比良山/神爾雌滝・武奈ヶ岳(神爾の滝散策のつもりが)
- GPS
- 05:59
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,242m
- 下り
- 1,249m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:58
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
仕事でも使うのでビデオカメラを買った。あまりにもの軽さとコンパクトさにびっくり。いつの間にこんなに進化していたのですか。ちょっと神爾の滝でも試し撮りにと向かう。滝をゆっくり鑑賞ながら、余裕があれば北比良峠くらいまで登ろうかと。
10時前にイン谷口を出発。相変わらず遅いです。カマブロ洞にご挨拶をして、神爾谷の谷沿いルートに入る。何度か谷を右岸左岸と渡り、数個の堰堤を越えていくが、昔の道が一部残っており歩きやすい。途中右岸から細い滝が落ちているところは絵になる。左に大きな支流を迎えると少々歩きづらくなるが程なく雌滝に到着。雌滝は相変わらず端正な姿でお美しい。妖艶でさえもある。私の一見惚れの滝の一つでもある。
ここで雌滝から左後方にと平坦に続く道の跡のようなものがあるのを発見。そういえば昔の地図にはここから谷沿いにダケ道に通じる破線のルートがあったような、なかったような。急にそれが気になって今日は雄滝方面には行かずにこのルートを辿ることに変更。
この道跡らしき平坦部はしばらく左岸沿いに付いている。シダなどが茂っているが概ね歩きやすい。谷が緩やかに右にカーブしていく辺りからダケ道の鞍部(大山口から登ってきて尾根に出るところ)へと突き上げる荒れた小谷へと入る。この谷には道跡はなく、谷底の流木や岩を一つ一つ乗り越えていく。やがて水流は消え急斜面を直登。振り返ると釈迦岳方面が望める。登り切ったところはちょっとダケ道の鞍部より東。
ダケ道をそのまま登る。標高850mくらいから先日の寒波で積もった雪が残っている。北比良峠でエネルギー補給。さてこの後どこに行こうかしばらく考えた結果、武奈ヶ岳まで雪の具合を見に行こうと思う。
八雲ヶ原からイブルキノコバを経て一旦広谷に下りる。少し上流に行き小屋先の左支流と八池源流本谷との間の尾根に取り付く。雪があって滑りやすい斜面を登ると次第に傾斜が増していき、やがて広いピークに達する。ここから見上げる武奈の姿もどっしりしていてまたいい。一応念のために持ってきていたチェーンスパイクを履く。ヌタ場になっている鞍部を経てシダの覆い茂る広い斜面へと足を運ぶ。ほぼ雪に覆われていてチェーンスパイクが利くかと思いきや、チェーンスパイク下に雪が団子になって付着してかえって歩きにくくすぐに外す。灌木が出だすと尾根は近い。振り返るとナガオ越しに高島方面が望める。尾根のすぐ上に町が見えるので、山頂で見る景色より奥行きがあって面白い。再び灌木がなくなりシダとヒカゲノカヅラの斜面になるとすぐに尾根。山頂やや北側の岩のある小ピークのすぐ下に飛び出す。午前中晴れていた空はすっかり曇ってしまって風もやや強めで寒い。展望もよくない。山頂には1パーティ3人のみ。時刻は午後1時を随分と回っているがここでの昼食は寒すぎるので、写真を数枚とビデオを回してすぐに退散。
コヤマノ岳に移動し、山頂やや南の露岩がある箇所で昼食。すっかり葉は落としてはいるがブナ林を見ながらの昼食はまた格別だ。コヤマノクラウンと呼ばれるひときわ枝振りのいい木をゆっくり撮影し、上林新道を下る。ここにもブナをはじめスギなど多くの大きな木があって撮影に余念がない。四辻を左折。ここはアシウスギが多くお気に入りの場所。一度この周辺をくまなく大きな木はないか探してみたい。奥の深谷から金糞峠へ。
峠は既に誰も居らずひっそりとしている。最後のエネルギー補給をしてザレた登山道を下る。きょうは金糞滝も隠れ滝も寄り道せず、イン谷口まで直行。
結局、神爾の滝散策のつもりがいろいろ興味を引かれることが多く武奈まで行ってしまった。
HB1214さん 今晩は。
確かに昔の地図に赤破線の道がありました。上林さんにコーピーして貰った地図を持っています。私も以前辿って、HB1214さんとほぼ同じ辺りへ抜けました。
その北側の尾根に荷物運搬用のリフトがあり、そのリフト沿いにも黒破線の道があります。今でもリフトの支柱の土台が残っています。
左支谷を詰めればその尾根の終わり近くに合流します。
「クリタケ」多分私もそう思います。茸のハンドブックを見る限り毒茸ではなさそうなのですが・・踏ん切りが付きません。
やはり昔の地図に載っていましたか。昔の地図を持っていたのですが引っ越しの時に失えました(捨ててしまったかな?)。北側尾根道も今思い出しました。そういえば記されていた気がします。またそれも辿ってみます。
黒破線の道は殆ど残っていません。特に支尾根へ上がる道が判りません。支尾根沿いは踏み跡が有ります。
もしかすると、雌滝左の道跡はそれかも知れません。
良ければ一度行きませんか?但し支尾根まで急です。支尾根も終盤で崩落急斜面が一箇所あります。
3年ほど行ってないので変わっているかも知れませんが。
雌滝からの支尾根コース、いいですね。kol-yosiokaさんが一緒なら心強いです。
ぜひと思いますが、雪が積もるまでに行ける日があるか分かりません。
来春の雪解けを待ってになるかもです。
山は逃げませんので、ご都合の良い日で構いません。
ご連絡下さい。
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