高湯温泉〜井戸溝〜吾妻スキー場跡
- GPS
- 06:00
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 631m
- 下り
- 627m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:01
天候 | 2018/2/10(土) 曇時々晴 気温高 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲートすぐ先の登山口にポストがあります。用紙も備え付けてありましたが湿って使えなかったので、プリントアウトを持参したほうが確実。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴 高湯温泉「あったか湯」 【営業時間】9:00〜21:00(最終入館時間20:30)木曜定休 【入浴料金】¥250 【アメニティ】石鹸、ボディソープ、シャンプー等の備え付けなし。販売なし。 http://www.naf.co.jp/azumatakayu/attakayu/ 高湯温泉旅館協同組合運営の源泉かけ流し。半露天の浴槽と、片隅に蛇口3か所(←「洗い場」ではない。詳細は公式WebSite)。源泉からの距離が非常に短く硫化水素が十分に抜けないらしく、浴槽の源泉投入口には「近寄らないで」の表示あり。 感想:『青みがかった乳白色』と表現される、硫化水素の風味たっぷりの、いかにも温泉というお湯を雪見でしみじみと楽しめる。登山後に立ち寄るときは、石鹸シャンプー持参で。福島市街地から向かうと左手に温泉施設と駐車場があり、横付けするように駐車場待ちの列があって駐車場係員の方がさばいてくれる。200mほど先に第二駐車場があり、そちらはわりとすんなり停められるとのこと。 |
写真
感想
2月の3連休は南東北方面へ山スキーと決めていたが、1月末になって蔵王山の噴火警戒レベルが2に上がってしまった。では吾妻連峰へ転進ということで、メジャーなところではグランデコから西大巓あたりだが、山スキーもご無沙汰な足前では疲労困憊で終わりそうな予感がしたので、高湯温泉から行けるところまで上がり、吾妻スキー場を降りるクラシックなコースをのんびり辿ることにした。
初めてのルートなのでコース取りに不安があったが、直前に登ったと思われる、一定の幅の鉄道のレールのような美しいスキートレースがずっと続いていて導かれた。誰も居ない雪道をシールで登るのは楽しい。ポカポカ陽気で野鳥の声が近付くたびに足をとめる。古そうな高湯ー家形ヒュッテのツアーコース看板が続く。
Web検索によれば、家形ヒュッテは1952〜1974年に存在していたようだ。第一次登山ブームの時代に、登山コースやスキーツアーコースは道標としての金属製の看板を設置するのが普通だったのだろうか。最初に入会した山岳会には、この時代に青年期を過ごした登山の先輩たちが多くいて、クラシックな山スキーを教えてもらった。あの頃にもっといろいろな話をきいておけばよかった。
1350位から水平移動のようになり、帰りはシールなしでも大丈夫か少し心配になる。あと1時間早く出発すれば慶応吾妻山荘まで行けたかもしれないが、11時には引き返すと決めていたので、井戸溝で大休止を取り、シールを剥がした。
さーあとは登ってきたトレースを使って降るだけ、ところが。あっという間にソールが高下駄状態に。そういえばホットワックスしたのはいつだったかな…?ゲレンデ時代を含めスキー歴30年ほどで初めての高下駄経験。同行者が高下駄になったときにワックスを貸してあげるなど余裕をかましていたこともあったが、油断大敵、今日はワックスもコルクも何もない。数歩進むごとに高下駄をはがしながら苦難の下山を続ける。途中でスノーシューの3名PTと離合。ようやくスキー場跡分岐まで辿りつき、斜度が出てきてやっと高下駄から解放される。
眼下に福島市街の展望がひろがる吾妻スキー場跡は、閉鎖後11年ほどになり、そこそこ樹木が育ってきているようだが、アクセスの良さを考えれば気軽に山スキーを楽しめる良コースといえそうだ。厳冬期の合間の晴天を狙って、高湯温泉と抱き合わせでまた来たいと思う。
翌日はたまたま「福島市 小鳥の森」で冬鳥観察イベントがあったので参加させていただいた。レンジャーの案内で初めて体験するバードウォッチングは想像以上に楽しく、ふわふわ可愛いエナガを見ることができて嬉しかった。
帰宅後に速攻でホットワックスしたのは言うまでもありません^^;
追記;
本山行の計画段階で色々調べる中で、元祖女性温泉ライダー:T沢Y子さんの近況を知る機会に恵まれた。思えば約○十年前、ツーリングマガジン”Out Rider”にハマり、読者参加企画(イタチョーさん、アブちゃんさんと一緒にザザムシを食べた)に登場してしまうほどであったが、年月の経過とともに、自分的にも、世間的にも、バイク・ライダー・ツーリング、といった世界が薄まっていった。バイクには今でも乗っているが、丸っこいメガネのT沢Y子さんのことも記憶の片隅にはあっても思い出すことはほとんどなかった。
それが、今はなんと!新しいご家族と、バイク温泉はもちろん、山も謳歌されてるじゃないですか!!!少しお年を召されたけど以前のまま。懐かしくて、嬉しくて、ニヤニヤしてしまった。
いつまでもお元気で、これからもご活躍を楽しみに拝見します(^^)
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