鶏冠山 鋭い岩峰からの石楠花地獄

2017年11月03日(金) 〜 2017年11月05日(日)

• GPS: 62:04
• 距離: 34.2km
• 登り: 2,312m
• 下り: 4,107m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:05
• 休憩: 3:29
• 合計: 12:34

5:59 西沢渓谷入口バス停
6:13 6:19 ねとりインフォメーション
6:21 6:22 近丸新道登山口
6:25 6:26 徳ちゃん新道登山口
6:29 6:33 二俣吊橋
6:41 6:58 鶏冠谷出合
8:25 8:43 チンネノコル
9:44 11:25 第三岩峰（山梨100名山標柱）
11:46 12:19 鶏冠山
13:12 13:15 2177地点
14:56 15:06 木賊山
15:11 戸渡尾根分岐
15:15 15:15 木賊山まき道分岐
15:47 15:50 破風山避難小屋
16:36 16:42 破風山
17:04 17:06 東破風山
17:51 17:53 雁坂嶺
18:20 18:22 雁坂峠
18:33 雁坂小屋

2日目

• 山行: 2:59
• 休憩: 0:08
• 合計: 3:07

13:21 昇竜の滝
13:56 13:56 地蔵岩展望台分岐
13:58 14:03 地蔵岩展望台
14:05 14:05 地蔵岩展望台分岐
14:13 14:13 だるま坂
14:36 14:37 樺小屋
15:03 15:03 突出峠
15:34 15:34 雁道場
16:15 16:17 雁坂峠登山口
16:28 川又バス停

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

【東沢渡渉】
この夏に架かっていた立派な橋は完全に消失。朝一の凍るような水に両足を浸して渡る東沢は寝惚け頭を覚ますのに最適！
【鶏冠谷出合〜チンネのコル】
後半やや急傾斜になるがそれほど危険箇所は無い
【チンネのコル〜第一岩峰基部】
急傾斜。後半、やや道がわかりにくいが最終的に稜線に出られればOK
【第一岩峰〜第三岩峰基部】
痩せた岩稜帯。所によりナイフリッジ状で高度感あり。落ち着いて慎重に。
【第三岩峰】
フリーでも行けるが、ミスると東沢の藻屑と消えるので、ザイルで確保して登りましょう。
松の木のテラスまでは支点無し。岩角等にスリングで。
テラスには残置支点あり。テラスから上には残置ハーケン複数あり。
終了点には支点複数あり。
【第三岩峰〜木賊山】
石楠花地獄。想像以上に歩き難くペースが上がりません。ひたすら辛抱。皮膚が露出している箇所は擦り傷必至。目だけは突かないように気をつけて。
赤テープは豊富ですが、倒木で通行不可箇所複数あり。また、木賊山頂上手前は赤テープが途切れる箇所あり、赤テープを過信せず自身でルーファイが肝心。

写真

11/3 5:58

紅葉見ながら歩きだし（D）

11/3 5:59

朝6:00　西沢渓谷入口の駐車場からスタート
日の出前なので寒い（n)

11/3 6:04

ようよう明けゆく空(n)

11/3 6:17

山之神さまに安全祈願　行ってきます（D）

11/3 6:17

11/3 6:26

11/3 6:29

東沢吊橋

11/3 6:30

朝陽に輝く鶏冠山

11/3 6:30

11/3 6:33

ここから鶏冠尾根に侵入（D）

11/3 6:36

東沢の河原を進み

11/3 6:37

11/3 6:45

鶏冠谷出合を渡渉
冷て〜っ！！一瞬で目が覚めました（n）
上に同じ（D）

11/3 6:52

11/3 6:55

いざ鶏冠尾根へ（n）

11/3 7:13

紅葉真っ盛り(n)

11/3 7:20

11/3 7:23

序盤は急傾斜の明瞭な尾根筋をひたすら登る(n)

11/3 8:01

11/3 8:06

ちょっと這いつくばる箇所を越えれば、

11/3 8:08

11/3 8:08

11/3 8:10

11/3 8:24

11/3 8:37

前半のランドマーク・チンネのコル

11/3 8:42

コルからは更に藪度と斜度が増す。がんばりましょう！

11/3 9:06

ようやく第一岩峰に出た！黒金・乾徳の奥に富士

11/3 9:09

いよいよ岩稜の始まり！

11/3 9:10

前半最大の難所・第三岩峰を遠望

11/3 9:15

下りも気を抜けない(n)

11/3 9:17

トラバース　後　攀じ登り。
意地でも鎖は使わない！(n)

11/3 9:18

第二岩峰

11/3 9:19

11/3 10:23

第三岩峰
この日は大盛況、順番待ちの皆様を見下ろす。
お待たせしてすみませんでした（n）

11/3 10:42

11/3 10:47

第三岩峰頂上
この先でザックに忍ばせていた「インドの青鬼」が石楠花の枝に突かれて破裂、ザックと背中がビールまみれに(泣)(n)

11/3 10:48

11/3 11:06

我々の登攀中は写真撮る余裕無し。
一旦巻き道で基部まで戻り、次のグループの方の登攀姿をパシャリ（n）

11/3 11:43

11/3 11:46

徐々に深くなる石楠花の海を泳いで鶏冠山頂上。
ここで昼食休憩。鶏冠山の標識見てるとチキンラーメンが食べたくなった(n)

