記録ID: 1393464
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山滑走
八幡平・岩手山・秋田駒
八幡平BC(御在所休憩所から)
2018年03月03日(土) [日帰り]
GON-BEE
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:22
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 514m
- 下り
- 501m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【御在所駐車場まで】 八幡平ビジターセンターからアスピーテラインに入るとかなりの雪道になります。 朝が早い(5時6時)と、その日の除雪が入っておらず駐車場までたどり着けないことがあります。除雪は朝から何度か入っているようですが、除雪車に追いつくとまた難儀します。 特に松尾鉱山跡地の手前、御在所スノーシェルターのあたりは疎林帯で吹き溜まりが酷いので積雪の無い晩でも通行できない可能性があります。 秋田八幡平から縦走してくる下山のために車をデポしに行った(AM4:00)ときは吹き溜まりで到達できませんでした。 【駐車場〜恵比寿沢】 冬季封鎖のアスピーテラインを辿ります恵比寿沢はかなり大きな沢なので間違うことはないと思います。今回は恵比寿沢を登りきる自信がイマイチなかったので道路沿いに進みましたが、沢沿いにCo1100の二又まで進み、そこから尾根をたどるのが一般的なようです。 【恵比寿沢〜籾山】 道路をたどりつつ、つづら折りをショートカットして籾山方面へ。 トレースはないのでスノーシューラッセル(脛)が続きます。 土石流対策の大きな鋼柵のあるあたりで一休み、ここから横着して沢型を詰めることにしましたが、これが失敗。下部から見るには上まで緩そうだったのが、上部は雪を泳いで登るような急斜面になりかなり苦しい思いをしました。スキーの相方は慣れてないこともあって大回りのトラバースに時間がかかりました。 【籾山〜前山】 籾山の南斜面はパウダーでとても良さそうでした。後続のPT(おそらくガイドツアー)は道路沿いに上がってきて、相方を待っている間に追いつかれました。 ガイドは南斜面で一本滑って登り返してくる様子でしたが、自分たちは茶臼岳のピークハントもしたかったのでそのまま稜線を登ります。 籾山の稜線は広く不明瞭、まばらなオオシラビソ林帯を北西へ歩きます。 風当たりが強いせいか、木に近寄らなければラッセルはほぼありません。 アスピーテラインに出れば樹林はなく歩きやすくなります。 方向も道沿いに進めばよいので迷うこともありません。 天気が良ければ茶臼岳か前山を見ながらゴールへ向かって歩くようになると思いますが、この日はガスでほとんど見えませんでした。 少し下り調子になるとコルにあたります。ここは相当風当たりが強いようで、一部雪がなく土が露出しているところがあるほどです。 このコルから恵比寿沢への滑走はかなり気持ちよさそうに見えます。 コルから眼前に見えている前山へ登ります。風は左手、西風が強く当たりますが樹林があるので陰に入るところはだいぶマシ。前山はあまり顕著なピーク感はありませんでした。 【前山〜頂上手前】 前山からは緩やかな尾根線を歩きます。天気が良ければ眼前にそびえる茶臼岳へ向かっていけるのだと思いますが、ガスです。しかも頂上直下の登りはここまでと比べても傾斜が一段ときつく、何より左手からの強風を防いでくれていた樹林が無くなっています。 ここまででも相当に板を煽られていたのに、このままさらに登り続けてもいいことはなさそう。ということで最後の登りを前に撤退決定。未踏のピークだっただけに残念。天気の良いときに再訪したいと思います。 【滑走】 コルまで戻り、沢型にドロップしました。 ここ数日の高温と風抜けのためか、雪は思いっきりクラストしており質としては最悪。斜度と開放感は完璧だと思います。中間からは前日の雨が雨だったようで粒状に雪が凍っていました。ストップ雪ではないものの板が回しにくくて難儀でした。 恵比寿沢から下は緩んだ雪をだらだらと滑って降りるようで、ある程度沢を滑ったところで右手に上がるとアスピーテラインに戻れる仕組みになっています。 アスピーテライン沿いに下れるだけ下って駐車場へ戻り終了です。歩きや登り返しは0で降りられました。 |
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コメント
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「とりあえず一本行っとく!?なパーティー」は、気持ちよさそうなバーンを滑ったようですね。「直登パーティー」は、最近の気象状況を考えると雪崩のリスクが高いルートを登っているような気がするのですが、実際の雪面状況はどうだったのでしょう?
高温と降雪が混じってたのでどうかなと思いましたが、案外落ち着いてる(というか雨の後に凍った?)ような感じでした。
吹き溜まりの急斜面や雪庇下はいやらしいかもしれませんね。
雨の後の降雪は要注意ですね。これからのシーズンは、このパターンが増えてくるので雪崩に気をつけて、登ったり、滑ったり、岩手の雪山を楽しみましょう
残された時間も短くなってしまったので、条件のいい日が多くなってほしいものです。
鳥海山滑ってた頃に戻りたい
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