爺ヶ岳（南峰） 〜絶景と反省と〜

2017年11月05日(日) [日帰り]

• GPS: 08:15
• 距離: 12.1km
• 登り: 1,449m
• 下り: 1,460m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:15
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:10

7:06 柏原新道登山口
8:09 8:09 ケルン（柏原新道）
8:19 8:23 駅見岬
9:18 9:18 水平岬
9:51 9:55 富士見坂
10:28 10:29 種池山荘
11:39 12:08 爺ヶ岳南峰
12:52 12:55 種池山荘
13:16 13:19 富士見坂
13:42 13:42 水平岬
14:13 14:17 駅見岬
14:21 14:28 ケルン（柏原新道）
15:12 15:12 柏原新道登山口
15:16 ゴール地点

天候

ガス→快晴
稜線は冷たい北西風が強かった

〈気温〉
7:00 柏原新道登山口 0℃
11:00 爺ヶ岳南峰 3℃
15:00 柏原新道登山口 9℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆駐車場 … 柏原新道登山口
トイレは扇沢にある

◆路面の状況
積雪はないが、橋の端にある水たまりは凍結していた。

コース状況／危険箇所等

◆柏原新道
前日の降雪により1800mあたりから積雪あり（下山時はぬかるみに…）。
アザミ沢と富士見坂付近のトラバースは、積雪量が多くなれば滑落や雪崩のリスクが高くなって通行できないだろう。

◆稜線〜爺ヶ岳南峰
風の影響をまともに受けるため寒い。積雪はまだ多くなかったので爺ヶ岳南峰までツボ足で登れた。

※天候次第で状況は変化するので参考程度に。

写真

11/5 7:06

工事の資材置き場となっていた柏原新道登山口の駐車場。満車になっていると思っていたけど空いていた。

11/5 7:28

標高1450m
まだ雪なし。

11/5 7:38

標高1500m
雪が少しある。

11/5 7:58

霜柱

11/5 8:09

岩小屋沢岳は冬の装い

11/5 8:17

もう晩秋とは言えない。

11/5 8:34

種池山荘発見

11/5 8:51

一枚岩
積雪量は2cm

11/5 9:01

作品名『うちゅうくん』

11/5 9:14

一角獣

11/5 9:24

氷柱の罠

11/5 9:38

アザミ沢

11/5 9:41

のっぺりとした姿の蓮華岳

11/5 9:52

徐々に道が狭くなる

11/5 9:55

柏原新道唯一の難所
上部からの落石と、自らの滑落に注意。

11/5 9:56

写真で見るほど狭くはない。が、慎重に通過。

11/5 10:24

霧氷

11/5 10:29

八ヶ岳、富士山、南アルプスが並ぶ。

11/5 10:29

蓮華岳と針ノ木岳

11/5 10:31

種池山荘に到着（2017の営業終了）

11/5 10:36

爺ヶ岳へ！

11/5 10:38

一緒に行きましょう！

11/5 10:39

鹿島槍ヶ岳が現れた。

11/5 10:42

笹の緑が見えるあたりは初冬って感じ。

11/5 10:46

振り返ると立山と剱岳

11/5 11:07

風が強いのでハードシェルで防御力アップ

11/5 11:34

爺ヶ岳南峰への最終アタック

11/5 11:36

まだ雪山の寒さに慣れていない…

11/5 11:41

山頂直下の積雪量は、踏み跡を外すと30cm。

11/5 11:44

爺ヶ岳南峰に登頂
三角点スリスリ

11/5 11:44

鹿島槍ヶ岳は双耳峰（白猫）

11/5 11:44

爺ヶ岳北峰と南峰

11/5 11:45

再びの蓮華岳と針ノ木岳
奥には常念山脈と穂高、槍

11/5 11:45

穂高と槍をズームで

11/5 11:45

薬師岳ズーム

11/5 11:46

立山ズーム

11/5 11:46

剱岳ズーム

11/5 11:46

鹿島槍ヶ岳ズーム

11/5 11:47

初冬の爺ヶ岳南峰登頂記念1

11/5 11:48

登頂記念2

11/5 11:56

下山開始

11/5 12:03

セミワンタッチ対応でない登山靴を履いてきてしまった…

11/5 12:33

まもなくこの絶景ともお別れ

11/5 12:46

空が青いぜ！

11/5 12:48

立山と剱岳も見納め

11/5 13:18

11/5 13:21

絶対に落ちてはいけないガレ場

11/5 13:51

だいぶ雪が解けたようだ

11/5 13:54

うちゅうくん生き残ってる！

11/5 15:12

無事の下山

撮影機器：

EOS 6D CANON

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 靴 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル ビーコン 昼ご飯 水筒（保温性） ライター ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ 行動食 ポール

共同装備

飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 地図（地形図） コンパス 計画書 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー ツェルト カメラ

感想

deportivo21

爺ヶ岳南峰から見えるのは『全て』だった。

雪が薄く貼り付く柏原新道を登り、今年の営業を終えた種池山荘に着く頃には、稜線を覆っていた雲はどこにも見当たらない。代わりに日本海からの冷たい風が吹き付ける。種池山荘から爺ヶ岳までの稜線に生えるハイマツと熊笹はまだ雪に隠れ切っていない。まだ季節が秋なのだと感じる。

横風に煽られながら爺ヶ岳南峰に登頂。そこからの景色に文句を言う者はいないだろう。東から時計回りに並べると、八ヶ岳、富士山、南アルプス、常念、穂高、槍、蓮華、針ノ木、薬師、立山、剱、日本海、鹿島槍、火打、妙高、高妻、浅間となる。雲一つない空の下、純白のドレスやタキシードを纏う山々は美しい。

山頂でのんびりしたいが、寒風に耐えられずにそそくさと退散することにした。珈琲を楽しみたかったが、この風では豆もフィルターの飛ばされてしまうだろう。風のない日に楽しもうと思う。


◆反省
サングラスを忘れ、下山後には両目が真っ赤に充血してしまった。目は大切にしなければならない。

最大の失敗は、セミワンタッチアイゼンに対応していない登山靴を履いてきたこと。ベルトで締めてもすぐに外れてしまった。今回は凍結箇所がなかったので滑り止めなしで歩けたものの、アイスバーンとなっていたら遭難の可能性もあった。

今後、チェックリストなどを作成して、忘れ物がないように注意せねばならない。

コメント

ayamoekano

お二人さま、おはようございます！
いやぁ〜、もう結構雪があるのですね！
同じ日に雲取山へ登った際、富士山が見えましたが、雪はないように見えました。

さすが北ア、景色が別物ですなぁ〜！
青空快晴のようで何よりです。
あらっ、登山靴を間違えちゃいましたか。
それはそれは...。

お疲れさまでした。

deportivo21

Re: お二人さま、おはようございます！
ayamoekanoさん、おはようございます。

前日の降雪で雪が多かったようです。下山時、日当たりの良い場所は解けていました。しかし、これからどんどん積もっていくでしょう。

靴の件はコパがあると思い込んでいた、と言うよりは、コパがないことに思い至らなかった感じですね。気をつけなければ！

コメントありがとうございました。