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Yamareco

記録ID: 1391273
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

米倉(阿賀の里山)

2018年02月27日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.9km
登り
411m
下り
411m

コースタイム

日帰り
山行
4:40
休憩
0:00
合計
4:40
6:50
30
スタート地点
7:20
0:00
60
ダム(溜池)
8:20
0:00
30
第二ダム(仮称 溜池)
8:50
0:00
70
稜線
10:00
0:00
60
米倉
11:00
0:00
30
渡渉地点
11:30
ゴール地点
ルートは記憶に基づく手入力です。実際とは多少相違があると思いますがご容赦願います
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
排雪された空きスペースに車を置いて出発
奥の山は赤崎山
2018年02月27日 06:48撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 6:48
排雪された空きスペースに車を置いて出発
奥の山は赤崎山
左手の山は麒麟山 中央奥の白い山は菅名岳 やや中央右よりの尖峰は荒倉山 個性的な山が目白押し
2018年02月27日 06:49撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
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左手の山は麒麟山 中央奥の白い山は菅名岳 やや中央右よりの尖峰は荒倉山 個性的な山が目白押し
林道の案内板 必要なところが見えていない
2018年02月27日 06:50撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 6:50
林道の案内板 必要なところが見えていない
林道は除雪されていた 奥の山が多分米倉 すぐに見えなくなる
2018年02月27日 06:54撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
2/27 6:54
林道は除雪されていた 奥の山が多分米倉 すぐに見えなくなる
棒掛山に陽が当たる
2018年02月27日 06:55撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
2/27 6:55
棒掛山に陽が当たる
除雪区間は直ぐに終わった
2018年02月27日 06:58撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 6:58
除雪区間は直ぐに終わった
右手に前田川 小さな滝が見える
2018年02月27日 07:20撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 7:20
右手に前田川 小さな滝が見える
ダム(溜池)脇のトンネルを潜る
2018年02月27日 07:20撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 7:20
ダム(溜池)脇のトンネルを潜る
出口の先はデブリに埋まっていた
2018年02月27日 07:25撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 7:25
出口の先はデブリに埋まっていた
貯水池は雪に覆われている
2018年02月27日 07:25撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
2/27 7:25
貯水池は雪に覆われている
貯水池を振り返る
2018年02月27日 07:29撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
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貯水池を振り返る
林道を進む
2018年02月27日 07:41撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 7:41
林道を進む
林道対岸の岩の斜面 ツララが下がっている
2018年02月27日 07:49撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 7:49
林道対岸の岩の斜面 ツララが下がっている
ツララをアップ
2018年02月27日 07:50撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2
2/27 7:50
ツララをアップ
お天気は上々 青い空には飛行機雲 
2018年02月27日 08:03撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 8:03
お天気は上々 青い空には飛行機雲 
足跡一つない静寂の世界
2018年02月27日 08:05撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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足跡一つない静寂の世界
春のお天道様の優しい光
2018年02月27日 08:16撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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春のお天道様の優しい光
小さなダムがまた一つ
米倉は通り越したようなので左手に登って偵察する
2018年02月27日 08:20撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 8:20
小さなダムがまた一つ
米倉は通り越したようなので左手に登って偵察する
中央に見覚えのある山が見えた たぶん前山だ
2018年02月27日 08:41撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 8:41
中央に見覚えのある山が見えた たぶん前山だ
兎ヶ倉山に違いない
2018年02月27日 08:41撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 8:41
兎ヶ倉山に違いない
棒掛山
稜線に登ってバックするように米倉を目指すことに計画変更
2018年02月27日 08:44撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 8:44
棒掛山
稜線に登ってバックするように米倉を目指すことに計画変更
五葉松の尾根を通って稜線を目指す
2018年02月27日 08:45撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 8:45
五葉松の尾根を通って稜線を目指す
あらためて前山を見る いい雰囲気だ
2018年02月27日 08:46撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 8:46
あらためて前山を見る いい雰囲気だ
雪壁を登って山の端へ 雪が多い
2018年02月27日 08:49撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 8:49
雪壁を登って山の端へ 雪が多い
既に雪壁は割れ始めている
2018年02月27日 08:49撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 8:49
既に雪壁は割れ始めている
棒掛山 その右手奥に蒜場山が真っ白に輝く
2018年02月27日 08:51撮影 by  Canon IXY 640, Canon
4
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棒掛山 その右手奥に蒜場山が真っ白に輝く
縞模様の引入沢山南峰 奥へ引入沢山→棒掛山→蒜場山
いい眺めだ
2018年02月27日 09:03撮影 by  Canon IXY 640, Canon
3
2/27 9:03
縞模様の引入沢山南峰 奥へ引入沢山→棒掛山→蒜場山
いい眺めだ
引入沢山南峰の縞模様が画面を締める
奥に飯豊の烏帽子山の鋭鋒が見える
2018年02月27日 09:12撮影 by  Canon IXY 640, Canon
1
2/27 9:12
引入沢山南峰の縞模様が画面を締める
奥に飯豊の烏帽子山の鋭鋒が見える
雪庇の尾根通しに進んできた
2018年02月27日 09:13撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 9:13
雪庇の尾根通しに進んできた
う〜ん 何度見てもいい景色だ
2018年02月27日 09:14撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 9:14
う〜ん 何度見てもいい景色だ
眼前に餅倉山 奥は会津のマッターホルンの名もある土埋山 
2018年02月27日 09:22撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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眼前に餅倉山 奥は会津のマッターホルンの名もある土埋山 
烏帽子山(中央奥)その右手奥は飯豊の大日岳
2018年02月27日 09:49撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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烏帽子山(中央奥)その右手奥は飯豊の大日岳
異常と思われるほど白い山容 蒜場山(中央奥) 
2018年02月27日 09:49撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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2/27 9:49
異常と思われるほど白い山容 蒜場山(中央奥) 
静かだ
2018年02月27日 09:50撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 9:50
静かだ
餅倉山と土埋山の奥には会津の山が見えている
2018年02月27日 09:56撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 9:56
餅倉山と土埋山の奥には会津の山が見えている
阿賀野川と街が見える
2018年02月27日 09:57撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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阿賀野川と街が見える
倉ノ平と兎ヶ倉山 その奥には会津平が広がる
2018年02月27日 09:58撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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倉ノ平と兎ヶ倉山 その奥には会津平が広がる
米倉から下る
2018年02月27日 10:22撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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米倉から下る
カモシカのトレースとクロス
2018年02月27日 10:24撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 10:24
カモシカのトレースとクロス
灯籠のような古木
2018年02月27日 10:29撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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灯籠のような古木
菅名岳遠望
2018年02月27日 10:45撮影 by  Canon IXY 640, Canon
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菅名岳遠望
沢に合流
2018年02月27日 10:57撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 10:57
沢に合流
渡渉点 林道に復帰してぶらぶら歩いて山行終了

