天狗岳〜吹雪敗退(TT
- GPS
- 05:22
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 717m
- 下り
- 697m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:23
天候 | 晴れ〜吹雪ホワイトアウト |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
まだ雪が少ないので稜線は吹雪になると、あっと言う場にトレースが消えてしまいます。特に西天狗から先は要注意。 |
その他周辺情報 | 唐沢鉱泉のぬる湯でゆっくり漬かるのは最高! |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
今年1月に軽アイゼンで急坂登れずに敗退した天狗岳。
2月に赤岳や西穂高登っているので、今シーズンの足慣らしにリベンジがてらちょうど良いと計画しましたが、正直舐めてました。
天気予報ではこの日の八ヶ岳は晴れ時々曇りで降水確率10%。
てんくらもA判定なので、八ヶ岳ブルーが楽しめると心躍らせて計画します。
目的地の唐沢鉱泉は駐車場が満杯でも路肩に駐車は出来るので、急いでいく必要はありません。昼に登頂出来れば良いと、かなりゆっくり目に出発しました。
唐沢鉱泉には9:00着。身支度を整えて9:30に出発。
まずは黒百合ヒュッテを目指します。
ヒュッテに到着して装備一式をスノーハイキングから本格的な雪山登山にスイッチしたら、いよいよ天狗岳に向かいます。
中山峠では予想通り真っ白。
しかも下りてくる人が上は吹雪いているとの事で、午後にかけてコンディションが急激に悪くなってきているのが伺えます。
先を急ぎます。。。が、稜線の岩場に出ると猛烈な風と雪。
岩場にアイゼンをひっかけながら悪戦苦闘して東天狗まであと200mの急登。
気が付くと、先のトレースが見当たりません。
正確に言うと、吹雪で見通しが10m程度しかないのと、ゴーグルの内側が凍って視界も悪いので、シュカブラと吹雪で消えかかったトレースの区別か付かない状態です。
振り向くと自分が歩いてきたトレースも吹雪で消えかかっている状態。
こればヤバいと撤退を判断。
自分のトレースが消える前に樹林帯まで戻ることが出来てほっとしました。
予定通り西天狗まで歩いていたら、さらにトレースの薄い西尾根を歩いて唐沢鉱泉に戻ることも、引き返して消えた自分の歩いたトレースを戻ることも不可能だったと思います。
正直、雪山舐めてました。
まだ雪山初心者なので、吹雪の中、ノートレースでRFできるスキルは自分にはありません。トレースが消える恐ろしさを始めて痛感しました。
ヒュッテまで戻って再びスノーハイクの軽装備に戻したら、唐沢鉱泉に向けて下山します。
途中でカモシカに会いましたが、肩に着けていたアクションカムのバッテリーが切れていて残念な結果になりました。
唐沢鉱泉ではぬるま湯につかりながらゆーっくりと温まりました。
睡魔に襲われる帰りの高速渋滞が無かったのが幸いでした。
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