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Yamareco

記録ID: 1389956
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ハイキング
甲信越

悪沢岳 北尾根敗退

2017年07月19日(水) 〜 2017年07月21日(金)
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ijikemusi その他1人
GPS
32:00
距離
21.4km
登り
1,801m
下り
1,789m
天候 3日間とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
田代池のブルーがキレイ
1
田代池のブルーがキレイ
ダンプが西俣に行きかう。 ダンプの運ちゃんはこわもてだが みんなとてもやさしい。
ダンプが西俣に行きかう。 ダンプの運ちゃんはこわもてだが みんなとてもやさしい。
崩壊した廃林道
慣合。 この辺りから 西小石岳の尾根に取り付く。
慣合。 この辺りから 西小石岳の尾根に取り付く。
慣合付近で幕営
激急のここから取り付くが、 少し上がると傾斜は緩む。(上から下を見ている。)
激急のここから取り付くが、 少し上がると傾斜は緩む。(上から下を見ている。)
ハイマツ帯まで 概ね歩きやすい。
ハイマツ帯まで 概ね歩きやすい。
新蛇抜のガレに到着
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新蛇抜のガレに到着
イヨイヨハイマツ帯が近づく。
イヨイヨハイマツ帯が近づく。
悪戦苦闘の末 撤退。 チャンスがあれば再挑戦したい。
悪戦苦闘の末 撤退。 チャンスがあれば再挑戦したい。
西俣で出会った花たち。
西俣で出会った花たち。

感想

昨年 東俣を歩いて池の沢を遡上した。 今度は西俣を歩いてみたくなった。ネット/ヤマレコを検索してみるとevergreenさんやebi0813さんなどのレコや、 他にも少しづつ記録がある。 私の一番好きな 悪沢に西俣から上がってみることにしたが、 evergreenさんや 他の記録を見ても西小石岳直下の這松の藪が酷そうで、これさえクリヤーすれば問題はなさそうだった。 ただ、鈍足の私は1日でやるのは無理なので下と上で一泊して下山し 二軒小屋ロッジに泊まって帰る計画にした。 体力と先立つものはあまりないけれど 時間だけはたっぷりあるので・・・・。
ロッジの送迎バスにて二軒小屋に到着し さっそく慣合に向けて出発。  リニアの工事の事前整備の為か ダンプカー6台が西俣を少し入ったところまで 何回も往復して土砂を運んでいた。 ダンプの運ちゃんはだいたい見た目がこわもてだったり、 スキンヘッドだったりだけれど、何回もどこへ行くのとか 気を付けてとか声をかけてくれたり、 飴や缶ジュースをおすそ分けしてもらったりと とても優しい。 運転もダートが酷くならないよう、 砂ほこりがたたないよう 超ゆっくりとしている。
9:15頃 二軒小屋を発って ゆっくりと歩いたが意外に早く13:15には 馴れ合いに着いてしまった。
途中は全体に河原は開けており 廃林道を歩いたり河原を歩いたり、 2度ほど渡渉をし (一度はよく見たら 岩の壁の少し上にへつりの道がついていた)大した問題もなくついてしまった。 今日のネグラを探して小西俣を2-300m進んでみたが、 険しくなるばかりなので馴合のすぐ上まで戻り幕営した。 これより上は 谷も険しそうだ。
翌朝、5:40 馴れ合いの堰堤よりすぐ上流のかなり急な斜面より北尾根に取りついた。 しばらくは急な登りだが、 100-150mも高度をあげると 傾斜が少し緩み 下草もなく意外に快適な登りとなる。
何の問題もなく2,450m付近のガレの縁に到着し始めて視界が開けるが 周囲の高度が高いので展望は大したことはない。(9:00) 間もなく 問題の這松帯になる。
這松が現れ、 一度は右に進路をとり藪の間を進もうとしたが、 どうもいけない。 戻って尾根の左側に進路をとり、松の薄いところを選んで右往左往。 なんとなくどんどん尾根から左へ離れて行ってしまいそうで心配になる。 致し方なく密な這松帯に突入。  ・・・といっても 松がとても密で マットを括り付けた65リットルのザックを担いだまま地上を歩く事は出来ず、 背丈よりもずいぶん高い這松(これはもう這松とは呼べない)に上がって枝の上を歩く以外にない。 できるだけ松の薄いところを探して 数回あちこちをトライしてみるがにっちもさっちもゆかず、 ままよと前進した。 あいにく相棒は体力は私よりあるが 背も低く非力なのでアッという間に私から離れてしまい 時間ばかり経過し少しも進めない。
松の上にのって前方を見ると 松の切れているところが少し先、 たぶん100-200メートルぐらい先に見えるが 今のスピードでは通過にかなりの時間がかかり、 何とかなるかも・・・と思ったが 十分な量の水も持ち上げていなかったし、 またの機会もあるかもと思って 潔く撤退することにした。
慣合まで下りて少々西俣を下り 快適な廃林道上にネグラを確保し 翌日はのんびりダラダラと二軒小屋まで下り、快適なロッジに泊まった。
いつか、チャンスがあればもう一度 チャレンジしてみたい。 

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