【223】(モミの巨木と最後の紅葉狩り) 境沢ノ頭と札掛周辺

2017年12月02日(土) [日帰り]

• GPS: 04:40
• 距離: 5.7km
• 登り: 624m
• 下り: 634m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:12
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:29

8:46 札掛吊橋
10:20 10:20 境沢ノ頭(境沢クドレ)
10:22 10:34 16号鉄塔
11:48 11:53 一ノ沢峠
13:12 13:12 札掛
13:15 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札掛森の家手前の駐車場
到着時　4〜5台先着車あり。

コース状況／危険箇所等

■道の状態
　<札掛吊橋〜境沢ノ頭>　バリルート、踏み跡不明、
・取っ付きから少し登ると、植生地の防火帯のような空間が尾根筋になっている。
・傾斜が急になり、少し足場がズルズルするので、ジグを切って暫く進み、植生地から抜け右からの尾根に近くなると、前方に岩が見える。これを避けるように右の尾根に逃げる。落ち葉に覆われてズルズルの斜面のトラバース。
・逃げた尾根も結構の急斜面ですが、少し登ると尾根が合流し傾斜も緩くなる。
・尾根も広くなり、殆ど終わった紅葉を見ながら好きな所を歩けます。

<16号鉄塔〜一ノ沢峠(大山北尾根)>　道標なし、踏み跡不明瞭の所あり
・落ち葉に覆われて滑りやすい急斜面もありますが、注意して歩けば問題なし。
・PK752で左側の尾根に入り込まないように注意。右に方向転換。
・PK752を下った鞍部で右にトラバースするような形跡が見られますが、引き込まれないように尾根を進みます。

<一ノ沢峠〜札掛橋>　道標あり、(昔)整備された道
・急斜面に桟橋を渡したところが幾つかありますが、落ち葉で埋もれて足元が不安定の所もあるので注意。落ちると大変な所です。
・県道70号を使わずに布川沿いの遊歩道がありますが、多少のアップダウンあり。途中にベンチあり。札掛橋の手前に出てきます。

写真

12/2 8:47

札掛森の家の手前の駐車場から森の家を通り、まだ日が当たらない札掛吊橋を渡ります。紅葉も残すところあとわずか、いたるところ落ち葉の絨毯です。

12/2 8:53

吊橋を渡り県道70号を横切り橋の手前から尾根に取っ付きます。急な取っ付きをひと登りすると防火帯のような尾根筋に。

12/2 9:05

天気も曇りでぱっとせず、植生地が続きます。所々ある広葉樹の黄葉が目を引きます。急傾斜になり、踏み跡も見えないので、適当にジクを切って登ります。

12/2 9:28

ここまで来るのにゼイゼイです。

12/2 9:35

さらに進むと、傾斜もキツクなり、前方に岩。落ち葉をラッセルしながら、右側の尾根に慎重にトラバース。写真で見るとたいした事無いように見えますが・・・

12/2 9:38

こちらの尾根は、黄葉が綺麗です。

12/2 9:45

暫しの休息で黄葉を楽しみます。青空でないのが残念!!

