白森・雪洞山行

2018年02月03日(土) 〜 2018年02月04日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 1.8km
• 登り: 430m
• 下り: 26m

天候

3日＝快晴　4日＝小雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東根市内から林道を走破し、黒伏高原スキー場まで。
無料駐車場あり。

コース状況／危険箇所等

黒伏高原スキー場の最奥の駐車場から、まず、野川を対岸に渡る。夏の間は仮設の橋があるが、冬は撤去されているので渡渉しなければならない。
飛び石伝いになんとか渡れるが、要注意。
その後は雪原を抜け、急な斜面を登り、ブナ林の雪稜となる。今回は1142mに雪洞を掘ってそこで中止としたが、白森まで行く場合は雪庇の尾根を北上して、最後は白森の雪壁を登ることになる。

その他周辺情報

帰りはちょっと離れているが、「伊勢そば」に立ち寄って名物のかき揚げそばを食べた。かなり歯ごたえのある独特な蕎麦で、若い人には人気の店。

写真

2/3 7:59

林道途中から朝の黒伏山を望む。
天気は最高。

2/3 8:57

まず、野川を対岸に渡らなければならない。飛び石を利用して渡るが、キノコ雪が乗っかり、見極めが重要。

2/3 9:32

始めはカラマツの混ざった雑木林を登る。

2/3 10:44

高度を上げると、展望が聞き始める。

2/3 10:45

いつしか、黒伏高原スキー場を眼下に。

2/3 10:54

柴倉山も見え始め、景色は俄然よくなってくる。

2/3 11:10

ブナ林の樹影が美しい。

2/3 11:12

天気がいいので、休憩も楽しい。
左の樹間に白森を覗く。

2/3 11:31

尾根上はブナの美林帯である。

2/3 11:35

最後は急な雪壁をひと登り。

2/3 11:38

1142mからは、眼前に白森の美しい山容が。

2/3 11:39

まさに名のごとく、白いピラミッドとなっている白森の山容。

2/3 11:41

中央左が柴倉山、それに半分隠されて後ろに御所山。
右はしは白髪山（しらひげやま）

2/3 11:41

2/3 12:19

さて、雪洞掘り開始。両穴から掘って中でドッキングする。

2/3 13:09

雪洞掘りはかなりきつい作業なので、途中、一休みしてカメラタイム。ブナ林の山襞が美しい。

2/3 13:11

この時期の白森は、神々しいばかりの美しさ。

2/3 13:47

さて、穴掘り再開。ツエルトに雪をためてソリ代わりにして運び出す。

2/3 14:30

雪洞内から外界を見る、のもいいもんだ。

2/3 16:52

完成後の夕食は「寄せ鍋」である。

2/3 17:17

ご機嫌なオヤジ連中。
酒ビンもどんどんカラになる。

2/4 7:53

最後は残りのスープにうどんで〆る。

2/4 8:36

夜は一晩中、ろうそくの火が

2/4 9:10

翌朝、景色はがらりと変わり、すっぽりとガスの中。

2/4 9:11

結局白森行きは中止とし、そそくさと下山。

2/4 9:25

ガスっていたら長居は無用。ブナの森をかけ下るのみ。

撮影機器：

EOS 5D Mark II CANON

PowerShot G9 X Mark II CANON

装備

共同装備

雪洞づくりに スコップ スノーソー ツエルト など必携。
今回は銀マットの滑り止めのため 農業用の防風ネットを数枚持参したが このおかげでマットはまったく滑らず 大正解だった。

感想

Phoebus

冬の白森は、今回で4~5回目である。
2~3回は日帰りの山行だったが、白森直下に雪洞を掘ったこともあり、今回はまた久しぶりに雪洞山行にして楽しむことにした。
行程的には一日でもちろん白森まで行けるのであるが、そこだと雪庇を利用して雪洞を掘ることになる。以前何度か雪庇に掘ってかなり大変な目にあっていたので、今回は1142mに掘ってみた。

それが失敗の元だった。以外に雪の量が少なく、1時間も掘らないうちにブッシュが出てきて、掘るのに大変手間取った。やっぱりいくら氷化してても雪庇に掘ったほうがいいのかなぁ・・・と反省。

ただ、今回は雪洞内の滑り止めに、ネットを持参したが、それを敷いた上に銀マットを敷いたら、まったく滑ることはなかったので、この点は多いに気を良くした。