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Yamareco

記録ID: 1337574
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雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

天狗岳〜吹雪敗退(TT

2017年12月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:22
距離
10.1km
登り
717m
下り
697m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:20
休憩
1:03
合計
5:23
9:21
62
10:23
10:23
40
11:03
11:28
7
11:35
11:42
44
12:26
12:32
31
13:03
13:03
6
13:09
13:34
26
14:00
14:00
44
14:44
天候 晴れ〜吹雪ホワイトアウト
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉の駐車場は満杯なので路駐になりました。
コース状況/
危険箇所等
まだ雪が少ないので稜線は吹雪になると、あっと言う場にトレースが消えてしまいます。特に西天狗から先は要注意。
その他周辺情報 唐沢鉱泉のぬる湯でゆっくり漬かるのは最高!
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
八ヶ岳PAから見た八ヶ岳連峰。
周りは快晴なのに、山だけ真っ黒な雲が掛かっています。
今日の山域間違えたかも?(--;
八ヶ岳PAから見た八ヶ岳連峰。
周りは快晴なのに、山だけ真っ黒な雲が掛かっています。
今日の山域間違えたかも?(--;
八ヶ岳ビーナスラインは前日の降雪で真っ白です。
八ヶ岳ビーナスラインは前日の降雪で真っ白です。
唐沢鉱泉着。
駐車場は満杯なので林道に路駐しました。
唐沢鉱泉着。
駐車場は満杯なので林道に路駐しました。
週末にけっこうまとめて雪が降ったみたいです。
樹氷が綺麗です。
週末にけっこうまとめて雪が降ったみたいです。
樹氷が綺麗です。
1月に渋の湯から登りましたが、唐沢鉱泉からの方から登る方が楽ですね。
1月に渋の湯から登りましたが、唐沢鉱泉からの方から登る方が楽ですね。
黒百合ヒュッテ着。
ここで身支度を整えます。
・ゴーグル、バラクラバ、シェルパンツ装着
・チェーンスパイク⇒12本アイゼン
・ダブルトレッキングポール⇒ピッケル
黒百合ヒュッテ着。
ここで身支度を整えます。
・ゴーグル、バラクラバ、シェルパンツ装着
・チェーンスパイク⇒12本アイゼン
・ダブルトレッキングポール⇒ピッケル
テントが半分埋まっているところから前夜かなり降ったみたいですね。
昼間なのに-13℃です。(@@!
テントが半分埋まっているところから前夜かなり降ったみたいですね。
昼間なのに-13℃です。(@@!
東天狗から西天狗を経てここから戻る予定
東天狗から西天狗を経てここから戻る予定
中山峠から稜線に出ると、予想通り真っ白。
しかも吹雪!
風が痛い!
中山峠から稜線に出ると、予想通り真っ白。
しかも吹雪!
風が痛い!
読めない標識。
GPSでは頂上まであと200m程度なのですが、吹雪でトレースが飛ばされ、しかもゴーグルが凍結して一時的にホワイトアウト。吹雪の中でゴーグル外すわけにもに行かないので、しばし吹雪が止むまで岩陰に退避。
読めない標識。
GPSでは頂上まであと200m程度なのですが、吹雪でトレースが飛ばされ、しかもゴーグルが凍結して一時的にホワイトアウト。吹雪の中でゴーグル外すわけにもに行かないので、しばし吹雪が止むまで岩陰に退避。
自分が付けたトレースが吹雪で消されないうちに、なんとか樹林帯まで下山。
あのまま西天狗まで歩いていたら、先のトレースも戻るトレースも消えて危なかったかも?
自分が付けたトレースが吹雪で消されないうちに、なんとか樹林帯まで下山。
あのまま西天狗まで歩いていたら、先のトレースも戻るトレースも消えて危なかったかも?
中山峠まで戻ってきました。
この時にこれから登ろうという女性のハイカーと会いましたが、吹雪で撤退したことを告げると、大人しく引き返して行きました。
中山峠まで戻ってきました。
この時にこれから登ろうという女性のハイカーと会いましたが、吹雪で撤退したことを告げると、大人しく引き返して行きました。
東天狗〜西天狗を周回して戻るはずだったのが、ピストンになってしまいました。
唐沢鉱泉付近はなんと日差しが...
東天狗〜西天狗を周回して戻るはずだったのが、ピストンになってしまいました。
唐沢鉱泉付近はなんと日差しが...
唐沢鉱泉でゆっくり温泉に漬かりました。
特にぬる湯でじっくり温まるのは最高です。
唐沢鉱泉でゆっくり温泉に漬かりました。
特にぬる湯でじっくり温まるのは最高です。

感想

今年1月に軽アイゼンで急坂登れずに敗退した天狗岳。
2月に赤岳や西穂高登っているので、今シーズンの足慣らしにリベンジがてらちょうど良いと計画しましたが、正直舐めてました。

天気予報ではこの日の八ヶ岳は晴れ時々曇りで降水確率10%。
てんくらもA判定なので、八ヶ岳ブルーが楽しめると心躍らせて計画します。
目的地の唐沢鉱泉は駐車場が満杯でも路肩に駐車は出来るので、急いでいく必要はありません。昼に登頂出来れば良いと、かなりゆっくり目に出発しました。

唐沢鉱泉には9:00着。身支度を整えて9:30に出発。
まずは黒百合ヒュッテを目指します。
ヒュッテに到着して装備一式をスノーハイキングから本格的な雪山登山にスイッチしたら、いよいよ天狗岳に向かいます。
中山峠では予想通り真っ白。
しかも下りてくる人が上は吹雪いているとの事で、午後にかけてコンディションが急激に悪くなってきているのが伺えます。
先を急ぎます。。。が、稜線の岩場に出ると猛烈な風と雪。
岩場にアイゼンをひっかけながら悪戦苦闘して東天狗まであと200mの急登。
気が付くと、先のトレースが見当たりません。
正確に言うと、吹雪で見通しが10m程度しかないのと、ゴーグルの内側が凍って視界も悪いので、シュカブラと吹雪で消えかかったトレースの区別か付かない状態です。
振り向くと自分が歩いてきたトレースも吹雪で消えかかっている状態。

こればヤバいと撤退を判断。
自分のトレースが消える前に樹林帯まで戻ることが出来てほっとしました。
予定通り西天狗まで歩いていたら、さらにトレースの薄い西尾根を歩いて唐沢鉱泉に戻ることも、引き返して消えた自分の歩いたトレースを戻ることも不可能だったと思います。

正直、雪山舐めてました。
まだ雪山初心者なので、吹雪の中、ノートレースでRFできるスキルは自分にはありません。トレースが消える恐ろしさを始めて痛感しました。

ヒュッテまで戻って再びスノーハイクの軽装備に戻したら、唐沢鉱泉に向けて下山します。
途中でカモシカに会いましたが、肩に着けていたアクションカムのバッテリーが切れていて残念な結果になりました。

唐沢鉱泉ではぬるま湯につかりながらゆーっくりと温まりました。
睡魔に襲われる帰りの高速渋滞が無かったのが幸いでした。

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