飯豊山で荷揚げのアルバイト
- GPS
- 368:00
- 距離
- 120km
- 登り
- 13,544m
- 下り
- 13,544m
天候 | 主に雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
毎日の宿は、高校の時初めて飯豊山に入った時の登り坂入り口”御沢小屋”となった。
ビールやジュースを何箱(一箱約10kg)運んで いくらという仕事。
雨の日も炎天下の日も短パンTシャツ、地下足袋の出立ちで頭には唐笠を被ってとにかく荷物を運んだ。
特に雨の日は例の深い溝の登 山道がまるで沢の様になり、シャワークライミングをしているような状態。
何日も歩いているとどこにどんな石があるかとか、木の根が張りだしている とか分かってきてペース配分が出来るようになった。
もちろん体力がついてきたということもあろうが、精神的な余裕により最初の頃の疲労は日に日に少なく なっていった。
毎日御沢小屋に帰ると日記を書いたがそれはなくしてしまった・・・・
7/17(雨) 入山
7/18(雨のち曇り)切合小屋往復
7/19(曇り時々晴)切合小屋往復
7/20(雨のち曇り)三國小屋往復
7/21(雨) 三國小屋往復
7/22(雨のち曇り)三國小屋往復
7/23(雨) 切合小屋往復
7/24(曇りのち雨)三國小屋往復後福島へ
7/25(曇り時々晴)福島から御沢小屋へ
7/26(大雨) 切合小屋往復
7/27(曇りのち雨)三國小屋往復
7/28(曇) 切合小屋往復 福島から高校OB桃井さん来訪
7/29(晴) 切合小屋から三國小屋泊
7/30(曇りのち雨)三國小屋手伝い 泊
7/31(?) 三國小屋-切合小屋手伝い-三國小屋泊
8/ 1 (?) 三國小屋-御沢小屋-福島へ
小屋の手伝いではいろいろなことを学んだ。
立派な都会の山岳会の人たちがちょっと雨が降って風が吹いただけでテントを張れない姿を目撃し た。
小屋は雨だからそういったテントを張れない人たちでごった返していたのでやむなくテント張りを手伝った。
雨が降っても風が吹いても山用のテントはびく ともしない。
せっかく良い装備を持っていても基本をしっかり押さえていなければ宝の持ち腐れになってしまう。
ひどいパーティーになると、ペグさえ持ってき ていなかった。
自立式のドーム型テントは天気さえ良ければそれでも構わないのだが・・・・
高校の山岳部の合宿隊も多数通り過ぎていった。
女子高生とは仲良く話をしたり楽しい時間を過ごしたこともあった。
御沢小屋から車で荷物を運んでやったりもした。
高校OBの先輩が顧問をしていた高校もあった。
そんな高校の山岳部も第三者的な見方をすると、とんでもない顧問に連れられてかわいそうな高校もあった。
こんな顧問と登っていたらいつかは遭難するのが目に見えるようだった。
今ある体力もこの頃に鍛えられた賜物ですね。
それにしても男前ですね。さぞやモテたのでしょうね。
体力は40代の時に すっかり ガタ落ち しちゃいましたから 今まだ鍛え直しているところです 体力というよりは この頃の経験が 今生かされているんだと思います
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する