2017.11ですけど雲取山（唐松谷林道を歩く）

2017年11月19日(日) [日帰り]

• GPS: 07:45
• 距離: 28.0km
• 登り: 2,648m
• 下り: 2,717m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:08
• 休憩: 0:37
• 合計: 7:45

7:52 東日原バス停
7:57 7:57 稲村岩を経て鷹ノ巣山方面登山口
8:04 8:10 日原観光公衆トイレ
8:14 8:14 日原鍾乳洞バス停
8:38 8:38 八丁橋
8:54 8:54 ヤケト尾根入り口
9:10 9:10 階段
9:20 9:20 木段その１
9:40 9:40 木段その２
9:44 9:50 富田新道入口
10:16 10:18 唐松谷・富田新道分岐
10:57 10:58 赤石窪道標
11:30 11:30 最後の橋・道標
12:00 12:03 ブナ坂
12:25 12:25 奥多摩小屋
12:31 12:31 ヨモギノ頭
12:47 12:47 小雲取山
13:01 13:01 雲取山避難小屋
13:03 13:18 雲取山
13:20 13:22 雲取山避難小屋
13:30 13:30 小雲取山
14:00 14:00 ブナ坂
14:10 14:12 七ツ石山
14:15 14:15 斧手石
14:16 14:16 石尾根分岐
14:20 14:20 七ッ石小屋上分岐
14:22 14:22 七ツ石小屋
14:26 14:26 七ッ石小屋下分岐
14:42 14:42 堂所
15:22 15:22 小袖緑道あがり
15:25 15:25 丹波山村村営駐車場
15:37 鴨沢バス停

天候

快晴　＼(^o^)／

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：東日原バス停（西東京バス）
復路：鴨沢バス停（西東京バス）

コース状況／危険箇所等

唐松林道コース
　長いあいだ通行自粛要請が続いていたが、整備されて今夏めでたく開通。
　唐松谷の左岸をへつるように登山道が存在します。
　高度感のある、慎重に通過すべきところがいくつかあります。
　個人的には先日歩いたヤケト尾根の危険個所よりもビビりました。
　高所恐怖症の人には向かないかもしれません。

　道迷いの心配はないと思いますが、破線レベルでしょうか。
　自分の持っている2014版の山高地図では実線なのですが…。　

その他周辺情報

川乗林道は開通したようです？
川乗橋バス停で20名くらい降りましたから。

写真

11/19 7:54

今日も東日原から。
東日原は紅葉がいい感じ。

11/19 7:57

稲村岩のチョイ右奥のピークが八丁山でしょうか？
裏に回ってからも三角ピークがやたら目立ってました。

11/19 8:04

トイレを借ります。
半年前同様、電灯がつきません。
個室の中は扉を閉めるとまっくらです。

11/19 8:14

日原林道へ突入！

11/19 8:18

青空が気持ちいい。

11/19 8:18

長い林道歩きなので、紅葉を楽しみながら。

11/19 8:21

林道の数メートル上で巨岩が2本の木に支えられている。
危なくないすか。

11/19 8:39

ゲートを通過します。

11/19 8:51

振り返って。
八丁山と思われます。
日原林道から結構目立つのです。

11/19 9:07

この辺きれいでした。

11/19 9:09

日原林道には珍しい感じの木。

11/19 9:09

モミの木？

11/19 9:34

6km地点で工事中。
ご苦労さまです。

11/19 9:38

工事現場のすぐ先に見事な赤。

11/19 9:38

バックが真っ青だと下手クソでもいい感じになる。

11/19 9:38

真っ赤！

11/19 9:44

唐松谷林道＆富田新道入り口に到着。
日原林道はきらいじゃないが、ここまでがほんとに長い！

11/19 9:55

谷底へ下ります。

11/19 9:58

吊り橋を渡ります。

11/19 10:03

九十九折を上って苔ゾーンを通過。

11/19 10:14

急坂で振り返る。
右が八丁山、左が滝入ノ峰。
まん中奥は川苔山か？

11/19 10:18

さらに上っていくと富田新道との分岐。
今年再開通した唐松谷林道を歩きます。

11/19 10:25

最初は歩きやすい道。

11/19 10:29

この橋が出てくる辺りから状況は変わります。

11/19 10:30

ここはまだ大丈夫。

11/19 10:30

ここの通過は足場が狭く緊張しました。
左はほぼ絶壁。

11/19 10:32

直角に曲がった橋を通過。

11/19 10:34

安全地帯でひと息つきます。

11/19 10:44

しばらく進むとまたいやらしい箇所が現れる。
しばらく観察します。

11/19 10:45

ズーム。
落ち葉の積もっているところが足を置ける場所。

11/19 10:45

近くから見下ろす。
足を置ける幅は20cmほど。
左右の足をどう置くか考えてから通過。

11/19 10:46

念のためトラロープを軽く持ちながら通過。
もちろん左にコケれば人生終了。

11/19 10:47

このような橋が何か所もあります。
作業された方のご苦労がしのばれます。

11/19 10:48

安全地帯で振り返ると…
おっ！

11/19 10:49

ズーム。
蕎麦粒山発見！
手前はヨコスズ尾根か。

11/19 10:49

歩いてきたところを振り返る。
すごいところに道を作っています。
ありがたいことです。

11/19 10:55

赤石窪に着きました。

11/19 10:56

渡渉します。
台風直後はすごかったろうな。

11/19 11:07

これまでと打って変わって平和な道になります。

11/19 11:09

このあたり、夏なら水遊びができます。

11/19 11:26

この巨倒木の通過は難儀しました。
木の表面が滑らかで、傾斜もしているのでステップしづらい。
自分は何とか直進しましたが、ぐずぐずの斜面を右上に上がって上部から回り込むのが一般的でしょうか。

