸温泉は一度訪れる価値がある。内湯は42度。露天風呂は源泉26度と加温した40度の風呂があり、都合三つの温度が楽しめる。
入渓地点は橋からすぐのところ
2017年10月21日 08:16撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
10/21 8:16
入渓地点は橋からすぐのところ
五郎七郎の滝目指して、分岐を左に登る
2017年10月21日 08:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 8:30
五郎七郎の滝目指して、分岐を左に登る
左から登るChikaさん、ロープは古く使わず。ルートを示してくださる。ありがとうございます。
2017年10月21日 08:31撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 8:31
左から登るChikaさん、ロープは古く使わず。ルートを示してくださる。ありがとうございます。
なめなめなめ〜〜〜
2017年10月21日 08:33撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 8:33
なめなめなめ〜〜〜
五郎七郎の滝
2017年10月21日 08:42撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 8:42
五郎七郎の滝
夏なら泳ぐ絶好ポイント。左からへつる。
2017年10月21日 08:56撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/21 8:56
夏なら泳ぐ絶好ポイント。左からへつる。
ここは右から小巻き。
2017年10月21日 09:00撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 9:00
ここは右から小巻き。
ここも夏ならドボンで気持ちよさげー。
2017年10月21日 09:18撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/21 9:18
ここも夏ならドボンで気持ちよさげー。
シンモンさんは沢二回目とは思えない身のこなし
2017年10月21日 09:18撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 9:18
シンモンさんは沢二回目とは思えない身のこなし
基本、なめの上に石が転がっているところが多し。
2017年10月21日 09:20撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 9:20
基本、なめの上に石が転がっているところが多し。
岩洞の滝に到着
2017年10月21日 09:33撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 9:33
岩洞の滝に到着
左岸壁に洞窟!!
2017年10月21日 09:39撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 9:39
左岸壁に洞窟!!
本流に戻って
2017年10月21日 09:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 9:59
本流に戻って
美しい沢を遡行する
2017年10月21日 10:13撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 10:13
美しい沢を遡行する
美しい!! 手前の2m小滝は左から巻くと…
2017年10月21日 10:18撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 10:18
美しい!! 手前の2m小滝は左から巻くと…
蓑谷大滝に到着
2017年10月21日 10:20撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
4
10/21 10:20
蓑谷大滝に到着
とりあえず二人でパチり
2017年10月21日 10:20撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 10:20
とりあえず二人でパチり
若干下流に戻り気味に高巻きし、工事用(?)の道に出る。ここを進むと下降ポイントに残置ロープがある
2017年10月21日 10:39撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 10:39
若干下流に戻り気味に高巻きし、工事用(?)の道に出る。ここを進むと下降ポイントに残置ロープがある
残置ロープに頼らずになんとか降りる
2017年10月21日 10:45撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 10:45
残置ロープに頼らずになんとか降りる
蓑谷大滝の上に降りた この先は危険!
滑ると滝にアー!!
2017年10月21日 10:49撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 10:49
蓑谷大滝の上に降りた この先は危険!
滑ると滝にアー!!
この辺りから紅葉も綺麗に色づいていた
2017年10月21日 10:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 10:51
この辺りから紅葉も綺麗に色づいていた
シンモンさんと紅葉
2017年10月21日 10:51撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 10:51
シンモンさんと紅葉
紅葉とナメ
2017年10月21日 10:52撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 10:52
紅葉とナメ
喜ぶ
2017年10月21日 10:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 10:53
喜ぶ
分岐から10mのナメ滝、ここは右側から攀じ登った。
Chikaさん、草付きからアプローチ。壁際はスタンスが取れる。
2017年10月21日 10:57撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 10:57
分岐から10mのナメ滝、ここは右側から攀じ登った。
Chikaさん、草付きからアプローチ。壁際はスタンスが取れる。
シンモンさんも上手に登る
2017年10月21日 10:58撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 10:58
シンモンさんも上手に登る
紅葉を撮影中
2017年10月21日 10:59撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 10:59
紅葉を撮影中
滝上から左俣側の滝を見下ろす。
2017年10月21日 10:59撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 10:59
滝上から左俣側の滝を見下ろす。
あとはナメナメ
2017年10月21日 11:02撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 11:02
あとはナメナメ
素晴らしい
2017年10月21日 11:08撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 11:08
素晴らしい
メットや耳に落ち葉を付けて自然に同化する(笑)Chikaさん
2017年10月21日 11:08撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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10/21 11:08
メットや耳に落ち葉を付けて自然に同化する(笑)Chikaさん
美渓を堪能
2017年10月21日 11:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 11:15
美渓を堪能
紅葉を振り返る
2017年10月21日 11:17撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
10/21 11:17
紅葉を振り返る
水もキレイ
2017年10月21日 11:17撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 11:17
水もキレイ
終わりに近づいてきた
2017年10月21日 11:18撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 11:18
終わりに近づいてきた
お疲れさまでした
2017年10月21日 11:25撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
10/21 11:25
お疲れさまでした
入渓地点まで戻る
2017年10月21日 11:30撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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10/21 11:30
入渓地点まで戻る
温泉はここ
2017年10月21日 13:07撮影 by  iPhone 8, Apple
10/21 13:07
温泉はここ

