半国山《赤熊コース・音羽渓谷〜宮川コース》
- GPS
- 05:59
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 795m
- 下り
- 789m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〈道の状況〉 ・赤熊コースは渓谷沿いのガレ場に近い登山道。濡れているので滑り易い。 ・烏帽子岳の山道は踏み跡が不明瞭な所もある。地元によって呼び名が違うのか、山頂標示板がなく、どちらが烏帽子岳なのか判断し難い。 ・宮川コースは歩きやすい尾根道で危険個所なし。 |
写真
感想
亀岡市の西部に位置する774mの山。丹波の国が山頂から半分見えることから半国山と名付けられたとされている。その美しい姿から「丹波富士」とも呼ばれる。愛宕山、嵐山、小塩山、ポンポン山、妙見山、六甲山と眺めることができ、条件が良ければ大阪湾まで望める。
今日は赤熊コースを登り途中、烏帽子岳を往復し半国山山頂へ。下りは宮川コースへの周遊です。
赤熊コースは景勝コースで美しい音羽渓谷を見ながら登ります。渓谷は水量が豊かで沢山の大小の滝があり目を楽しませてくれます。四季を通じて美しい渓谷だと思います。
渓谷を上り詰めたコルが牛つなぎ広場です。
広場は平坦で南に行けば半国山、北に行けば烏帽子山の標示板があります。
烏帽子山に向かいます。所々踏み跡が不明瞭の所がありますが歩き易い尾根道です。
最初のピークは小池山、更に進み二番目のピークには烏帽子山の表示がありました。
小池山の方が10m近く標高は高く、途中の標示板から判断すると最初のピークが烏帽子岳のようにも感じられます。昭文社の地図は二番目のピークが烏帽子岳になっていますが意見は二分します。さてどちらでしょうか?
牛つなぎ広場に戻り、半国山に向かいます。太い大きな尾根道を登ると、間もなく半国山山頂です。赤熊から3時間で山頂に到達しました。
山頂には点名 半国山、標高774.2mの三等三角点があります。
山頂は広く北東から西の方向まで丹波の盆地や山脈が拡がっています。
朝は快晴でしたが、山頂に到達した時点では薄曇り視界がボケていました。
大気は冷えていますが風もなく暖かい山頂でしたので、昼食を摂り山頂からの景色を楽しみ下山を開始します。
下りの宮川コースは赤熊コースの杉の植林帯とは対照的な明るい自然林に囲まれた、緩やかな歩きやすい尾根道です。両側を過行く風景を楽しみながら尾根道をゆっくりと下ります。
宮川集落に近づくと金輪寺があります。
金輪寺は、鎌倉時代創建の天台宗修験道の寺院で境内には鎌倉時代の五重塔があり、国の重要文化財に指定されている。
その壮大な寺の背後の山城跡(神尾山城址)を含めた森林とともに見事です。
金輪寺からハイキンコースを宮川神社に向かいます。
宮川神社前をスタートして約6時間で宮川神社の戻ることができました。
灯籠の立つ参道入口を進むと「延喜式内宮川神社」と刻まれた社号標があり石鳥居が立っている。 鳥居をくぐると白土塀の参道。
この神社も歴史の古い由緒ある神社のようでした。
下りの宮川コースは史跡のコースでもありました。
今日の山行は変化に富んだ楽しい周遊コースでした。
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