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Yamareco

記録ID: 1401862
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雪山ハイキング
甲信越

日白山 〜 東谷山 周回

2018年03月13日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.9km
登り
975m
下り
968m

コースタイム

日帰り
山行
5:14
休憩
1:16
合計
6:30
8:23
8:35
45
9:20
10:24
46
11:10
11:10
50
12:00
12:00
30
二居峠
12:30
二居登山者駐車場
★ ルートは手書き、コースタイムは写真データを基に記録しています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道17号で湯沢町二居へ。
日帰り温泉「宿場の湯」の道を挟んだ反対側の、除雪されたスペースが登山者用の駐車場です。
コース状況/
危険箇所等
★ この山稜に登山道は無く、積雪期限定の山々です。
厳冬期は日々新雪に覆われて激ラッセルは必至、ルートファインディングも必要です。

★ 3月半ばともなれば、早朝スタートであれば雪面は締まり、歩きやすいです。
さらにトレース若しくはトレース跡と思われるラインを辿れば、ツボ足でも十分快
適です。

★ 今回は反時計回り、二居〜二居俣ノ頭〜日白山はトレースなし(トレース跡あり)。
日白山〜東谷山〜二居はトレースあり、多くの登山者とスライドしました。

★尾根取り付き〜二居俣ノ頭の急斜面では新雪の下が凍結しており、前コバを蹴り込みつつ登りましたが、早めのアイゼン装着がベターでした。
駐車場に着いた時は暗かったのですが、支度をしているうちに明るくなってきました。
とりあえず装備は省略せずに出発
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駐車場に着いた時は暗かったのですが、支度をしているうちに明るくなってきました。
とりあえず装備は省略せずに出発
あの稜線の向こう側はもう夜明けを迎えているのでしょうか。
右側のピークは最初に目指す二居俣ノ頭です。
あの稜線の向こう側はもう夜明けを迎えているのでしょうか。
右側のピークは最初に目指す二居俣ノ頭です。
「松手山を経て平標山」の道標を右折、林道の除雪終点からしばらく歩きゲートを通過。
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「松手山を経て平標山」の道標を右折、林道の除雪終点からしばらく歩きゲートを通過。
平標山への林道分岐を見送り、次の分岐を右へ。
地王堂川を渡り、そこからは左岸の雪原を遡っていきます。
トレース跡はたくさんあり、快適歩行♪。
平標山への林道分岐を見送り、次の分岐を右へ。
地王堂川を渡り、そこからは左岸の雪原を遡っていきます。
トレース跡はたくさんあり、快適歩行♪。
杉の植林地を抜け、開けた斜面から振り返ると今日最初の苗場山とご対面^^
杉の植林地を抜け、開けた斜面から振り返ると今日最初の苗場山とご対面^^
進行方向の左奥には、こちらも今日最初の日白山山頂が朝日に輝いていました。
う〜ん、まだまだ遠いわ^^;
進行方向の左奥には、こちらも今日最初の日白山山頂が朝日に輝いていました。
う〜ん、まだまだ遠いわ^^;
苗場山も光輝く。
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苗場山も光輝く。
左手には東谷山。
白い稜線が山頂ですね。
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左手には東谷山。
白い稜線が山頂ですね。
右手の尾根の盛り上がりの向こうに最初のピーク、二居俣ノ頭が隠れています。
右手の尾根の盛り上がりの向こうに最初のピーク、二居俣ノ頭が隠れています。
トレース跡の多くはさらに上流へと続いていますが(或いは下りトレース)、二居俣ノ頭を目指して右の尾根に取り付きます。
トレース跡の多くはさらに上流へと続いていますが(或いは下りトレース)、二居俣ノ頭を目指して右の尾根に取り付きます。
急斜面を一登りすると、檜廊下のような顕著な尾根地形になりました。
急斜面を一登りすると、檜廊下のような顕著な尾根地形になりました。
中間部は緩やかですが、稜線直下は再び急斜面の登りが控えています。
中間部は緩やかですが、稜線直下は再び急斜面の登りが控えています。
尾根からは日白山がハッキリと。
山頂に一人の登山者を確認しました。
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尾根からは日白山がハッキリと。
山頂に一人の登山者を確認しました。
二居俣ノ頭に到着、素晴らし展望に見とれます。
先ずは苗場山〜神楽ヶ峰〜霧ノ塔。
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二居俣ノ頭に到着、素晴らし展望に見とれます。
先ずは苗場山〜神楽ヶ峰〜霧ノ塔。
東谷山〜日白山の稜線
東谷山〜日白山の稜線
これから向かう日白山。
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これから向かう日白山。
若干春霞気味の上越国境。