装備

個人装備
クマ鈴 Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング タイブロック 渓流シューズ クマベル
共同装備
Lは30mロープ一本及びクマスプレーを持参する。
備考 午後から雨が降る予報だったので、若干急ぎ気味に行動した。本来ならロープを出して練習も兼ねて確保してもよかった。

感想

 今年の沢の〆としてシンモンさんと紅葉の沢上谷に行ってきた。入渓地点から気持ちよく進み、最初の分岐で五郎七郎の滝を目指して左に入る。ここは直登できずにやや左から踏み跡を参考に登った。あとはナメとゴーロ地帯を進み、五郎七郎の滝の左岸側の高捲き道を上部まで登った。景色を堪能し、本流まで戻る。
 ここからも2〜4m程度の小滝がいくつかあり、あとはナメとなる。しばらく遡行すると二股になり、ここも岩洞滝目指して、左に入る。ここの前半は素晴らしいナメで、後半は苔むしたゴーロとなる。苔萌えのシンモンさんは大喜びだった。岩洞滝はなかなかの迫力で景色を堪能しながら休憩とした。
 本流に戻りしばらく進むと蓑谷大滝となる。ナメの親分みたいな滝だが、ここから高捲きに入る。左岸を少し戻り気味に登り、踏み跡を発見。これを忠実に追いかけて、作業道まで一気に登る。ここから少し進むと下降ポイント。ロープを出す程でもないので、木につかまりながらなんとか本流まで降りた。
 本流をさらに進むと二股になり、今日の一番の核心部の10mのナメ滝となる。残置ロープもあるが、頼る気にならないので、とりあえず右側の樹木のあるところを際どく登り、あとはホールドスタンスを確認しながら登った。シンモンさんは私のヘナチョコクライムを見て、ルートを確認し、颯爽とついて来てくれた。本当に大したもんだ。
 ここからは紅葉も色が濃くなり始めて、素晴らしいナメも続くので至福の時間を過ごした。楽しいことはあっという間に終わり、橋が見えてきて、離沢ポイントになった。帰りは県道を入渓地点まで世間話をしながら戻った。

Chikauさんに沢初心者のトレーニングとしてお願いしていた山行、時期と難易度から沢上谷に連れて行って頂いた。
まず苔萌え〜な自分は天気が曇りやガスの中の苔岩にかなりテンションアップ。やっぱり苔は薄暗い鬱蒼としたところが似合うのです。
一人でほっといたら紅葉放り出して苔岩写真だらけになったことでしょう。
国土地理院地図には載らないような名も無き枝沢に地図では無名の滝。しかし3-40mもの落差があり、それぞれが違う顔。
わずかな登りでこれほどの景色が楽しめるいい沢でした。
沢はおよそ一枚岩の上に土砂や岩が転がっているようなところやただひたすらナメのところが多く、滑りさえしなければ気持ちよく歩けるところが多い。
肝心の紅葉は、少し早すぎる印象。もう1-2週ほど先が最適かも。それでも所々燃えるように赤いところでは見とれてしまいました。
場所の選定、ルーファイなど頼もしく引っ張ってもらえましたChikaさんに感謝です。

さて、そろそろ雪が恋しくなってきました。初滑り!?をした方もいらっしゃるようですしそちらの方もうずうずです。

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コメント

ナメの連続!
チカさんシンモンさんおはようございます!
素晴らしいナメの連続ですね〜蓑谷大滝って一見堰堤のようですがこれが自然の岩というのにびっくりされられます
これで紅葉が進んで青空が出たら卒倒しそうです!そういや寒くはなかったでしょうか??
2017/10/22 8:17
Re: ナメの連続!
モモちゃんおはようございます。
沢全体(山全体?)が岩でナメって感じなのでしょうか。水が流れたところの土砂岩がなくなって露出している感じです。
御山谷は雪解け水でかなり冷たかったですが、ここはそうでもなかったですね。
警戒して上半身は沢用ベースにpatagoniaのキャプ4シャツを着ていきましたが、動いていれば寒さは問題なしでした。帰りの林道は出力も下がるので少し冷えましたが。
しかし沢で遊んでいる人もいれば初スキーの人も…
山って面白いですね
2017/10/22 8:28
Re: ナメの連続!
モモちゃん、まいどです。ナメもいっぱいですし、ちょっとキノコもありました。これに青空があれば、最高!おっと、最後に雪渓があれば、モモちゃん的には昇天ですね〜。😍
ちなみに水温はザブンしないぶんには大丈夫です。
2017/10/22 8:39
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ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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