<旅先の山> Vol.6 : 丹沢山 (霧氷の稜線歩き)

2018年03月18日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,644m
• 下り: 1,629m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:34
• 合計: 6:18

7:04 大倉バス停
8:03 8:06 駒止茶屋
9:18 9:27 塔ノ岳
10:18 10:32 丹沢山
11:19 11:21 塔ノ岳
12:22 12:28 駒止茶屋
13:22 大倉バス停

天候

山麓から中腹 : 晴れ
中腹から山上 : 曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路 : 小田急渋沢駅から神奈中バス約15分、大倉バス停下車。
帰路 : 同。

コース状況／危険箇所等

よく整備された歩き易い道ですが、階段が多いので少し膝に堪えます。登山道には休憩所が点在していて、トイレを使用する際は協力金として100円支払うことになります。

その他周辺情報

小田原駅の近くに「万葉の湯」という温浴施設があります。

写真

小田原駅から、小田急電車で出発進行。

渋沢駅で下車、ここからは神奈中バスに乗ります。

日曜日の始発便は登山客で満員、さすがは人気の山ですね。

15分ほどで終点の大倉バス停、大勢の方々に混じって下車します。

さて、歩き始めましょう。

車道歩きは短く、少し歩いたところから山道になります。山道といってもよく整備されていて、遊歩道のようです。

しばらくは植林帯のなかを緩やかに上っていきます。

この道は大倉尾根、なるほど、尾根道ですね。

植林帯を上っていくと見晴茶屋です。それほど見晴らしがいいわけではありませんが、数名の方々が休憩されています。

このあたりからは階段が多くなります。

階段だけでなく、ところどころ、こういう木道もあります。ほんとうによく整備されています。

ここは駒止茶屋、階段上りで汗が出てきました。服装調節を兼ねて少し休憩します。

また木道です。

このあたり、絵に描いたような尾根道です。

そして堀山の家。甘酒、お汁粉、といったメニューが貼り出されています。

堀山の家あたりからは次第に急坂になります。

相変わらず階段続きです。標高が上がるにつれて曇りがちになり、風も冷たくなってきます。

こんどは花立山荘。「氷」の時季にはまだ早いと思うのですが…。

さらに上っていきます。

このあたりから霧氷がみられるようになります。意外。

塔ノ岳へ向けて、最後の上りです。

霧氷が一段と成長(?)しています。

塔ノ岳の山頂に着きました。晴れていれば富士山その他の大展望の筈ですが、きょうは残念、ご覧の通り。

あたり一帯は霧氷がきれいです。こうやってみるとサクラに似ているなと思います。昨夜のニュースで東京のサクラが開花したとありましたが、丹沢山上では既に満開です(?)。

「サクラ」の根元は、風で散った「花びら」で覆われています。

山頂に建っているのはは尊仏山荘です。寒いせいでしょうか、内部は大勢の方々で賑わっていました。

塔ノ岳をあとに、丹沢山への道に入ります。ここからは少し人が少なくなります。道は霜柱が解けてぬかるみになっていて、足元が泥だらけになります。

この道も霧氷がきれいです。

霧氷の稜線…。

まだ、冬ですね…。

この道は「丹沢主脈」、神奈川県を代表する縦走路ですね。

緩やかな稜線を進みます。このあたり、シカがよく出るらしいのですが、きょうは出遭いません。

丹沢山の山頂に着きました。塔ノ岳のようなピーク感はなく、少し地味な山頂です。

山頂標識です。
百名山、73座目。

ここには「みやま山荘」、お邪魔します。

山荘の内部です。きれいに清掃されていて快適そうです。

壁にはご主人とスタッフの自己紹介が貼られています。ご主人の山歴に圧倒されます。

軽くエネルギー補給。

丹沢山をあとに、往路を引き返します。

本日二度目の塔ノ岳です。先程よりはすこし晴れ間がみられるようになりましたが、遠景は相変わらず雲のなかです。

気温が上がったのか、風に飛ばされたのか、「花」は散ってしまいました。

大倉尾根を下ります。冬雲(?)の下、相模灘から真鶴岬あたりが望まれています。

駒止小屋まで戻ってきました。あと一時間の下り、エネルギー追加。

大倉に下りてきました。きょうも無事に終わりそう…ですが、鼻がムズムズ。今朝服用してきた花粉症の薬は、既に効き目が切れたようです。

大倉からバスで渋沢駅に戻って…

…渋沢駅からは小田急で小田原へ戻ります。

小田原駅の近くに「万葉の湯」という温浴施設があります。値段は少し高めですが、昨晩泊まったホテルで割引券を貰っていたので立ち寄ります。きょう一日の汗と泥と花粉を洗い流します。

さて、帰りも「青春18きっぷ」、名古屋まで5時間半…。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 サブザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック

備考

稜線は風が冷たく、手袋を忘れたのを後悔しました。

感想

ゲスト

首都圏近郊の百名山、それの「表参道」のようなルートとあって、大勢の方々で賑わっていました。曇り空で展望は今ひとつでしたが、霧氷がみられたのは嬉しい誤算でした。丹沢一帯にはほかにも色々な山があるようなので、機会があれば再訪してみたいです。