霧氷と強風の竜ヶ岳【金山尾根〜遠足尾根旧道で周回】
onetotani
体力度について
- GPS
- 07:49
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 959m
- 下り
- 954m
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- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 7:44
| 天候 | 快晴 山頂は強烈な風 【気温】金山尾根入口：−2℃ 895m地点：−5℃ 大日向：0℃ 駐車地に帰着：2℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
R421（八風街道）〜宇賀渓駐車場まで凍結などは有りませんでした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【金山尾根〜山頂】587m辺りから着けたアイゼンが有効でした。 �ー萇佞�辺りは圧雪ヶ所が凍結していますが、587m辺りから 本格的な雪道に変わります。 �∋弔辰織肇譟璽垢�700m辺りから消えますが、雪も締まって ひどい踏み抜きは有りませんでした。 ��治田峠分岐から先はP1053の尾根に沿ってトレースが 付けられていましたが、降雪後には度々変わりそうです。 【遠足尾根】 �＼莵埃圓里靴辰�りしたトレースを辿りましたが、頂上部のルートは 夏コースと違い尾根芯を外して付けられていました。 ��大日向分岐から旧道を下りましたが、単独のスノーシュー跡が 続いていました。 �Ｆ鄒掌�きの尾根にかかる頃から雪が緩み、500m辺りで雪も減って アイゼンが邪魔になりました。 �と�根の突端になるコバ(470m辺り)から植林の斜面を下りますが 枯れ枝の堆積した広い急斜面は踏み跡も残りません。 コンパスで決めた方向を維持してひたすら下ります。 |
写真
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感想
onetotani
竜ヶ岳を東から支える遠足尾根、南から支える金山尾根。
共に今やメジャールートになり、四季を問わず人気のコースだ。
好天が予想されるこの日を逃す手はない、早速今年も出かけよう。
鵜の巣休憩所から白滝丸木橋を渡り金山尾根へ向かうが
拍子抜けするほど雪が無かった。
体温調節の小休止後、金山尾根へ入るが凍結した圧雪と露出した岩が
混ざる不安定な登りも587m地点からはしっかりした雪道に変わり
アイゼンを着ける。
青空の下にすっきりと姿を見せる竜ヶ岳の山頂部には雪煙が舞い
かなりの風が想像される。
残ったトレースも木漏れ日が明るいブナの尾根から急尾根に
変わる頃には消えてしまったが、根雪の上に積もった雪は締まって
アイゼンも快調に応えてくれる。
梢越しに覗く釈迦ヶ岳方面を振り返りながら登り、核心部の岩尾根に
出て見上げると、完全に雪に埋まりスタンスも確保できそうだ。
急斜面を尾根の肩に当る895m地点まで一気に登り上げると
相変わらず素晴らしい展望だ。
対峙する雪原のような遠足尾根、竜ヶ岳の南に位置する鈴鹿の主脈が
一望だ。ここまで来ればもう急登箇所はないので、行動食を頬張り
小休止をとる。
馬酔木の茂みを廻り込み、梢に咲いた霧氷を眺めながら尾根のTOPを
登り切って雪原に出ると、遠足尾根からの先行者が付けてくれた
トレースが伸びていた。
油断すると踏み抜きもあるので能天気には歩けないが、爽快な雪山
ハイクの始まりだ。クラからP1053にかけての霧氷に酔いながら
一本道にかかると突然、竜名物の強風が容赦なく襲ってきた。
台風並みの風に耐えながらふらつく身体を山頂へ運ぶが、
僅かな時間もつらいほどだ。
山頂滞在時間の最短記録を更新して早々に退散する。
目の前には厳冬期らしい素晴らしい景色が広がっているが
楽しむ余裕もなく、逃げるようにクラまで戻る。
さあー、これから先は穏やかな遠足尾根で雪山ハイクを楽しもう。
鞍部から植生の境を辿るがトレースは馬酔木の茂み側から頂上部を
迂回しているので、わざと外れていつものブナの林へ踏み込み
木陰に風を避けて小休止を取り、雪に埋もれた湿地帯を通り
トレースへ戻る。
広大な雪原に思い思いのトレースが刻まれた遠足尾根を
鈴鹿の山並み、遠く御岳〜アルプスを眺望しながら下り、
大日向分岐から新道と別れ、尾根沿いに旧道へ向かう。
これまでのしっかりしたトレースが単独のスノーシュー跡に変わり、
俄然心細くなるが、それでも充分有り難い。
大日向の三角点から最後の展望を楽しみ、小ピーク下の紛らわしい
捲き道を過ぎ、尾根形状が崩れたコバに出るといよいよ林道への
下降地点だ。コンパスで方角を決め、足跡など残らない枯れ枝の
堆積した植林の急斜面へ飛び込む。時々古びたテープが目に入るが
とにかく方向を維持して下る。
しかし足元を気にして、つい下りやすい場所へ向かってしまい、
結局目指す北河内橋よりも北側の林道へ着地してしまった。
【予報通りの素晴らしい天気と、期待していなかった霧氷にも恵まれ
雪の竜ヶ岳を充分楽しむ事が出来た。
広大な雪原を楽しむ人達の足元はスノーシューやアイゼン、
中にはスキーとまちまちだが、展望に歓声を上げ、霧氷に見惚れてと
