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Yamareco

記録ID: 1341965
全員に公開
山滑走
十和田湖・八甲田

八甲田山(酸ケ湯から1450m付近まで…)

2017年12月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:43
距離
8.0km
登り
580m
下り
572m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:54
休憩
1:41
合計
4:35
9:40
9:44
1
9:45
9:45
37
10:22
10:22
49
11:11
11:15
3
11:18
11:20
7
11:27
12:30
6
12:41
12:41
31
13:12
13:36
12
13:48
13:48
4
13:52
13:56
15
14:11
14:11
4
爆風・視界不良のため森林限界で撤退しました。
天候 雪のち晴れ(上部はガス)
過去天気図(気象庁) 2017年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
酸ヶ湯公共駐車場:30台は駐車できそう。ただし、JRバスの待機所になっているようで、バスの邪魔にならないようにしたほうが良さそうです。
コース状況/
危険箇所等
酸ヶ湯公共駐車場〜地獄湯の沢横断箇所:ゆるやかな斜面で歩きやすい。ただ、トレースがないと地形が似ており目印がないので注意が必要だと思います。所々、[大岳コース]という看板が樹上にあるので、チェックしながら行くと良いと思います。雪が多いとトレースはすぐなくなることもあるので注意が必要です。
地獄湯の沢横断箇所〜仙人岱ヒュッテ:少しずつ傾斜が出てきます。今回は途中からトレースが消え、GPSを頼りに登りました。相変わらず地形が似ているので、吹雪いている時は注意が必要だと思います。特に、仙人岱ヒュッテ付近は平坦地で、悪天候時には注意がいると思います。
仙人岱ヒュッテ〜森林限界付近:大岳に向けていきなり急登があります。ここは若干左側から巻いたほうが良さそうで、雪が深く苦労しました。少しずつ固めて登りましたが、かなり時間を食いました。1450m付近になると爆風となり、まともに歩けない雰囲気だったので、視界もないことも手伝いここまでとしました。1450m付近からは左手に夏道のロープが見えたので、天候さえ良ければ何の問題もなく夏道沿いに上がれば頂上まで行けそうです。
その他周辺情報 酸ヶ湯温泉:入浴料(1箇所)600円
国道104号の路肩から登山道に乗り上げます。
雪が深いことを見越してスタート時からスノーシューにはテイルを装着しておきます。
2017年12月23日 09:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 9:37
国道104号の路肩から登山道に乗り上げます。
雪が深いことを見越してスタート時からスノーシューにはテイルを装着しておきます。
トレースは明瞭にありました。
ただし、地獄湯の沢のあたりから風で消えていました。
2017年12月23日 09:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 9:48
トレースは明瞭にありました。
ただし、地獄湯の沢のあたりから風で消えていました。
ツアーコースの看板が付いています。
この高さにあるということは、雪がまだまだ積もるのでしょうか…
2017年12月23日 09:50撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 9:50
ツアーコースの看板が付いています。
この高さにあるということは、雪がまだまだ積もるのでしょうか…
仙人岱ヒュッテにつきました。中はストーブがあり非常に快適です。天候がよくなるまで待機することにしました。
2017年12月23日 11:23撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/23 11:23
仙人岱ヒュッテにつきました。中はストーブがあり非常に快適です。天候がよくなるまで待機することにしました。
1時間弱したころ、小屋に差し込む日差しを感じ外に出ると…小岳が姿を見せました。
2017年12月23日 12:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/23 12:19
1時間弱したころ、小屋に差し込む日差しを感じ外に出ると…小岳が姿を見せました。
日差しが!
2017年12月23日 12:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/23 12:19
日差しが!
仙人岱ヒュッテの雪の状況。堆雪の形状で、風向きがよくわかります。
2017年12月23日 12:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 12:26
仙人岱ヒュッテの雪の状況。堆雪の形状で、風向きがよくわかります。
2017年12月23日 12:26撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 12:26
硫黄岳が姿を見せました。ガス待ちされて?いたスキーヤーが歓声を上げて滑っていました。
2017年12月23日 12:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/23 12:27
硫黄岳が姿を見せました。ガス待ちされて?いたスキーヤーが歓声を上げて滑っていました。
カルデラという感じの地形です。
2017年12月23日 12:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 12:27
カルデラという感じの地形です。
小岳なら頂上まで見えたので登ることもできたかもしれません。
実際に降りてこられる方がいらっしゃいました。
2017年12月23日 12:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 12:33
小岳なら頂上まで見えたので登ることもできたかもしれません。
実際に降りてこられる方がいらっしゃいました。
この写真が森林限界付近から上部を撮った写真になります。
イメージだとこの写真の見える範囲ギリギリに、夏道のロープが見えました。
写真だとわかりませんが、爆風で座っていなければ苦しいくらいの風でした。
2017年12月23日 13:20撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:20
この写真が森林限界付近から上部を撮った写真になります。
イメージだとこの写真の見える範囲ギリギリに、夏道のロープが見えました。
写真だとわかりませんが、爆風で座っていなければ苦しいくらいの風でした。
少し明るくなりました。
カメラに雪がついていることに構う余裕もなく、下山します。。
2017年12月23日 13:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 13:27
少し明るくなりました。
カメラに雪がついていることに構う余裕もなく、下山します。。
標高が高いところの木は、倒れるように生えており、雪がついて、滑走を困難にしています。
