厳冬期の赤岳山行
- GPS
- 10:01
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,477m
- 下り
- 1,442m
コースタイム
- 山行
- 2:38
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:53
天候 | 12/16 晴れのち曇り、12/17 曇りのち雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
例年より積雪が多く赤岳鉱泉付近で積雪約30cm(1月とほぼ同じ状況) ワカンはいらないが、気温が-10℃以下のため凍結しており、赤岳鉱泉、行者小屋以上はアイゼン必携 赤岳直下のアイスと岩のミックスは特に危険なので滑落注意 |
その他周辺情報 | 下山後、初めて美濃戸口横のJ&Nというお店の食事とお風呂を利用したが、料理はおいしく、お風呂もすぐ入れるので良かった(食事するとお風呂半額で350円) |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
1/25,000地形図 1
コンパス 1
ロールペーパー 1
ファーストエイドキット 1
筆記具 1
保険証 1
携帯電話 1
計画書 1
ザック 1
ザックカバー 1
タオル 1
防寒着 1
雨具 1
スパッツ 1
帽子 1
登山靴 1
水筒 1
時計 1
非常食 1
カメラ 1
日焼け止め 1
サングラス 1
ピッケル+バンド 1
アイゼン 1
テルモス 1
アウターシェル 1
目出し帽 1
手袋(インナー,ミドル,オーバー,替え) 1
ツエルト 1
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共同装備 |
テント 1
双眼鏡 1
ガスヘッド 2
ガス 2
コッヘル 1
シャベル 1
|
感想
KFさんの山行はバリエーションや沢など面白そうなものが多かったので、以前から気になっていたが、平日が多かったのでこれまで参加できなかった。今回は週末に八ヶ岳に行くということで、初めてご一緒させてもらった。
1日目は赤岳鉱泉での小屋泊なので、のんびり11時に美濃戸口を出発した。今年は12月なのに例年より雪が多く気温も低いので、もう厳冬期という感じだった。アイスキャンディーが今日からオープンだったせいか、駐車場はほぼ満車だった。
天気はあまり期待していなかったが、意外と晴れ間がでている。美濃戸口からの道は凍っていたが、歩きやすかった。途中、沢の凍った氷上を通る場所があったもののノーアイゼンで問題なく、14時前には赤岳鉱泉に到着できた。小屋に到着して早速酒盛りをはじめ、小屋で一緒になった方と話したりして、楽しく過ごすことができた。いつもはテン泊だが、小屋はこういうことがあってよい。150名の満員だったものの、寝床は余裕のある配置で快適に過ごすことができた。
2日目は冬型の気圧配置になるので晴れると予想していたが、山頂付近はガスで全く見えない。日が出て晴れるのを期待して待っていたが、全く晴れる様子がない。風もほとんどなくコンディションとしては悪くないので、8時には出発することにした。赤岳鉱泉で-11℃なので、上では-15℃以下となる。しっかり防寒して小屋を後にした。
展望は良くないものの、木々に着いた霧氷がとても美しい。行者小屋を過ぎ、文三郎尾根を登っていると、結構な数のパーティが引き返してくる。どうも尾根は風が強いようだ。
阿弥陀との分岐まで来ると急に風が強くなってきた。ここで引き返すか迷ったが、下山者に聞くと山頂あたりはそんなに風は強くないとのことなので、先に進むことにした。
途中写真を撮りながら登ったが、カメラに霧氷が付き始め、持つ手がかじかむ。
岩場を慎重に登り、10時半には赤岳山頂に到着。たしかに山頂の風はそれほど強くない。記念撮影と軽い補給をとり、地蔵尾根に向けて下山を開始した。
早く温泉に入りたい。
頂上から地蔵の頭までは岩が露出しているので慎重に降り、その後は地蔵尾根一気に降り、行者小屋まで下山した。とりあえず、何事もなく下山でき、一息つく。
その後はアイゼンを外し、長い南沢をひたすら歩く。よくあることだが、南沢を下り終わる頃になると、天候は回復し、赤岳山頂あたりがよく見えて来た。まあしょうがない。最終的に15時前に美濃戸口まで戻り、無事下山となった。
下山後は駐車場向かい側のJ&Nというお店で食事とお風呂に入ってゆっくりし、その後帰路についた。
今冬一発目としては、ちょうど良い雪と寒さを味わうことができた。またFKさん、NMさんともいろいろな話ができ、とても満足のいく山行だった。
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