焼石岳・尿前林道BCX

2018年03月13日(火) [日帰り]

• GPS: 03:50
• 距離: 11.8km
• 登り: 482m
• 下り: 480m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:53
• 休憩: 0:58
• 合計: 3:51

8:59 スタート地点
10:49 11:47 中沼登山口
12:50 ゴール地点

帰路はあまり努力しなくても自然に前に進むくらいの斜度

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道397号線石渕トンネル岩手県側入り口まで除雪は完璧。
トンネル手前ゲート付近に路上駐車可能。
転回スペースを確保して、縦列駐車するのが好ましい。

コース状況／危険箇所等

このところの高温で融雪が進んでいる。
今すぐ危険というわけではないけれど、デブリも小規模ながらある。
今後は、標高の高いエリアでしか降雪は期待できないので、なるべく早めに行かないとなが〜い林道歩きが待っている。

その他周辺情報

下山後の入浴は、ひめかゆ(日帰り入浴600円)。
割と遅くまで営業しているレストランを併設している。

写真

朝の胆沢ダム
道路はすっかりドライで、凍結も積雪もなし。

石渕トンネル手前ゲート

中沼登山口へと続く尿前林道入り口

片道5kmほどのクロスカントリースキーハイキング開始

いい斜面みっけ
まだ雪が硬いから帰りに滑ろう

口をあけはじめた沢
春の到来を感じる景色
まだ溶けないで

日差しとともに溶け出す雪
10時頃にはだいぶ緩んだ

尿前林道は、二次林なのと杉林が多いのであまり面白みはない

でも、時々こういう広い道に出るとワクワクしてしまう

間違えやすいポイント
どちらにもトレースがあるけれど、中沼登山口へ向かうには右へ

セッケイカワゲラがたくさんいた
元気に前進していた。
がんばれよ!!

カーブミラーで遊ぶ

遊び方を真似ているところ

違うミラーでもう一回

背後に焼石連峰

雨量計
これが見えるともうじき中沼登山口だ。

中沼登山口が見えてきた

夏には大変お世話になるトイレ
背後に焼石連峰の山並。

時間が許す限り登ってみよう

この付近は、広葉樹の森が広がる気持ちのいい場所

そのダケカンバでキックターンだよ

はーい

いい加減登ったところでタイムアップ
ダウンヒル開始。

いいところを見せられず…転ぶ

クロスカントリースキーには難しそうに見える斜面だけど、緩んだ雪と細い板の組み合わせで斜め横滑りすると、いとも簡単に下りられる

こういう斜面も結構楽しく滑れてしまう

峰谷山友荘
誰かが入った足跡あり。

法面使って遊ぶ
ここも斜め横滑りでサーっと下りる。

ヤマハンノキ

軽快にテレマークターンを決める
思いの外、よく滑る雪だった。

ダム湖畔に聳える断崖

ただいま〜

感想

cafemonte

営む喫茶店のお客さんをメンバーにしたクロスカントリースキークラブの活動は、雪がある限り続く。
特に約束した覚えがないのに定休日にどこかに連れていって欲しいと電撃的な依頼があったので、時間制限つきでどこに行くか悩んでみた。

火口周辺規制が解除された刈田峠を第一候補に考えていたけれど、どうやら風が強いようだ。
それではと、つい先日今シーズンの営業を終了した国見平スキー場から国見山を目指すか、それとも同じく営業終了したひめかゆスキー場でも登ってみるかと思い、焼石岳方面を目指す。
焼石岳を目指せば、道中にそれぞれのスキー場があり、天気がよさそうなら中沼あたりまで足を伸ばすのもありだなと目論んでみた。

うまい具合、焼石連峰の白い峰が青空に美しく映えていた。
これはしめしめと尿前林道入り口を目指す。
スキーと思しき車両2台、徒歩1台の先客あり。
出発した9時ジャストくらいの頃は、まだまだアイシーな路面だったけれど、次第に雪も緩み始め、10時にはかなり柔らかな、湿った路面になった。
つぼ足でも十分歩けるけれど、幾分は沈むし、湿り雪はそれなりに疲労の原因にもなる。
クロスカントリースキーだと湿り雪はステップソールに付着しやすく、滑走性はあまりよいほうではない。
それでもスイスイと先へ進み、2時間くらいで中沼登山口へ到着。
本当は90分くらいで到着して中沼まで行きたかったけれど、まあいいか。
先の雪の具合も確かめたいなと思い、中沼への道のりを少し進んでみた。
残念ながらというか、当然というか、中沼まで行くことはできなかったけれど、それなりに楽しい斜面を滑ることができ、途中引き返しながらも満足のいく内容だった。

焼石岳登山での山岳展望は、中沼くらいまで行かないと満足のいくものは拝めないけれど、下山後にぞんぶんに連峰の美しい姿を拝むことができた。
今シーズン楽しみにしていた氷結湖沼横断は、今回できなかった。
さすがに胆沢ダムの薄氷に足を踏み入れる勇気はなく…

それにしても、本日の気温17℃ほど。
あまりに高い気温に、春スキーシーズンの短さを懸念した。
そうならないで欲しい。
お願い。