こちらまで心和む穏やかな一日だった。雪の竜ヶ岳、やはりこの時期
一度は登っておきたい山だ。】
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onetotaniさん、こんにちは。
青空と白い雪、今年の鈴鹿は一段と美しいですね
特に竜は山頂付近には、あまり高い木がないので、雪原の白さが際立ちます。
雪山日和ですね。
まさに、この日を逃す手はないです
青空ですが、山頂は強風だったようで、滞在時間は約３分ですか
下りのルート選択もonetotaniさんらしいです。
今年2回目の鈴鹿も、素敵な一日になりましたね。
totokさん 今日は。
「ハラハラ鳳来寺山北尾根・・・」ハラハラしながら
拝見しました。
半端な人が近寄れないエリアは、熟知した方々の同行が
心強いですね。
せっかく登った山頂でしたが、身体を支えて写真を撮るのも
一苦労でした。多分当日は皆さん同じように最短記録を更新
されたと思いますが、広大な雪原歩きは堪能されたと思います。
藤原、竜と雪原を持った山はこの時期は大変魅力的ですね。
次は御池かな・・・。
onetotaniさん、こんばんは。
藤原岳からの竜ヶ岳は真っ白！でした。
あぁ、今日は凄い数の登山者があそこを直登するんだぁと。
onetotaniさんは下りで利用されたんですね。
今冬、まだ竜ヶ岳に行けていません、実は昨冬も。
久しぶりに真っ白な羊さんに会いたくなってきました。
今度の週末は日曜日が良さそう、
どのお山にしようか、目移りして困ります
yoshikun1さん 今晩は。
竜ヶ岳のコースは何故か登り：金山尾根、下り：遠足尾根が定番のように
なってしまいました。まだマイナーで笹薮を分けて歩いていた頃から
毎冬一度は登っておきたい山になっています。
シロヤシオの花と紅葉の頃は多くの人が訪れますので敬遠気味ですが、
今の時期はじっくりと歩けて良いですね。
onetotaniさん、お疲れさまでした。
天気は晴れ、眺望もまずまず、青い空に霧氷と
山ヤ冥利に尽きる好条件でしたが、あの風だけ
はいただけなかったですね。
しかし、いい思い出になりました🤗
shibasenta さん、今晩は。
コメントありがとうございます。
山頂から下りの途中ですれ違っているようですね。
耐風姿勢を取りながら登ったのは初めての経験でしたが、
雪原と霧氷。冬の竜ヶ岳の魅力を充分感じられた一日でしたね。
こんばんはonetotaniさん
再び真っ白な鈴鹿、竜ヶ岳はトレースがしっかりあって比較的歩き易そうですね。
またまた晴れ間のスノーハイクは素晴らしいです！
自分は過去、冬期以外に２回しか竜の頂上に立った事がありませんが、どちらも風が強かったです。鈴鹿の中でも特別風が強い印象なのですが、地形的な要因でもあるのでしょうか？風雪紋の写真が風の強さを物語っていますね。
teppan2013さん 今晩は。
宇賀渓駐車場は毎年早朝から除雪が励行されているので、
他の山より駐車に心配が有りません。有り難い事です。
展望の良い広大な山頂部をスノーハイクする爽快さが遠足尾根に
人が集中する理由かも知れません。一般的には遠足尾根を上がり
金山尾根を下る方が多いようですが。
私も20回近く竜にはお邪魔していますが、山頂で食事をした記憶は
片手にもなりません、まして今回のような強烈な風は初めてでした。
おかげで3分ほどで山頂を退散しました。
onetotaniさん 遅くなりましたが新年おめでとうございます。
冬の竜ヶ岳、素晴らしい！
やはり純白の雪には青空が似合いますね。
7日は高速道路から竜ヶ岳方面を眺めていました。白い山頂がはっきり見えていたのでいい天気だと思っていましたがこんなにピーカンだったとは・・・・
ただ、空を見ると雲の流れが速いので風が強いのではと思っていました。
何年か前に雪の遠足尾根を歩いたのですが、当時はワカンもスノーシューも持っていなくツボ足で苦労しました。
年末に崩した体調も徐々に戻ってきていますので、次は雪山に行きたいと思っております。
今年もよろしくお願いします。
sugi-chanさん 今晩は。
世間的には「寒中 お見舞い申し上げます」ですね。
さて今回は予報通りの快晴で、霧氷にも展望にも恵まれました。
藤原岳の奥に聳える白山を見逃したのは残念でしたが、
広大な雪原を雪山を眺めながらのスノーハイクが堪能できました。
今年は遠征の必要が無いほど、たっぷり鈴鹿で雪遊びができそうです。
アクセスに支障が出ない程度の降雪が良いのですが・・・。
onetotaniさん
こんにちは
雪の竜
大変興味深く拝見いたしまた
真っ白の雪原に伸びる一本道。
他のシーズンでは味わえないビクトリーロードですね。ただ厄介なのは山頂での強風。こればかりはシーズン限らずですから仕方がないのですがベストな日に登られて満足されたのではないですか❗️
kazu97さん 今晩は。
金山尾根を登っている時は穏やかで、ジャケットが邪魔なほどでしたが
一本道にかかると突然体が煽られるほどの風に襲われました。
強風に耐えて山頂に出ましたが、あっという間に追い返されました。
それでも快晴の下で眺める雪山、霧氷、爽快な雪原ハイクと
積雪期の竜ヶ岳をたっぷり楽しめました。
実に気持ちの良い一日でした。
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