2017年12月23日 13:27撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:27
標高が高いところの木は、倒れるように生えており、雪がついて、滑走を困難にしています。
こんなところを滑っていくのですが、はっきり言って、スノーシューで下るのと時間はあまり変わらないと思います。
本当は大岳の東面を滑れば良いと思われますが、登り返しがあるので今回はパスします。
2017年12月23日 13:33撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:33
こんなところを滑っていくのですが、はっきり言って、スノーシューで下るのと時間はあまり変わらないと思います。
本当は大岳の東面を滑れば良いと思われますが、登り返しがあるので今回はパスします。
硫黄岳〜名無山が見えます。
名無山の手前まで降りることになるので、目印になります。
2017年12月23日 13:37撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:37
硫黄岳〜名無山が見えます。
名無山の手前まで降りることになるので、目印になります。
標高1300mあたりの地獄湯の沢は、下からの吹上の風で雪が飛ばされています。
2017年12月23日 13:39撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:39
標高1300mあたりの地獄湯の沢は、下からの吹上の風で雪が飛ばされています。
自然の造形ですね。滑るには全く適していませんが…
2017年12月23日 13:39撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 13:39
自然の造形ですね。滑るには全く適していませんが…
ツアーコースの標識が見えました。ここまでくればあと少しです。
2017年12月23日 13:39撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 13:39
ツアーコースの標識が見えました。ここまでくればあと少しです。
たまに青空がのぞきます。
2017年12月23日 13:39撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:39
たまに青空がのぞきます。
写真だとなんとなく滑れそうな雰囲気ですが、標高1200mくらいまではカチカチ&岩の露出でまともに滑れません。
2017年12月23日 13:40撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:40
写真だとなんとなく滑れそうな雰囲気ですが、標高1200mくらいまではカチカチ&岩の露出でまともに滑れません。
サラっとした雪が溜まった地獄湯の沢。早い時期だと沢に落ちないように注意したほうが良いのかもしれません。
2017年12月23日 13:45撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:45
サラっとした雪が溜まった地獄湯の沢。早い時期だと沢に落ちないように注意したほうが良いのかもしれません。
地獄湯の沢もある程度下ると雪質が良くなり、気持ちよく滑ってこれます。
2017年12月23日 13:47撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:47
地獄湯の沢もある程度下ると雪質が良くなり、気持ちよく滑ってこれます。
地獄湯の沢から登山口に戻るところには、赤旗があり目立ちます。
2017年12月23日 13:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:48
地獄湯の沢から登山口に戻るところには、赤旗があり目立ちます。
お戻りコースへ。スノーボードだと2〜3回板を脱ぐ必要がありました。
2017年12月23日 13:48撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:48
お戻りコースへ。スノーボードだと2〜3回板を脱ぐ必要がありました。
このあたりだと天気は良さそうなのですが、標高1200mあたりを境に風の強さが全く違います。。
2017年12月23日 13:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:49
このあたりだと天気は良さそうなのですが、標高1200mあたりを境に風の強さが全く違います。。
地獄湯の沢はこれ以上下ると登山口に戻れないようです。
2017年12月23日 13:49撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 13:49
地獄湯の沢はこれ以上下ると登山口に戻れないようです。
いい感じの疎林。木の間隔が滑るのにちょうど良いように思えます。
2017年12月23日 14:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 14:02
いい感じの疎林。木の間隔が滑るのにちょうど良いように思えます。
静かな森。
2017年12月23日 14:03撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/23 14:03
静かな森。
無事に登山口に戻りました。
2017年12月23日 14:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 14:06
無事に登山口に戻りました。
公共駐車場から。硫黄岳、小岳までは見えますが…八甲田大岳は姿を見せませんでした…
2017年12月23日 14:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/23 14:09
公共駐車場から。硫黄岳、小岳までは見えますが…八甲田大岳は姿を見せませんでした…

装備

個人装備
ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ アイゼン ピッケル スノーシュー(テイル付)

感想

午後から天気が良くなる予報に期待して、八甲田に行ってまいりました。
(ただし天気とくらすの予報だとCにはなっていましたが、気象庁やウェザーニュースの予報では青森県津軽地方は朝まで雪か雨でのち晴れという予報でした)
天気予報とにらめっこしていましたが、なかなかてんきが良い日が出現しないので、冬季は天候次第という感じがします。
目的地の酸ヶ湯は山形から約370kmあり、下道(湯沢横手道路のみ利用…)で、7時間半ほどかかりました。
朝遅めのスタートで、まだ吹雪いている状況でしたが天気の好転に期待してスタート。道中は途中までトレースばっちりで、天候の回復だけを待つ状況でしたが、残念ながら大岳はずっと雲が掛かっている状態でした。風も強く、今回は途中で引き返しました。
しかし、仙人岱ヒュッテの充実ぶりや、雪の軽さ、適度な傾斜の斜面でかついい具合に樹間も広い八甲田の山は山スキーにはもってこいだということがよくわかりました。天気さえ良ければ素晴らしい山行は保証されそうです。

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