金城山 (1050m付近で撤退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 809m
- 下り
- 809m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1050m付近の急斜面、雪崩の危険性あり、撤退した。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
レインウェアー
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
ザックカバー
バンドエイド
タオル
携帯電話
防寒着
ストック
水筒
時計
非常食
アイゼン(10本爪)
ピッケル
クマよけ鈴
虫よけスプレー
スパッツ
食料
ガスコンロ
ツェルト
カメラ
|
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感想
今年新潟県の中越・下越は大雪だが、幸いなことに南魚沼は平年より少雪くらいだ。しかも晴天も割と多く、この日もいい天気になりそう。ということで例年なら豪雪でとても入る気にならない山々だが、今年はある程度登れそうだ。
登山口には既にトレースがあり、しかも複数だったのでひとまず安心した。しかも今日もいい天気だが、前2日間位もいい天気だったので雪がクラストしててツボ足でほとんど沈まなかった。標高400m付近から日陰斜面がクラストしていない部分が出てきてワカンを着けた。
標高650m過ぎから斜度がきつくなりアイゼンに交換。トレースは相変わらず続いており、3人以上でかつ今朝のようだ。行く手の右側斜面が多いのを不思議に思っていたら、中央及び左斜面は日当たりが悪くクラストしていないせいだった。それで、尾根を外してトラバース気味にルートが作られていた。
ここまで割と景色の良い尾根道が続いている。やっと坂戸山より高いところに来た。南側には仙ノ倉山・平標山が真っ白に見えている。北側には八海山がきれいだ。
広葉樹の樹林帯にはいり、トレースは若干ラッセルとなってきたが、力強く時々交代していて4人以上いそうな気配だ。
雲洞コースと合流するあたりからルートはときどき、尾根を外してトラバースになる。直登できないブロック雪があるようだ。
そして正面に45度くらいの壁が現れた。まばらに広葉樹があるおかげで雪崩れてはいないが、進めば直ぐに雪崩になる可能性が有る。ルートはまた右斜面のトラバースに入ったが、斜度は40度を超えた。ストックをしまってピッケルにしたが、小さい峰を越えた先に先行パーティーがアタックしている。5人くらい居る。ヘルメットして完全装備のようだ。スマホで位置確認すると、五十沢側のコースとの合流地点、標高1030m付近だ。
斜面は西向き、今は既に12時半。これからこの斜面も雪崩の危険が出てくる。
・・・と考え、即撤退を決めた。この壁の雪が安定するのは3月下旬から4月か?北西斜面だから雪消えも遅い・・・
尾根に戻り北側をみると越後三山が白くてきれいだ。南側にはピラミダスな万太郎山から仙ノ倉、平標、日白山方面が良く見える。
あとはゆっくり下山するだけだ。下りはなるべくトラバースを避け尾根を下りる。アイゼンでも20cm程度しか沈まず、下りなのでぜんぜん苦にならない。
途中広葉樹林の中で昼食だ。天気は薄曇りで風も無いので温かい。
385mPで山頂方面を見るとほんの5分ほど真っ青な晴天になっていてきれいだった。
2月上旬とは思えない山歩きを楽しめた。
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