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Yamareco

記録ID: 1375867
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雪山ハイキング
富士・御坂

富士五湖/毛無山/東尾根の天神峠から周回

2018年02月05日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.0km
登り
784m
下り
774m

コースタイム

出発8:00−天神峠登り口8:05−天神峠8:30−1053.7mコブ(天神山)9:05〜9:35−大石ペンション村分岐10:00−1099mコブ10:20−淵坂峠10:25−1260m圏11:30〜11:50−毛無山頂上13:15〜13:55−長浜・文化洞トンネル分岐14:35−同上第2分岐15:00〜15:20−林道15:35−長浜集落15:55−県道16:05−長浜トンネル西口16:15〜16:30−ゴール17:00
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道137号線で河口湖大橋を北に渡った先で県道21号線の湖北ビューラインに入る。大石集落を過ぎ、毛無山東尾根の末端を回り込み、桑崎の600m程先に小さなトンネルがある。その数十m手前の右手空地に駐車可。
コース状況/
危険箇所等
河口湖に浮かぶうの島に向かって毛無山から東に尾根が延びている。この東尾根の末端近くの天神峠から毛無山に登り、南に下る一般ルートで長浜に降りた。後は県道を歩いて周回ルートとした。
山中の積雪は多くても30cm程。淵坂峠まではトレースが無かったが、軽く潜る程度。その先はスノーシューで踏み固められていてラッセルはほとんど不要。頂上からの下りはさらに多くの登山者が歩いたようで、ほとんど潜らないし、南面のカヤトの中は雪解けで土が出ていた。
東尾根は尾根筋が単純で、地形図に描かれている破線通りのルートを辿れば良い。道標も2ヶ所に立っていた。
頂上から長浜までは道標も多く、明瞭なトレースが続いていた。
河口湖北岸の長崎辺りから眺めた早朝の富士山。朝日を浴びて美しい。湖にはうっすらと氷が張っている
2018年02月05日 07:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 7:02
河口湖北岸の長崎辺りから眺めた早朝の富士山。朝日を浴びて美しい。湖にはうっすらと氷が張っている
ここから毛無山東尾根の全容が望めた。右端が毛無山。最末端から辿るとかなり長いので、写真中央凹みの天神峠から上部を辿ろう
2018年02月05日 07:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 7:02
ここから毛無山東尾根の全容が望めた。右端が毛無山。最末端から辿るとかなり長いので、写真中央凹みの天神峠から上部を辿ろう
東尾根の裾を回り込み、小さなトンネル手前に駐車。対岸には、昨年9月に家内と登った足和田山(五湖台)が雪を纏って立派に見える
2018年02月05日 07:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 7:57
東尾根の裾を回り込み、小さなトンネル手前に駐車。対岸には、昨年9月に家内と登った足和田山(五湖台)が雪を纏って立派に見える
駐車地点からトンネルを抜けると、毛無山の頂上(写真中央)が見えた。その左奥は十二ヶ岳。この間は岩場が多くてなかなか面白かった
2018年02月05日 07:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 7:59
駐車地点からトンネルを抜けると、毛無山の頂上(写真中央)が見えた。その左奥は十二ヶ岳。この間は岩場が多くてなかなか面白かった
天神峠の登り口。私有地の駐車場を抜けて行くが、入口に道標は無い
2018年02月05日 08:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 8:03
天神峠の登り口。私有地の駐車場を抜けて行くが、入口に道標は無い
踏跡らしき窪地が続くので、これを辿る
2018年02月05日 08:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 8:11
踏跡らしき窪地が続くので、これを辿る
窪地は次第に小沢状になり、傾斜も強まってきた
2018年02月05日 08:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 8:15
窪地は次第に小沢状になり、傾斜も強まってきた
窪地は荒れてきた。右側の急斜面を斜上する踏跡があったので、これを辿る
2018年02月05日 08:19撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 8:19
窪地は荒れてきた。右側の急斜面を斜上する踏跡があったので、これを辿る
天神峠に出た。道標は無い。北側からもトレースは無かった
2018年02月05日 08:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 8:32
天神峠に出た。道標は無い。北側からもトレースは無かった
峠から西方向に尾根上を進む。誰も歩いていない雪面に、自分のトレースを付けていくのは楽しい
2018年02月05日 09:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 9:04
峠から西方向に尾根上を進む。誰も歩いていない雪面に、自分のトレースを付けていくのは楽しい
1053.7mの天神山に着いた。三角点がちょっぴり頭を出している
2018年02月05日 09:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 9:06
1053.7mの天神山に着いた。三角点がちょっぴり頭を出している
積雪が増えたので、ここからワカンを履く
2018年02月05日 09:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 9:53
積雪が増えたので、ここからワカンを履く
本日始めての道標
2018年02月05日 09:59撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 9:59
本日始めての道標
尾根の南斜面は雪が溶けている個所もあった
2018年02月05日 10:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 10:05
尾根の南斜面は雪が溶けている個所もあった
1099mコブの独標
2018年02月05日 10:17撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 10:17
1099mコブの独標
このコブから5分程で淵坂峠。林道並みの山道が横切って尾根を寸断している。道標が5本も立ち、写真の道標の裏手から尾根の上部に取付く
2018年02月05日 10:26撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 10:26
このコブから5分程で淵坂峠。林道並みの山道が横切って尾根を寸断している。道標が5本も立ち、写真の道標の裏手から尾根の上部に取付く
峠から先はトレースがバッチリ。大人数でスノーシューを履き、しかも往復したようだ。トレースは踏み固められ、ほとんど潜らない
2018年02月05日 10:46撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 10:46
峠から先はトレースがバッチリ。大人数でスノーシューを履き、しかも往復したようだ。トレースは踏み固められ、ほとんど潜らない
それならワカンは不要。チェーンスパイクに履き替える。雪が溶けて地肌が出ている所はチェーンスパイクの方が歩き易い
2018年02月05日 11:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 11:03
それならワカンは不要。チェーンスパイクに履き替える。雪が溶けて地肌が出ている所はチェーンスパイクの方が歩き易い