八海山、巻機山、大源太山、武能岳など
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若干春霞気味の上越国境。
八海山、巻機山、大源太山、武能岳など
谷川連峰のスターたち。
茂倉岳、谷川岳、オジカ沢ノ頭、万太郎山
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谷川連峰のスターたち。
茂倉岳、谷川岳、オジカ沢ノ頭、万太郎山
そして間近に聳える仙ノ倉山、平標山
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そして間近に聳える仙ノ倉山、平標山
時間が許せば辿りたい、平標山と峰続きの稜線。
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時間が許せば辿りたい、平標山と峰続きの稜線。
休憩中にアイゼンを装着。
尾根の取り付きで履いていればもっと楽に登れましたね〜。
休憩中にアイゼンを装着。
尾根の取り付きで履いていればもっと楽に登れましたね〜。
あっという間に鞍部へ。
登り返しは緩やかです。
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あっという間に鞍部へ。
登り返しは緩やかです。
振り返れば屏風のような谷川の主脈稜線。
まさに雪と氷と雪崩が作った芸術作品ですね。
振り返れば屏風のような谷川の主脈稜線。
まさに雪と氷と雪崩が作った芸術作品ですね。
薄っすらとスノーシューのトレース跡が。
有難く辿らせてもらいます。
ただ、トレースを外しても踝までしか沈みません。
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薄っすらとスノーシューのトレース跡が。
有難く辿らせてもらいます。
ただ、トレースを外しても踝までしか沈みません。
日白山に初登頂です。
ここで今まで隠れていたタカマタギへ続く稜線が姿を現しました。
二つ目のピークがタカマタギですね。
遠く八海山、巻機山。
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日白山に初登頂です。
ここで今まで隠れていたタカマタギへ続く稜線が姿を現しました。
二つ目のピークがタカマタギですね。
遠く八海山、巻機山。
素晴らしい大展望ですが、時間とともに霞がかかってしまい残念です。
柄沢山、朝日岳、武能岳、茂倉岳、谷川岳
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素晴らしい大展望ですが、時間とともに霞がかかってしまい残念です。
柄沢山、朝日岳、武能岳、茂倉岳、谷川岳
万太郎山、仙ノ倉山
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万太郎山、仙ノ倉山
平標山、二居俣ノ頭(手前から2つ目)と歩いてきた稜線
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平標山、二居俣ノ頭(手前から2つ目)と歩いてきた稜線
遠く白砂山、佐武流山
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遠く白砂山、佐武流山
佐武流山と苗場山
佐武流山と苗場山
神楽ヶ峰、霧ノ塔
手前はこの後向かう東谷山
神楽ヶ峰、霧ノ塔
手前はこの後向かう東谷山
東谷山との鞍部に先ほど山頂に見えた登山者が。
テントを撤収中のようです。
東谷山との鞍部に先ほど山頂に見えた登山者が。
テントを撤収中のようです。
地王堂川の谷と二居集落方面を見下ろします。
里に近くてこの展望です。コンパクト且つ手頃な、良い周回コースですね。
地王堂川の谷と二居集落方面を見下ろします。
里に近くてこの展望です。コンパクト且つ手頃な、良い周回コースですね。
時間が半端でタカマタギまで往復するか迷いましたが、気温上昇と雪崩の危険を考えて早めに下山すべく、ここで休憩してから東谷山へ向かうことにします。
2018年03月13日 09:32撮影 by  M02, FUJITSU
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3/13 9:32
時間が半端でタカマタギまで往復するか迷いましたが、気温上昇と雪崩の危険を考えて早めに下山すべく、ここで休憩してから東谷山へ向かうことにします。
今年初、山頂での乾杯の儀です^^
そして、大展望をおかずに最高のランチタイム^^
2018年03月13日 09:36撮影 by  M02, FUJITSU
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3/13 9:36
今年初、山頂での乾杯の儀です^^
そして、大展望をおかずに最高のランチタイム^^
山頂に一時間ほど滞在していました。
そろそろ出発しましょう。
山頂に一時間ほど滞在していました。
そろそろ出発しましょう。
新しいトレースを使わせて頂きます。
こちら側は雪が深いようですね。
新しいトレースを使わせて頂きます。
こちら側は雪が深いようですね。
小ピークを越えてから鞍部、その向こうが東谷山です。
写真で分かりづらいですが、こちらへ向かってくる登山者の姿がポツポツと見えています。
小ピークを越えてから鞍部、その向こうが東谷山です。
写真で分かりづらいですが、こちらへ向かってくる登山者の姿がポツポツと見えています。