2018年02月27日 11:03撮影 by  Canon IXY 640, Canon
2/27 11:03
渡渉点 林道に復帰してぶらぶら歩いて山行終了

阿賀野川対岸から山行域をパノラマにしてみた
左から 引入沢山 引入沢山南峰 米倉(右端) 
2018年02月28日 07:08撮影
1
2/28 7:08
阿賀野川対岸から山行域をパノラマにしてみた
左から 引入沢山 引入沢山南峰 米倉(右端) 
阿賀野川対岸から米倉(中央奥)(合成パノラマ)
2018年02月28日 07:09撮影
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阿賀野川対岸から米倉(中央奥)(合成パノラマ)
撮影機器:

感想

多分、昨年、阿賀町の引入沢山南峰に登った時に、南西方向に目に付く山が見えた。地図を見ると三角点がある。山名は記載されていない。山を下りて畑仕事をしている小父さんに山の名前を聞いてみると「よねくら」と教えてくれた。漢字ではどう書くのか気になって家の「蔵」ですかと聞いてみた。「そうだ、家の蔵だ」とおっしゃった。つまり「米蔵」である。しかし、時間がたつにつれて、「倉」ではないかとの疑念が生じてきた。近くの山には「倉」が多いのだ。兎ヶ倉山・持倉山・竹ノ倉山等々。

三角点が有るので国土地理院のHPで検索出来るはずだ。国土地理院の点名が正確だとは断言できないが、そこまで調べる気はなく放置していた。それがまた近くに行く機会が有り、行き合わせた人に聞いてみた。その人は、明確に「倉」だと言い切った。この辺の山には岩が多いので私も納得である。登山道は無いが、林道を進んで行って、登ることは出来る、と言っていた。これが米倉との関わりの始まりである。