11/19 11:29

倒木を無事通過するとすぐに渡渉点。
ここから一気に斜度が上がり、九十九折にブナ坂まで上っていきます。

11/19 11:32

北側の急斜面は霜柱だらけ。

11/19 11:59

ブナ坂に到着！
実はヘロヘロです。
何回も来ている場所ですが、いつもと違う方向からみると新鮮。
そして風がすごく冷たい。

11/19 11:59

ほぼ12時。
机上の予測より30分以上遅い。
バスの時間に余裕があればヨモギ尾根を下ろうと思ったのですが、下山は鴨沢コースに決定です。

11/19 11:59

雲取山までピストンします。

11/19 12:06

今日は冬の快晴。
飛龍山がものすごく近くに見える。

11/19 12:10

唐松も踊っています。

11/19 12:21

ヘリポートにて。
左からヨモギの頭・雲取山・小雲取山。

11/19 12:26

ヨモギの頭への急坂。
のぼりでは巻かないと決めました。

11/19 12:42

小雲取山への急坂。
好天なのに今日はすいている。
富士山は雲の中。

11/19 12:48

その代わり、奥秩父方面の眺めがすばらしい。

11/19 12:50

左奥が北奥千丈岳、正面奥は甲武信岳ほか。
手前は唐松尾山でしょうか。

11/19 12:49

ズーム。
左から木賊山・甲武信岳・三宝山。

11/19 12:57

気合を入れて最後の上り！

11/19 13:02

ゴール！

11/19 13:14

2017年、11度目の雲取山です。

11/19 13:04

ゴジュウカラが近くの木に留まったと思ったら3m程の距離までやってきました。

11/19 13:04

カメラを向けても飛び立つようなことはしない。
鹿同様、人間に慣れているのか？

11/19 13:04

徐々に離れていってしまいました。

11/19 13:16

山頂の温度はほぼ0度。
とにかく風が冷たい。

11/19 13:20

おなじみの構図も冬はキリッとしまっている気がする。

11/19 13:22

左から三ツドッケ・蕎麦粒山・川苔山も今日は近く見える。

11/19 13:54

ダンシングは意外に大きいんだな。

11/19 13:54

七ツ石山を経由して鴨沢へ下山します。

11/19 14:03

ハアハア…。
小雲取山の急坂×2くらいかな。

11/19 14:10

七ツ石山に到着。
かっこいいお二人様しかいませんでした。

11/19 14:11

歩いてきた道を振り返る。
何度来ても飽きないなあ。

11/19 14:11

雲取山山頂をズーム。

11/19 14:16

ここから石尾根を外れます。

11/19 14:45

何気なく鴨沢コースを歩いているが、実はこの辺なんか結構おっかない。

11/19 15:08

風呂岩のあたりまで下りると紅葉がチラホラあらわれる。

11/19 15:22

登山口に到着。
これが見られるのもあとひと月ちょっとなのか？

11/19 15:24

今日は車が少ない。
もう下山しただけか？
だとしたら、安全登山ですばらしい。

11/19 15:35

鴨沢集落＆奥多摩湖。
もうすっかり冬の感じ。

11/19 15:37

ゴール。
50人近くが並んでましたが、増便が2台出動したおかげでほとんどの方が座れたようです。
しかしその後バス停に止まるたび、登山客や観光客が次々に乗車し、丹波からの正規便も含めたバス3台がすし詰め状態になったとさ。

撮影機器：

PowerShot SX700 HS CANON

感想

utaki

今年の6月に富田新道を下山したときに唐松谷林道分岐に通行自粛ロープがないのを発見し、それ以来歩きたいと思っていたコースを歩くことができました。

富田新道もそうですが、いちばんのネックは登山口まで2時間の林道歩きです。
案の定、今回も登山口に着いた時には足がけっこう張っている状態でした。
ストレッチ＆エナジーチャージで登山道に入ります。

唐松谷林道は途中まで富田新道と同じ道を進みます。
吊り橋からの九十九折の急坂がやたらキツくて先が思いやられるスタートとなりました。

富田新道と分かれると、唐松谷の左岸をへつるように道が作られているのですが、赤石窪までは高度感のある道を歩くので高所恐怖症の人はやばいかもしれません。
路肩が狭く、慎重に歩かなければならない箇所が何か所かあるので、必然的にスピードが遅くなりがちです。
予測よりもだいぶ時間がかかってしまいました。
個人的に、先日歩いたヤケト尾根の、危険といわれている箇所よりも緊張しました。

唐松谷林道ではおひとりを追い越しただけでした。
そういえば、ヤマプラでも唐松谷コースは休道状態のままです。
石尾根から日原にぬける貴重なルートなので、また廃道化してしまうのは残念です。
自分は尾根歩きが好きなのですが、たまには歩こうと思いました。

沢沿いを歩くコースなので夏はいいかもしれません。
でも、そこに至るまでの日原林道が地獄だな…。

ひと月一回の雲取山しばりも来月が最後です。