鞍部までの中間部付近で、ご夫婦と思われるお二人とスライドの際に談笑&情報交換。
鞍部までの中間部付近で、ご夫婦と思われるお二人とスライドの際に談笑&情報交換。
前述の登山者のテン場跡。
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前述の登山者のテン場跡。
鞍部手前の小ピーク。
前回は東谷山から来て、激ラッセルの末ここで諦めました。
こちらでもスノーシューの二人とスライド。
鞍部手前の小ピーク。
前回は東谷山から来て、激ラッセルの末ここで諦めました。
こちらでもスノーシューの二人とスライド。
東谷山への登り返しは短いです。
東谷山への登り返しは短いです。
山頂直下で祖母とお孫さん(?)と思しき女性二人と言葉を交わしました。
お子さんの方もアイゼンを付けてカッコイイ^^
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山頂直下で祖母とお孫さん(?)と思しき女性二人と言葉を交わしました。
お子さんの方もアイゼンを付けてカッコイイ^^
東谷山と日白山を繋ぐ白い稜線。
この区間は雪が深い傾向にあるのかもしれません。
東谷山と日白山を繋ぐ白い稜線。
この区間は雪が深い傾向にあるのかもしれません。
仙ノ倉、平標山と今回の周回ルート。
二居俣ノ頭(中央)直下に派生しているのが登路に使った尾根です。
仙ノ倉、平標山と今回の周回ルート。
二居俣ノ頭(中央)直下に派生しているのが登路に使った尾根です。
細長い東谷山の山頂部と苗場山。
日差しが強く、汗だくです。
細長い東谷山の山頂部と苗場山。
日差しが強く、汗だくです。
もうこの先急斜面はありません。
トレースのおかげでサクサクと下っていきます。
もうこの先急斜面はありません。
トレースのおかげでサクサクと下っていきます。
広大なブナの斜面。
新緑はさぞかし絶景でしょう。
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広大なブナの斜面。
新緑はさぞかし絶景でしょう。
正面の視界いっぱいに苗場山。
大きさが際立ってます。
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正面の視界いっぱいに苗場山。
大きさが際立ってます。
万太郎、仙ノ倉はそろそろ見納めか。
数名の登山者、スキーヤーとスライドの後、前述のテン泊登山者と並行スライド、言葉を交わしました。
昨日は登山者いなかったそうです。今日は平日ながら賑わっているのですね。
万太郎、仙ノ倉はそろそろ見納めか。
数名の登山者、スキーヤーとスライドの後、前述のテン泊登山者と並行スライド、言葉を交わしました。
昨日は登山者いなかったそうです。今日は平日ながら賑わっているのですね。
長い長いお休み中の原発鉄塔の下を通過。
いつか役目を終えて姿を消す日が来るのでしょうか。
長い長いお休み中の原発鉄塔の下を通過。
いつか役目を終えて姿を消す日が来るのでしょうか。
二居峠はもうすぐ。
所々地面が露出しています。
アイゼンで踏まないよう、避けながら通過。
二居峠はもうすぐ。
所々地面が露出しています。
アイゼンで踏まないよう、避けながら通過。
東屋が佇む二居峠に到着。
ここで平標山の見納め。
東屋が佇む二居峠に到着。
ここで平標山の見納め。
旧三国街道を下っていきますが、途中足場の狭い区間があります。
旧三国街道を下っていきますが、途中足場の狭い区間があります。
迫力の氷柱がありました。
モンスターの口からよだれがタラタラ...
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迫力の氷柱がありました。
モンスターの口からよだれがタラタラ...
街道沿いに建つ鳥居。
よく見たら斜面の上にもう一つ建っていました。
街道沿いに建つ鳥居。
よく見たら斜面の上にもう一つ建っていました。
二居の宿場に戻ってきました。
静かなお昼下がりです。
二居の宿場に戻ってきました。
静かなお昼下がりです。
地王堂川の橋から今日のルートを一望。
日白山の山頂は残念ながら見えません。
地王堂川の橋から今日のルートを一望。
日白山の山頂は残念ながら見えません。
駐車場に到着、今日も幸せな山旅でした。
駐車場に到着、今日も幸せな山旅でした。

感想

この冬は天候の他に家庭(家族)の用事も多く、またインフルの洗礼を受けたりと、登山の機会がなく、今年の初登山は春山になってしまいました。(と言いながら、去年も春スタートでしたが^^;)

冬の間も自主トレは続けてきましたが、久しぶりなので取り敢えず手頃なところから始めようと日白山に行ってきました。もちろん、前回のリベンジも兼ねて...。
前回と逆コースにしたのは、二居峠から東谷山までの激ラッセルで超ナゲ〜という思いをしたトラウマからです。どうも私は緩やかにダラダラ登るよりも多少急でもサクサクと高度を上げるルートのほうが好きなのです^^ 。

登山道はないものの里山の延長のようなこの山域、里に近いという安心感がありますね。(去年は東谷山で遭難者が出ており、決してナメてはいけませんが...)
距離や標高差が手頃で雪の状態次第では大展望を楽しみながら日帰り周回出来るのですから、迷った時はここですね。
今日も楽しい一日を過ごせました。
次に来る時は何とかタカマタギまで脚を延ばしたいものです。

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