午前中は晴れの予報につられて米倉へ出かける。計画書はだいぶ前に作っていたのでそれを利用する。冬なので確実に利用できる麒麟山の駐車場を利用するつもりだったが、そこから歩くと登山口まで往復一時間はかかりそうだった。駄目もとで登山口近くまで車を進めると、ちょうどブルドーザーで排雪したスペースがあったのでそこに車を停める。一時間のアドバンテージ、幸先の良い出足である。

林道は除雪されていて、これまたアドバンテージだと思ったが、除雪区間は直ぐに終わっていた。しかし、これは予定していた林道ではなさそうだ。少し戻ってみたが他には道は無かった。地図を見ると、この道は、小さなダム(溜池?)の脇を行く道である。これを進んでも米倉に登ることが出来る。計画を変更してこの道を進む。地図に前田川と記載のある川沿いの道で、途中で前田川を渡って米倉に登ることにする。少し進むとダムが有る。湖面は雪に埋もれている。短いトンネルをくぐると左手にデブリが道を塞いでいた。岩の斜面から落ちた雪崩である。デブリを越えてさらに進む。

さて、どこから沢を渡るか。それが問題だが、天気は良いし、雪は適度に締まっていて歩きやすい。時間もたっぷりあり、ただ漫然と進んでしまった。すると、またダムが現れた。雪で覆われているがゲートがあり、地形から判断してもダムである。これは頭に入っていなかった。米倉は通り過ぎてしまったようだ。空も開けて来てかなり登ってきたことはわかる。しかし、周りは山ばかりで見当がつかない。尾根まではわずかな登りだ。尾根に登って偵察するのが手っ取り早い。

進行方向右手の斜面を登る。こう配は急だが距離が短く助かる。まあ、それはそれまで“無駄”に歩いた来たことの証左でもある。尾根に登って見ると、見覚えのある山が見えた。名前は思い出せないが、米倉を通り越したことは間違いない。その右手奥の尖峰は兎ヶ倉山だ。林道は、そちらに向かっているが、多分行きどまりのはずだ。

見覚えのある山は、多分、前山だ。とするとこの山の山稜を北へ向かえば米倉である。今いるところは枝稜だから米倉へは主稜線に乗らなければいけない。奥阿賀の豪雪地帯だけあって豊かな雪が斜面を覆っている。日当りのいい斜面は、すでに亀裂が入っているところもあり、崩れ始めたところも見うけられた。しかし、主稜線に上がらなければ何事も始まらない。こういう場合、カモシカのトレースは、参考になることが多い。山の動物は、いいところを登っているのだ。本能的なものであろう。私も後に続く。稜線に這いあがると一気に展望が広がる。引入沢山南峰、引入沢山、棒掛山、蒜場山と並び立つ光景は圧巻だ。里山といっても侮れない迫力ある光景だ。際立つのは蒜場山の白さ。いい眺めである。

尾根は、結構広くなだらかで歩きやすかった。立木も疎らで飯豊連峰もうっすらと眺められた。餅倉山が眼前だ。標高は低いが今にも雪崩落ちそうな急峻な迫力の山肌。餅倉山は、未だに登っていない。これもいつかは登ってみたいものである。なだらかな稜線を進み、米倉へ最後の登り。広い斜面。疎らに木々が生えている。大した高低差では無いが、直登で一気には登れず、大きくジグザグに登る。新雪が30cm位。染み一つ無いふかふかの雪。気分のいい歩きである。陽が雪に当たってキラキラと輝いている。

さあ、後は下って沢を渡り林道に出れば終わりだ。ところが急下降の斜面だ。しかも常浪川の流域へ向かっている。このまま進めば明らかなルートの誤り。一度戻って右手へ歩きやすそうなところをトラバース気味に下り沢に降りる。沢を渡れるところは有るか、林道に簡単に登ることは出来るかが心配だったが、難なく林道に復帰できた。後はぶらぶら歩いて登山口に戻る。

当初計画を大幅に変更したが米倉に登ることは出来た。結果オーライだが、もう少し当初計画に固執して林道を探してみるべきだった。当初計画は、結果的に見れば、急な斜面を登ることになり厳しいものだった。今回、米倉からの下りは、いったん戻って、山頂をトラバースするようにルートを採ったが、そのトレースを逆に進んで山頂に立つのがベストだったと今になって思う。すぐそこに町が見えるということも緊張感を欠いた。天候の急変で吹雪にでもなったら里山といえども遭難もありうることである。またまた猛省の山行である。

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