11/3 12:18

遥か彼方に木賊山と甲武信ヶ岳。
まだまだ遠いな〜。。(n)

11/3 13:33

石楠花の深海を溺れ気味に泳ぎ続けて疲労困憊(n)

11/3 14:13

ようやく疎林になってきた。頂上は近い

11/3 14:15

時折樹間から望める雄大な国師ヶ岳方面

11/3 14:15

八ヶ岳もバッチリ(n)

11/3 14:18

さあもう一がんばり！(n)

11/3 15:04

着いた〜(n)

11/3 15:27

ここから、DrUcchi先生とFLAINさんは戸渡尾根で下山。
namifujiは雁坂小屋へ。(n)

11/3 16:21

犀の河原から山梨方面(n)

11/3 17:08

雁坂嶺の上に浮かぶ満月(n)

11/3 19:30

nさん　すみません
帰りに花かげの湯よって
頂いてしまいました（D）
相変わらずの激盛っぷりですねー(n)

11/4 18:20

ようやく辿り着いた雁坂小屋
満月と小屋の窓灯り（左下）と(n)

11/5 6:12

翌々朝
たなびく煙突の煙と朝陽(n)

11/5 11:48

masatさんの下山
お気をつけて！(n)

11/5 13:59

地蔵岩から雁坂嶺・孫四郎峠(n)

11/5 13:59

同じく地蔵岩から雁坂嶺・破風山・木賊山・甲武信・三宝山(n)

11/5 14:36

樺小屋付近(n)

11/5 15:10

この看板、どこにあるか分かるかな〜？(n)

11/5 15:32

突出尾根から望む白泰山
このアングル、大好きです(n)

11/5 15:54

「北向き地蔵」と思いきや
お顔は完全に南向きだった(n)

11/5 15:58

錦秋(n)

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

HUAWEI P9 lite SIMフリー HUAWEI

arrows NX F-01J docomo FCNT

感想

DrUcchi

今回も先月に続きメンバーも同じく　バリルート登山

ただ出だしから　なぁ〜んか背中に違和感が・・・
買って2回目のオスプレーのケストレイル38L
どうもウェストベルトの位置が下過ぎ歩きずらし
ショルダーベルト調整しながら歩くも解消せず
結局、戸渡尾根に入るとこで止まった時に背面長の調整できるの思い出し
短くしたら違和感解消
でも、時すでに遅し下山しクルマに戻ったとこでザック下ろしたら
腰が・・・・帰りの運転は若いのにしてもらい助手席で養生させてもらったけど
3日間は鎮痛剤のお世話になりました。
今回の山行は、背中に気が集中してたせいで今一乗り切れなかった(>_<)
＝反省点＝
装備品は、ちゃんと体にフィットさせて行こう　

namifuji

二年ぶりの鶏冠山。
前回は単独で恐る恐る登った第三岩峰も、今回は心強いメンツに恵まれ全く怖さを感じることもなくとても楽しめたのでした。
しかし、ここの核心はそこから木賊山までの石楠花地獄。
無限に続くのか？と思える石楠花の海を犬掻きで少しづつ泳ぐように進む。
最後はちょっと道迷いもあり、密生する藪を漕ぎ分けてようやく木賊山にたどり着いた時はもう疲労困憊でした。
ここから私は他の二人と別れて一路雁坂小屋まで。
16時前に小休止した破風山避難小屋では「え？まだ歩くの？」と宿泊者に呆れられたりしつつも、満月に照らされた奥秩父の道を辿るのも案外悪くない、というかとても気持ちが良かった！
一応小屋には遅着の旨一報してはいたものの、本来そんな遅い時間に着くのはルール違反。以後気をつけます。。
小屋ではいつものごとく楽しい時間を過ごさせていただき、錦秋の突出尾根を下って終了。
楽しく充実した秋の三日間でした。

コメント

Kazuhagi

だいぶ鶏冠山も変わりましたね
皆さん　コンばんは

人が多くいてビックリ
昔は誰にも会わない山だったのに…
鶏冠出合の橋はもう流されたか！
また、鶏冠山山頂のあの看板なんだ？最近だれか設置したようですね
あの石楠花地獄を良く歩きましたね〜お疲れ様でした。

namifujiさん
小屋では酔っ払い　数々の御無礼お許し下さい。

namifuji

Re: だいぶ鶏冠山も変わりましたね
kazuhagiさん
コンにちは。
コメントありがとうございます❗

２年前に登った時は一人しか会わなかったのに、今回は10人以上会いました。
本当にびっくりです。
最近ヤマレコのオススメに出たのも影響しているのかも。

鶏冠谷出合の橋はきれいさっぱり無くなっていました。
これまたびっくりです。
密かに「橋があるから大丈夫かも」と期待していたのですが、甘かった。。

山頂の看板、ユーモラスで良い感じでしたよ。
もうすっかり人気の山ですね。


あ、「ご無礼の段」だなんてとんでもない❗
典型的なヨッパライ姿を楽しませていただき・・・
もとい。
厳しいご指導、心に染み入りました。
たぶん(笑)。

では、また雁坂で❗