標高1300m辺りから積雪が増え、しかも風でトレースが埋まっている。チェーンスパイクではツボ足となって体力を消耗する
2018年02月05日 11:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 11:57
標高1300m辺りから積雪が増え、しかも風でトレースが埋まっている。チェーンスパイクではツボ足となって体力を消耗する
この先もトレースは埋まっているようだ。それでは、またワカンを履くか
2018年02月05日 12:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 12:03
この先もトレースは埋まっているようだ。それでは、またワカンを履くか
ワカンの効果はバッチリ。ほとんど潜らない
2018年02月05日 12:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 12:11
ワカンの効果はバッチリ。ほとんど潜らない
しばらくするとトレースの埋没も減り、ワカンが無くても済みそうだ。真下に湖が見える程に傾斜が増してきた
2018年02月05日 12:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 12:34
しばらくするとトレースの埋没も減り、ワカンが無くても済みそうだ。真下に湖が見える程に傾斜が増してきた
そこで滑り止めのため、再びチェーンスパイクに履き替える。この方が急斜面の登行には楽だ
2018年02月05日 13:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 13:11
そこで滑り止めのため、再びチェーンスパイクに履き替える。この方が急斜面の登行には楽だ
いきなり毛無山の頂上に飛び出した。真南に富士山が聳えている。吉田大沢に雲が湧いているので、いつも見慣れた山容とはいささか違う
2018年02月05日 13:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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2/5 13:15
いきなり毛無山の頂上に飛び出した。真南に富士山が聳えている。吉田大沢に雲が湧いているので、いつも見慣れた山容とはいささか違う
南東に河口湖が俯瞰される。午後になっても湖の一部が凍っている
2018年02月05日 13:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 13:45
南東に河口湖が俯瞰される。午後になっても湖の一部が凍っている
1500.0mの三角点。0が3つも並んでいる。平成18年版の地形図では1500.1m。10cm低くなったの?
2018年02月05日 13:23撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 13:23
1500.0mの三角点。0が3つも並んでいる。平成18年版の地形図では1500.1m。10cm低くなったの?
さあ下山だ。先週末に多くの登山者が登ったらしく、トレースは明瞭
2018年02月05日 13:55撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 13:55
さあ下山だ。先週末に多くの登山者が登ったらしく、トレースは明瞭
南面のカヤトの中の道は地肌が現れている
2018年02月05日 14:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 14:00
南面のカヤトの中の道は地肌が現れている
再び雪面を歩く
2018年02月05日 14:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 14:18
再び雪面を歩く
急斜面には2ヶ所ロープが張ってあった
2018年02月05日 14:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 14:27
急斜面には2ヶ所ロープが張ってあった
尾根沿いに文化洞トンネルへ降りる登山道との分岐。昔、毛無山に登った帰りには2度ともトンネル側へ降りたが、今日は長浜へ
2018年02月05日 14:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 14:34
尾根沿いに文化洞トンネルへ降りる登山道との分岐。昔、毛無山に登った帰りには2度ともトンネル側へ降りたが、今日は長浜へ
巻き気味に降りるが、尾根の北斜面の割には雪の消えた斜面が何ヶ所もあった
2018年02月05日 14:44撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 14:44
巻き気味に降りるが、尾根の北斜面の割には雪の消えた斜面が何ヶ所もあった
ここは気持ち良い雪斜面
2018年02月05日 14:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 14:54
ここは気持ち良い雪斜面
大分降りて来た。真下に見えていた河口湖が、斜め下に見えるようになってきた
2018年02月05日 14:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 14:58
大分降りて来た。真下に見えていた河口湖が、斜め下に見えるようになってきた
また文化洞トンネルとの分岐点。こちらの道は山腹をトラバースするようだ。もちろん長浜へ
2018年02月05日 15:01撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 15:01
また文化洞トンネルとの分岐点。こちらの道は山腹をトラバースするようだ。もちろん長浜へ
植林帯に入ってきた
2018年02月05日 15:30撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 15:30
植林帯に入ってきた
室沢川の堰堤脇まで降りて来た。登山者用の看板まで設置されている
2018年02月05日 15:32撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 15:32
室沢川の堰堤脇まで降りて来た。登山者用の看板まで設置されている
川沿いの林道に出た
2018年02月05日 15:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 15:35
川沿いの林道に出た
巨大堰堤の下で幅広い立派な林道と合流。振り返ると多くの登山者の足跡が雪面に入り乱れている
2018年02月05日 15:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 15:50
巨大堰堤の下で幅広い立派な林道と合流。振り返ると多くの登山者の足跡が雪面に入り乱れている
除雪された林道を下る。削り残された雪が凍って、滑りそうで怖かった
2018年02月05日 15:51撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 15:51
除雪された林道を下る。削り残された雪が凍って、滑りそうで怖かった
長浜集落の上まで降りて来た。室沢川の対岸に立派なお寺がある
2018年02月05日 15:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 15:58
長浜集落の上まで降りて来た。室沢川の対岸に立派なお寺がある
県道に出た。後はこの湖岸沿いの道を2km程歩けばゴール。朝方登った東尾根が見える。写真中央の凹みが天神峠、その左が天神山
2018年02月05日 16:05撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 16:05
県道に出た。後はこの湖岸沿いの道を2km程歩けばゴール。朝方登った東尾根が見える。写真中央の凹みが天神峠、その左が天神山
天神峠登り口辺りから見た夕暮れの富士山。今日は赤富士にはならなかった
2018年02月05日 16:54撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
2/5 16:54
天神峠登り口辺りから見た夕暮れの富士山。今日は赤富士にはならなかった
撮影機器:

感想

2週連続して関東甲信に雪が降った。しかし、2月1日から2日にかけて降った雪はたいして積もらず、都内で1cm、我が家がある厚木では零。でも、河口湖町で20cmとのこと。それでは河口湖周辺で雪山を楽しもう、と、毛無山に登ることにした。

毛無山は富士山の展望台として人気の山である。
ここには30年ほど前に、河口湖でキャンプした翌日、家族で文化洞トンネル上から往復した。また、10年ほど前に、鬼ヶ岳から十二ヶ岳を通ってここに来て、トンネルへと降りた。そこで今回は毛無山から東に延びる尾根を目標とし、ラッセルが深かったら途中まででもいいや、と気楽な気持ちで出かけた。

結果的に期待した程の積雪は無く、コース状況に記載した通りである。
淵坂峠から先はトレースがあったので、ほとんどラッセルすることも無く、予定のルートを周回することが出来た。
雪山で他人のトレースが無ければ、ラッセルに苦労し、途中で断念、と言うことは多々あること。でも、トレースが有ると、ルート探索の醍醐味は無くなる。
なかなか微妙である。
今回は予定のルートを消化でき、一応、雪山を楽しめたが、面白味を感じることは少なかった。

ところで、今回の体調は最悪だった。出かける4日前に重い物を運んで腰を痛めた。その後、次第に痛みは薄らいできたし、まだ雪が残っているうちに登りたかったので、不安はあったが予定通りに出かけた。
しかし、登るうちに腰の痛みが増してきた。体重をかけて雪にグッと沈み込むと、ギクッとくる。痛みを和らげるために、不自然な態勢で歩くので、時間は掛かるし、体力も消耗する。
特に下りでこれが酷かった。このためゆっくり降りたので、予定の倍の時間を要した。でも、陽が沈む前にゴールできたので、ヤレヤレである。

帰宅後、翌日からは腰痛に悩まされた。
仕方ない、医者に診てもらったら、ぎっくり腰、との診断。
出かける4日前に痛めた腰痛を、山に登って悪化させてしまったのか。
医者が言うには、山登りはいいですよ、でも、ほどほどにね。
腰痛が治るまでしばらく自重しなければならないかなあ。
もう無理は利かない。歳なのか。寂しい限りである。

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