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記録ID: 1358115
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ハイキング
奥多摩・高尾

秋山整備山行6

2018年01月13日(土) [日帰り]
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GPS
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距離
1.5km
登り
245m
下り
239m

コースタイム

整備山行の為コースタイムは参考にならない。ルートはログが取れなかったので手書き。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
上野原駅到着後N氏の軽トラで金山峠登山口まで。帰りも軽トラで上野原駅まで送ってもらう。
コース状況/
危険箇所等
はじめは急斜面が続く。トラロープが張ってあるが足元が崩れるので注意。ここを過ぎると道が広くなり歩きやすくなる。中間に平らな尾根があり休憩できる。また急斜面を登るが、杉の植林地の間で道は広い。やがてピークを巻くトラバース道を左に行けば金山峠に到着。

指導標とピンクテープが随所にあるので、注意して歩けば特に問題はない。
その他周辺情報 金山峠からデン笠、金ピラ山に向かい桜井地区を下りて秋山温泉に行ける。金山峠から秋山温泉まではゆっくり歩いても2時間かからない。
上野原駅南口の駅ビル(新聞ではエレベーター棟)は完成のようだが、ロータリーと周辺道路工事がまだまだ。オープン(新聞では供用開始)は今年の4月とのこと。
2018年01月13日 07:34撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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上野原駅南口の駅ビル(新聞ではエレベーター棟)は完成のようだが、ロータリーと周辺道路工事がまだまだ。オープン(新聞では供用開始)は今年の4月とのこと。
金山神社前、日影沢金鉱跡入口、金山峠登山道入口に到着。ケンスコ、ツルハシ、大ハンマー、鉄筋3本を分担し山行開始。
2018年01月13日 08:02撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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金山神社前、日影沢金鉱跡入口、金山峠登山道入口に到着。ケンスコ、ツルハシ、大ハンマー、鉄筋3本を分担し山行開始。
足場造りは帰りに下りながらするということにして金山峠まで登る。
2018年01月13日 08:43撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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足場造りは帰りに下りながらするということにして金山峠まで登る。
まずは、前回できなかった仕事、倒木を処理する。これは上の方が折れて落下したもの。登山道を潰している。
2018年01月13日 08:50撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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まずは、前回できなかった仕事、倒木を処理する。これは上の方が折れて落下したもの。登山道を潰している。
作業開始。N氏がノコギリ担当で自分は運び屋。折れた幹が中途半端な所で引っかかっているので危険が伴う。
2018年01月13日 08:53撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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作業開始。N氏がノコギリ担当で自分は運び屋。折れた幹が中途半端な所で引っかかっているので危険が伴う。
なんとか処理作業終了。切った太枝がはねて腕をかすめたが、まともに当たっていたら腕が折れていたかもしれない。林業従事者は死亡率が一番とのことだが、今日の作業でその理由がよく分かった。
2018年01月13日 09:34撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 9:34
なんとか処理作業終了。切った太枝がはねて腕をかすめたが、まともに当たっていたら腕が折れていたかもしれない。林業従事者は死亡率が一番とのことだが、今日の作業でその理由がよく分かった。
何事もなかったかのように登山道が現れた。4枚目の写真と同じ場所で撮影。作業時間約40分。自分だけなら半日かかるだろう。
2018年01月13日 09:35撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 9:35
何事もなかったかのように登山道が現れた。4枚目の写真と同じ場所で撮影。作業時間約40分。自分だけなら半日かかるだろう。
次は前回中途で止めた「金山峠」指導標の作成。まず仮組をばらして地中に鉄筋を打った。鉄筋を支柱にして丸太で挟み金具で固定。
2018年01月13日 09:40撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 9:40
次は前回中途で止めた「金山峠」指導標の作成。まず仮組をばらして地中に鉄筋を打った。鉄筋を支柱にして丸太で挟み金具で固定。
補強の鉄筋を2本打って完全固定させ、根元に土をかぶせ固める。腐蝕防止のためにニスを塗りたかったが高価なので、家に埋もれていたフローリングワックスを塗りたくってしばし放置。昼食をとる。
2018年01月13日 11:09撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 11:09