12/2 9:48

こちらの尾根も急傾斜でした。

12/2 9:54

初めの尾根と合流し傾斜も緩くなったところで、コーヒータイム。樹の間から丹沢ホームが見下ろせます。

12/2 10:06

傾斜も緩くなり、広くなった尾根筋を落ち葉を踏みしめながら進みます。

12/2 10:07

最後の紅葉かな

12/2 10:17

地獄沢からの道に近くなると綺麗な自然林に。フカフカの落ち葉の絨毯を踏み分けて好きなコースどり。

12/2 10:25

地獄沢の尾根道に上り詰めた時に、丁度登ってきたハイカーと遭遇。ビックリしたかな・・、ごめんなさい。少し歩くと展望が開けます。鍋嵐や高取山が見えます。

12/2 10:29

16号鉄塔に到着。二ノ塔、三ノ塔は、何やら怪しい雲の中です

12/2 10:30

東側は、経ヶ岳や辺室山が見えてます。この景色を眺めながらコーヒータイム。晴れてきそうもないね〜

12/2 10:51

境沢ノ頭に戻り今度は一ノ沢峠に向かいます。こちらの尾根にも紅葉が残っています

12/2 11:06

大きなモミの木が現われだしました。

12/2 11:13

この辺りは、まだ紅葉が綺麗

12/2 11:14

青空がこないな〜

12/2 11:14

三峰山が覗いています

12/2 11:18

ここの鞍部は、尾根を忠実に登らないとルートミスしそうです。

12/2 11:56

一ノ沢峠に到着。黒岩方面に行くつもりでしたが、疲れたので、帰ります。トホホ

12/2 11:59

札掛への道は、枯葉で足元が見えなくなっているので注意が必要です。

12/2 12:09

大きなモミやケヤキの木の中の紅葉

12/2 12:12

この辺りも落ち葉の絨毯

12/2 12:13

色もいろいろです

12/2 12:17

昔整備された道ですが、木橋は古くなって少し怖い所もありますよ

12/2 12:26

常緑樹に混じっての黄葉

12/2 12:29

色とりどり

12/2 12:30

昔こんな不便な所によくも散策路を作ったものです。

12/2 12:32

どこまで続く、紅葉よ

12/2 12:53

県指定天然記念物モミ原生林(考証林)なので、巨木が沢山あります。今までいろいろな経緯を経て残っている歴史ある巨木たち。

12/2 13:01

脇には布川が流れていて、河にも降りれます。

12/2 13:04

堰堤も紅葉の美しさに花を添えてます

12/2 13:05

布川沿いの紅葉

12/2 13:06

布川の淵も透き通っています

12/2 13:15

遊歩道の最後を飾る紅葉でした

12/2 13:17

札掛橋のたもとに出ます。ヒルが大量発生しているとの掲示、だから秋から冬にしか来れないよな〜。でも冬は、道が凍結するしな〜

12/2 13:17

札掛橋から上流方向の布川。帰りは、70号線で宮ケ瀬へ。道から見える中津川沿いの紅葉も綺麗でした。

12/2 13:59

帰りに鳥居原園地によってみました。権現山方面、陽が当たり燃えるような山肌、これは、見事でした。

12/2 13:59

まるで本間ノ頭付近へ天使の梯子が掛かっているようです。ところで宮ケ瀬湖のこの色は、何なんでしょうか。いつもこんな色していたっけな〜

12/2 14:01

権現山への取っ付き付近もすごいことになっています。宮ケ瀬グリーン?ブルー?ですかね

12/2 14:01

アップで・・・、相変わらずバイク多いです。さて、帰るとしますか。

撮影機器：

Galaxy Feel SC-04J docomo サムスン

感想

aruaru

　特に東丹沢は、ヒルがいるので秋から冬限定ですが、頃合いを見て札掛のモミの巨木と紅葉を見に行きました。

　札掛のモミは、県の天然記念物に指定されて「かながわの美林50選」に選ばれています。また、この一帯は、江戸時代から直轄領として保護されていて、札掛と言う地名も役人が巡回した目印に大木に札を掛けたことから来ているとの事です。

　さて、今回のコースは、札掛吊橋を渡ると目の前にある秦野と清川町の境界になっている尾根を登り16号鉄塔に、そして北尾根で一ノ沢峠に下り、黒岩の唐沢林道を少し散策して一ノ沢峠から札掛に戻るつもりでした。

　結局、境界尾根(仮称)の急登をトラバース(踏み跡なし)しながら登ったので、意気消沈し一ノ沢峠から即下山と相成りました。

　しかしながら、境界尾根(仮称)は、始めこそ植生地でしたが、自然林の紅葉が綺麗な尾根でした。また、北尾根の半ばごろからは、歴史を感じさせるモミの巨木が見られるようになり、紅葉・黄葉と綾を織りなして、今年最後の静かなもみじ狩りを楽しめました。