多胡碑〜七輿山古墳〜山上碑〜金井沢碑【上野三碑】
- GPS
- 03:36
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 175m
- 下り
- 206m
コースタイム
天候 | 晴れ(風も穏やか) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:上信電鉄 佐野のわたし駅まで徒歩 |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
フリース
ズボン
靴下
グローブ
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
携帯
時計
タオル
カメラ
地図
|
---|
感想
[コース]
上野三碑は、今年の秋にユネスコの世界の記憶(世界記憶遺産)に登録されたばかりの石碑です。
勤務先の群馬県民曰く、「上野三碑は、地元でも全部行ったことのある人は稀だと思う」とのことだったので、3つ全部を一気に回ってみました。
また、途中で七輿山古墳に立ち寄らず、多胡碑から山上碑へ直接行けば、歩行距離をやや縮められそうです。
[上野三碑]
多胡碑:上野三碑の中で一番大きくて、しかも岩を削りだして作られた立派なものでした。この碑は多胡郡の建郡記念碑で、3つの中で一番文字が明瞭かつ読み取りやすい書体でした。
山上碑:細長い岩の形をそのまま生かして作った石碑で、風化で文字が読み取りにくい感じでした。すぐ隣の古墳は山の斜面と一体化していて、石室が見えなければ古墳だと分からなかったかもしれません。
金井沢碑:山上碑と同様に、丸っこい石の形をそのまま生かして作った石碑ですが、かなり風化が進んでいました。群馬県のルーツとなる地名(群馬郡)が1000年以上前から使われていたのには驚かされました。
[展望・景色]
七輿山古墳:木々が落葉しているので、古墳の頂上からの景色は上々でした。
[動植物]
鏑川と烏川の一帯では、ダイサギ・カワウ・セグロセキレイ・ホオジロ・カイツブリ・カルガモ・シジュウカラなどが見られました。
高崎自然歩道内は雑然とした林で、しかも野鳥も少なかったので、少々期待外れでした。
[飲食・お土産]
最後に高崎駅の0番線前の立ちそば屋で、舞茸天そばとどちらにしようか悩んだ末に、チャーシュー麺(560円)を頂きました。
予想よりもチャーシューがボリューミーで美味しかったです。
[その他]
山上碑に居た解説ボランティアの人が、こちらが頼みもしないのに一方的に解説文をしゃべり続けてきました。(本当はマイペースで鑑賞したかった・・・)
解説をきちんと断れば良かったのですが、相手が地元の観光振興のために頑張っているボランティアなので、何となく言いづらい感じでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ardisiaさん、こんばんわ。くるまのこおり、へようこそおいで下さいました。今でこそ未開の地として有名?な群馬県ですが、万葉集の時代には東国の入り口としておおいに発展した歴史があります。三つの古碑は、それを今に伝える貴重なものです。
多胡碑が特に分かりやすい字体で書いてあるのがいいですよね。鎌足、とかの歴史の教科書に出てくる名前が群馬に残っている不思議を感じざるを得ません。七輿山古墳などもある西毛は、甘楽郡、神流川、からす川等々、韓の言葉が多い渡来の地です。
野鳥は十分用意しなくてすいませんでした(爆)高崎自然歩道を観音山のほうまで歩くともう少し多かったかもしれません。解説のおじさんは、もう少しで慣れます。富岡製糸場のときもそうでした。素人解説が聞ける今は、ある意味貴重だったかも
yamaonseさん、こんばんは。
今回のぶらり旅で、西毛エリアが飛鳥時代には先進的な地域であったことが良く分かりました。
横浜にも古墳や遺跡は多少ありますが、群馬や埼玉と比べて質・量ともに大きな差があるので、それがそのまま当時の国力の差だったのでしょうね。
あと、野鳥がやけに少なかったのは、ドラ猫を追いかけて私が少しネコ臭くなっていたからかもしれません(笑)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する