補強の鉄筋を2本打って完全固定させ、根元に土をかぶせ固める。腐蝕防止のためにニスを塗りたかったが高価なので、家に埋もれていたフローリングワックスを塗りたくってしばし放置。昼食をとる。
昼食中に登山者が現れ少し話をして別れる。今日会ったのはその男性一人だけ。ネットでは上野原市の最低気温が−5℃と書いてあったので山行を中止した人もいるのだろうか。峠にいて作業をしていると熱かったが。
2018年01月13日 14:12撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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昼食中に登山者が現れ少し話をして別れる。今日会ったのはその男性一人だけ。ネットでは上野原市の最低気温が−5℃と書いてあったので山行を中止した人もいるのだろうか。峠にいて作業をしていると熱かったが。
次は前回作っておいた丸太でベンチ(というより腰掛け)を作る。N氏に丸太を切り揃えてもらい、自分は周囲の灌木を処理して明るくする。L型金具で丸太を固定してフローリングワックスを塗る。
2018年01月13日 14:12撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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次は前回作っておいた丸太でベンチ(というより腰掛け)を作る。N氏に丸太を切り揃えてもらい、自分は周囲の灌木を処理して明るくする。L型金具で丸太を固定してフローリングワックスを塗る。
二人掛けと一人掛けの予定だったがとりあえず一人掛けを二つ製作した。ザック置き場とテーブルとハンガースタンドも検討中。
2018年01月13日 14:13撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 14:13
二人掛けと一人掛けの予定だったがとりあえず一人掛けを二つ製作した。ザック置き場とテーブルとハンガースタンドも検討中。
切り口を揃えるために切った切れ端を水筒置きにしてとりあえず終了。
2018年01月13日 14:17撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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切り口を揃えるために切った切れ端を水筒置きにしてとりあえず終了。
ワックスが乾いた丸太に「金山峠」指導標の文字プレートを木ネジで固定する。
2018年01月13日 14:30撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 14:30
ワックスが乾いた丸太に「金山峠」指導標の文字プレートを木ネジで固定する。
東側と西側の二面にプレートを固定して完成。これで少しは峠らしくなった。
2018年01月13日 14:31撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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東側と西側の二面にプレートを固定して完成。これで少しは峠らしくなった。
8:40に到着し14:30に下山開始する。
2018年01月13日 14:32撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 14:32
8:40に到着し14:30に下山開始する。
帰りは足場を造りながら下りる。ピンクテープも付け足していく。
2018年01月13日 14:45撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 14:45
帰りは足場を造りながら下りる。ピンクテープも付け足していく。
後半のトラロープ周辺は斜面の土が崩れるのでなかなか足場が造れない。できる範囲で作業をしながら下りる。
2018年01月13日 15:27撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 15:27
後半のトラロープ周辺は斜面の土が崩れるのでなかなか足場が造れない。できる範囲で作業をしながら下りる。
登山道入口に到着。無事下山。
2018年01月13日 15:38撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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登山道入口に到着。無事下山。
金山川。今年は水が少ないのか川が涸れそうだ。
2018年01月13日 15:39撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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金山川。今年は水が少ないのか川が涸れそうだ。
金山神社。日の丸が立っていた。金山地区は冬場はほとんど日光が当たらないので寒さが厳しい。
2018年01月13日 15:39撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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金山神社。日の丸が立っていた。金山地区は冬場はほとんど日光が当たらないので寒さが厳しい。
ヘルメットを脱いで身支度を整え、上野原駅まで送ってもらい無事帰宅。
2018年01月13日 15:40撮影 by  EX-ZS210, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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1/13 15:40
ヘルメットを脱いで身支度を整え、上野原駅まで送ってもらい無事帰宅。
撮影機器:

装備

個人装備
アウター ダウンジャケット ウインドブレーカー 長袖シャツ サポートシャツ 防寒ズボン ズボン サポートタイツ パンツ 靴下 帽子 グローブ ゲーター 軽登山靴 合羽 上下 レイングローブ ネックウォーマー マスク 軽アイゼン 簡易スパイク ザック ザックカバー おにぎり 非常食 飲料 マグポット 登山地図 地形図 コンパス 虫眼鏡 ヘッドランプ 予備電池 ボールペン メモ帳 ファーストエイドキット スマートフォン 時計 ツェルト アーミーナイフ ライター ローソク レジャーシート レスキューシート ラジオ カメラ マーキングテープ 熊鈴 鳥追鉄砲 ミニランタン モバイルバッテリー(コード) 使い切りカイロ バンダナ ティシュペーパー ウェットティッシュー トイレットペーパー 緊急用IDカード 保険証 クレジットカード 現金 鍵束 ヘルメット 保護 ゴーグル 折畳み大鋸 折畳み小鋸 ペンチ 大プラスドライバー 小プラスドライバー 針金 L型金具 木ネジ ワッシャー ボンド 布テープ ビニールテープ 両面テープ カッターナイフ ハンドドリル カナヅチ ノミ 赤ペン 物差し 樹脂液 塗料 刷毛
共同装備
剣先スコップ ツルハシ 大ハンマー 鉄筋3本

感想

今回は昨年末に続き地元ボランティアN氏との共同作業。前回「秋山整備山行4」よりも意思の疎通が速やかになり作業がはかどった。

到着直後に処理した倒木には何度か危ない目にあった。上で折れてそのまま落ちた部分が元の木に引っかかっていて危険な状態であったので、どこから切り込んでいくかが問題だった。ノコギリ担当の長身のN氏が判断して切り落としていき、自分が残骸を引っ張って行って斜面に落とした。枝が払われていき太い枝と幹が残ったが、これらを切り落とした時に跳ねて作業者に向かってきたり、真っ直ぐ落ちると思っていた枝が進路を変えてこちらに向かってきたりと冷や冷やすることが何度かあった。N氏は農業関係の仕事でチェーンソー等も扱っているから自分よりは遥かに技術が上なのだがそれでも思うようにはいかない。完全に倒れていない木や落ちきっていない木の処理は非常に危険で難しいと頭では分かっていたが、今回は身に染みて理解できた。

「金山峠」の指導標は鉄筋を3本も使用してほぼ完全固定できた。台風ぐらいでは倒れないよう地中深く鉄筋を打ち込んだ。ただ心配なのは、すぐ隣にある枯れ木が倒れてきて破壊されないかということ。今回はロープを持っていなかったので断念したが、次回は枯れ木をロープで固定して指導標に当たらないようにしてから切り倒す予定。

前回は丸太を作っただけで全然手を付けていなかったベンチの製作もとりあえずできた。ベンチというにはおこがましいので腰掛けと言ったほうがいいかもしれないが。はじめは「相欠きつぎ」で組み合わせようかと考えたが、時間も技術も足りないのでただ丸太を載せてL型金具で固定した。高さもちょうどいいし意外と強度もあるので腐蝕防止用のフローリングワックスを塗ってとりあえず終了。弁当を載せるテーブルやザックを置く台、身支度を整える時に服をかけるハンガースタンドも作ろうかと考えたが、使う人がいるのかが疑問なので考慮中。丸太の切れ端を水筒やコップを載せる用途で一つ置いた。

帰りは登山道に足場を造りながら下りたが、凍っている上に木の根が張り出した場所もあり上手くいかないこともあった。トラロープ地帯は足場を掘ろうとすると崩れるのでほぼ無理だろう。昨年秋の台風の影響なのかピンクテープがかなり飛ばされていたので付け足した。

次回はまた金山峠を整備するか巡回して不具合箇所を確認するかは、同行する人のあるなしにより臨機応変に対応する予定。

※お知らせ ー 地図の誤表記
「山と高原地図 高尾・陣馬」1/50000図 H5
  誤「熊野神社」 → 正「稲荷神社」
一古沢バス停上 赤実線登山道左
ヤマプラも同様に間違っているので注意。
上記昭文社に報告済みで確認後修正するとの回答あり。

この山行記録は山梨県上野原市秋山(旧秋山村)の秋山文化協会の下でボランティア活動をする個人の記録です。この山域に興味のある方はヤマノートの「秋山登山道整備」と「上野原市金山地区登山道整備」を参照して下さい。

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