能郷白山 〜好天予報に誘われて〜

2017年10月26日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,479m
• 下り: 1,477m

コースタイム

登り
ゲート6：10→登山口7：17→前山9：42→頂上10：58
下り
頂上12：14→登山口14：39→ゲート15：33

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

この登山道は、一にも二にも登山口からすぐのところにある渡渉箇所。
増水していなくても沢に落ちたという話をどなたかのブログで拝見している。
増水時は特に注意を。

写真

10/26 6:10

ここから1時間余りの林道歩き

10/26 6:33

先日来の雨で林道も小川状態

10/26 7:13

登山口に到着

10/26 7:17

いよいよここから

10/26 7:18

増水が渡渉を阻む

10/26 7:43

この先の紅葉に期待するが

10/26 8:21

部分的に見れば綺麗だが・・・

10/26 8:29

登山道脇は草木も刈り取られて整備されている

10/26 9:11

10/26 9:12

10/26 9:17

まだ半分

10/26 9:27

10/26 9:36

登りきれば前山 しばらくは一息つける

10/26 9:42

前山に到着 能郷白山が見えてきた 左は磯倉

10/26 9:43

白山権現の祠と右に頂上

10/26 9:54

磯倉

10/26 10:02

右手には白山も見えてきた

10/26 10:17

まだまだ登りは続く

10/26 10:40

祠は後にしてまずは頂上へ

10/26 11:05

頂上到着

10/26 11:16

頂上と左に白山

10/26 11:01

白山

10/26 10:59

もう雪を冠っている

10/26 11:08

アップ

10/26 11:08

白山の右には北アルプス

10/26 11:09

その右には乗鞍岳

10/26 11:09

そして その右に御嶽山

10/26 11:20

祠に行って食事休憩

10/26 12:14

そよ吹く風が心地いい

10/26 12:15

下山開始 前方は前山

10/26 12:19

10/26 12:35

近くて遠い磯倉 ここもいつかは

10/26 12:48

10/26 13:09

遠くに徳山湖

10/26 13:10

頂上も見納め

10/26 13:22

隣の中腹斜面に目を移すと ここの紅葉は今が盛りのようだ

10/26 13:22

陽の当たり加減ではもっと美しく望めそうだが

10/26 14:36

帰りの渡渉も無事クリア

10/26 14:39

そして登山口

10/26 15:33

今回も無事帰還 感謝

10/26 15:48

帰途 車上より振り返る

10/26 15:48

アップ

10/26 15:56

登山届けは157号から根尾能郷に入り白山神社境内の電話ボックス内

撮影機器：

D40x ニコン

感想

1up2down

2、3日前から天気予報では、この日は風もなく申し分のない天気と言っていた。
そんな予報に誘われて、紅葉には少し時期を逸した感もあるが、我が家から早朝で1時間20分。遠からず近からず、手軽に登ってくることのできる能郷白山に出掛けてきた。

登山口に続く林道ゲート前には、先行者と思われる車一台が止まっていた。
夜もほぼ明けきった6時過ぎにこちらも出発。
林道は、先日来の雨で所々が小川状態になって道を占領している。でも、それほど歩きにくいということもない。
例のごとく1時間余り歩いて登山口に到着。

ここで予期せぬことが。
登山道は、登山口からすぐのところを流れる沢をまず渡渉することから始まるが、この沢がいつも（過去4回）よりかなり増水して行く手を遮っている。ちょっとヤバそうだ。
といって、せっかくここまでやって来て今さら引き返す勇気もない。
先行者も渡っていることだろうし、ここはどうにかしたいところ。
薮をかき分けて少し上流に移動してみた。
なんとか渡れそうな場所を見つけたが、足元の石も対岸の石も滑りそうで、やっぱり怖い。
ストックを取り出して流れの速い沢の中に突き立ててみた。これに体を預ければなんとかいけそうだ。思いっきりジャンプした。やった。
頂上でお会いした男性も、同じように苦労したと話していた。
この日、このコースを登った他の何人かの人達も、さぞかし似たような思いをされたのでは。

この登山道は、途中の前山までは急登の連続で結構厳しい。
前回（去年）、前々回（一昨年）と雪の中を登っているので、そのことを思えば・・・、などと高をくくっていたが、なんのなんの、山はそんなに甘くない。

紅葉は場面ごとに切り取れば絵柄的には美しいが、全体的にはもう一つという感じ。まあ、この時期だったらこんなものかな？
前山から先は、木々の葉も枯れてもう冬支度に入っている。
とは言いながら、空は真っ青、直射日光が背中に当たって暑い。
汗をかきかき登る体感温度は晩夏の陽気。風もなくて半袖一枚でも十分なくらいだ。

コースタイムを30分以上オーバーして頂上に到着。
つい先日まで雪はないと思っていた白山や他の高い山々は、いつの間にか白く雪化粧していた。
やっぱりアルプスには雪が似合う。
この山が白く染まる日も、もうそんなに遠くないだろう。

平日ということもあって、温水峠からの登山者も含めてそんなに多くはないが、話を交わした人達の中には結構遠くから来られている人がいた。
登りですれ違った、ゲートを一番に出発した男性は、わざわざこの山のために鳥取から、と言っていたし、頂上でお話しした男性は川崎からと話していた。
自分も山好きには違いないが、さすがにこの人達のエネルギーには敵わない。

のどかな山頂でくつろぐこと1時間余り。広げた荷物をザックに収めて腰を上げた。
登山口手前には、また、あの渡渉が待っている。